嫁さんと俺のことについて語る。
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33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:48:51.73 ID:L2YpeNoN0
かくしてCちゃんは俺の嫁さんになってくれたワケだが、新婚の甘い空気もそこそこに、Cちゃんは忙し過ぎて家事もロクにできない。
朝は9時に出勤、夜は終電、下手したらタクシー。納期前になると帰って来れない日もあった。
それでも責任を感じて、家事をやろうとするCちゃん。
勿論分担してたけどそれでもしんどくて段々笑顔も減っていき、まだ若いのに目の下のクマばかり蓄積されていく…
ある日ついに泣きながら仕事を辞める!!と喚いた。
やりたくてやりたくてやっと就いた仕事だけど、せっかく結婚できたのにゴボウ君との時間を取れない、こんな生活は辛い悲しい寂しいとわんわん泣く。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:50:00.63 ID:V0R2O1Mo0
広末似と聞いて>>1に対する親近感が憎しみに一転した
続けろください
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:51:59.56 ID:L2YpeNoN0
いやいや、確かにこのまま過労死されたら困る。
少しでも彼女の負担を減らそうと率先して家事をしていたんだけど、本人にとっては負い目になっていたんだな。
ついには、
「ゴボウくんも働いて疲れてるのに、ロクにご飯も作れないこんな私なら離婚されても仕方ない」
とすら言い出した。
そうかー…そんなに想ってくれてたんだなあと
そっと抱きしめた体が痩せて痩せて、本当に折れてしまいそうで。
そこで俺、決断したわけよ。
仕事辞めようってさ。
主夫になって、毎日彼女を支えてあげれば負担も減るし、負い目に感じることもなくなるかなってさ。
自分の仕事も軌道に乗ってたし、正直勿体無かったけど
ぶっちゃけ金銭的には俺が働かなくても全然余裕があった。
勿論この話をした時のCちゃんは烈火の如く怒って、これこそ離婚になり掛けた。
それでも
「君を支えることだけを、俺の一生の仕事にしたいんだ」
と再びプロポーズして何とか説き伏せ。いや〜泣いたね、泣いた。
37 : 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2011/08/03(水) 01:53:54.17 ID:9HN1wPvT0
男前すぎ
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:55:29.56 ID:L2YpeNoN0
それからは、毎日朝6時半に起きる、朝食、弁当の用意。
朝シャンするならタオルの準備、ストッキングをはきやすく一度腕を通しておいてやるw
8時に出勤を見送って、掃除、洗濯、庭の水やり
たまにワックス掛けやDIY。
夕方前にスーパーで買い物、夕飯の支度、風呂掃除。
とにかく全てを彼女中心に考える毎日になった。
Cちゃんは、その生活に慣れると精神的に楽になったのか。
休日になるとフル回転で掃除だ洗濯だとボロボロになっていた姿が、ゆったりと二人リビングでお茶をしつつ、テレビを見て昼寝をして…みたいな日々に笑顔が戻った。
「猫でも飼おうか?それとも犬かなあ?」
「庭にシンボルツリーを植えようと思うんだけど何が良い?」
「今度コレ食べたいな」
「お任せください。」
本当に、人生で一番の幸せの時だった。
だけど、彼女死んじゃったんだよね。
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:56:03.97 ID:PtMlNR+sO
え?
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:56:11.44 ID:oGPhCL410
おいちょっと待て
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:29.05 ID:4e2l6NZq0
おい
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:32.71 ID:C6puCJDpO
嘘だろ?
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:47.98 ID:3kKyzp+v0
やめてくれ
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:49.54 ID:L2YpeNoN0
普段通りの朝で、お弁当に好きな手作りチーズハンバーグを入れてやって
「やたーお昼楽しみー」
てニコニコしながら出勤したのに、
その20分後に車に轢かれちゃったよ。
病院着いた時には既に死んじゃっててさ、警察では遺留品?ですっつって荷物と食ってない弁当箱見せられてさ。
運転手の居眠りのせいだとか、そういうの聞いた気がするんだけど
もうああいう時、なーんにも聞こえないのな。
だってさっきまで、普通に話して普通に笑って、行って来ますのチューをして
夕飯は何にするかなーとか、本当いつもの朝だったんだ。
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:59:25.43 ID:Tl4yWrRQ0
支援したのになんていう結末なんだこれ
縦読み?ねえななめ読み?
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:00:22.46 ID:PtMlNR+sO
絶句
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:01:29.18 ID:L2YpeNoN0
結局、訳が判らないままお通夜、告別式だのして
葬儀屋の言うがまま喪主だからって流れに身を任せて
警察行ったりして、時間があっという間に過ぎて。
毎日毎日、ひたすら朝と晩とを繰り返して
腹もロクに空かないし、眠くも無い。
でも段々彼女がいない現実は ひしひしと身に染みてくるんだわ
主夫だからなおさらな、家の中に一日中いるから現実が圧し掛かる。
頭が冷静になってきて、色々、向こうの親御さんとかも心配してくれたりして。
そうして日常が動き出すとさ
あーもういないのか?
本当に死んじゃったのか?って実感沸いてきて
したらどんどん喪失感が強くなって
もう死のうかなって思い至った。
四十九日の前夜、朝起きてまだ自分が生きてたら自殺しようって思って
遺骨と一緒に海にでも飛び込もうって、たいして眠くないのにベッドに入った。
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:02:18.86 ID:oGPhCL410
どうせ釣りだろ?ID腹筋とか言うんだろ?
早く言って下さい
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:03:39.36 ID:L2YpeNoN0
したらさ、その晩今まで一度も夢に出てきたことないのに、夢に出てきやんの。
居間でさ、彼女がお気に入りのソファに寝っ転がりながらシネマ情報誌見ててさ
俺が「何か映画観たいの?」って聞いたら「うん、これ観たい」
つってさ
「じゃあ、これから観に行く?」
って言ったらさ
「ううん、先に一人で行く」
って。
「何で?寂しいじゃん」
って言ったら
「大丈夫、席は取っといてあげるから」
って眩しい朝日の中で、凄い良い笑顔でこっち振り向いて、
そこで目が覚めた。
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:05:08.61 ID:PtMlNR+sO
あれ、目から水が
53 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/08/03(水) 02:06:03.62 ID:tnn9XRnB0
俺もだ
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:06:29.58 ID:L2YpeNoN0
もう、目が覚めた瞬間にわんわん啼いて。
こんなに泣いたこと無いんじゃないかってくらい泣いて。
心配して泊まりに来てた両親が部屋に駆けつけるくらい。
何十年ぶりに母親に抱きしめられちゃったよ。
四十九日は旅が終わって、そして現世とお別れを告げる日だって
確かそんな意味だった気がする。
彼女が死んでしまったことや、失うことの恐怖に溺れて、毎日ただぼうふらの様に生きていたけど
ああ、違うんだって。
彼女はそんなこと望んでなくて…
いつかまた向こうで会えるから、席は用意しておくから
ゆっくりおいでって、思い込みかもしれないけど…
そう言ってくれた気がしたんだ。
かくしてCちゃんは俺の嫁さんになってくれたワケだが、新婚の甘い空気もそこそこに、Cちゃんは忙し過ぎて家事もロクにできない。
朝は9時に出勤、夜は終電、下手したらタクシー。納期前になると帰って来れない日もあった。
それでも責任を感じて、家事をやろうとするCちゃん。
勿論分担してたけどそれでもしんどくて段々笑顔も減っていき、まだ若いのに目の下のクマばかり蓄積されていく…
ある日ついに泣きながら仕事を辞める!!と喚いた。
やりたくてやりたくてやっと就いた仕事だけど、せっかく結婚できたのにゴボウ君との時間を取れない、こんな生活は辛い悲しい寂しいとわんわん泣く。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:50:00.63 ID:V0R2O1Mo0
広末似と聞いて>>1に対する親近感が憎しみに一転した
続けろください
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:51:59.56 ID:L2YpeNoN0
いやいや、確かにこのまま過労死されたら困る。
少しでも彼女の負担を減らそうと率先して家事をしていたんだけど、本人にとっては負い目になっていたんだな。
ついには、
「ゴボウくんも働いて疲れてるのに、ロクにご飯も作れないこんな私なら離婚されても仕方ない」
とすら言い出した。
そうかー…そんなに想ってくれてたんだなあと
そっと抱きしめた体が痩せて痩せて、本当に折れてしまいそうで。
そこで俺、決断したわけよ。
仕事辞めようってさ。
主夫になって、毎日彼女を支えてあげれば負担も減るし、負い目に感じることもなくなるかなってさ。
自分の仕事も軌道に乗ってたし、正直勿体無かったけど
ぶっちゃけ金銭的には俺が働かなくても全然余裕があった。
勿論この話をした時のCちゃんは烈火の如く怒って、これこそ離婚になり掛けた。
それでも
「君を支えることだけを、俺の一生の仕事にしたいんだ」
と再びプロポーズして何とか説き伏せ。いや〜泣いたね、泣いた。
37 : 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2011/08/03(水) 01:53:54.17 ID:9HN1wPvT0
男前すぎ
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:55:29.56 ID:L2YpeNoN0
それからは、毎日朝6時半に起きる、朝食、弁当の用意。
朝シャンするならタオルの準備、ストッキングをはきやすく一度腕を通しておいてやるw
8時に出勤を見送って、掃除、洗濯、庭の水やり
たまにワックス掛けやDIY。
夕方前にスーパーで買い物、夕飯の支度、風呂掃除。
とにかく全てを彼女中心に考える毎日になった。
Cちゃんは、その生活に慣れると精神的に楽になったのか。
休日になるとフル回転で掃除だ洗濯だとボロボロになっていた姿が、ゆったりと二人リビングでお茶をしつつ、テレビを見て昼寝をして…みたいな日々に笑顔が戻った。
「猫でも飼おうか?それとも犬かなあ?」
「庭にシンボルツリーを植えようと思うんだけど何が良い?」
「今度コレ食べたいな」
「お任せください。」
本当に、人生で一番の幸せの時だった。
だけど、彼女死んじゃったんだよね。
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:56:03.97 ID:PtMlNR+sO
え?
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:56:11.44 ID:oGPhCL410
おいちょっと待て
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:29.05 ID:4e2l6NZq0
おい
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:32.71 ID:C6puCJDpO
嘘だろ?
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:47.98 ID:3kKyzp+v0
やめてくれ
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:57:49.54 ID:L2YpeNoN0
普段通りの朝で、お弁当に好きな手作りチーズハンバーグを入れてやって
「やたーお昼楽しみー」
てニコニコしながら出勤したのに、
その20分後に車に轢かれちゃったよ。
病院着いた時には既に死んじゃっててさ、警察では遺留品?ですっつって荷物と食ってない弁当箱見せられてさ。
運転手の居眠りのせいだとか、そういうの聞いた気がするんだけど
もうああいう時、なーんにも聞こえないのな。
だってさっきまで、普通に話して普通に笑って、行って来ますのチューをして
夕飯は何にするかなーとか、本当いつもの朝だったんだ。
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 01:59:25.43 ID:Tl4yWrRQ0
支援したのになんていう結末なんだこれ
縦読み?ねえななめ読み?
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:00:22.46 ID:PtMlNR+sO
絶句
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:01:29.18 ID:L2YpeNoN0
結局、訳が判らないままお通夜、告別式だのして
葬儀屋の言うがまま喪主だからって流れに身を任せて
警察行ったりして、時間があっという間に過ぎて。
毎日毎日、ひたすら朝と晩とを繰り返して
腹もロクに空かないし、眠くも無い。
でも段々彼女がいない現実は ひしひしと身に染みてくるんだわ
主夫だからなおさらな、家の中に一日中いるから現実が圧し掛かる。
頭が冷静になってきて、色々、向こうの親御さんとかも心配してくれたりして。
そうして日常が動き出すとさ
あーもういないのか?
本当に死んじゃったのか?って実感沸いてきて
したらどんどん喪失感が強くなって
もう死のうかなって思い至った。
四十九日の前夜、朝起きてまだ自分が生きてたら自殺しようって思って
遺骨と一緒に海にでも飛び込もうって、たいして眠くないのにベッドに入った。
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:02:18.86 ID:oGPhCL410
どうせ釣りだろ?ID腹筋とか言うんだろ?
早く言って下さい
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:03:39.36 ID:L2YpeNoN0
したらさ、その晩今まで一度も夢に出てきたことないのに、夢に出てきやんの。
居間でさ、彼女がお気に入りのソファに寝っ転がりながらシネマ情報誌見ててさ
俺が「何か映画観たいの?」って聞いたら「うん、これ観たい」
つってさ
「じゃあ、これから観に行く?」
って言ったらさ
「ううん、先に一人で行く」
って。
「何で?寂しいじゃん」
って言ったら
「大丈夫、席は取っといてあげるから」
って眩しい朝日の中で、凄い良い笑顔でこっち振り向いて、
そこで目が覚めた。
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:05:08.61 ID:PtMlNR+sO
あれ、目から水が
53 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/08/03(水) 02:06:03.62 ID:tnn9XRnB0
俺もだ
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 02:06:29.58 ID:L2YpeNoN0
もう、目が覚めた瞬間にわんわん啼いて。
こんなに泣いたこと無いんじゃないかってくらい泣いて。
心配して泊まりに来てた両親が部屋に駆けつけるくらい。
何十年ぶりに母親に抱きしめられちゃったよ。
四十九日は旅が終わって、そして現世とお別れを告げる日だって
確かそんな意味だった気がする。
彼女が死んでしまったことや、失うことの恐怖に溺れて、毎日ただぼうふらの様に生きていたけど
ああ、違うんだって。
彼女はそんなこと望んでなくて…
いつかまた向こうで会えるから、席は用意しておくから
ゆっくりおいでって、思い込みかもしれないけど…
そう言ってくれた気がしたんだ。
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