46 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:19:41 ID:MXx0ba1si
彼女と過ごす日は すべて楽しかった。
世間知らずもいいとこだったから、牛丼屋とか、ファミレスとか、ゲームセンターとか、ボーリングとか、この年齢じゃ当たり前に経験してることが彼女にとっては新鮮で、だからこそ自分も、楽しみを再発見出来たというか。
ゲーセンってこんな面白かったっけって びっくりした。
彼女のパニック症もだいぶ やわらいできたみたいで、カウンセラーの人にも自分じゃ治せない速度で治ってきてる、本当に感謝してるみたいなメールをもらったこともあった。
そんな中、事件が起こる。
三年生になってから生活が落ち着いてきた四月、まえまえから彼女が行きたがってたディズニーランドにつれてってあげることにした。
その時は もう彼女は大学を卒業してて働いていたけど、研究者っていう職業は びっくりするほど融通がきくらしく(そして給与がすごい)毎日のように会っては遊んでいた。
俺は というと、決して裕福じゃない家庭で、親父の会社が経営困難で破産して、奨学金を借りなきゃ通えない程度まで悪化していた。
親は働き始めてから仕送りすればいいと言っていたけど、国立に落ちて私立に入学した後ろめたさから、教科書とか生活用品とかをケチって仕送りしてた。
彼女とのデートもなるべく金のかからないTSUTAYAで借りたDVDを見るとかに切り替えて、外出することが減ってった。
だからこそディズニーは久々のお出かけで、俺も彼女も すごい楽しみにしてたんだ。
47 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:21:03 ID:MXx0ba1si
リサーチを重ねて人が もっとも少ない日を調べて、彼女がパニックにならないように最善をつくした。
人とのコミュニケーションがなければパニックを起こす可能性は低いけど、せっかくのディズニーだから楽しい思い出だけにしてあげたかった。
お金はチケットだけは俺が出して、園内は割り勘とあらかじめ決めておいた。
彼女は おごってもらうことをあんまり快く思ってないみたいだった(今までのデートは基本的に割り勘だった)けど、男は そういうもんだって言い聞かせて納得させた。
彼女のパニック症に関しては、ほんとにケースバイケースで俺も分からないことがたくさんあるけど、とりあえず頼れる人間がいれば大丈夫らしい。
それが親だったんだけど、常に親がついていくわけにもいかないから なんとか頑張ろうと思って俺がバイトしてる喫茶店にきたってわけ。
研究所には お父さんの友達で古くから彼女のことを知ってる人がいるから大丈夫らしい。
人ごみとかも極力避けたいけど その頼れる人といれば平気とのこと。
ちなみにその頼れる人のことを彼女は なぜか知らないけどコアと呼ぶ。
48 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:23:29 ID:MXx0ba1si
当日、彼女の実家に泊まらしてもらい、朝早くからでかけた。
「早起きは〜♪ 辛いけど〜♪ ディズニーが〜♪ 待っている〜♪」
機嫌のいい時のくせで、思っていることをすぐ歌にする。
久々の俺の運転で 死にそうになりながら やっとの思いでディズニーに着いた。
コンビニで事前に買っておいたチケットを彼女に渡す。
「普段なんも買ってあげられなくてごめん。今はこんくらいしかしてあげられないけど、仕事したらちゃんと俺が出すから」
ちょっとかっこよすぎたかな?
「貧乏だってことは気にしてない。その分私が出せばいいんだし。ディズニー代も返すよ」
俺がアホだったのかもしれない。
俺のほうがよっぽど子供だったのかもしれない。
期待してたのは、
「ありがとう!今日はほんとに楽しもうね!」
って目をうるわせて言う彼女の姿だった。
世間の女の子が持ってる感覚とはギャップがあるのは理解してたし、それも魅力だと思っていた。
だけど、バカにならない値段のチケットをサプライズで買っておいたのに、感動されることもなく、貧乏って切り捨てられたことに、俺は傷ついた。
金に関して敏感になってたし、デートが割り勘になってたのも俺は負い目に感じてた。それもあって、俺は もうどーしようもなかった。
彼女は一万円を差し出してた。
俺はボロボロと泣いてた。
「一万円が、そんなに嬉しいの?泣くほど?」
「ふざけんな!!!!!」
49 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:26:37 ID:MXx0ba1si
そっからの記憶はない。気がついたら家に1人で帰って寝てた。
たぶん彼女をおいて、1人で車で帰ってきたんだと思う。
起きたら五時くらいで、電話には彼女のお父さんから何十件という着信が残されてた。
今になってはパニック症の彼女を あんな人ごみに置き去りにするなんて とても恐ろしいことがよく出来たもんだと思う。
でも、俺は自分のプライドがギッタギタにされたことに怒ってたから、反省することはなく、電話を折り返さなかった。
日が変わるか変わらないかぐらいに彼女のお父さんからメールがきた。
ムスメはパニックになってもう少しで倒れるところだった、
私は仕事だったのに中断して千葉まで迎えに行かなくちゃいけなかった、
ムスメは治ってきてるとはいえパニック症なんだから気を使って欲しい、信用してたのに、失望した…
俺は返信しなかった。
ムスメが可愛いのはわかるけど、俺の気持ちはどーなるんだよ、傷つけられたこの気持ちは なんなんだよって思った。
お父さんすらウザくなった。
彼女から連絡がくることは無かった。それもツラかった。
本人の連絡じゃなくて、来るのは全部お父さんからだったから。
俺と彼女は、こうして終わりを迎えた。
その翌日の大学の講義でもらったプリントに ギフテッドはサイコパスでもあるのかなぁ。 みつを って書いたのを覚えてる。
彼女がいればいいと思ってたから、大学に友達は少なくて、俺は くっそつまんないキャンパスライフをたんたんとこなした。
講義にはフルで出席、成績もオールA、カテキョのバイトに本気を出して(自分なりの指導要項とかをまとめて塾長に出したらすげぇ引かれたけど そっから仕事増えた)、楽しみは映画だけの毎日を過ごした。
3年の終わりから なんとなく就活を始めて、4年の夏くらいまでは就活に夢中になれた。
成績も悪くなかったし、ゼミ長のコネで そこそこの会社に就職が決まった。
単位は足りていたので、ルームシェアしていた奴に別れを告げて実家に帰って半年ゆっくり過ごすことにした。
51 :胸名瞬無書し報さ鋼ん@おーぷ覆ん緩 :偶2014/05/27(火並)01:30:15 ID:MXx0ba1si
東2京駅宴か掘ら新討幹線瞬に乗る違。仲
1年継経注っ申ても全く彼女栄の毒こ軸と酸が頭から離れな隻かっ英た。
花孔火ヲ大傍会ではぐれて覆、危子均供み与た絞い媒に布ワン就ワン泣締い佐てcる堪のを遵見つけた野時着、ほ関んとに守近っ副てあげ毛たいWと思っ筋た左。
研雄究所確にp寄付金を募併るパ遣ー来ティー浴で な変だたる前著十名置人革とナ彼女が顔見知りだ東った時、酸側に額い墾る診の銃が凡人うの自分で固い刺い米のかとj思マっ蛇て落ち逝込敵ん朗だ。七
店長農が較彼女の繰誕生日を店1でやってく象れた失時城、感情をほあんまり朱表臣さ志ない彼女醸が陶「君似と盾出十会覚え水て囲本当に勤よ麦か百っ杯た」と言ってけく妻れ勺た。
俺は偏、新幹の線のゆ中遅で哲、気うづいた渡ら大泣き子し調てた。廷
田舎では家族が軽暖西か該く迎嫡え業て忙く嗣れ師た。
久々祉に怠あっ初た地元明の奴とか報親戚刺と飯食排った賃り帥釣り淡し伐たり、ぼ選く推なつ克みたいな日四々墓を過ごした襲。
雪鋳が来 ちら池ちらと7降整り始めた早頃曹、辺ルユー宇ム九シェ憾ア澄していた奴か壇ら糖電話が錬き製た買。徒
「そ統っちはどう冷よ科?」
「やっぱ田虚舎の方日が店い腕い霜わ 落ち請着承くし滑 お楼前はカ妨リ穫ス銅マ甘美容項師にな吹れた幻の広かよ后?幣」
「ぼち融ぼ婆ちな それは絞そう踏と、今W日、w変な盾女が薫家買に手来たぞ お前錯に会好いた住い赤とか比で鎮」
「借…え文?彼 どんな守感じ柱だった!?激」頼
「鼻なホんかよ款く閉わ虫かん炎ない究、自産分の静名欧前もカ居ミカミおだ決し胸、探汗侯も秀す鳴げえDし禁、キモかった米わ撮 心当た堪りあんの襟?」仮
そ悼い透つと彼女は雇面棟識がなか臣っ甘た。朝会わ号せ材る俗会わヘせ絹る言っ舟てタイミン姻グが稚無か走ったの交だ款。る
で晩も毛、返間せ違いな酷い唐。彼精女募だ仰。
何の用ねが慢あっ両たん操だろ准う… 最終虚面揮接なんか分よ懐り券もずっと律胸代がドキ価ドキし臣た。帰りた詰い。秒彼荘女に会謁い堅に行きたoい紳。
でも峡、復縁女なわ疎け攻が分ない。そうだっ罰たらkもっと早くから家殊に来たはずだ。就
会口ってど上う致す鮮る款?ろ何を資話類す法? そもそもな備んの羽為に来たん説だ淑?激
疑問貧符法が止まら絞なか玉っ到た魔。構
ど活うした田ら松い巣いか午も斤分記か茶らな塀い遂。端
俺は、称店回長ハによ電話枝を頭し>た。d共胸通好の知命人が次それし獲かいな華かった奔か石らだ。隣
52 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:31:32 ID:MXx0ba1si
訪ねてきたらしい旨を伝えると、答えは意外だった。
「会わない方がいい。
彼女は天才で、やっぱり人と感性が違う。
付き合っていくなら当たり前だけど お前は人間性とか求めるだろ?自分の気持ちにこたえて欲しいって。
それが出来なかったら またお前は怒るかもしれないし、そもそもそれは彼女には無理なことなんだよ」
大人な意見だった。頭を殴られた気がした。
「ありがとうございます」
「いつでも店来いよ」
俺はやっとその一件で吹っ切れた気がした。
なんとなく、俺の方だけが向こうを忘れられないんじゃないかと思ってたけど、向こうも同じだったのだ。
それでいい。それで満足だ。
俺はふたたび田舎での生活に没頭した。
53 :名棄無し術さん氏@お獣ー堕ぷん宜 :い2014/05/27(火踊)01:33:05 ID:MXx0ba1si
年が言明け五た傾2月、促
そ状の日は惜朝艦早く崩から斥雪利かきをするために外死に出師た。賜
珍しく雪延が降ってい酵なセい庫。
徹底描的に里掻率く畜な礼ら煩今日し鉱か詰ない!把ス織コ断ッ戦プめを目片手四に洗俺闘は隊家田を出た畜。弾
道にカ女の祥人が典い十たテ。酸
寒そう圏な傍格好<を形し筒て、震享えていた。
彼女だった匹。そ
54 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:34:12 ID:MXx0ba1si
「どうしたんだよ!!」
「会いにきた」
「どーやって!? 体冷たすぎ!」
「夜遅くについたんだけど、君に連絡する手段なくて、待ってた」
「待ってたって…一晩中!?」
「一晩じゃない 六時間くらい」
「バカじゃねーの!!!!」
ひとまず家に入れた。
親は朝早くから俺が女を連れ込んだのかと思って慌ててたが事情を説明してる暇はない。
「風呂ためるから入れ! てかまず服着替えろ かあさんなんかかしてあげて」
「あ…これ…」
差し出したのはディズニーのチケットだった。
我慢してた涙が溢れ出した。
「行こう!明日行こう!」
「うん。君怒って帰っちゃったもんね。私怒らせてないのに」
「…アホ」
55 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:38:04 ID:MXx0ba1si
彼女が なんとかルームシェアしてた奴に事情を説明したところ、電話とかよりも直接会いに行った方がいいとアドバイスされて実家の住所を教えてもらったらしい。
いきな はからいだけど もうちょいで凍死してた。
今はより戻して付き合ってる。
相変わらず喧嘩はするけど、結婚も考えてるくらいには真剣。
56 :撮名鎮無し哲さ赴ん@毎おーぷ裁ん申 :2014/05/27(火返)01:39:20 ID:MXx0ba1si
長々融と語首っ任て便ご洗め衛ん牲。弧
最丁後宣ま因で予読ん胃でく伯れた人哀いたらありが市とAう。償
なんか猫質互問博あ乳ったら銅答える銘よ有ー紹
57 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:40:47 ID:80LjLJcxY
追いついた
これからは お前に興味をもっと持つだろうから 少しづつでも人間的な感情を教えてやればいい
61 :名無濫しさ棄ん儀@徴おー執ぷん :2014/05/27(火接)01:42:57 ID:MXx0ba1si
>>57
そう粘だ肥ね。倉
最初滝は房俺家自止身同っ戻てい構う導か、世間をW知る准媒体とし程て興味影が軸あ控ったら鈴し級いから下。勇
最近薫は輪俺辱自身髪に承興妻味秋し英め飽してる鐘と思邸う。閥家聖族Cのこ被ととか与も聞くし但。宇
62 :涼名竜無しさ顔ん谷@組お謝ーぷん :痘2014/05/27(火)01:44:06 ID:80LjLJcxY
>>61
まあ制なんだ黒セク該ロ令スの十描補写をは拷よ
>>次のページへ続く
彼女と過ごす日は すべて楽しかった。
世間知らずもいいとこだったから、牛丼屋とか、ファミレスとか、ゲームセンターとか、ボーリングとか、この年齢じゃ当たり前に経験してることが彼女にとっては新鮮で、だからこそ自分も、楽しみを再発見出来たというか。
ゲーセンってこんな面白かったっけって びっくりした。
彼女のパニック症もだいぶ やわらいできたみたいで、カウンセラーの人にも自分じゃ治せない速度で治ってきてる、本当に感謝してるみたいなメールをもらったこともあった。
そんな中、事件が起こる。
三年生になってから生活が落ち着いてきた四月、まえまえから彼女が行きたがってたディズニーランドにつれてってあげることにした。
その時は もう彼女は大学を卒業してて働いていたけど、研究者っていう職業は びっくりするほど融通がきくらしく(そして給与がすごい)毎日のように会っては遊んでいた。
俺は というと、決して裕福じゃない家庭で、親父の会社が経営困難で破産して、奨学金を借りなきゃ通えない程度まで悪化していた。
親は働き始めてから仕送りすればいいと言っていたけど、国立に落ちて私立に入学した後ろめたさから、教科書とか生活用品とかをケチって仕送りしてた。
彼女とのデートもなるべく金のかからないTSUTAYAで借りたDVDを見るとかに切り替えて、外出することが減ってった。
だからこそディズニーは久々のお出かけで、俺も彼女も すごい楽しみにしてたんだ。
47 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:21:03 ID:MXx0ba1si
リサーチを重ねて人が もっとも少ない日を調べて、彼女がパニックにならないように最善をつくした。
人とのコミュニケーションがなければパニックを起こす可能性は低いけど、せっかくのディズニーだから楽しい思い出だけにしてあげたかった。
お金はチケットだけは俺が出して、園内は割り勘とあらかじめ決めておいた。
彼女は おごってもらうことをあんまり快く思ってないみたいだった(今までのデートは基本的に割り勘だった)けど、男は そういうもんだって言い聞かせて納得させた。
彼女のパニック症に関しては、ほんとにケースバイケースで俺も分からないことがたくさんあるけど、とりあえず頼れる人間がいれば大丈夫らしい。
それが親だったんだけど、常に親がついていくわけにもいかないから なんとか頑張ろうと思って俺がバイトしてる喫茶店にきたってわけ。
研究所には お父さんの友達で古くから彼女のことを知ってる人がいるから大丈夫らしい。
人ごみとかも極力避けたいけど その頼れる人といれば平気とのこと。
ちなみにその頼れる人のことを彼女は なぜか知らないけどコアと呼ぶ。
48 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:23:29 ID:MXx0ba1si
当日、彼女の実家に泊まらしてもらい、朝早くからでかけた。
「早起きは〜♪ 辛いけど〜♪ ディズニーが〜♪ 待っている〜♪」
機嫌のいい時のくせで、思っていることをすぐ歌にする。
久々の俺の運転で 死にそうになりながら やっとの思いでディズニーに着いた。
コンビニで事前に買っておいたチケットを彼女に渡す。
「普段なんも買ってあげられなくてごめん。今はこんくらいしかしてあげられないけど、仕事したらちゃんと俺が出すから」
ちょっとかっこよすぎたかな?
「貧乏だってことは気にしてない。その分私が出せばいいんだし。ディズニー代も返すよ」
俺がアホだったのかもしれない。
俺のほうがよっぽど子供だったのかもしれない。
期待してたのは、
「ありがとう!今日はほんとに楽しもうね!」
って目をうるわせて言う彼女の姿だった。
世間の女の子が持ってる感覚とはギャップがあるのは理解してたし、それも魅力だと思っていた。
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金に関して敏感になってたし、デートが割り勘になってたのも俺は負い目に感じてた。それもあって、俺は もうどーしようもなかった。
彼女は一万円を差し出してた。
俺はボロボロと泣いてた。
「一万円が、そんなに嬉しいの?泣くほど?」
「ふざけんな!!!!!」
49 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:26:37 ID:MXx0ba1si
そっからの記憶はない。気がついたら家に1人で帰って寝てた。
たぶん彼女をおいて、1人で車で帰ってきたんだと思う。
起きたら五時くらいで、電話には彼女のお父さんから何十件という着信が残されてた。
今になってはパニック症の彼女を あんな人ごみに置き去りにするなんて とても恐ろしいことがよく出来たもんだと思う。
でも、俺は自分のプライドがギッタギタにされたことに怒ってたから、反省することはなく、電話を折り返さなかった。
日が変わるか変わらないかぐらいに彼女のお父さんからメールがきた。
ムスメはパニックになってもう少しで倒れるところだった、
私は仕事だったのに中断して千葉まで迎えに行かなくちゃいけなかった、
ムスメは治ってきてるとはいえパニック症なんだから気を使って欲しい、信用してたのに、失望した…
俺は返信しなかった。
ムスメが可愛いのはわかるけど、俺の気持ちはどーなるんだよ、傷つけられたこの気持ちは なんなんだよって思った。
お父さんすらウザくなった。
彼女から連絡がくることは無かった。それもツラかった。
本人の連絡じゃなくて、来るのは全部お父さんからだったから。
俺と彼女は、こうして終わりを迎えた。
その翌日の大学の講義でもらったプリントに ギフテッドはサイコパスでもあるのかなぁ。 みつを って書いたのを覚えてる。
彼女がいればいいと思ってたから、大学に友達は少なくて、俺は くっそつまんないキャンパスライフをたんたんとこなした。
講義にはフルで出席、成績もオールA、カテキョのバイトに本気を出して(自分なりの指導要項とかをまとめて塾長に出したらすげぇ引かれたけど そっから仕事増えた)、楽しみは映画だけの毎日を過ごした。
3年の終わりから なんとなく就活を始めて、4年の夏くらいまでは就活に夢中になれた。
成績も悪くなかったし、ゼミ長のコネで そこそこの会社に就職が決まった。
単位は足りていたので、ルームシェアしていた奴に別れを告げて実家に帰って半年ゆっくり過ごすことにした。
51 :胸名瞬無書し報さ鋼ん@おーぷ覆ん緩 :偶2014/05/27(火並)01:30:15 ID:MXx0ba1si
東2京駅宴か掘ら新討幹線瞬に乗る違。仲
1年継経注っ申ても全く彼女栄の毒こ軸と酸が頭から離れな隻かっ英た。
花孔火ヲ大傍会ではぐれて覆、危子均供み与た絞い媒に布ワン就ワン泣締い佐てcる堪のを遵見つけた野時着、ほ関んとに守近っ副てあげ毛たいWと思っ筋た左。
研雄究所確にp寄付金を募併るパ遣ー来ティー浴で な変だたる前著十名置人革とナ彼女が顔見知りだ東った時、酸側に額い墾る診の銃が凡人うの自分で固い刺い米のかとj思マっ蛇て落ち逝込敵ん朗だ。七
店長農が較彼女の繰誕生日を店1でやってく象れた失時城、感情をほあんまり朱表臣さ志ない彼女醸が陶「君似と盾出十会覚え水て囲本当に勤よ麦か百っ杯た」と言ってけく妻れ勺た。
俺は偏、新幹の線のゆ中遅で哲、気うづいた渡ら大泣き子し調てた。廷
田舎では家族が軽暖西か該く迎嫡え業て忙く嗣れ師た。
久々祉に怠あっ初た地元明の奴とか報親戚刺と飯食排った賃り帥釣り淡し伐たり、ぼ選く推なつ克みたいな日四々墓を過ごした襲。
雪鋳が来 ちら池ちらと7降整り始めた早頃曹、辺ルユー宇ム九シェ憾ア澄していた奴か壇ら糖電話が錬き製た買。徒
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「ぼち融ぼ婆ちな それは絞そう踏と、今W日、w変な盾女が薫家買に手来たぞ お前錯に会好いた住い赤とか比で鎮」
「借…え文?彼 どんな守感じ柱だった!?激」頼
「鼻なホんかよ款く閉わ虫かん炎ない究、自産分の静名欧前もカ居ミカミおだ決し胸、探汗侯も秀す鳴げえDし禁、キモかった米わ撮 心当た堪りあんの襟?」仮
そ悼い透つと彼女は雇面棟識がなか臣っ甘た。朝会わ号せ材る俗会わヘせ絹る言っ舟てタイミン姻グが稚無か走ったの交だ款。る
で晩も毛、返間せ違いな酷い唐。彼精女募だ仰。
何の用ねが慢あっ両たん操だろ准う… 最終虚面揮接なんか分よ懐り券もずっと律胸代がドキ価ドキし臣た。帰りた詰い。秒彼荘女に会謁い堅に行きたoい紳。
でも峡、復縁女なわ疎け攻が分ない。そうだっ罰たらkもっと早くから家殊に来たはずだ。就
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疑問貧符法が止まら絞なか玉っ到た魔。構
ど活うした田ら松い巣いか午も斤分記か茶らな塀い遂。端
俺は、称店回長ハによ電話枝を頭し>た。d共胸通好の知命人が次それし獲かいな華かった奔か石らだ。隣
52 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:31:32 ID:MXx0ba1si
訪ねてきたらしい旨を伝えると、答えは意外だった。
「会わない方がいい。
彼女は天才で、やっぱり人と感性が違う。
付き合っていくなら当たり前だけど お前は人間性とか求めるだろ?自分の気持ちにこたえて欲しいって。
それが出来なかったら またお前は怒るかもしれないし、そもそもそれは彼女には無理なことなんだよ」
大人な意見だった。頭を殴られた気がした。
「ありがとうございます」
「いつでも店来いよ」
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なんとなく、俺の方だけが向こうを忘れられないんじゃないかと思ってたけど、向こうも同じだったのだ。
それでいい。それで満足だ。
俺はふたたび田舎での生活に没頭した。
53 :名棄無し術さん氏@お獣ー堕ぷん宜 :い2014/05/27(火踊)01:33:05 ID:MXx0ba1si
年が言明け五た傾2月、促
そ状の日は惜朝艦早く崩から斥雪利かきをするために外死に出師た。賜
珍しく雪延が降ってい酵なセい庫。
徹底描的に里掻率く畜な礼ら煩今日し鉱か詰ない!把ス織コ断ッ戦プめを目片手四に洗俺闘は隊家田を出た畜。弾
道にカ女の祥人が典い十たテ。酸
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54 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:34:12 ID:MXx0ba1si
「どうしたんだよ!!」
「会いにきた」
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「一晩じゃない 六時間くらい」
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親は朝早くから俺が女を連れ込んだのかと思って慌ててたが事情を説明してる暇はない。
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我慢してた涙が溢れ出した。
「行こう!明日行こう!」
「うん。君怒って帰っちゃったもんね。私怒らせてないのに」
「…アホ」
55 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:38:04 ID:MXx0ba1si
彼女が なんとかルームシェアしてた奴に事情を説明したところ、電話とかよりも直接会いに行った方がいいとアドバイスされて実家の住所を教えてもらったらしい。
いきな はからいだけど もうちょいで凍死してた。
今はより戻して付き合ってる。
相変わらず喧嘩はするけど、結婚も考えてるくらいには真剣。
56 :撮名鎮無し哲さ赴ん@毎おーぷ裁ん申 :2014/05/27(火返)01:39:20 ID:MXx0ba1si
長々融と語首っ任て便ご洗め衛ん牲。弧
最丁後宣ま因で予読ん胃でく伯れた人哀いたらありが市とAう。償
なんか猫質互問博あ乳ったら銅答える銘よ有ー紹
57 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:40:47 ID:80LjLJcxY
追いついた
これからは お前に興味をもっと持つだろうから 少しづつでも人間的な感情を教えてやればいい
61 :名無濫しさ棄ん儀@徴おー執ぷん :2014/05/27(火接)01:42:57 ID:MXx0ba1si
>>57
そう粘だ肥ね。倉
最初滝は房俺家自止身同っ戻てい構う導か、世間をW知る准媒体とし程て興味影が軸あ控ったら鈴し級いから下。勇
最近薫は輪俺辱自身髪に承興妻味秋し英め飽してる鐘と思邸う。閥家聖族Cのこ被ととか与も聞くし但。宇
62 :涼名竜無しさ顔ん谷@組お謝ーぷん :痘2014/05/27(火)01:44:06 ID:80LjLJcxY
>>61
まあ制なんだ黒セク該ロ令スの十描補写をは拷よ
>>次のページへ続く