2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg easterEgg
 
 
 

Pickup

 
 
 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 

僕とオタと姫様の物語
(3ページ目)  最初から読む >>

 

228 名前:70 ◆DyYEhjFjFU   投稿日:04/09/02(木) 04:16
「お腹すいてない?」

「ぺこぺこ。何か食べないと死んじゃう」

おーけい。

ホテルから ちょっと歩くけど、すごく美味しいイタ飯がある。

あたかも詳しいそぶりで説明する。でも実は仕事で何度か行ったことがあるだけ。

店に向かう途中、母から電話があった。食事を作ってるのに父さんまで消えたと抗議の電話。

仕事で6日まで戻れないと手短に説明すると、ため息と空電のノイズ。

良心がちくちくしたから、母の電話を切ったのち弟に

 >母さんが風邪。倒れたみたいだ。すぐ帰ってくれ

とメールしておいた。


弟は晦日から彼女の部屋に入り浸り。

ぼくは お金で彼女の側にいれる可哀想な やもめ。

労働と賃金は平均化されるべきなんだよ。弟よ。

ぼくと弟では すさまじい不平等にあるからね。


彼女がニヤニヤしながら、ぼくを見てた。

それから「いいよね。お母さん優しくてさ」と言った。



229 名前:70 ◆DyYEhjFjFU   投稿日:04/09/02(木) 04:21
くと彼女の つかの間の仲ないれど ぼく彼女の家庭とかも暮らしてる環境を知

帰りたくない。と何か聞いた彼女のセリフに思出した。

かあるろうな、と憶測しながらも聞けないあれれ考えてから「白と緑ってだったの?」と間けな問をしてった。

女は笑いな 淡いグ

ニヤニヤ笑いをかべ今夜しみだと言った。

、なるほ、そうか。だっら緑のに


ぼくの前を走ったり、いきなりんだなく歩彼女る。

ーライズのデニムに小さい紙のグが残てるのに気づたか手をわして、バっと剥ぎ取ってあ

ん?と訝る

残ってたよ。とく。

小さなれには「ミスクスティーンと英で書かたロゴがンクの文字で印刷されてた

16歳ね。


には20くなのかもな。人びりする15だりして。

の中。最後まくは彼女の年を知るがなかった。




231 名前:70 ◆DyYEhjFjFU   投稿日:04/09/02(木) 04:24
店は意外にも人が多かった。

はぁ。予約しといて正解だった。3日だから。という理由は都心じゃ関係ないのか。


席に案内されると、コートを店員に渡した彼女が

「ヒロってさ。実は すごく遊んでるでしょ」

と言った。

これには笑った。

実は、と彼女が言ったのには、見かけと違ってというニュアンスが強く含まれてて喪男なのに なんでこんなとこ知ってるの?と言いたげだった。

「いや、仕事でさ」と正直に答える。

でも、彼女には それが真実とは伝わらないだろうな。

ぼくは彼女の頭の中で ちょっぴり再構築され、彼女の男を見る目が やや改善される。

そんな馬鹿げたことを想像して笑ってしまった。

ぼくは姫様が推測するままの男。

食卓には高そうな分厚い刺繍のクロスが2枚かけられてて店員が運んできたパンをぼくが いくつか選ぶと直接クロスに無造作に並べられた。


彼女が好奇心に溢れた子供っぽい熱い視線で、給仕の手の動きを追う。

「食べてもいいのかな?」

「もちろん」とぼく。


「コーヒーとか先に もらう?」

「ん~。お酒飲みたい」


「好きなワインとかある?」

「よくわかんない」


ぼくもよく分からないから、給仕に選んでもらった。

パンを千切る彼女の手の動きは子供みたいに元気で蝋燭の明かりと飲めないお酒で ぼんやりしながら ぼくは彼女の指先から肩華奢な鎖骨から首すじ そして唇が上下する様を見つめてた。

綺麗だよ。姫様。ここで食べたいよ。



234 名前:70 ◆DyYEhjFjFU   投稿日:04/09/02(木) 07:37
メインが運ばれてきたら ふたとも無口にて、それこ食事なっ

しろ飢えてたし、味いとこ滅多に来れないし。


の後はエスプレッソ

女は飲み、デートに手をつけなで そこからワインを も1本空け

彼女がテブルらっと、でも心地よげに投げ出した手を握った

ていたをさっと開いうしたの?」と小声で言う。

「綺麗だな。と思ってさ

が左右へ引っ張られて、柔らかな顔、形のいいハンが作れると彼突然ーブッドバてきた。

彼女は味し事を心のから楽んでいう店で みょうに かしこまったり、ぎしゃく上品に振舞ったりしないれすることなくぼくいることを 仕事とり切ってないよに見え しかもリラックスしていた


やばいなほんとうにい。

好きまいそうだ。心底

、はの前に置かれたキに気づたかを し宿げしげと眺稿、そから つつっとぼくの方へ押し出した

うした?」

「ケーキ嫌い」

と彼女。


甘いのなの?

甘い好きだけ、ケキはい」

めたかり2つめのケーを頬るぼく

2杯目エスッソを飲み出したあたりで だしぬけに気づいた。

彼女の首筋類にかすに残った あの香り。

ニラエッス。

すると彼女の実家菓子屋なんだうか。い、それにもバニラセン匂い そんな強いのか

バニセンスのだけ付着するなのか?

女は菓子屋を経営する両親と上手り合ってない?だからケーキが嫌い?

「さちょだけ かじらせて

う言って手を貿伸ば彼女の一で、ぼくのは跡形もなくんだ。



235 名前:70 ◆DyYEhjFjFU   投稿日:04/09/02(木) 07:45
よく店を出て、れからタクすると彼た。

は わたと言い、まだみ足いと付け加え

女の手を握り、ゆる行しながら街からは逸た方と向かう

気持よくて、しく彼女は身の上話をした。

「ヒロにしいおんがい尿ていね」と。

しねお父さんには もうずっと会ってないんだ」

向か店は青白くる模造鍮の灯が出ていて、かにも今っぽい普請な、っこ造り誌のでしたこのないよなおねえんが沢山

れじゃ場ぼくがいていいな場じゃない。

ンタ番奥の奥のテーブ座ると すぐにホーのおねやってて注を急かされ

肌がプラスチックみたな、均一の茶色染みひと

も小さくて髪ろにひっ詰せいで黒うに見

白いストライプの入黒の光沢のあるジャージ

腹はだしで、美い筋肉覆われている


ジンジャエルとミルクを注文して、そからやけに恥ずしくた。

変なやつがんまりいない、朝までやってるし、員がちゃんしてるか ひとりで酔ても平気」

変なやつに何かされるんだうな。酔っると。


それか10分もないは すやすやと寝息を立て始めた。

2本のうち1本分は彼女の胃袋中。

りゃ寝ちま


ーブルで勘定済ませて、彼女尿えあ店内の客からおおっ、と声が上がっ

内心ぼくは彼女しまったせいで、心細かっ

んな違いな場所 ひとり残され心境で臆病になり、早く退かった


に気取て お姫様だしたけじゃないんだけどな焦りで沿思わてしったと思。完全キョてしまた。

ホーの女の子が気を利かせて、彼女のコートウサギ毛の手首がらんだ灰色のプードルたいな毛塊とバッ運んでく殿けにドアまで開姿くれ

お気をつけて」言ってれたホールの女の子の口調械的でかさたような気分らいで、それが せめ救いだった。




236 名前:70 ◆DyYEhjFjFU   投稿日:04/09/02(木) 07:53
ても彼 いっこ起きる気配がなが通るまで彼女を抱え上げこと

も苦た。

は軽かったし、感触はよかったし、彼髪に顔を近づできた。


で さきいた店音楽と ざく聞たのり返るとドアが内側にやや開たようた。れただ。

次に、ドアが大きく開かれ、あの女が走ってやっ

「これりかに渡て上げてください」と言のフロッピィを彼バッグに押し込だ。

ク呼びす?と言ってくれたけど、丁寧に退して、大きりまで歩くとに


タクはすぐ捕ま、彼女を乗せる

りかタクシーよ。これか

とわと彼女の名を入れて話しか

女は一瞬いてぼく顔を確認したど、すに興味を無くて またく眠っ


かってい。どういう字なん姿う。

、それすら偽なの


道路は渋滞ぎみで、ホテルに到するまで けっこうがかかっ

いつの間にか眠ったようで、運転手にホで起こされた。

場所をそう指定したの、ホテロビに横付けな間抜けは避けることができたけだ。

屋に戻って2時た。


寝苦くて目がめたんど、彼がみてきてたせいかいてた。

ういえば替えとか用てなったんだよな

シャーを浴びてゼッスローブ出して着た。

鏡に映すと笑えるくらい似合ってなかった。


でもえにくにでも家にもどるか。

んなえなら、寝てる彼女をっくり返し、服を脱がけ取ってシーで くる

彼女の下着は真珠貝の殻のが刻ま姿て白 その下着まれて横たわる彼女は おそろく魅力的だった。

酔って寝てし、まぁ仕方ないか。


煙草を吸てから、彼女のバッからフロッィを取り出た。

ぼくは誰か他人の持ち物ひっき回したりなんてしない。罪悪感はかった


ロッピィの中には10kの画像ファイルが3つ

拡張子はgifでブザでードすると真黒な画面。

またまオタにうか。



244 名前:70 ◆DyYEhjFjFU   投稿日:04/09/02(木) 19:05
画像ファイルをダウンロードしてオタにメール。

特に注釈は付けずに これもよろしく。と。



それにしても一体なんだろう?

どう見ても ただの真っ黒な画面だ。

液晶のせいで微妙な色合いが見えないだけなのか?


彼女は寝ているとはいえ、傍らにいるのに、注意が足りなかったのかもしれない。

それとも浅い罪悪感のせいで、大胆になっていたとか。普段は もっと繊細なはずだ。


そのとき寝ているはずの彼女が むくっと起きた。

なんの前触れもなく、機械仕掛けで動く人形が内部時計に反応して動きはじめたように。

あまりに唐突過ぎて声を出すことも、その場を動くこともできなかった。

もちろんPCにはフロッピィが刺さったままで、丁寧なことに画像まで表示してある。真っ黒だけど。


唾液くらいは飲みこめたかもしれなかった。

彼女は目を開けているのか、閉じているのか判然としない菩薩像のような とろんとした目で、あたりを見回し、それから ぼくを認めると

「だめじゃんヒロ。早く消さないと」

と言った。

「け。消す?なにを?」

彼女は とてもゆっくりと起き上がり、ベッドから降りると ぼくの頭をぎゅっと抱きしめ、優しく額にキスしてくれ それから四つん這いになって前進しながら、部屋中のコンセントを探し、そして抜きはじめた。




>>次のページへ続く



関連記事

 
 
 
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:純愛, 泣ける話, 胸キュン, 青春, これはすごい, 相手の過去,
 

 
 
 
 
 

こちらもどうぞ

 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 
 

おすすめ記事2

 
 
 

おすすめ記事3

 
 
 

人気記事(7days)

 
 

お世話になっているサイト様