>>26 悪いな俺は大正義ポンデリング派だ。
熱い視線ってどういう意味合いだ。頑張れよって感じの?
>>29 オマエ カノジョ イル コロス みたいな奴だ
出会いがクソ長くてすまない、思い出がすらすらリターンしてきて止まらん
苦笑いされるのも当然で、半年くらい前に俺の高校とすみれの高校は問題を起こしていた
うちの高校はいくつかコースがあった
俺のいたのは勉強コースみたいなやつで学力も品性も(所詮男子校内での話だが)高かった
良い奴が多かったから小中学校で虐められてた俺も虐められなかった
学力的に一番下はスポーツコースで授業は少ないが部活に熱心、見た目はいかついけど悪い奴はあまりいなかったと思う
問題を起こすのは頭の悪いこいつらに見えるのだが実情は違った
問題を起こすのは真ん中のコースの連中で部活も勉強も中途半端で何しにきてんのって感じだった
そんな奴らが駅前ですみれの高校の生徒に突然「おいデブ死ねや」みたいな暴言を吐いたらしい
言われた生徒の親が高校に苦情を言ったため両学校中に話が広がり関係ない俺らもホームルームで怒られた
そんな話があったので俺もその手の奴と思われていたのかもしれない
なんか必死に自分はいい奴ですアピールしたのは覚えてるけど
ひたすら苦笑いされてたと思う
日差しが強くて暑くて虫が多くて大変だった
俺ばかり喋ってたからチュロスは口に入らなかった
体感時間15分くらい話した(確か1時間くらい経ってた)頃に冷静になり急に恥ずかしくなった
なので会話を終わらせる方向に持っていき「今日はありがとう」みたいなことを言うとすみれは
「ドーナツありがとうございました」的なことを言って去って行った
二度と女子に声をかけるまいと思った
あとダメ元でメアド聞いときゃ良かったと後から思った
数年ぶりくらいの女子と話した(会話というより語り掛けだったが)の衝撃は強く
それからずっと すみれのことばかり考えていた
その後すぐ夏休みになった
受験生ということで提督の仕事を自主休業していたのでとかく暇だった
勉強はほぼしてなかった
いても経ってもいられず家から30分弱の学校最寄り駅まで電車で行き
デパートの手芸屋に行き帰るという作業を毎日のようにした
かなりやばい人だったはず
何日か繰り返すと店員と気まずくなり適当な手芸用品を買った
使い方は分からなかった