俺が高校一年の時、先輩に恋をした
俺が高校一年の時、先輩に恋をした
立ったら書きたいと思う
ちょっと長くなるけど立ち止まって覗いていってほしい
高校一年時のスペック
身長175
体重75
色黒ゴリラ
隠れ半ヲタ
童貞
DQNにもヲタにもなりきれない当時
毎日友達とクラスの誰とヤりたいかとかXX先輩エロいとかの話ばっかりで毎日が楽しかった
夏休みも終わり二学期も漠然と過ぎていく
そして文化祭を2週間前を迎え、うちのクラスはコスプレ喫茶店を出す事になった
コスプレ喫茶店と言っても女子が男子の制服を着て、男子が女子のスカートをゴムで止めて無理矢理ワイシャツにリボンして接客するってだけのもの
今考えてもしょぼい
しかしクラスの山本が体育の時間に言い出した
続けろ
>>3
はい。続けます
山本『文化祭で可愛い女子のアドレスをゲットしたい』
携帯を買ってもらったばかりの俺もアドレス帳には女は母親とピザの姉だけ
俺も何としても可愛い女子のアドレスが知りたい!!
そこで山本がとった発案したものは、女子の客が来たらどの男子に接客されたいかを指名を問う作戦だった
この時は面白そうだと思った
他の男子も乗り気だった
自分のスペックも考えず
普段は大人しく一人でいる事の多い写真部の大野まで眼鏡の奥で眼をキラキラさせていた
たぶんあの時やっとクラスの男子が一つになったと思う
真面目なうちのクラスの数少ないDQNなグループもヲタグループもみんな文化祭に乗り気になった
DQNグループのアイデアで名刺と名札を作る事になり、みんな名刺に源氏名と本名とアドレスを書いた
もちろん大野も
ちなみに大野の源氏名はメガネっ子だった
>>8
大野それ源氏名ちゃうww
根暗代表の大野の発案でヘルプにつくのは指名の少ない人間を優先するルールになった
これは俺を含む低スペック者たちから拍手喝采だった
一連の作戦に盛り上がる男子を女子は呆れていたが笑って許してくれていた
そして文化祭当日、コスプレ喫茶店は開店した
コスプレ喫茶店に女子の客が来る度に
『いらっしゃいませ、誰になさいますか?』
の大音声のカマ声
文化系グループがフォトショか何かで作った遠足の写真を切り抜き拡大した指名ランキングが壁に並ぶ
しかし そこは俺のスペック
指名こねえええwwww
あまりの指名のなさにヘルプによくでた
ちゃっかり名刺は渡す
「ゴリ子です。メール下さいw」
ちなみにキャバクラスタイルの様に隣に座るのではなく座る女子の横に俺達は仁王立ち
ただただ仁王立ち
そして午後になり、部活の先輩女子達三人が来た
俺と先輩たちは あんまり話した事なかったが、指名のない俺と もう一人の同じ部活の友達の山本を見かねて笑って指名してくれた
ヘルプは大野
そして俺は この時初めて知った
メガネっ子大野の眼鏡が この日おNEWな事を