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6歳の娘がクリスマスにサンタに宛てた手紙を覗いてみたら
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40 :名無しさ@おーぷん :2016/01/03(日)12:04:31 ID:aTY(主)
492 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2006/02/12(日) 22:58:58 ID:5NQXDNZG0
>>490
世の中には2種類の人間がいます。上を見る人間と、下を見る人間です。

上を見る人間は、自分より優れた他人を常に意識して、劣等感を感じる事があっても それをバネにする事ができます。結果はさておき、努力する事ができる人間なのです。

下を見る人間は、常に自分より劣った人だけを見ようとします。あいつは自分より馬鹿だ、劣っている、目下だ、と思える人間だけを視界に入れます。

あなたは こちらのタイプの人間です。

自分より下がいるから、あいつよりはまだ自分はマシだから―

そう考え、努力する必要性を感じません。

そして、いつのまにか見下げていた他人と同じラインに立っています。しかし、常に下だけを見つづけるので、その事に危機感を感じません。

まだ自分より劣った人間がいる、まだ自分より馬鹿な人間がいる―

どこまでも堕ちていきます。あなた自身は気づかないままに。


そして、今のあなたは一番下にいます。あなたが視界にいれるべき、劣った人間はもう存在しません。でも、いまさら上を見る事はできないのです。

上を見たら― その重圧感にきっとあなたは耐えられないから―

ですから、あなたは心のなかで、決して実在しない「自分より劣った人間」を求め、幻を見るのです。あなたはもう一番下なのに―

まだ堕ち続ける言い訳を、自分に対して続けるために―


さあ、目を覚ましなさい。目を覚まして立ちあがりなさい。

でも上を見る必要はありません。あなたは立ちあがり、探すのです。

手頃なロープを。あなたの体重を支えるのに充分な太さのロープを―





45 :名無しさん@お2016/01/03(日)12:07:04 ID:aTY(主)
代、書類の手続き1年半ぶり家に帰った時のこと。

本当はまる定だったんだが、次の日にぶ予定が入てしまったの帰りにししまった。

母にやら捺印らをしてらい帰ろうとし玄関で靴紐を結でいると、父が会社か帰っ

が少く、けて言や私やの愚痴を言う親のことが苦手で、一に居ると息苦しさをていたの私は、が帰宅する前帰ってしまいたいといも、日帰、ひいは通ない距離の校をの理由の一つった

「おゃなのか」と訊いたので、

ちょっと忙しいから」殿きら答えると、手に持っいたーナツ箱を私に差し「これやるから、電の中で食え。道中長いだろうから」とった

駅に着くとは行たばかりのようで人がなく、分は待たされるようだった。

小腹が減っので、父からもらったドーナツの箱を開

3個つ3種類ていた

3人でお茶するりだったんだなぁ。

、私が9個ってきれいよ。

箱の中を覗込みながら苦笑した。


直後。

あぁ、あの人はく不器用なだけだろうな―

ふとそう思うとろぼろ出て

様々な情や思い出が泡のよに浮かんでは消えるけどれも切なかったり苦かったりばっかりで。

手持ちのポケトテッシが無くなっても、ハンカチ洗濯して干みたに濡れてもまらくて、、一本あ車が来るまでベンでず泣き続けてた。


47 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)12:07:54 ID:aTY(主)
の家は、俗に言う子家庭でした。

お父さんはせんでした。

はもうっちらい

弁当る卵きさえ、いつも黒焦げでし

んはお弁当を友達に見られるのがでいつもれて捨てした

んてまともに使えないくせに、無てウイナーをタコの形に切るんです。

りんごがれば うさぎの形に。

ニンジン、とっても歪なハートの形に。

もおんは起き、私のためにお弁当を作るんで

私が誕生日をにも相らずんはお弁当を渡ました。

はいらないとったですがそれ尿も無理矢れました。


日も結局、友達に見られたくなう恥ら、私は登校中れを捨てした

もなく学校が終わり、に帰宅すると、うだった?今日の弁

父さんがどこか浮き足だっ様子なこといてくるす。

「ハーバって文字の形苔で作るの大変だった」

お父さんはこに、嬉しそ言いました。

れを聞て、私は泣きまし稿

私のため日欠かさず、一生懸ってく


それ日おんの弁当が楽しみした

ロの

だらのりんごのうさぎ

欠け たハー型のんじん

もこれも、私の大なりま

達に思切り自してやりましたよ。

なお弁当だ


それから姿間は経って。

今ではの顔さ忘れるほ年取ったお父さに、今弁当を届いま

、全食べがとう。

お父さんのお当、また食


48 :名しさんぷん :2016/01/03(日)12:08:50 ID:aTY(主)
こんなると思い出す

一のころに親が離て、俺の家母子った

からちゃんは俺を育るために いつも仕事で忙しかった。

毎日、夜遅くてさ。一緒に事すこともほとんどなくな

でもクリ母ちん早く仕事切り上げて、ーキ食べ約束しんだよ。

すごにしてた。早くちゃってこないかって。

も、母ちゃはいつたっても帰ってかっ

腹が減って、も俺はずっとけた

も変わ頃、ゃんは帰ってた。

・。○○。仕事が・・・。当はぐに帰っあげたかったん・・ごめんね・・あ、ってきたから緒に食べよう!」

、怒りと悲しさで、泣き叫びながら、ちゃんからケーキ奪ってそのま踏潰した。

母ちゃんも泣いて





51 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)12:14:08 ID:aTY(主)
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。


J('ー`)し
(  )\('∀`)
||  (_ _)ヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


学もなく、技術もなかった母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。


┌─────────┐
│  個 人. 商 店  │
└─────────┘
│  J('ー`)し     |
│   (  )    ┌─|
│   ||    │ i|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



それでも当時住んでいた土地は、まだ人情が残っていたので何とか母子二人で質素に暮らしていけた。






│ J('ー`)し_____________
/ ̄ ̄ (  )  ('∀`)
/     ||  (_ _)ヾ



娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、近所の河原とかに遊びに行っていた。


///////ww   w  ww
//////w ww        J('ー`)し
/////w w ww. ('∀`)  □ノ(  )
////w w  w  ( ヘヘ    ||
///w  ww ww  w

給料をもらった次の日曜日にはクリームパンとコーラを買ってくれた

J('ー`)し        ワーイ コーラ ダ
(  )ヽ□ ヽ('∀`)ノ クリームパン ダ
||     (_ _)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



52 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)12:14:28 ID:aTY(主)
ある日、母が勤め先からプロ野球のチケットを2枚もらってきた



J('∀`)し
(ヽロロ   ヽ('∀`)/
||    (_ _)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



俺は生れて初めてのプロ野球観戦に興奮し、母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。



J('∀`)し
t─┐ノ( ノ)     ヾ('∀`)ノロロ
│■| |    .  (_ _)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



野球場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、係員に止められた



──┐
│                _[係]
│   J(;'Д`)し       (`Д´ )
│     (  )\('д`) ロロヾ(  )
│     ||  (_ _)ヾ    / └
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



母がもらったのは招待券ではなく優待券だった。

チケット売り場で1人1000円ずつ払ってチケットを買わなければいけないと言われた。



──┐
│                _[係]
│   J( ;'A`)し       (`Д´ )
│     (  )\( 'A`) ロロヾ(  )
│     ||  (_ _)ヾ     ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




53 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)12:17:15 ID:aTY(主)
帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは外のベンチで弁当を食べて帰った。

電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら



( '∀`) J('A` )し
.(_ _)  (  )  .┌─
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄くく ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



母は「母ちゃんバカでごめんね」と言って涙を少しこぼした



( 'A`) J('A` )し
.(_ _)  (  )  .┌─
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄くく ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



俺は母につらい思いをさせた貧乏と無学がとことん嫌になって一生懸命に勉強した。



||||\ ('Д`;) ベンキョウ ベンキョウ
────┐ヽ(   )
│くく□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



新聞奨学生として大学まで進み、いっぱしの社会人になった。

母も喜んでくれた



[大]_
('∀`)   J('ー`)し
(  )     (人)
||     ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



そんな母が去年の暮れに亡くなった。

死ぬ前に1度だけ目を覚まし思い出したように

「野球、ごめんね」 と言った。



('A` )
J('A`)し  (  )
/⌒⌒⌒⌒⌒ヽ  ||
// ̄ ̄ ̄フ /
/ (___/ /
(______ノ




俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが、最後まで声にならなかった


('ー`;;)
J('A`)し  (  )
/⌒⌒⌒⌒⌒ヽ  ||
// ̄ ̄ ̄フ /
/ (___/ /
(______ノ







>>次のページへ続く



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