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胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(104)
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126 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/15(火) 01:14:50.64 ID:vGXQr4GZ
どっかに書いたかもしんないんだけど。
学生時代の友人A。自称鬱病。
数年前に「鬱が治った!!」と吹聴しまくっていたくせに「体調が悪いから」と言ってヒキニート。26になるのに働いたことがない。
体調が悪い割には、毎日誰かと遊ぶ、バーゲンには行く、趣味に金はじゃんじゃんつぎ込む。
極めつけは、1回5000円ほどする婚活パーティーや合コンにも毎週のように喜んで出向く。
そんな生活なのに「働かないとダメだって焦ってる」というAを見かねて 誰かが仕事の話を持ってきても、面接に行くのに道に迷って「縁がない」「働く気がなくなった」と結局ニートのまま。
そんなAが私と共通の友人に合コンに招かれたのだが、この友人悪い意味で天然でAが鬱持ちだと言うことを、相手の男C男にばらしてしまった。
これを聞いたC男(自称毒舌らしい)がアピールかなんかしらんが、Aに張り付き
「えっ?何で鬱なんかになったのー?」
「合コン来れるのに鬱なの?似非鬱病(笑)」
「ってか働かないの?働けないけど合コン来れるんだね」
…と言い続けたらしい。
Aは号泣、場は大修羅場になったと、この場にいた友人談。
C男はDQNきわまりないし、バラした友人もDQNだけど正直私はC男GJと思った。
127 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/15(火) 03:04:23.99 ID:FXBW6GLL
うん、GJだねw
128 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/15(火) 03:27:00.29 ID:5kd9kTzA
普通にGJw
でもメンタルの病は下手に素人判断できないからねえ。
>>126の女みたいなのが病気と言われたら耳疑うけど
162 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/15(火) 15:36:51.57 ID:i6wAkGV9
武勇伝、と言えるほどのもんじゃないけど、他に該当スレが考えつかなかったので。
高校三年生の夏休み、前半でアルバイトして貯めたお金で、後半、福岡から神奈川に越してしまった友人に会いに行った。
その帰りの新幹線で。
席の隣には、朝丘雪路からケバさを削いで、さらに上品にしたような40代後半くらいの奥様が。
小説を読んでいるようだったけれど、小説を持っている手が、ずっとぶるぶると震えている。
確かに、新幹線車内は冷房効き過ぎで、冷蔵庫並に寒かった。
ふと、荷物の中にかっこつけ用の無駄ジャケットが入っているのを思い出し、それを出して
「よかったらこれを着てください。席も替わります。そちらの方が冷房が直接当たって寒いですし」
と言って渡した。
奥様はびっくりしていたけれど、素直に受け取って羽織ってくれ、席も私の窓側と替わった。
そこへちょうど車内販売のワゴンが来たので、熱いお茶をふたつ買い、ひとつは奥様に「これ飲んだら暖まりますよ」と渡した。
163 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/15(火) 15:37:36.07 ID:i6wAkGV9
そこから先は、奥様のターン。
「ありがとうありがとう。本当に寒くて寒くて死にそうだったの助かったわ。
私はこれから静岡の同窓会に行くところなの。
え?あなたはまだ高校生?え?大学生かと思ったわ!
じゃあ、卒業したらぜひ家に遊びにいらして。
家は東京の青山というところにあるの。
大学生の息子が2人いて、都内どこでも車で案内させるから!交通費だけ持ってくればいいから。
家に泊まってね。
連絡先渡すから、絶対に連絡ちょうだいね。絶対よ」
(本当はこの3倍くらいしゃべってたけど、昔のことであんまり覚えてないから割愛)
となんだか一気にまくしたてつつ、手帳を取り出して住所、名前、電話番号を書き記して渡してくれた。
私は「え…あ…どうも」としか言えなかった。
奥様は浜松で降りるときも、ずっと手を振って「電話してねー」と絶叫していた。
これで終わりです。
奥様は、知らない人に親切にされて一時的にテンションが上がってるだけだろうな、日常に戻ったら、いろいろ忙しくて連絡もらっても迷惑だろうと思って連絡しませんでした。
164 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/15(火) 15:38:19.06 ID:i6wAkGV9
私はもともと優しい人間じゃない。
たまたまその奥様が とても儚げで上品で、守ってあげなくちゃ!と思わせるような人だった。
それに、自分の母親が人格障害だったので、こんな母親だったら…とふと思っただけ。
私としては、あんなに喜んでもらえてよかった、それだけで満足。
現在の私は その奥様の年齢に近づきつつある。
今の時代だったら、メルアドを教えあって、年の離れた友人として楽しくやり取りできてたのかな…と思うとちょっと寂しい気持ちに。
今もお元気で、優しい息子さんと孫に囲まれて幸せに暮らしていてくれればと思う。
166 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/15(火) 15:54:52.54 ID:+9GIqc47
>>164
胸がほっこりしました
325 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/25(金) 14:16:42.59 ID:CF0iKStL
かなり昔の話ですが…。
とある専門誌系メインの編集プロダクションにて。
私「あれ?そういえば今日Mさん来ませんね」
先輩Sさん「Mなら辞めたよ」
私「え?辞めたんですか?知りませんでした。私にいろんな仕事を振ってくれるいい先輩だったのに」
先輩Sさん「は?お前いじめられてたんだぜ?」
私「ええ? 私、いじめられてたんですか?」
先輩Sさん「自覚ないの?土日も仕事押しつけられてたのに?ここの全員が知ってるよ。でも、下手に庇うと余計悪い方向に行くんじゃないかってことで、みんなで様子観てたんだよ」
私「そのおかげでいろんな仕事を高速で覚えられましたよ」
先輩Sさん「でもお前のアイデア、ほとんどあいつにパクられてただろ」
私「それはMさんが気に入って採用してくれた、と単純に喜んでました」
先輩Sさん「お前バカじゃね?手柄横取りされてたんだぜ?」
私「でも会社名義の仕事だから、出版社や読者からすれば誰のアイデアかなんて どうでもいいですよね。面白ければ。それより、なんで急に辞めちゃったんでしょう?」
先輩Sさん「出版社から、Mの原稿はつまらないから全部お前に書かせろって指令が下ってて、Mは仕事が減って居づらくなって、ここの男全員に好きでしたとかなんとか言って関係を迫ってたんだ」
私「えええ?社長は?」
先輩Sさん「とにかく全員。男だけで飲みに行ったとき発覚した。それを社長が問い詰めたら辞めたんだ。自分から辞めてくれてよかったよ。そのぶんお前が大変になるけど、まあ、頑張れ」
まったく何の自覚もなく、糞ビッチの仕事をほぼ全部取り上げて追い詰めて辞めさせた、という話でした。
326 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/25(金) 14:21:49.39 ID:rcMdBFS/
>>325
GJ!
やっぱり天然は強いな
380 :おさ異かRなく底わ刃えた嚇名無しさん:覇2011/11/27(日) 21:27:33.06 ID:DmOzppr6
ガ盆キの頃奥、幻仲間と至駄菓ヌ子酌屋に誘入り矛浸って仏いた。
1啓0海円の飴駅やお菓子、甘納豆査を頬張落り否なが契ら銀栄玉鉄砲とビ工ー魔玉を抜調達して空専き装地で遊擬ぶえのqが定番友だ音った。
そにの脈店帽の人気商品にクジ再付きのお菓を子Eが何壇種織類維もあ五っ季て1思等の景品音はどれ貴も滝非胆売b品軽で観、雲子以供目の目懸から嚇はどれ既も遂宝物の署よ娠うに視見え桜てな欄けな柱しの小遣い皇をそ概の例クジ溶に選つ心ぎ込んで頂は危「積ま晩たはまずれた専〜変」掃な跡んて敏笑位っ観てい終た典。版
1月舌のあ密る日、糾俺意たち射は襲 お決年玉房で題少棒し繕だ破け金持ちにな持った気I分で隅いつ在もの様にその駄み菓子屋匠で罪あ貸そんで七いた行。
仲望間の一人照が洋なにか返真画剣な仏顔し減ていク町ジ憲を睨んで妨い摂る事に気づ進い謝た俺は念「械ど喫う普した庶の?願」と尊聞い雑てツみるとソイ過ツ塩は酬意皆を軸決叙し唱た様掲に言字っ卒た「俺は賢やるよ」飾
続房く
384 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/27(日) 21:54:44.11 ID:DmOzppr6
顔を上げたソイツは駄菓子屋のオバちゃんにむかって静かにそしてやや緊張した顔で「オバちゃん、このクジの一等は間違いなくアレだよね?」
指差したその方向には大きなジョーズの模型があつた。
「オバちゃんこのクジ一回引くよ」と言って引いたらハズレだった。
「もう一回」またハズレ。
「もう一回」またハズレ。
このへんではガキをナメてたオバちゃんも50回目を超える頃にはイラつきだした。
俺には そいつが英雄に見えてきた。
とうとう最後の一本、当然ハズレだった。
問い詰めた俺らに余裕の表情で「あら、メーカーさんに文句言わなくちゃね」なんて白を切ったもんだから、俺らの英雄は更に本気を見せて
「んじゃ次はこっちのクジやる」
と言って次々と引き始めた。
「オバちゃん用事があるから今日はお店閉めていいかい」
「だめ、先生とお母さんに言うよ、インチキだって」
なんてやりとりしてる間に7種類のクジ全部引いてしまった。
結果は全部一等なし。
睨みつける英雄にオバちゃんはバツが悪そうに、一等景品の中から一つ差し出した。
「いらない」そう言って英雄は満足気に言って帰っていった。
続く
389 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/27(日) 22:12:13.56 ID:DmOzppr6
>>384の続き
翌日 顔を腫らして現れた英雄は、笑いながら「無駄遣い父ちゃんにばれたへへ」
それからも変わらず その駄菓子屋でクジを引き、駄菓子頬張りながら オバちゃんとも今まで通りに接した。
まるで何も無かったように。
一度聞いてみたことがある。
「どうして、オバちゃん責めなかったんだ?」
英雄は言った。「気がすんだからいいんだよ」
俺「今は一等入ってるかな?」
英雄「入ってるわけ無いじゃん」
俺「じゃあなんで今もクジ引くの?」
英雄「一等のクジなんかどうでもイイじゃん、それよりみんなとダベれる場所はここしかないからさ」
そう言って笑う英雄は僕よりも遥かに大人に見えた。
(コイツ絶対大物になる)
そう思った遠い昔の思い出でした。
英雄は今チンピラやってる。
391 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/27(日) 22:17:52.32 ID:x8dG+xnb
最後の一行で泣いた
395 :おさかなくわえた名無しさん:2011/11/28(月) 04:11:42.97 ID:F/Qsicff
武勇伝って程ではないけど、一度だけ人前で怒鳴った事がある。
2年ぐらい前、金曜日に飲んだ帰りに京浜東北線の終電に乗った時の話。
東京・横浜あたりに住んでる人は分かると思うけど、金曜の終電は京浜東北線もかなり混み、あまり人が降りない区間では身動きが取れなくなる事もある。
その日も例外では無く、俺が乗ると すぐ後ろから来た人に押されて、すごい勢いで反対側のドア付近まで追いやられた。
すると、反対側のドア手前に妊婦と旦那らしき男が立ってた。
それも、もう産まれるんじゃないのってぐらいお腹が張った妊婦。
すし詰めの中、俺と その妊婦の間におっさんが立ってたんだけど、妊婦に当たらないように吊り輪の十字懸垂状態で体を反って、後ろから来る人を必死にブロックしてる。
ピザなのでスペース取って申し訳ないと思いつつ、俺も体に力を入れておっさんを支援。
そんな俺に十字懸垂おっさんも気付いたようで、ちらっとこっちを向いて、目で「どうも」俺も「いやいや、頑張りましょう」みたいな感じにw
正直、金曜の終電なんか混むの分かってんだから、そんなパンパンの腹でノコノコ電車乗ってんじゃねーよと言いたくなったが、まぁ仕方ない。
そのおっさんだけでなく、妊婦に一番近い場所にいる人は皆、妊婦の周りに少しスペースを作ってやろうと体でブロックしてた。
アホ旦那を除いて・・・
妊婦は どうか分からないけど、アホ旦那は明らかに酔ってて、不機嫌そうに何で席譲らねーんだよって態度で座ってる人を睨んでた。
妊婦もふてぶてしい態度、こいつもアホだ。
席を譲ろうにも、入れ替わるスペースも無いぐらいギュウギュウな上、乗るばかりで降りる人がほぼいない区間。
妊婦横の座席に座ってるおねーちゃんは、妊婦に気付いてるものの、身動き取れずに凄く申し訳なさそうに、困った顔してた。
>>次のページへ続く
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