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ブタとチビの話
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56 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 02:42:45.94 ID:v4MPGHBwO
私は夏に向けて目標を立てていた。

8月頃に期間限定のバイトをしてみようと考えていた。

それまでに役立たずな脂肪を少しでも落とそう!!

気が向いたら近所を散歩、気が向いたら近所を走り込むことにした。

日差しが暑い昼下がり、あのミニ公園のそばを通りかかった時に たーくん を見た。


今日は帽子を被っていた。ちょろちょろと公園の中を動き回っている。

何やら熱心に下を見ているから、面白い虫でも見つけたのかな。

危ないぞう 連れ去られたらどうすんじゃ

心配になり公園に入って近づいた。

傍に行くと自分の足元に急に現れた豚の影に!ビクッと驚いて、振り返った。

こんにちはーと微笑んでみると見覚えのある豚に ほっとしたらしい。

辺りに落ちてる小枝を拾い、雑草の生えて無い空間の前に腰を屈めた。

「お母さんは?コンビニ?」と書いて たーくん の顔を見ると私の方を見てウンと頷いた。



58 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 03:15:53.50 ID:v4MPGHBwO
気づいたら地面に向かって2人で並んでしゃがんでいた。

(タ・д・)〜φ(・@・ブタ)

《なんかみつけた?》

意味が分からない様子でこちらを見てくる。

《なにやってるの?》

もう一度たずねると、 たーくん は傍の石を拾って書き始めた。

《はっぱ》

あ?なんだそりゃ、と思い たーくん を見ると顔を上げてどこかを指差した。

その指の先を見ると、緑色の雑草が生えていたがそれだけだった。わからん。

《どんなはっぱ?》

と聞くと、 たーくん は片手で4本の指を立てた。

4?それがどうしたよ。

真似して4本の指を立てて首を傾げて彼を見る。

…すると、もう一度今度は図らしきモノを書き出した。

三角かハートのような形が4つ集まって花びのようになっている。

そして またさっきと同じように雑草を指差した。

なるほどね。やっと理解した私は、《クローバー》と横に書いた。

彼はウンウンウンウンと頷いた。

なんとまあ懐かしいイベントだこと(*・o・*)



59 :名も無き被検体774号+:2012/03/24(土) 04:15:19.20 ID:l8BylX2h0
四つ葉のクローバー…

何度となく探した記憶はあるけど見つけられたかどうかわすれちゃったなぁ

懐かしい





60 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 07:41:29.14 ID:v4MPGHBwO
立ち上がって雑草の方、白草が生えている帯にしゃがんで凝ら婿

草や土を見るのは何年ろう。

のすぐそに たーくん も屈みんで探している

フムなかなかんだな〜…

しッ立ち上がっくん の肩をいて雑が無い場した

母さんしんい。》

と指でいて

《コン寿ニいっしょ行こう!》

と書いた


っとの文字をまま数秒動かなった、私が立れて立ち上た。

ウシッ行くべ、ぱっ西し出すと迷わに素直に握ってくれ

お互少しくなったように思えた

トイレ事件のうだど、ダをこねたりしない素直な子だなと感

案したことは すと受け入れようとしれる

でも だからお母さんは心配んだと思った



61 : ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 07:51:41.41 ID:v4MPGHBwO
紙とノートれば良かったのな〜

ドコドトココ一緒に歩思った。


、コビニ辿り着くと今日は場の隅に車が停まっいた。

もしやと思い、車に歩婿寄りに手を寿たが鍵は閉まっいた

盗難の心配が無くてほっとし

や子供ないことが問題なんだけど。

私の視界の方に手が のーんと伸びてき

手の中に黒いキーが犬のいぐるみキーホダー一緒にあった

たーん はーを持ち直て軽く動かした

機械音してライトが二滅。

そし またポチッと押し、めな音とラ滅が…。

おいおいwという顔で眺ている尿今度は得意度押した。

こらこら

埒があかんのでド開けて、くん に乗るように手招いてた。

後部座席ょいっと身軽に乗り込んだ。

婿がらマッテテ!っ口を動かと頷い


ンビ走ってび込みンスント味噌汁を列中のお母様を

こんにちは。公園いた たー 連れした。車の中

とい お母さんはすぐに立ち上、眼店長に一声掛けて外に出て行っ

店長の視線感じながら私も追いかけた



62 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 08:23:17.21 ID:v4MPGHBwO
私には分からぬ手話のやり取りで車に乗込んで人が話している

激しく叱ってる風でも、心配して泣いる様た。

…大丈夫そ


車の転席にみると、お母さんが気がついて窓を開けてた。


図々は承知でたずねた。

「あ、もし宜しけば私の連を控けません?」

う顔されるので、

「またう事があっ時にすれ違う可能性もあるので…」と付け加

「是非、お願いします!

私はていなかったので口頭で伝え、連を書た。

湿後、お詫び感謝言葉をいたがトイレの時りもはくだけたやり取だっ

と どれぐでお事は終わりますか?」

ええ、もう少しで

それまでここにいまたどっちうとなん^@^」

お願いしても、いいですか

。待てます」

たーくんいる部座席に乗り込お母さんはコへ戻って行っ




63 :名も無き被検体774号+:2012/03/24(土) 08:57:55.74 ID:tCCRcoh4O
人のいいニートだな

ほっこりするわ





66 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 11:37:56.81 ID:v4MPGHBwO
………………………こまった。

口以外でコミュニケーション…

手だけでコミぬケーション…

あや取りヒモないし

ん〜…と手をぐーぱーしながら考えて苦し紛れに思い出した。


両手の5本の指同士、指先だけで合わせるでパカパカと動かす。

当時とある短編映画がお気に入りだった。
http://www.youtube.com/watch?v=9DxOPMVn3Es&sns

そのワンシーンを真似てパカパカやってみた。

単なる指のストレッチにしか見えないから、 たーくん もぼんやりと見てるだけ。

真似してごらんと促すように繰り返した。

たーくん も なんとなくつられて真似し始めた。


うまくいくと指の中の空間にボールがあるような感覚がするんだけど、それを説明できなくて。

意味なく二人で指のストレッチのようにそれをしながら過ごしていたw

なんだったんだろう あの空間は。


逆にそれが面白くなってきちゃって、私はちょっと吹いたのね。

そしたら人懐こい笑顔で たーくん も笑ってた。

そんなこんなで おばさんが戻ってきて、おばさんから じ○がりこを一箱お礼に頂いて二人を見送った。

走り去る時に車の中で まだパカパカ手を動かす たーくん が可愛くて面白かった。

…で、 じ○がりこ を食べに私も家に帰ったのでした。

まあこんな日はダイエットも保留ということでね。



ちなみに関係ないけど、さっき母がいきなり入ってきて…

「ブタヒメ起きてるのか!」って怒鳴って消えた。

姫なんて言われたの初めてだわ

うれしいうれしい豚王国の姫になろう。



67 :も無き774号+:2012/03/24(土) 12:05:00.65 ID:Lo76yXCI0
ゃん面いなww


70 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 15:42:25.51 ID:v4MPGHBwO
知り合い以上友人未満になってきたので、もうちょっとコミュニケーションが取れるようになりたい。

おばさんは女性議員の片○○○きさんを落ち着かせた感じの見た目です。

たーくん の“た”は仮名なので ほんと違う言葉で○ーくんと呼んでました。


私の勉強机の一番大きな引き出しの中に、古びたビデオテープがいくつか入っています。

そこから何万回と見たお気に入りの寿命ギリギリのテープを5本取り出して、おやつと共にセッティングしました。

数年前まで人生で一番好きなドラマだと言い張っていた、のりぴーの☆の金貨。

実は2、3個の手話は出来るんです。

竹○○豊さんがすこぶる色っぽく愛情たっぷりに、手の甲を撫でてアイシテルと伝えるのが人生で一番好きな台詞だった。

竹○○豊フェロモン王子が、少年のような顔でありがとうの手話をからかっていたのがすこぶる可愛かった。

さすがにアイシテルは使う機会無いし、もう一度ちゃんと見てみようと(`・ε・´)


のりぴーが泡のように表から消えてから眠り続けていたビデオを再生した。

やっぱりどう考えてもバッタ顔の大沢たかおさんとくっつくのは納得できない。あ〜うおでも泣けるッ!

…と結局ストーリーにのめり込んで本来の目的を忘れてしまう夢見る豚だった。



72 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/24(土) 20:04:55.75 ID:v4MPGHBwO
近藤はるなじゃねーよ!って角野卓造さんが言ってる所が見てみたいと思う豚丸でした。

24の夏、一口アイスのヒ○ノにハマッていました。

ただヒ○ノと私の腸は なかなか互いを認めようとしない。

お腹が痛くなるんだけど、美味しさには叶わず沢山食べてました。


体重は相変わらずで、バイトをするという目標のために腹筋とスクワットだけはやるようになりました。

下半身がムキムキになるタイプで、ちょっとやるだけで冗談でなくスピードスケートの選手みたいな太股が…。


「カモシカのような足には どうすればなれるかね(´・@・`)」

「あら?もうなってるじゃない」

「…ウソつきー。どう見ても巨木だよこれは」

「あんたの足は切り倒しても何の役にも立たないわよ。イカダ作ったら浮くかもしれないけど('ω'*)」

「なるんだもんカモシカに!」

「一生言ってなさい」


そんな平和な日々の最中、私は片道歩いて20分そこらにある地元の川 のせせらぎを感じながら歩いていた。

この頃のお気に入りのダイエットスポットとだ。

川というか小川に出る手前の道で、曲がると小高い坂になっている道がある。

その先に、 たーくん が通っているであろう学校があった。

正直 子供の頃から、私には在って無い場所で…。

知り合いもいない その場所は無関係なエリアでしかなかった。

今は違う。

ここに通ってるんだな、と通り過ぎる時に たーくん を思い出す。




>>次のページへ続く



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