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奇跡の恋の話
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134 :名も無き被検体774号+:2013/01/03(木) 22:10:10.93 ID:AcwDS8Xt0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
ドゴォォォォン!!
; '     ;
\,,(' ⌒`;;)
!!,' (;; (´・:;⌒)/
∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
_/_ミつ/ ̄/_
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135 : ◆1yqfwrbGaE :2013/01/03(木) 23:24:58.17 ID:QPoo5ALb0
映画が始まった。

席は一番後ろの真ん中だった。

おれは肘おきに左手を置いた。


上映後間もなく、まおが右手をおれの左手にクロスさせてきた。

ドキッとした。

まだ怖い場面でも何でもないのに。

おれは黙ってまおの右手を握った。

最初は優しく、徐々に強く握った。


生まれて初めて好きな人の手を握った。

まおの手は、おれより少し小さいくらいだった。


まおは、途中からおれの左肩に顔を預けてきた。

すごく嬉しくて、ドキドキした。

おれもまおの顔の上に自分の顔をゆっくりとのせた。

とても幸せだった。

正直、映画なんてどうでもよくなっていた。

まおとこうして、一緒にいれるだけで幸せだった。


映画が終わった。

振り返ると、怖かったは怖かったが下ネタシーンが多かった。だから少し気まずかった。

その度に隣のまおの顔を覗き込むと、両手で顔を隠していた。かわいかった。

まおとおれは、手を繋ぎながら映画館をあとにした。



136 : ◆1yqfwrbGaE :2013/01/03(木) 23:35:07.93 ID:QPoo5ALb0
その後、ホテルの近くのホルモン専門店で晩御飯を食べた。


鍋を食べる際、おれが取り分けた。

するもまおは、

イチローくん、女子力高いね!と言ってきた。

高くないし!男子だし!とおれは言った。

普段の食事での取り分けは友人に任せることが多い。

でも まおといると、何でもしてあげたくなった。

もっともっと好かれたいし、絶対的存在の彼氏になりたいと思った。無理とはわかっていても。

自分より格好良くて性格の良い男子なんてまおの周りにくさるほどいるに違いない。

そう考える度に、気が滅入った。

何で年上のおれなんだろう?

やっぱり遊ばれてるのかな?


一緒にいる時も そんなことを思っていた。

でも まおの笑顔を見るとそんなこと忘れることができた。幸せだった。

晩御飯を食べ終え、コンビニでコアラのマーチも歯磨き粉を購入しホテルへ戻った。




137 :名も無き被検体774号+:2013/01/04(金) 00:00:05.99 ID:AcwDS8Xt0
>>1キター

ほんと幸せそうでいいな

一生幸せにくたばれ!と言いたい


144 : ◆1yqfwrbGaE :2013/01/05(土) 01:35:00.01 ID:oRHfwF8p0
遅れてごめんなさい。


夜の23時過ぎ、ホテルに着いた。

たくさん歩いたため、2人はクタクタだった。


おれは部屋のテレビを着けて着替えた後、ベッドに横たわった。

まおは じーっとテレビを見ていた。

まおと2人きりの空間。

すごく嬉しい反面、とても緊張した。


ふと抱きしめたくなった。

後ろから抱きつこうとすると、


えー!えー!

恥ずかしいでいや!

まおはベッドから降り、床に座り込んだ。

なんだそれ!と言っておれはベッドに横たわった。

すると まおがベッドに乗り込み、おれのお腹を触ってきた。

イチローくんぷにぷにやね!

と言われたため、うるせー!まおもぷにぷにのくせに!と、おれは まおのお腹を触った。

見た目によらず、すごくぷにぷにだった。

その直後におれは言った。


おれ:まお、約束通りキスしよか!

まお:え、恥ずかしいでいや!

おれ:ふーん!じゃあしない!

まお:ふーん!あっそ

こんなやり取りがしばらく続いた。



145 :名も無き被検体774号+:2013/01/05(土) 01:35:59.54 ID:GY0n7C5I0
来たか!


146 :名も無き被検体774号+:2013/01/05(土) 02:01:59.30 ID:8N3WQyGS0
待ってた!


147 : ◆1yqfwrbGaE :2013/01/05(土) 02:23:55.55 ID:oRHfwF8p0
そして おれは まおを強く抱き寄せた。

まおはキョトンとした顔をしていた。

おれは まおの唇に自分の唇を近づけた。

するとまとは目を閉じてスッと唇を差し出してきた。

おれはキスするふりをして、顔を遠ざけた。

するとまおは不満そうな顔をして、

えー!なんで!もー!と言った。

ごめんごめん!そういっておれは再び唇を近づけた。

その時だった。

まおはスッとおれの唇にキスをした。

おれは思わず その場で固まった。


お互いにとっての、ファーストキスだった。

まおの唇は柔らかかった。シャンプーの甘い香りを仄かに感じた。

すぐにまたキスをした。

まおのことを強く抱きしめながら、何度も何度も唇を重ねた。



148 :名も無き被検体774号+:2013/01/05(土) 03:23:29.22 ID:KlZVPkSUO





150 :名も無き被検体774号+:2013/01/05(土) 19:13:26.43 ID:ald3RL170
(・∀・)ニヤニヤ


151 :名も無き被検体774号+:2013/01/05(土) 19:49:57.20 ID:fJUpNY9M0
こんのぉー!もげろっ!(・∀・)ニヤニヤ


152 : ◆1yqfwrbGaE :2013/01/05(土) 21:54:07.41 ID:oRHfwF8p0
遅くなりました。

寝る準備できたら書きます。



153 :名も無き被検体774号+:2013/01/05(土) 23:42:00.39 ID:7zqTfmtQ0
待ってたよ!


154 : ◆1yqfwrbGaE :2013/01/06(日) 00:05:21.97 ID:oRHfwF8p0
その後も、まおとおれは数えきれない程キスをした。

時計を見ると1時を過ぎていた。

ちょっと眠くなってきたおれは、まおから離れ仰向けになり目をつむった。

すると まおがおれに近づいてきた。

イチローくん、ちゅーは?ねーちゅーは?

とてもかわいかった。

おやすみまお!といって、おれは まおを軽くあしらった。

すると まおはおれの上に乗っかってきた。

ねーだめ!

だめ!ねちゃいや!

ちゅーは?ねーイチローくんちゅーは?


おれはうんざりした顔をした後、

なーんてね!と言い まおにキスをした。

だいすきな まおとキスができて、喜びのあまり泣きそうになった。

そして、少し不安が和らいだ。

本当に まおはおれのことが好きなのかな?

やっぱりお遊びなのかな?

いや、でも好きでもない人とキスはしないか。


キスしている最中も心の中で思っていた。



155 : ◆1yqfwrbGaE :2013/01/06(日) 00:22:05.81 ID:mw0jWAXm0
その後、シャワーを浴びた。

先にシャワーを浴びたおれはリビングでテレビを見ていた。

すると まおの携帯電話が鳴った。

この時間に誰だ?と思いつつ その時は気にしなった。

よくテレビで彼氏彼女の携帯電話を勝手に見たとか見てないとかで喧嘩になったという話を耳にする。

その度、バカバカしいと感じた。

人の物を勝手に見なければ そのような喧嘩にならない。

本当に相手の事が好きなら信頼すれば良いのにと思っていた。

ただ、その時の おれは冷静さを失っていた。

まおが他の男と連絡をとっていないか、気になって仕方がなかった。

ダメとわかっていても、自然とまおの携帯電話に手が伸びていた。

携帯電話は、ロックされていなかった。

そして おれは まおの携帯電話を見た。






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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:純愛, 青春,
 

 
 
 
 

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