変なテンションの女
(2ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
☆ 舞台は近未来。サンフランシスコ郊外に住むマーティン一家に家事専用ロボットのNDR14(ロビン・ウィリアムズ)が届けられ、アンドリューと名付けられる。しかし、人間的感情をもち備えているアンドリューは、やがて人間でありたいと強く願うようになり、自分と同じようなロボットを探す旅に出る…。
クリス・コロンバスがアイザック・アシモフの小説『バイセンテニアル・マン』を原作に製作・監督したヒューマンSF映画。S・スピルバーグ監督の『A.I.』に先駆けるかのように、200年の時の流れの中をロボットが苦悩しながらさまよい続ける。
そんなアンドリューをR・ウィリアムスがいつもながらの芸達者な演技で体現。ジェームズ・ホーナーの感動的で麗しい音楽もすばらしい。(的田也寸志)
———とのこと。
物語の最後のほうでは、アンドリューと人間の女性との永遠の愛がテーマになってくるという、それはそれは素晴らしい話だそうだ。
序盤はコミカルだったので、裕子も小さく笑いながら、黙々と鑑賞。
裕子がやってくる前に一回見ておいた僕は、裕子をチラチラみながら雰囲気を伺う。
後半になるにしたがって、内容は「愛」が浮き出てくる。
映画のネタバレになってしまうが、ラストはアンドリューが一人の「人間」として認められ、アンドリューは死ぬ間際になって、長年一緒に過ごしてきた女性と結婚することができた、というものである。
感動的なラストであった。裕子にどうこうしようという下心を忘れてしまうくらい。2度目を見ても、感動してしまった。
「いい話だったなー」
エンドロールが流れている時、僕はとりあえずそんなセリフを裕子に言う。
「ねえ」
微妙に涙目になった裕子が返事してきた。
やはり、感動したのだろう。変な女だったら、ここで泣くことなんてあるのだろうか。
ここからは、僕と裕子の会話が中心になる。
裕子「愛ってさ、なんなんだろうね」
突然の質問で、僕はうまく答えられなかった。
裕子「恋と、どうちがうの?」
「なんで、そんな事を突然。」
裕子「ずっと昔から考えてた。突然じゃない。」
………そりゃあ、お前にとってはそうだが。
「やっぱ、ある人と一緒にいたいって思うことが、愛とか恋なんだろ」
裕子「もうちょっと、うまい言葉で定義して欲しい」
「そんな事いっても、理屈で説明できる感情じゃないだろ〜」
裕子「だって、ムカつくじゃない。誰かを好きなのに、その理由がわからないなんて。」
………こういうマジな話をするのは、初めてであった。
「国語の得意なお前の考えでは?」
裕子「………愛は相手を大切にしたい気持ち。恋は相手を自分のものにしたい気持ち。」
「まあ、その定義も微妙だけど。」
裕子「………違う違う!」
「ん?」
裕子「私が言いたいのは、今のことじゃなくて!」
「うん」
裕子「なんで、愛とか恋って言う『好き』の気持ちが、この世に存在しているのかってこと!」
「ああ?よくわからん」
裕子「よくよく考えてみるとさ、人間には恋愛とか必要ないんじゃないの?」
「えー?」
裕子「生きていくことだけだったら、そんな感情は必要ない。」
「………そりゃあ、メシ食って寝るだけなら、恋愛感情は必要ないな。」
裕子「でも、周りは『愛こそが全て』『all need is love』みたいな主張ばっかしでしょ。」
「ドラマとか、そうだな。」
裕子「だから、恋愛の状態に居ないと、虚しさでいっぱいになる。」
「周りが恋愛、恋愛と騒ぐから?」
裕子「少なくとも、みんなが黙っていれば、恋人がいない人だって無闇に悲しむことは無い。」
「お前はそういうけどさ、やっぱし本能的なものなんじゃないの?」
裕子「だってさ・・・・理屈、つけたくなるじゃん。」
「お前は、誰かを好きになったことが無いのか?」
裕子「………あるよ」
「だったら『all need is love』ってみんなが騒ぐのも必然じゃないか。」
裕子「だから、何で人を好きになるの?本能とか、そういう説明じゃなくてさ。」
「………ちょっと待て。考えてみる。」
———話がいったりきたりしてしまいがちだが、僕と裕子は沈黙状態に入った。
何で人を好きになるのか?
その女が可愛いから、いつも見ていたいから。
その女の匂いがいいから、いつもそばにいたいから。
その女が面白いから、いつも話していたいから。
………どうにも、中途半端だ。
ただ、今思った言葉を考えると———
「『人を好きになる』ということは『その人が自分に必要だと気付く』ことじゃないのか。」
裕子「なんで必要になるの?」
「一人じゃ生きていけないからだろ、やっぱし。メシを食うにも一人じゃ寂しい。」
裕子「………みんな、寂しいから、本能的に誰かを探しているの?」
「そうかも………親から離れるにしたがって、他の誰かを求めるのかも。」
裕子「ねえ」
「ん?」
裕子「寂しい?」
「………微妙。」
裕子「なんで?さっきまで散々理屈こねといて。」
「お前が近くにいるから、あんま寂しくない。だから微妙。」
・自分でも(なんかクサい展開になってきたな)と思ったが、もう後戻りはできない。
裕子「私は、まだぜんぜん寂しい。」
「日本語ヘンだぞ」
裕子「どうせ、ヘンな女だと思ってるくせに。」
「いや、お前は人より寂しがり屋だから、ヘンな女のフリして自分をごまかしてるピエロだ」
自分でも、なかなかヒドイ事を言ってしまった、と瞬間的に反省。
しかし、このセリフで裕子が泣き出してしまう。
裕子「アホ、お前。」(えぐえぐ)
「す、すまん」(オロオロ)
裕子「女を泣かすな。」(涙をゴシゴシぬぐいながら)
「しょうがない。」
なにがしょうがないのか自分でもわからなかったが、僕はもう我慢できずに裕子を抱きしめてしまった。
ついでに、「よしよし」をするように頭をナデナデ。
裕子はますます僕の胸元で泣いてしまったが、鼻をすする声しか出さない。これはこれで、趣深い。
結局、「付き合おう」とも「好き」とも言わずに、裕子にキスまでしてしまった。
裕子を抱きしめている状態で、僕のアソコは完全に勃起して、裕子の腹部をグリグリ押し付けていた。
裕子「痛いんだけどっ!」
「ゴメン」
裕子「ムードとか、一発でぶっ潰してくれるね、君のご子息は。」
そう言いながら、裕子はズボンの上から僕のモノをニギニギしてくる。
(うわ!こりゃヤバイ)と思ってしまうほど、僕には刺激が強かった。
裕子「しちゃう?」
「お願いします。」
・僕のほうが、頭がイッパイイッパイになってしまって、なぜか下出な態度に。
裕子「どーせゴムとか用意してたんでしょ。」
「うん」
裕子「………殊勝なことね。」
裕子の方がノリノリで、僕はすっかり緊張していた。
裕子に押し倒されて仰向けにされ、あれあれと言う間に、裕子に衣服を剥ぎ取られていく。
そして、全裸仰向けの僕の前に、まだ衣服を脱いでいない裕子という情けない状況ができてしまった。
裕子「隠すなよ〜」(ニヤニヤ)
「いや、だって恥ずかしいし。」
裕子「そ ん な 感 情 は 知 ら ん !」
裕子は、僕の股間の一物をじっと見ていた。そして手にとって、それとなく撫で回してくる。
「うー」(気を抜くと射精してしまう・・・・・)
裕子「お世辞にも、いい臭いだとは言えないね。」
「ヒドイぞ、それは。しっかり洗ってるのに。」
裕子「別にいいよ。私のだって、どんなに洗ってもすぐに汚れちゃう。」
「そういうものか」
裕子「………なんかさ、二人の汚いところ同士をグリグリ密着させてかき回すのって、燃えない?」
「エロい、表現が。」
裕子「ふん。イビツな形にギンギンに硬くして。イヤラしいわね〜♪」
「お前、絶対エロ小説の読みすぎだ。」
裕子「そう。私は家ではもっぱらエロ小説です。」
「お前の国語の成績は、それで鍛えられたのか………」
裕子「———てやああああ!」
「!!」
突然、裕子がペニスを思いっきり掴んで激しくしごきだしてきたので、僕はたまらず自分の腹部に射精してしまった。
裕子「あははははは!ホントに飛んだ!!」
「ヒデェ・・・・」
裕子「ためしに、舐めてみよ。」
裕子は、ペニスから垂れている精液を舌先ですくい、さらにペニス全体を口に含んで、精液を舐め取ってくれた。
裕子「………ゲロ不味い。」
「無理するなよ」
裕子「でも、飲む。」(ゴクン)
「………」(かなり嬉しい気分)
裕子が萌える行動をしてくれたおかげで、ペニスは再び立ち上がった。素晴らしい。
裕子「うわー、ムクムクしてる………」
「気持ち悪いとか言うなよ!」
裕子「グロいってさ、認識の問題だから。」
「ん?」
裕子「つまりね。『これは、この形で当然のものだ』って思っているものは、グロイとか思わないわけ。
でも、もしその認識が無かったら、人間の体はどこも全部グロいよ?」
「萎える話だなぁ」
裕子「だってさぁ。私の手には、五本の指がある。しかも、それぞれ関節が2箇所もあって、グネグネうごくんだよ?指って。グロくない?」
「そう考えたことは無かった。」
裕子「目の周りに、まつげとか生えてるし。ほら。」
裕子は、俺と鼻がぶつかるぐらいに顔を近づけてくる。
「近すぎてキスもできん!」
裕子「こうゆう時は、こうするの。」
裕子は、自分のまつ毛と俺のまつげとが絡むように、瞬きをパチパチしてみせた。
今までに味わったことの無いくすぐったさ&恥ずかしさで、胸が切なくなってしまった。
「………」(ドキドキ)
裕子「アホ。黙るな。」
「わりぃ」
裕子「ね………お願い。」
\ シェアする /
関連記事
- 恋人のセ●クス直後の写メが浮気相手から送られてきた
- 遠距離で付き合ってたJDの彼女が最近誘いを断るようになった理由が判明
- 一生ぶん泣いた恋から一年が経った
- リアルでシンデレラストーリー体験をした
- おっさんと3年間一緒に住んでた話
- 既婚者だが社内で不倫してた時の話する
- 天然の女友達の枕元にコンドーム置いた結果
- 不倫相手に真実を打ち明けた結果
- せっかくできた彼女からある日、信じられないような提案が
- テンプレのようなビッチと付き合ってたころの話
- とある人妻と不倫が始まった経緯を語る
- 片想いしてたら学校辞めることになった
- 彼氏17歳年下だけど質問ある?
- ふと『可愛いなぁ』と思ってしまう時って? Part58よりダイジェスト
- もうすぐ卒業だから、高校の話をする
- 彼女の重大な隠し事が判明。初めて家に行って見たものは
- 風俗嬢と晩御飯いった…
- 嫁の浮気を黙認し続けた結果
- 狂気の元カノ。俺は得体の知れない生き物と付き合ってたのかもしれない
- セックスレスを乗り越えろ
- 風俗嬢と結婚したけど質問ある?
- 好きな人とセフレになったBBAだけど
- 元 幼馴染の嫁の馴れ初めと現在
- 不倫相手と海外挙式してくる。
- お姉さんに恋してしまったら予想以上に年上だった
- 上司と不倫仲になった経緯
- 友人のセフレがオレの彼女に昇格した
- 彼女の家に行ったら真っ最中でした
- アパートの隣の部屋の女性が俺の自室のドアの前に座って泣いてるんだけど
- 女子高生と先生
-
