俺が叔母に育てられた話
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54 :名無しさん :2014/04/12(土)12:57:48 ID:VxBX0ZjlI
>>53
わざわざどうもありがとう
二人暮らしを始めた当初のときの話をしよう
叔母の勤め先については伏せさせてもらうが、かなりの大手で福利厚生も充実していた
けど叔母は新卒で入ってきた新人なわけだから いきなりそれを享受することは出来なかった
入社2、3年目くらいまでは頻繁に残業もしてたし結構ガツガツ働いてたと思う
俺は ばあちゃんや叔母の友人の手助けを受けながら、消防ライフに必死に馴染もうとしたり家事の手伝いをしていた。
不便なことは多々あったが楽しかったよ
叔母は とても忙しそうで辛いときもあったみたいだけど「コウイチくんが家でお利口さんに待ってるから頑張ってるよ」っていつも言ってた
なんで叔母は俺のために こんなに頑張ってんだよって思ったけど 恥ずかしくて聞けなかった
55 :名無しさん :2014/04/12(土)13:10:28 ID:VxBX0ZjlI
そんで俺も なんかもっとなんか頑張って叔母を楽にさせたくなった
そうだ、叔母は料理が苦手だから俺がご飯を作ってやろう。
そう思って俺は ばあちゃんに料理を教えてもらったり オレンジページみたいなやつから俺でも作れそうなレシピを覚えてきたりしてた
で、ある程度レパートリーが増えてきたので ある晩に俺メインで晩飯を作って叔母を驚かせてやった
叔母は めちゃくちゃ驚いてて
「すごいな!全部手作りか!私より上手いよ!コウイチくんすごいな!おおお!」
って感じでこっちが引くほど歓喜してた
言うまでもなく、俺は料理長に任命された
小3のときのことだ
57 :名無しさん :2014/04/12(土)13:36:48 ID:PcBoWVNbs
この年、俺がもう一度叔母の大学に行く機会があったんだ
講義のパネルディスカッションだかなんだかにOGとして招聘されたんだよ、叔母
最初は めちゃくちゃ渋ってたな
そりゃそうだ、ようやく仕事に慣れてきて俺との暮らしに落ち着きが出てきたってのに大学から
「すげえ企業でバリバリ働いてんだって?ありがたい話をしに大学まで来いよwww」
って言われたようなもんだからな
58 :名無しさん :2014/04/12(土)14:56:45 ID:qyTTpLwcO
だけど叔母は結局行くことにしたんだよ
なんでも先生が教授になったばっかりなので色々顔を立てておこうって感じだったと思う
まあ元ゼミ生が大手でモリモリ働いてるってんなら鼻も高かろう。
でも電話で「錦でもなんでも飾ってやりますよ、ええ」ってドスの利いた声で喋ってて叔母怖すぎワロタ
それから平日の4時だかに始まるって決まったんで叔母は半休使って大学まで出向いてやるってことで話がまとまった。
何故か先生が叔母のアッシーになることでまとまってて叔母怖すぎワロタ
で、先生が俺のことを覚えていてくれたらしくて「ちびっこが心配なら俺が見ててあげるよ」と申し出てきたわけだ
叔母はどうするか一応聞いてきたけど俺はわりと乗り気だった。
叔母の大学なんてそうそう行けるもんでもないし、先生が面白い人だったからだ
59 :名無しさん :2014/04/12(土)19:15:19 ID:EP6jetWqg
初めて良スレの生を見た
1さん、ゆっくりで良いから続きを書いて
60 :名無しさん :2014/04/12(土)20:41:53 ID:qyTTpLwcO
しばらく野暮用に捕まっていた。再開する
ところでIDがコロコロ変わるんだが酉でもつけた方がいいのだろうか
その講義に招聘された当日、仕事帰りの叔母と学校帰りの俺と適当なところで待ち合わせて近くの駅で送迎係と合流することになった
途中で本屋に寄って叔母が本を買ってくれた。
星の王子さまだったか、表紙の絵が好きだから決めたら「ジャケ買いかよ」って笑われた
本屋を出てロータリーんところに車が停まっててあれじゃねみたいに叔母と言いながら近寄って、叔母が運転席の窓を軽く叩いたんだ
中に座ってた人は相変わらずっていうか、一ミリも変わってなくてたまげた。荒木飛呂彦かってほど老けてねえんだもん
62 :名無しさん :2014/04/12(土)20:56:29 ID:EP6jetWqg
>>60
茜つけて
料理長はどうよ?
63 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:03:40 ID:qyTTpLwcO
>>62
了解した
ありきたりじゃない感じがして好きだ
63 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:03:40 ID:qyTTpLwcO
先生は俺を見て「しばらく見んうちに大きくなったもんだななあ!」って驚いてた。
4年程前の記憶と ほぼ見た目が変わってない先生の話し方が関西弁なのも相変わらずだった
叔母が「むしろ若返りましたよね、なんか錬金術使いました?」って聞いたら、
「そんなもん使えたら今ごろ遊んで暮らしとるわwww」って切り返してた
叔母が学生だった頃もこんな風なやり取りが日常茶飯事だったんだろう
64 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:27:49 ID:qyTTpLwcO
あと先生が俺のことを覚えてるとは思わなかったといったようなことを運転中の先生に言ったら
「そら覚えてるよおwwwだって子連れ狼で卒論やりにきた奴なんて後にも先にもアキだけやしwww」
って言っててちょっとワロタ
叔母はか細い声でチャーンって言ってた。なんであんたが大五郎なんだよ
それから「コウイチくんこそ よくあのときのこと覚えとったなあ」って言ってきて、俺が保育園に通ってたときのことだから すぐに忘れたりしないよって感じのことを答えた
叔母がこのとき「この子はねえ、物覚えがいいんですよ」ってなんかドヤ顔してたけど
「叔母バカやな。略しておばか」って言われてクソワロタ
65 :名無しさん :2014/04/12(土)21:35:40 ID:hWSF5kBSK
オイラはその年齢の記憶は,断片的にしか思い出せないよ
66 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:44:58 ID:qyTTpLwcO
>>65
俺も全部はっきりとよく覚えてるわけじゃないよ
ところどころ思い出補正とかしてる
66 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:44:58 ID:qyTTpLwcO
なんとなく見覚えのある建物が見えてきて、敷地内にズルズル車で入っていった
叔母にどこまで行くの?って聞いたら
「教授用の駐車場は校舎のすぐ近くにあるんだよ」って教えてくれた
学生用の駐車場は遠いし徒歩だと正門から地味に歩かされて不便なんだ、みたいな学生時代のことも思い出しながらぼやいてた。
だから先生をアッシーにしたのかなと思ったけど言わないでおいてあげた
その便利な教授用の駐車場に到着して先生が「着いたでー」って言いながら当たり前みたいにドア開けてエスコート?してきてワァイケメーンって思った
67 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)22:34:02 ID:qyTTpLwcO
まあそんな感じで先生と叔母は数年のブランクなんか感じさせないくらいには親しげに喋ってたし、先生もけっこう話しかけてくれて俺は嬉しかった
で、講義をやる講堂まで着いていったら すごく広くて叔母は こんなところの教壇に座ってなんかやるのかと思うと やっぱこの人すげーなーって思ってた
叔母は叔母で「一番でかいとこでやるなんて聞いてないんすけど!?受講者100人ちょいじゃなかったんすか!?」 って先生に食って掛かってた
なんか先生曰くその科目を取ってない生徒も聴講してもいいってことになって、そしたら他の外部者が所属してたゼミの後輩とか出席させてみたりなんだりしたら250人くらいになっちまったらしい。
叔母ドンマイすぎる
まあ俺が出来ることなんて荷物預かってることくらいなもんかと思って、叔母に荷物預かろうかと提案したんだけど本だけ持っててって言われた
68 :名無しさん :2014/04/13(日)10:41:54 ID:t6OIwesRZ
料理長、全部履き出してくれ
見ているからな
69 :名無しさん :2014/04/13(日)11:51:21 ID:9ULDuk5Un
>>68
いつの間にか こんな時間まで寝こけてしまった
聞いてくれてありがとう
それで、まあ頑張れって先生と俺が叔母に言って別れた後二人で適当に校舎ん中歩いてたんだよ。
道々先生が俺らの買った本について興味津々だったから見せてたんだ
先生「コウイチくん何買ってもろたん」
俺「星の王子さま買ってもらった」
先生「ほー、じゃあアキは何買ったん?」
俺「火の鳥とジョジョとハガレン」
先生「また変なチョイスをwww」
俺「あとなんか難しいやつ」
先生「おっ、これ僕が共同著者で書いたやつやん。いっちゃん最後の名前僕のんやで」
俺「これ?」
先生「そう。なんやアキの奴、言えばタダでやったのになー」
恐る恐る裏表紙を見てみたら、火の鳥とジョジョとハガレンと星の王子さま合わせても余裕でお釣りがくる値段で戦慄した
70 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)12:14:42 ID:9ULDuk5Un
酉つけ忘れた
その後は何してたんだっけか、ジュース買ってもらったりしたな
コーラはちゃんとあったけど寒い季節だったから無難にあったかいやつリクエストしといた
前に来たときコーラが飲みたかったけど売り切れててファンタにさせられたことを言ったら笑ってた
まぁ二人の共通してることが叔母ってだけなのもあって、叔母の話題がやたら多かったと思う
叔母が料理が苦手だから最近は俺が作ってることとか、二人でゲームをやるけどボコボコに負かされて悔しいこととか話した
先生から聞いたのは、普段はわりと寛容だけどキレると理詰めで罵倒するから怖かった話とか、飲み会で潰そうとしてきた男子を返り討ちにするくらいには酒豪だったこととか、色々教えてくれた
71 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)13:17:21 ID:9ULDuk5Un
俺が知ってる成人男性のサンプルが少ない上にダメ人間ばっかりなせいなのか定かじゃないが、当時は先生がとにかく格好いい大人に見えて仕方なかった
身長も そこそこ高いし、ヒョロヒョロしてないし、服装も似合ってたし、何よりも会話の節々に頭の良さが滲み出てたんだ
叔母も話が上手い方だけど、先生は小学生相手でも分かりやすく噛み砕きながら興味をそそらせるようにスラスラ話せる人だと思った
まあ小学生なりに教えるのめっちゃ上手いな この人 って思う程度には尊敬に値する大人だった。
そりゃ叔母が師事してただけあるわな
72 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)13:36:13 ID:9ULDuk5Un
で、先生の研究室で学生時代の叔母にまつわる話を根掘り葉掘り聞きまくった。
先生も「これ以上は あかんてwwwアキに怒られるてwww」とか言いながらもノリノリで教えてくれた
あとは先生が勝手に叔母のハガレンを読みながら「そういや僕実行委員だから ほんとは行かなあかんのよ。まあ役立たずやし 最後だけおればええねんけど」って言ってきて どんだけこの人自由なんだよwwwって思ったことが印象に残ってる
73 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)17:48:07 ID:4qg8YrDkB
そのうち時間になったみたいで、先生が じゃあ行くかーって腰上げてコウイチくんも来るかって聞いてきたから頷いて着いていったんだ
ちょっと屈みながら「まだなんかやっとるで、見てみ」って言う先生と一緒になって見てみると、学生がみっしり詰め込まれた講堂の中でアホほどでかい黒板の前に座った叔母が質疑応答とかやってた。
「仕事のやりがいはなんですか」
「やりがいだけで仕事できません」
みたいなことやってた
75 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)18:33:42 ID:4qg8YrDkB
そんで急に講堂が ざわざわしだして先生が「終わったみたいやな」って言いながら勝手に中入っていって、俺はちょwww待てよwwwwwwってなりながら一緒に侵入して叔母んとこに向かった
先生「おつかれさーん」
叔母「いやー疲れましたよ ほんと。コウイチくんもお疲れ」
俺「先生と喋ってから楽しかったよ」
叔母「変なこと吹き込んだりしてないですよね?」
先生「しとらんよおwwwwwなーんもしとらんよおwwww」
叔母「チッ 自白してるようなもんですわ」
先生「僕実行委員で回収係やらなあかんから ちょっと行ってくるわwww」
そういう感じのこと話して先生が離脱していった。逃げるのうますぎワロタ
先生たちがなんか回収してる間叔母と俺は
「いつ帰るの?」
「先生が終わったら車回してくれるって言ってたよ」
ってぼそぼそやってた
けど、途中で他の招聘された奴が叔母にめっちゃ話しかけてきて内心面白くなく思ってて、うつむいてたら叔母が「お家帰ったらどうしよっか」って言ってくれて地味に嬉しかった
>>53
わざわざどうもありがとう
二人暮らしを始めた当初のときの話をしよう
叔母の勤め先については伏せさせてもらうが、かなりの大手で福利厚生も充実していた
けど叔母は新卒で入ってきた新人なわけだから いきなりそれを享受することは出来なかった
入社2、3年目くらいまでは頻繁に残業もしてたし結構ガツガツ働いてたと思う
俺は ばあちゃんや叔母の友人の手助けを受けながら、消防ライフに必死に馴染もうとしたり家事の手伝いをしていた。
不便なことは多々あったが楽しかったよ
叔母は とても忙しそうで辛いときもあったみたいだけど「コウイチくんが家でお利口さんに待ってるから頑張ってるよ」っていつも言ってた
なんで叔母は俺のために こんなに頑張ってんだよって思ったけど 恥ずかしくて聞けなかった
55 :名無しさん :2014/04/12(土)13:10:28 ID:VxBX0ZjlI
そんで俺も なんかもっとなんか頑張って叔母を楽にさせたくなった
そうだ、叔母は料理が苦手だから俺がご飯を作ってやろう。
そう思って俺は ばあちゃんに料理を教えてもらったり オレンジページみたいなやつから俺でも作れそうなレシピを覚えてきたりしてた
で、ある程度レパートリーが増えてきたので ある晩に俺メインで晩飯を作って叔母を驚かせてやった
叔母は めちゃくちゃ驚いてて
「すごいな!全部手作りか!私より上手いよ!コウイチくんすごいな!おおお!」
って感じでこっちが引くほど歓喜してた
言うまでもなく、俺は料理長に任命された
小3のときのことだ
57 :名無しさん :2014/04/12(土)13:36:48 ID:PcBoWVNbs
この年、俺がもう一度叔母の大学に行く機会があったんだ
講義のパネルディスカッションだかなんだかにOGとして招聘されたんだよ、叔母
最初は めちゃくちゃ渋ってたな
そりゃそうだ、ようやく仕事に慣れてきて俺との暮らしに落ち着きが出てきたってのに大学から
「すげえ企業でバリバリ働いてんだって?ありがたい話をしに大学まで来いよwww」
って言われたようなもんだからな
58 :名無しさん :2014/04/12(土)14:56:45 ID:qyTTpLwcO
だけど叔母は結局行くことにしたんだよ
なんでも先生が教授になったばっかりなので色々顔を立てておこうって感じだったと思う
まあ元ゼミ生が大手でモリモリ働いてるってんなら鼻も高かろう。
でも電話で「錦でもなんでも飾ってやりますよ、ええ」ってドスの利いた声で喋ってて叔母怖すぎワロタ
それから平日の4時だかに始まるって決まったんで叔母は半休使って大学まで出向いてやるってことで話がまとまった。
何故か先生が叔母のアッシーになることでまとまってて叔母怖すぎワロタ
で、先生が俺のことを覚えていてくれたらしくて「ちびっこが心配なら俺が見ててあげるよ」と申し出てきたわけだ
叔母はどうするか一応聞いてきたけど俺はわりと乗り気だった。
叔母の大学なんてそうそう行けるもんでもないし、先生が面白い人だったからだ
59 :名無しさん :2014/04/12(土)19:15:19 ID:EP6jetWqg
初めて良スレの生を見た
1さん、ゆっくりで良いから続きを書いて
60 :名無しさん :2014/04/12(土)20:41:53 ID:qyTTpLwcO
しばらく野暮用に捕まっていた。再開する
ところでIDがコロコロ変わるんだが酉でもつけた方がいいのだろうか
その講義に招聘された当日、仕事帰りの叔母と学校帰りの俺と適当なところで待ち合わせて近くの駅で送迎係と合流することになった
途中で本屋に寄って叔母が本を買ってくれた。
星の王子さまだったか、表紙の絵が好きだから決めたら「ジャケ買いかよ」って笑われた
本屋を出てロータリーんところに車が停まっててあれじゃねみたいに叔母と言いながら近寄って、叔母が運転席の窓を軽く叩いたんだ
中に座ってた人は相変わらずっていうか、一ミリも変わってなくてたまげた。荒木飛呂彦かってほど老けてねえんだもん
62 :名無しさん :2014/04/12(土)20:56:29 ID:EP6jetWqg
>>60
茜つけて
料理長はどうよ?
63 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:03:40 ID:qyTTpLwcO
>>62
了解した
ありきたりじゃない感じがして好きだ
63 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:03:40 ID:qyTTpLwcO
先生は俺を見て「しばらく見んうちに大きくなったもんだななあ!」って驚いてた。
4年程前の記憶と ほぼ見た目が変わってない先生の話し方が関西弁なのも相変わらずだった
叔母が「むしろ若返りましたよね、なんか錬金術使いました?」って聞いたら、
「そんなもん使えたら今ごろ遊んで暮らしとるわwww」って切り返してた
叔母が学生だった頃もこんな風なやり取りが日常茶飯事だったんだろう
64 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:27:49 ID:qyTTpLwcO
あと先生が俺のことを覚えてるとは思わなかったといったようなことを運転中の先生に言ったら
「そら覚えてるよおwwwだって子連れ狼で卒論やりにきた奴なんて後にも先にもアキだけやしwww」
って言っててちょっとワロタ
叔母はか細い声でチャーンって言ってた。なんであんたが大五郎なんだよ
それから「コウイチくんこそ よくあのときのこと覚えとったなあ」って言ってきて、俺が保育園に通ってたときのことだから すぐに忘れたりしないよって感じのことを答えた
叔母がこのとき「この子はねえ、物覚えがいいんですよ」ってなんかドヤ顔してたけど
「叔母バカやな。略しておばか」って言われてクソワロタ
65 :名無しさん :2014/04/12(土)21:35:40 ID:hWSF5kBSK
オイラはその年齢の記憶は,断片的にしか思い出せないよ
66 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:44:58 ID:qyTTpLwcO
>>65
俺も全部はっきりとよく覚えてるわけじゃないよ
ところどころ思い出補正とかしてる
66 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)21:44:58 ID:qyTTpLwcO
なんとなく見覚えのある建物が見えてきて、敷地内にズルズル車で入っていった
叔母にどこまで行くの?って聞いたら
「教授用の駐車場は校舎のすぐ近くにあるんだよ」って教えてくれた
学生用の駐車場は遠いし徒歩だと正門から地味に歩かされて不便なんだ、みたいな学生時代のことも思い出しながらぼやいてた。
だから先生をアッシーにしたのかなと思ったけど言わないでおいてあげた
その便利な教授用の駐車場に到着して先生が「着いたでー」って言いながら当たり前みたいにドア開けてエスコート?してきてワァイケメーンって思った
67 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/12(土)22:34:02 ID:qyTTpLwcO
まあそんな感じで先生と叔母は数年のブランクなんか感じさせないくらいには親しげに喋ってたし、先生もけっこう話しかけてくれて俺は嬉しかった
で、講義をやる講堂まで着いていったら すごく広くて叔母は こんなところの教壇に座ってなんかやるのかと思うと やっぱこの人すげーなーって思ってた
叔母は叔母で「一番でかいとこでやるなんて聞いてないんすけど!?受講者100人ちょいじゃなかったんすか!?」 って先生に食って掛かってた
なんか先生曰くその科目を取ってない生徒も聴講してもいいってことになって、そしたら他の外部者が所属してたゼミの後輩とか出席させてみたりなんだりしたら250人くらいになっちまったらしい。
叔母ドンマイすぎる
まあ俺が出来ることなんて荷物預かってることくらいなもんかと思って、叔母に荷物預かろうかと提案したんだけど本だけ持っててって言われた
68 :名無しさん :2014/04/13(日)10:41:54 ID:t6OIwesRZ
料理長、全部履き出してくれ
見ているからな
69 :名無しさん :2014/04/13(日)11:51:21 ID:9ULDuk5Un
>>68
いつの間にか こんな時間まで寝こけてしまった
聞いてくれてありがとう
それで、まあ頑張れって先生と俺が叔母に言って別れた後二人で適当に校舎ん中歩いてたんだよ。
道々先生が俺らの買った本について興味津々だったから見せてたんだ
先生「コウイチくん何買ってもろたん」
俺「星の王子さま買ってもらった」
先生「ほー、じゃあアキは何買ったん?」
俺「火の鳥とジョジョとハガレン」
先生「また変なチョイスをwww」
俺「あとなんか難しいやつ」
先生「おっ、これ僕が共同著者で書いたやつやん。いっちゃん最後の名前僕のんやで」
俺「これ?」
先生「そう。なんやアキの奴、言えばタダでやったのになー」
恐る恐る裏表紙を見てみたら、火の鳥とジョジョとハガレンと星の王子さま合わせても余裕でお釣りがくる値段で戦慄した
70 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)12:14:42 ID:9ULDuk5Un
酉つけ忘れた
その後は何してたんだっけか、ジュース買ってもらったりしたな
コーラはちゃんとあったけど寒い季節だったから無難にあったかいやつリクエストしといた
前に来たときコーラが飲みたかったけど売り切れててファンタにさせられたことを言ったら笑ってた
まぁ二人の共通してることが叔母ってだけなのもあって、叔母の話題がやたら多かったと思う
叔母が料理が苦手だから最近は俺が作ってることとか、二人でゲームをやるけどボコボコに負かされて悔しいこととか話した
先生から聞いたのは、普段はわりと寛容だけどキレると理詰めで罵倒するから怖かった話とか、飲み会で潰そうとしてきた男子を返り討ちにするくらいには酒豪だったこととか、色々教えてくれた
71 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)13:17:21 ID:9ULDuk5Un
俺が知ってる成人男性のサンプルが少ない上にダメ人間ばっかりなせいなのか定かじゃないが、当時は先生がとにかく格好いい大人に見えて仕方なかった
身長も そこそこ高いし、ヒョロヒョロしてないし、服装も似合ってたし、何よりも会話の節々に頭の良さが滲み出てたんだ
叔母も話が上手い方だけど、先生は小学生相手でも分かりやすく噛み砕きながら興味をそそらせるようにスラスラ話せる人だと思った
まあ小学生なりに教えるのめっちゃ上手いな この人 って思う程度には尊敬に値する大人だった。
そりゃ叔母が師事してただけあるわな
72 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)13:36:13 ID:9ULDuk5Un
で、先生の研究室で学生時代の叔母にまつわる話を根掘り葉掘り聞きまくった。
先生も「これ以上は あかんてwwwアキに怒られるてwww」とか言いながらもノリノリで教えてくれた
あとは先生が勝手に叔母のハガレンを読みながら「そういや僕実行委員だから ほんとは行かなあかんのよ。まあ役立たずやし 最後だけおればええねんけど」って言ってきて どんだけこの人自由なんだよwwwって思ったことが印象に残ってる
73 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)17:48:07 ID:4qg8YrDkB
そのうち時間になったみたいで、先生が じゃあ行くかーって腰上げてコウイチくんも来るかって聞いてきたから頷いて着いていったんだ
ちょっと屈みながら「まだなんかやっとるで、見てみ」って言う先生と一緒になって見てみると、学生がみっしり詰め込まれた講堂の中でアホほどでかい黒板の前に座った叔母が質疑応答とかやってた。
「仕事のやりがいはなんですか」
「やりがいだけで仕事できません」
みたいなことやってた
75 :料理長◆k0avXuG1yc :2014/04/13(日)18:33:42 ID:4qg8YrDkB
そんで急に講堂が ざわざわしだして先生が「終わったみたいやな」って言いながら勝手に中入っていって、俺はちょwww待てよwwwwwwってなりながら一緒に侵入して叔母んとこに向かった
先生「おつかれさーん」
叔母「いやー疲れましたよ ほんと。コウイチくんもお疲れ」
俺「先生と喋ってから楽しかったよ」
叔母「変なこと吹き込んだりしてないですよね?」
先生「しとらんよおwwwwwなーんもしとらんよおwwww」
叔母「チッ 自白してるようなもんですわ」
先生「僕実行委員で回収係やらなあかんから ちょっと行ってくるわwww」
そういう感じのこと話して先生が離脱していった。逃げるのうますぎワロタ
先生たちがなんか回収してる間叔母と俺は
「いつ帰るの?」
「先生が終わったら車回してくれるって言ってたよ」
ってぼそぼそやってた
けど、途中で他の招聘された奴が叔母にめっちゃ話しかけてきて内心面白くなく思ってて、うつむいてたら叔母が「お家帰ったらどうしよっか」って言ってくれて地味に嬉しかった
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