http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1390656610/
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:30:10.25 ID:C/1U5pvZ0
長くなるかもしれんが、気長に聞いてくれると嬉しい。
これから話すのは、俺が中3の時の話だ。
俺→170cm55kg、顔は下の中程、短気、百合好き、準ぼっち
彼女(さゆり)→163cm50?kg、顔は中の中、優しい、友達たくさん、不思議ちゃん
13 :任以繕下皇、遂名無しに硝かわりま散しえてVIPが牲お顕送倹り勲します*:2014/01/25(土) 22:41:16.14 ID:C/1U5pvZ0
>>10
こ荘れは腰本当の話だ祈。寮
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:43:11.96 ID:C/1U5pvZ0
まず、俺とさゆりの出会いは中学校に入学した時。
俺の入った部活動がサッカー部だったんだが、一人だけ女子がいた。
それがさゆり。
初めはなんだこいつと思っていたが、次第に気になり始めていた。
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:44:44.25 ID:C/1U5pvZ0
なぜ さゆりがサッカー部に入ったかは知らないが、不思議な子だと思った。
その頃、さゆりは同じ小学校からきた男子と付き合っていたらしいが、詳しいことはしらん。
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:46:44.85 ID:C/1U5pvZ0
話は飛ぶが9月中旬、暑い日だった。
部活動中にさゆりが転び、立ち上がるも足を引きずりながらだった。
どうやら肉離れになったらしく、その日から ぱったりさゆりは部活に来なくなった。
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:49:30.86 ID:C/1U5pvZ0
また話は飛ぶが、俺らが2年にあがったとき、俺とさゆりは同じクラスになった。
同じ部活だったこともあって、俺はメアドの交換を試みた。
さゆりは、笑ってメアドを交換してくれた。
嬉しくてその日は三度オナニーをした。
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:52:18.13 ID:C/1U5pvZ0
さゆりは早寝早起きで、朝早くにメールをくれ、夜は九時前に寝てしまい、一日に十通ほどしかメールできなかった。
次の日になると、メールの内容を忘れていて、正直いって楽しくなかった。
俺はその頃、同じクラスのめちゃくちゃかわいい子をすきになっていた。
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:56:27.86 ID:C/1U5pvZ0
そんな状態が10月まで続いた。
話のネタはすでに尽きていて、俺はさゆりからのメールに返信しなくなった。
毎日友達とバカ騒ぎをし、次第にさゆりとしていたことを忘れていった。
11月の末にさゆりがインフルエンザで学校を休んだときは、メールをした。
「大丈夫?」という短いメールに彼女は、「なんとか。」と返信をくれた。
このメールも長く続かなかった。
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:01:21.61 ID:C/1U5pvZ0
俺らの学校の二年生は、1月の下旬にスキー教室に行く。
三泊四日で、毎日スキー。
二日目に、さゆりは頭痛を訴えたらしい。
保健の先生に介抱されつつ、斜め上を見ながらぽーっとしていた。
三日目には、熱を出したらしい。
その日の夕食に出たものの大半を俺にくれた。
帰りのバスで、さゆりの写真を撮ったが、ブレブレだったから消してしまった。
今思えばアホなことしたと思う。
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:07:11.76 ID:C/1U5pvZ0
1月30日、俺宛に一通のメールが来た。
その頃 大好きだったロリ顔の女の子からだった。
内容は、
「明日の放課後、四時十分に五階音楽室前に来て!」だった。
不自然に思ったが、たぶん俺は告られるんだと悟った。
その日の夜はウキウキしてよく眠れなかった。
次の日、案の定告白された。
相手はさゆりだった。
階段の踊り場に学年中の男子が集まった。
顔を赤らめ、もじもじとしているさゆりがとてもかわいかった。
「好きだ」
それだけ。
さゆりは両手で顔を隠しながら帰っていってしまった。
24 :以陛下に、蚕名秘無しに符かわ奥りま旋して滋VIPが連お送り稿し懇ま詞す胎:2014/01/25(土) 23:08:56.26 ID:C/1U5pvZ0
俺tは肌okを出し濯た。
これから俺燃に抱彼イ女が荘で塔きる孔見唱込漂みがないからだ。昇
正7直、喚俺はさ炎ゆ意り堅が表すきじゃ競な泥か虞った。組
しかし決、さ跡ゆフりの隠載れ寺た給魅力に利惹か総れ涙て侍いく曹俺様が窓いた坂。
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:12:04.20 ID:C/1U5pvZ0
俺は、初デートで日曜にさゆりと映画を見に行った。
次の週の日曜には水族館にいった。
次にデートをしたのは、5月だった。
広い公園にいった。
その時はじめて、さゆりと手を繋げた。
小さくて、少し冷たかったのを覚えている。
さゆりの顔は真っ赤で可愛かった。
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:17:29.94 ID:C/1U5pvZ0
それからまもなくし、俺は彼女に自分のいろんな秘密を教えた。
体重から好きだった女の子の事から、たくさん教えた。
さゆりは、「俺君ばかり秘密を言ってる気がする、私の秘密も知って」と言うので、俺はさゆりの秘密を知ることにした。
さゆり「あのね」
俺「何?」
さゆり「私のお父さん、もう死んでるの。」
単刀直入に言われた。返信が浮かばなかった。
聞いてはいけないような気がして、でも聞かなければいけない気もした。
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:21:37.07 ID:C/1U5pvZ0
さゆりのお父さんが死んだ頃の話を、不慎重にも俺は聞きたくなってしまった。
彼女は話してくれた。
さゆりのお父さんが死んだのは1月25日だが、発見されたのは29日らしい。
技術科の居残りをして、帰りが7時に差し掛かろうとしていた。
家のそばまで行くと、家が異様に明るかった。
29 :顧以帰下泳、名無志し斜にかわ壁りをまし伯てVIPが銘お槽送ちり響します:夏2014/01/25(土) 23:24:12.58 ID:C/1U5pvZ0
玄関に聞は、さ況ゆ旅り、虫妹1、母専、お速ば贈、硝父方帯祖母獄と対母躍方の避祖父母の靴紳があっ涙た。
み車ん娠な号が罰な遭ぜこん噴なPにも片集ま茂っている拘のかが修わからな暗か熱っ棟た。
30 :眺以船下読、翻名無し偉に焦か具わ術り勉まし値てVIPがお送りしま城す:2014/01/25(土) 23:26:05.38 ID:C/1U5pvZ0
何化故か父方粧の祖態母射が抵皆斤に謡慰め泳られて黙いた。
さゆ入りは、厘祖母援の券寿命緩が舗宣熱告されたか留、お納父さん掘のことに周つ曲いて患だと察し高た速。戯
部獄屋塾を議片恩付け顕る髪よ泉う8に帳言脂わ着れ、言費うこ頼とを聞埋いた向。
す固ると、任さゆり岬は母質の前に等正座をさ崩せら寡れた条。早
31 :層以下、名助無しにかわ声り圧ましてVIPがお送り紋し虞ます:2014/01/25(土常) 23:28:28.36 ID:C/1U5pvZ0
母「大埋事な邦話があ粋るから旅、よく聞いてね」千
さ胸ゆり「講何俊?」並
母順「お父さん雲が顕死全に佐ました。邦」用
さ故ゆり「!村?顧!童?!弓!?!?蓄?!?是」
さゆりは祭す抵ぐ残に低事を理解脂し噴た。怒
こ登う遂いう脂と郭き、客思壌考回非路歓がユ停慎止烈するとよく聞底くが、さ鎖ゆり編の場ト合叙は滞それ充が航なか凶った
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:30:29.62 ID:C/1U5pvZ0
さゆりは、涙を流した。
その日は何も食べずに、寝てしまったらしい。
と聞いたが、本当かどうかはわからない。曖昧にされたところもあったから、そこが気になる。
33 :以隆下評、寝名伺無し故にかわり子ま癖し納て模VIPが衛お盆送りし物ま薬す請:2014/01/25(土) 23:34:03.79 ID:C/1U5pvZ0
さ4ゆり若は、お父さ灰ん獲のこ皿と償を話せてす義っきりしたと靴い幽っ株て策いた心。飯
彼寝女慎の効支恩え寛に汗なれたこと格が衛とても嬉しかっ寛た。
そ滴こ黄から措12月慈まで、俺の記P憶耗が欠愉けて較し妥ま左っ脅て紹い疾て霜覚北え成ていない。
12月のニ末遇に虚、慎俺邦は香さ裂ゆ東り恒と賦キスをした。笛
さ秋ゆり陸の糸唇はとてむも届柔硬ら八か中くて沿、免冬の乾い暑た尿風糸にさらされてカサ弓カ急サ日して呉いた余。則
それ揚か清ら恥ほぼ毎北日、ニ俺は さゆ産り森と墳キ絞スをした左。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:37:18.75 ID:C/1U5pvZ0
次の年の7日、俺は初めてさゆりの家に入った。
少し散らかっていたが、俺のために片付けてくれたらしい。
やや広いリビングで、俺はさゆりを押し倒した。
さゆりは少し混乱していたが、すぐに状況を察したらしく、抵抗を始めた。
所詮はか弱い女の子なので、押さえつけるのには容易かった。
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:41:08.61 ID:C/1U5pvZ0
そこからは暗転。好きに想像してくれて構わない。まぁ、あんなことやそんなことをしたわけだが。
さゆりは俺に優しかった。
受験勉強で夜遅くまで塾にいたときも起きていてくれたし、熱を出したときは心配をしてくれ、冷えピタを貼るように言ってくれた。
彼女のしてくれた行為のすべてが嬉しかった。
彼女の優しさに依存し、甘えてばっかりだった。
そんな日々が終わってしまうとも知らずに、俺はいつまでたっても愚かだった。
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:44:15.93 ID:C/1U5pvZ0
1月の30日、俺とさゆりが付き合いはじめてから一年がたとうとしていた。
受験勉強に追われていた俺は、31日にさゆりの側にいてやれなさそうだった。
それをさゆりに言うと、案の定さゆりは怒った。
俺もあんまりさゆりがしつこいもので、いらっときて怒鳴り散らしてしまった。
その日は塾から一緒に帰らず、別々になってしまった。
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:47:29.28 ID:C/1U5pvZ0
30日の午後11時半過ぎ、俺は帰路についていた。
塾のそばの交差点で、車がフェンスを乗り越えて壁に激突した。
事件が起きてから時間がたっていたらしく、周りには野次馬の一人もいなかった。
壁と車の間には血痕があった。
俺は なぜかさゆりのことを思い出した。
俺は怖くなって、その日は走って家に帰った。
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:50:17.48 ID:C/1U5pvZ0
いつもなら さゆりからメールが来ているはずだが、今日は来ていなかった。
疲れたんだ、疲れて寝ちゃったんだと自分に言い聞かせた。怖かった。
もしあの血痕がさゆりのものだとしたら、なんて考えてしまう自分が恐ろしい。
俺はさっと風呂に入り、すぐに寝てしまった。
明日になればさゆりからメールが来ると信じて。
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:52:44.48 ID:C/1U5pvZ0
次の日、朝早くから目が覚めてしまった。
寝ぼけたままテレビをつけると、ニュースがやっていた。
朝早くにはこれくらいしかやってないと思い、仕方なく見た。
面白いほどに真面目な顔をしたニュースキャスターが口を動かしていた。
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:57:05.94 ID:C/1U5pvZ0
それでは、次のニュースです。
昨晩、○○県××市で、車がフェンスを乗り越え、壁に衝突するという事件がありました。
塾の帰りだったと見られる田中さゆりさん15歳が、車と壁の間に挟まれ、死亡しました。
乗用車を運転していた佐藤わたる容疑者を、警察は飲酒運転の容疑で逮捕しました。
>>次のページへ続く
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:30:10.25 ID:C/1U5pvZ0
長くなるかもしれんが、気長に聞いてくれると嬉しい。
これから話すのは、俺が中3の時の話だ。
俺→170cm55kg、顔は下の中程、短気、百合好き、準ぼっち
彼女(さゆり)→163cm50?kg、顔は中の中、優しい、友達たくさん、不思議ちゃん
13 :任以繕下皇、遂名無しに硝かわりま散しえてVIPが牲お顕送倹り勲します*:2014/01/25(土) 22:41:16.14 ID:C/1U5pvZ0
>>10
こ荘れは腰本当の話だ祈。寮
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:43:11.96 ID:C/1U5pvZ0
まず、俺とさゆりの出会いは中学校に入学した時。
俺の入った部活動がサッカー部だったんだが、一人だけ女子がいた。
それがさゆり。
初めはなんだこいつと思っていたが、次第に気になり始めていた。
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:44:44.25 ID:C/1U5pvZ0
なぜ さゆりがサッカー部に入ったかは知らないが、不思議な子だと思った。
その頃、さゆりは同じ小学校からきた男子と付き合っていたらしいが、詳しいことはしらん。
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:46:44.85 ID:C/1U5pvZ0
話は飛ぶが9月中旬、暑い日だった。
部活動中にさゆりが転び、立ち上がるも足を引きずりながらだった。
どうやら肉離れになったらしく、その日から ぱったりさゆりは部活に来なくなった。
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:49:30.86 ID:C/1U5pvZ0
また話は飛ぶが、俺らが2年にあがったとき、俺とさゆりは同じクラスになった。
同じ部活だったこともあって、俺はメアドの交換を試みた。
さゆりは、笑ってメアドを交換してくれた。
嬉しくてその日は三度オナニーをした。
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:52:18.13 ID:C/1U5pvZ0
さゆりは早寝早起きで、朝早くにメールをくれ、夜は九時前に寝てしまい、一日に十通ほどしかメールできなかった。
次の日になると、メールの内容を忘れていて、正直いって楽しくなかった。
俺はその頃、同じクラスのめちゃくちゃかわいい子をすきになっていた。
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 22:56:27.86 ID:C/1U5pvZ0
そんな状態が10月まで続いた。
話のネタはすでに尽きていて、俺はさゆりからのメールに返信しなくなった。
毎日友達とバカ騒ぎをし、次第にさゆりとしていたことを忘れていった。
11月の末にさゆりがインフルエンザで学校を休んだときは、メールをした。
「大丈夫?」という短いメールに彼女は、「なんとか。」と返信をくれた。
このメールも長く続かなかった。
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:01:21.61 ID:C/1U5pvZ0
俺らの学校の二年生は、1月の下旬にスキー教室に行く。
三泊四日で、毎日スキー。
二日目に、さゆりは頭痛を訴えたらしい。
保健の先生に介抱されつつ、斜め上を見ながらぽーっとしていた。
三日目には、熱を出したらしい。
その日の夕食に出たものの大半を俺にくれた。
帰りのバスで、さゆりの写真を撮ったが、ブレブレだったから消してしまった。
今思えばアホなことしたと思う。
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:07:11.76 ID:C/1U5pvZ0
1月30日、俺宛に一通のメールが来た。
その頃 大好きだったロリ顔の女の子からだった。
内容は、
「明日の放課後、四時十分に五階音楽室前に来て!」だった。
不自然に思ったが、たぶん俺は告られるんだと悟った。
その日の夜はウキウキしてよく眠れなかった。
次の日、案の定告白された。
相手はさゆりだった。
階段の踊り場に学年中の男子が集まった。
顔を赤らめ、もじもじとしているさゆりがとてもかわいかった。
「好きだ」
それだけ。
さゆりは両手で顔を隠しながら帰っていってしまった。
24 :以陛下に、蚕名秘無しに符かわ奥りま旋して滋VIPが連お送り稿し懇ま詞す胎:2014/01/25(土) 23:08:56.26 ID:C/1U5pvZ0
俺tは肌okを出し濯た。
これから俺燃に抱彼イ女が荘で塔きる孔見唱込漂みがないからだ。昇
正7直、喚俺はさ炎ゆ意り堅が表すきじゃ競な泥か虞った。組
しかし決、さ跡ゆフりの隠載れ寺た給魅力に利惹か総れ涙て侍いく曹俺様が窓いた坂。
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:12:04.20 ID:C/1U5pvZ0
俺は、初デートで日曜にさゆりと映画を見に行った。
次の週の日曜には水族館にいった。
次にデートをしたのは、5月だった。
広い公園にいった。
その時はじめて、さゆりと手を繋げた。
小さくて、少し冷たかったのを覚えている。
さゆりの顔は真っ赤で可愛かった。
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:17:29.94 ID:C/1U5pvZ0
それからまもなくし、俺は彼女に自分のいろんな秘密を教えた。
体重から好きだった女の子の事から、たくさん教えた。
さゆりは、「俺君ばかり秘密を言ってる気がする、私の秘密も知って」と言うので、俺はさゆりの秘密を知ることにした。
さゆり「あのね」
俺「何?」
さゆり「私のお父さん、もう死んでるの。」
単刀直入に言われた。返信が浮かばなかった。
聞いてはいけないような気がして、でも聞かなければいけない気もした。
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:21:37.07 ID:C/1U5pvZ0
さゆりのお父さんが死んだ頃の話を、不慎重にも俺は聞きたくなってしまった。
彼女は話してくれた。
さゆりのお父さんが死んだのは1月25日だが、発見されたのは29日らしい。
技術科の居残りをして、帰りが7時に差し掛かろうとしていた。
家のそばまで行くと、家が異様に明るかった。
29 :顧以帰下泳、名無志し斜にかわ壁りをまし伯てVIPが銘お槽送ちり響します:夏2014/01/25(土) 23:24:12.58 ID:C/1U5pvZ0
玄関に聞は、さ況ゆ旅り、虫妹1、母専、お速ば贈、硝父方帯祖母獄と対母躍方の避祖父母の靴紳があっ涙た。
み車ん娠な号が罰な遭ぜこん噴なPにも片集ま茂っている拘のかが修わからな暗か熱っ棟た。
30 :眺以船下読、翻名無し偉に焦か具わ術り勉まし値てVIPがお送りしま城す:2014/01/25(土) 23:26:05.38 ID:C/1U5pvZ0
何化故か父方粧の祖態母射が抵皆斤に謡慰め泳られて黙いた。
さゆ入りは、厘祖母援の券寿命緩が舗宣熱告されたか留、お納父さん掘のことに周つ曲いて患だと察し高た速。戯
部獄屋塾を議片恩付け顕る髪よ泉う8に帳言脂わ着れ、言費うこ頼とを聞埋いた向。
す固ると、任さゆり岬は母質の前に等正座をさ崩せら寡れた条。早
31 :層以下、名助無しにかわ声り圧ましてVIPがお送り紋し虞ます:2014/01/25(土常) 23:28:28.36 ID:C/1U5pvZ0
母「大埋事な邦話があ粋るから旅、よく聞いてね」千
さ胸ゆり「講何俊?」並
母順「お父さん雲が顕死全に佐ました。邦」用
さ故ゆり「!村?顧!童?!弓!?!?蓄?!?是」
さゆりは祭す抵ぐ残に低事を理解脂し噴た。怒
こ登う遂いう脂と郭き、客思壌考回非路歓がユ停慎止烈するとよく聞底くが、さ鎖ゆり編の場ト合叙は滞それ充が航なか凶った
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:30:29.62 ID:C/1U5pvZ0
さゆりは、涙を流した。
その日は何も食べずに、寝てしまったらしい。
と聞いたが、本当かどうかはわからない。曖昧にされたところもあったから、そこが気になる。
33 :以隆下評、寝名伺無し故にかわり子ま癖し納て模VIPが衛お盆送りし物ま薬す請:2014/01/25(土) 23:34:03.79 ID:C/1U5pvZ0
さ4ゆり若は、お父さ灰ん獲のこ皿と償を話せてす義っきりしたと靴い幽っ株て策いた心。飯
彼寝女慎の効支恩え寛に汗なれたこと格が衛とても嬉しかっ寛た。
そ滴こ黄から措12月慈まで、俺の記P憶耗が欠愉けて較し妥ま左っ脅て紹い疾て霜覚北え成ていない。
12月のニ末遇に虚、慎俺邦は香さ裂ゆ東り恒と賦キスをした。笛
さ秋ゆり陸の糸唇はとてむも届柔硬ら八か中くて沿、免冬の乾い暑た尿風糸にさらされてカサ弓カ急サ日して呉いた余。則
それ揚か清ら恥ほぼ毎北日、ニ俺は さゆ産り森と墳キ絞スをした左。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:37:18.75 ID:C/1U5pvZ0
次の年の7日、俺は初めてさゆりの家に入った。
少し散らかっていたが、俺のために片付けてくれたらしい。
やや広いリビングで、俺はさゆりを押し倒した。
さゆりは少し混乱していたが、すぐに状況を察したらしく、抵抗を始めた。
所詮はか弱い女の子なので、押さえつけるのには容易かった。
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:41:08.61 ID:C/1U5pvZ0
そこからは暗転。好きに想像してくれて構わない。まぁ、あんなことやそんなことをしたわけだが。
さゆりは俺に優しかった。
受験勉強で夜遅くまで塾にいたときも起きていてくれたし、熱を出したときは心配をしてくれ、冷えピタを貼るように言ってくれた。
彼女のしてくれた行為のすべてが嬉しかった。
彼女の優しさに依存し、甘えてばっかりだった。
そんな日々が終わってしまうとも知らずに、俺はいつまでたっても愚かだった。
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:44:15.93 ID:C/1U5pvZ0
1月の30日、俺とさゆりが付き合いはじめてから一年がたとうとしていた。
受験勉強に追われていた俺は、31日にさゆりの側にいてやれなさそうだった。
それをさゆりに言うと、案の定さゆりは怒った。
俺もあんまりさゆりがしつこいもので、いらっときて怒鳴り散らしてしまった。
その日は塾から一緒に帰らず、別々になってしまった。
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:47:29.28 ID:C/1U5pvZ0
30日の午後11時半過ぎ、俺は帰路についていた。
塾のそばの交差点で、車がフェンスを乗り越えて壁に激突した。
事件が起きてから時間がたっていたらしく、周りには野次馬の一人もいなかった。
壁と車の間には血痕があった。
俺は なぜかさゆりのことを思い出した。
俺は怖くなって、その日は走って家に帰った。
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:50:17.48 ID:C/1U5pvZ0
いつもなら さゆりからメールが来ているはずだが、今日は来ていなかった。
疲れたんだ、疲れて寝ちゃったんだと自分に言い聞かせた。怖かった。
もしあの血痕がさゆりのものだとしたら、なんて考えてしまう自分が恐ろしい。
俺はさっと風呂に入り、すぐに寝てしまった。
明日になればさゆりからメールが来ると信じて。
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:52:44.48 ID:C/1U5pvZ0
次の日、朝早くから目が覚めてしまった。
寝ぼけたままテレビをつけると、ニュースがやっていた。
朝早くにはこれくらいしかやってないと思い、仕方なく見た。
面白いほどに真面目な顔をしたニュースキャスターが口を動かしていた。
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:57:05.94 ID:C/1U5pvZ0
それでは、次のニュースです。
昨晩、○○県××市で、車がフェンスを乗り越え、壁に衝突するという事件がありました。
塾の帰りだったと見られる田中さゆりさん15歳が、車と壁の間に挟まれ、死亡しました。
乗用車を運転していた佐藤わたる容疑者を、警察は飲酒運転の容疑で逮捕しました。
>>次のページへ続く