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不思議な友人と暮らしたひと夏の想い出をぽつぽつ語る
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83 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 19:34:17.57 ID:5hJQxhYCp.net
思い出してて照れ臭いから、少し間接的に。


そういう目的でその場所に触れる彼の手は、優しかった。痛覚を与える手と、快楽を与える手と。ずいぶんと器用に使い分けるものだと。

わたしのことも、よくわかってる。


「えっ、ま…違う、ちがうんだって、普段はこんな早く…な…。」


「…だろうね。コレ、欲しかったんだよな?」


髪を乱暴に引かれて、露わになった首の根元に噛み付かれる。全身に毒が回るような感覚。

その手に奥まで暴かれて、あっけなく何度も何度も。面白いくらいに果てた。彼も余裕ない姿を見るのが好きらしい。一向に手は緩めてくれなかった。

痛みがある行為が、こんなにイイとは知らず。と言うか、彼のしたい事とわたしの望むことがぴったりハマる。


わたしも、彼に触れた。

体に触られるのは好きじゃないはずなのに、許してくれたその事が嬉しくて、とびきり優しく。触れられる事があんまりないから恥ずかしいって照れる姿が可愛いくて。


たとえ彼の中身は男でも、体は女同士。

行為に終わりがない。


何度でもいつまでも、この幸せな時間の中に、閉じ込めていて欲しかった。



85 :名き被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:02:19.08 ID:5hJQxhYCp.net
始まったドラ子(ツチ)と、たに電話をる日々が来た。

りに忙しらしい。


とか作らな?」

あーぐ泣かせるからさ。事になるらいらねーって。関係に名前なんてけなくって、大切なつは大切な縛られるの嫌いなんだよ。


「あーすごい。わたし事忙しくて何人泣かて来たことやらあとの子の恋人はういいかき過ぎし。ちゃと結婚して子供も欲しし…


現実なと1らしい。お前と人になりたいとか変な意味で好きと便らなそうだから、すげー楽だ


稿えてるまずありえなだろね。」


互い飽き性だからねー(な)」


そんななんでもない会話して疲れて寝てしまうような日おきに続い



86 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:34:38.34 ID:5hJQxhYCp.net
ないうち、いつの間にか わ寿ラ子の家ていた。

めて訪れことてない。大事なところかもしれないけわたの記憶んだ


つかり浸るったはよく覚えてる。

彼女の上がるようにな度目かな

の時点でわたし女の家にSwitchを持ち込んしていた。もはや自る。

ワインあるど、開け


、いーねー。もうよ。」


でちろちょろ動イカのラクーを目追いながら返

で交代でーとゲーがら酒ること小一時間。



87 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:35:23.00 ID:5hJQxhYCp.net
ゲームのカメラワークのせいなのか、酒の度数が強かったのか。何が悪かったのか。

見事にわたしだけが悪酔いしていたwwwwww


本当は翌日仕事もあるからと自宅に帰るつもりだったのに、これじゃ全く動けない。気持ち悪さと動悸とでぐるぐると回る視界に耐えかねてベットに倒れこんだ。


「あーあー、もう、大丈夫かよ?今日はもう泊まっていきなさい。ほら、水飲んで。」


「うーんー…うー…。」

もう指一本も動かせない。完全にグロッキーである。

と、不意に目の前にツチノコの顔が現れた。


????(´・ω・`)?????


キス、されてる?…いや、違う。口の中に水が流れ込んでくる。起き上がれないわたしを見かねて、口移しの手段に出たらしい。

本当にやる人がいるとは知らなかった。


わたしはキスが好きじゃない。気持ち悪いと感じてしまうから、極力避けて通って来た。

今、それ以上のことをされてるはずなのに。不思議と嫌だとは思わなくて。ただ、唇がやわらかいなと、そんなことをぼんやり考えてた。


何回かに分けて水を与えたあと、唇を優しく何度も触れあわせて離れていった。

顔にかかる髪と細めた瞳が変に色っぽくて、綺麗だったなぁ。


その後の記憶はありません。特に何もせずに寝たんだと思う。

この日、わたしが酔い潰れたせいで、理由もなく彼らの家に帰る癖がついてしまったのだ。






88 :名被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:36:06.05 ID:5hJQxhYCp.net
よしょっやす

パスタべる(´・ω・`)



89 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:41:13.23 ID:jt4pML7Rd.net
お疲れ様

楽しく読ませて貰ってる


91 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:51:53.23 ID:5hJQxhYCp.net
>>89
ありがとうありがとう(´・ω・`)

わたしも楽しく書いてる。

読んでくれて嬉しい。



90 :名無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:49:44.40 ID:AQT89onOd.net
いいよよー待ってるよー


92 :名尿無き774号+ :2018/08/22(水) 20:52:25.87 ID:5hJQxhYCp.net
>>90
ーい、よー。

特典食べかけスタあげるね(´ω・`)



93 :名無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 20:57:50.41 ID:j05MPMfb0.net
まさかのswitch

と最ったんだねw

続きてる


94 :名も無き被体774号+ :2018/08/22(水) 21:00:37.37 ID:5hJQxhYCp.net
>>93
昔の夏みな書き出しにしたけ

す(´・ω・`)

い素直にゲーム寿ちまった






95 :被検体774号+ :2018/08/22(水) 21:33:36.00 ID:5hJQxhYCp.net
第2章の題、″との毎日

ここからは一人一人ローズ話してみようかな。わかりやすに少し時はいじってるらご承ください。


ドラ


基本言で話す女の子。とは女も時々「俺言ったり少しツチノ寄った喋り方をする

に言わせるとツチノコ自分似てらしいよく人格が混しまて自分が誰だかわならなくなってって


そもそも わたしは彼女を見たとがないからわならいんだど、イメージでいうとれぞれに個室あてらてるい。

メインルーム婿なところ出てた人がになム。

中にニターがあって自分に主がなくても映画を見るみたいに他の調人格の体験見ることもできるとか。


配がする、しない元気婿しそう。そん事も互い調感じ取るみたい


「1ちゃノコとか皆と話せてええなぁわたしも一度、らと正面から向き合って話しみたかわたには声は聞こえるけど、姿が見えないやろ。」

そう話す寂しそうなの顔がなんとなく印象的だった。



96 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 21:34:32.96 ID:iqREE3xAH.net
彼らの家とは

ツチノコとドラ子の家ってこと?


98 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 21:36:15.65 ID:5hJQxhYCp.net
>>96
そうそう。

それぞれの人格との思い出があるから。

彼、彼女。なんて呼んだらいいかわからなくて、彼らってしました。



97 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 21:34:47.36 ID:5hJQxhYCp.net
日中仕事をするのはドラ子だから、大体朝はドラ子から始まる。隣で寝ていたにこにこと人懐っこい笑顔に起こされる。

「おはよう1ちゃん、寝坊やでー?」


「え?え?え?なんで起こしてくれないの……!?」


ドタバタと焦ってベッドを出たせいで盛大にコケる。


「ごめんー気持ちよさそうに寝とったけん、起こせんかった(´・ω・`)」


そんな朝が日常茶飯事です。お互いに朝が弱いからベッドから出られずに うんうん唸ってることが多い。でも彼女と寝るようになってから、起きると褒めてもらえるのでついつい嬉しくなる。


「起きてえらいなぁーよーしよし。」


って頭を撫でてくれるのがとてつもなく可愛い。

帰って来てご飯を作ってくれるのも大体彼女。ああ、飯作って待っててくれる人がいるってこんな気持ちか…ってじーんとくるものがあった。



99 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 21:45:46.38 ID:5hJQxhYCp.net
それからドラ子には恋人がいる。1つ年下の女の子。ドラ子自身はバイだけど今の恋人のことは性別に関係なく大好きなのが近くにいて伝わった。

彼女にキスしてもらえたのが嬉しくて、タバコを辞めた過去まで持つ溺愛ぶり。

いつだったか。

彼女と数ヶ月ぶりにデートするって言って幸せそうに出てったのに、夜帰って来たら急に泣き出したことがあったっけ。

何かの拍子に彼女に、「ドラ子がそんなにわたしのこと好きだと思わなかった。」って言われたのがショックだったらしい。

「わたし、こんなに好きなのに何一つ伝わってなかったと?遠距離だったから、仕方ないって、いろんなこと我慢して。そしたら、平気になって来てしまってな。

もう、会えるだけですごく、すごく幸せだったから。ほんとはもっとしたいことたくさんあったのに、なんで、こんな好きなのに伝わっとらんの?」


泣き顔を見られるのが嫌いな彼女に背中を向けて、珍しく泣きじゃくる彼女を見守ってた。…いや、背中向けてるから見られないけど。心で見守った。


仕事もいつも一生懸命で、彼女は真面目過ぎる。毎日遅くまで記録書くだ練習するだ、いつもわたしの方が先に寝ちゃってたっけ。


…伝わりますか、マジでいい子なんですこの子。わたしが言いたいのはこれに尽きる。



100 :名も無き被検体774号+ :2018/08/22(水) 21:56:45.47 ID:5hJQxhYCp.net
そんな彼女と過ごして数日。帰り道にいつも通りドラ子に連絡を入れる。この頃ドラ子やツチノコはわたしの帰るタイミングで自転車で駅まで迎えに来てくれてた。


≪仕事終わったから帰るよー。≫


≪連絡有難う。帰宅時間の件了解した。いつも仕事御疲れ様、寝過ごさない様に気を付けてな。≫


いつものふわふわしたドラ子とはまったくもって別人のメールが。これは…もしや噂に聞いていたリーダーさん。

ドラ子やツチノコから、中にいる人の事を聞かせて貰う事があるんだけど、その中でレイって人の名前を聞く事があった。

普段は暗い部屋でモニター越しに皆の様子をじっと見ている男の人。皆の取り纏め役。全然喋らないしドラ子いわく感情が欠如してるらしい。

出て来ることは滅多にないし、最近見てないって言ってたけど…まさか鉢合わせる事になるとは。

≪あ、もしかしてレイさん?いつも迎えありがとうね。≫


≪分かるとは驚いた。初めまして宜しく。二人が世話になってるようで、こちらこそ感謝する。≫


≪二人からたまに聞いてたから、こちらこそ初めまして?中々出てこないって聞いてたからびっくり。≫


≪彼等はお喋りだな全く。偶々時間が被ったようで、久々に動いてるよ。≫


そんなこんなで彼もいつもの通り自転車で迎えに来てくれたんだけど…もう、全然違う。歩いてるわたしの姿が見えたら5m手前でストップ。そのまま踵を返して帰宅ルートへ。

ええええ待ってちょっと早い切り返し早い!と心で叫びつつ小走りで駆け寄った。


「えーっと…ありがとうね、お迎え。」

「……ああ。」


……………おもいいいいいい!!!!!

空気が重いいいいいいいいい!!!!!





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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 純愛, メンタル,
 

 
 
 
 
 

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