2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg easterEgg
 
 
 

Pickup

 
 
 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 

「娘さん下さい!」って言いに行くww
(6ページ目)  最初から読む >>

 

\ シェアする /


219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:33:40.44 ID:4QDc0c6v0
家に帰って中身を見た。

『リンツには負けるけれど・・』と小さなメモが。

確かにw

すこし苦かった。でもおいしい。甘くなくていい。

しかし何故か心は晴れない。

考えても無駄だと その日は眠りについた。


225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:36:14.54 ID:4QDc0c6v0
俺は次の日曜から家庭教師のバイトを休むようになった。

『転職先を見つけるため忙しくなる』とユウには言った。

ユウに会うことが出来なかった。気持ち的に。

事実、仕事先を見つける動きもみせていた。

そろそろ貯金もやばい・・。

しかし そうはいってもやっぱり探すだけで応募しようとはしなかった家で引きこもることが多くなった。

相も変わらず付き合っていた彼女とは数回会うだけ。

会っても お互いの笑顔も減った。

性欲なんてのも彼女に対してわかず飯を食っては帰っていくだけ。

「仕事は順調?」といわれても「まぁ」と答えるだけ。


そんな感じでgdgdと過ごして年度も変わり桜も散った五月。

ユウがちょっと時間を作ってくれとメールで寄越してきた。

俺は渋々承諾した。

駅近くの喫茶店で待ち合わせをした。


227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:40:34.45 ID:4QDc0c6v0
「せんせ」

ユウはいつも俺より早く到着している。

「どうしたの?」

「しんろのことてそうたんがあるの」

ユウがそう言うと近くに座っていた他の客が数名俺達の方を見るのが分かった。

「だいがくに、すすむのか?」

「よねんせいはむり」

「どうして?」

「はやくしゅうしょくしておかあさんをらくに」


就職・・。痛い響きだった。

それ以上に気になったのが周りの視線。

構わず続けた。


228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:41:16.48 ID:4QDc0c6v0
「たんき?」

ユウは頷く。

「どんなしごとに、つきたい?」

「えいご」

「えいご?」

「かいがいえほんのほんやくかに・・」

俺はユウの話を最後まで聞かずに立ち上がった。

俺の正面の席のカップルがコソコソとこちらを見ながら話していたのだ。

驚くユウの手を取りカップルに向かっていった。

「見てんじゃねーよ!バカップル!!」

俺は振り返らずに店を後にした。

むかつく。

心底腹がたった。

ユウは見世物じゃない。





229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:42:21.28 ID:4QDc0c6v0
「せんせ?」

「おれのいえではなそう」

その店は俺の家の傍であったから。下心なんかで呼んだわけじゃないぞw

俺は怒りから何も話さずに ずんずん突き進む。ユウの腕を掴んでいるのも忘れて。

気づいたのはユウの手が上に上に移動して俺の手を握り締めたからだ。

小さくて柔らかい手が俺の手を包んだ。

しかし思わず振り払ってしまった・・。

「いや、その・・」

俺は てんぱった・・、さすがに今の態度はどうかしている・・。

「へへ」

ユウが恥ずかしそうに、ちょっと切なそうに笑った。


今でもあの日のことは謝ってない、本当に悪かったと思う。


233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:45:55.37 ID:4QDc0c6v0
家に上げるとユウは驚いた表情を見せた。

「きたない」

おうおう・・。ちょっとは遠慮してモノを言えと思った。言うほど汚いとは思わないけれどなw

俺はテーブルに置かれたパソコンを立ち上げて『絵本翻訳家』をググッた。

その間のユウの行動がおかしい。

チラチラと部屋を見渡している。

「どうした?」

と尋ねる。


242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:49:59.27 ID:4QDc0c6v0
「そうじしないの?」

「あのな・・」

面倒なので筆談に変えた。

「一人暮らしなんて こんなもんだぞ」

ユウもすぐにペンを走らせる。

「食事も ちゃんと採ってるの?」

「とってる」

ここは言葉。

「彼女さんを家に呼んだりはしないの?」

「よばねーよ」

「先生だらしないよ」

「うるさい。ちょっと黙ってろ!!」

殴り書きをした。

図星なことを言われてキレるとかwくそったれですw

ユウは何も言わずに隣に正座をしていた。

なんで正座wと思ったが反省の意をこめているのだろうとほっておく。

俺は構わず調べた。


246 :以しにかわりましてVIPがお送りし2009/06/04(木) 16:51:25.44 ID:4QDc0c6v0
どうやら期の語科出て翻訳家はない)になった人はいよう

家は少子の影から絵本くなているために相当なるしいで・・。

淡々とメモ書きをているとれた。

に?

ユウってこう書いた。

「掃除しいい?」

・・。

非!と答したかったが何か癪に障っので「好きにして」と書いた。

ッと立ち上がり掃除をし

いい?」「これはどこ

んて稿ながらテキていくユを見ていい奥さんなるわなんて思ってた。

もの十分で違えるほ西になった俺の貿部屋

のりかいていたユウに「ありがとう」と告モを手渡す

「せんせ、ありがとう」ユウもお儀を


249 :下、名無しにかわりVIPがお送りします2009/06/04(木) 16:53:25.55 ID:VneAmMgQ0
良い子


253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:55:10.09 ID:4QDc0c6v0
「せんせ、すごいね」

「ネットつかえば、できる」

パソコンを指差す。

首を振るユウ。

「わたし、せんせをそんけいしてる」

「ん?」

俺が???な顔をしていると紙に書く。

「尊敬」

そして俺を指差す。

尊敬ね・・、どこにそんな要素があるw

「先生は私を普通の子と見てくれる」

「だって、普通じゃん」

「ありがとう」

俺は「うん」と言い、続けて今日はもう帰りなとユウに言うと素直に帰っていった。

帰った後に『色々悩んで一番の道を選んで下さい』とプーの俺は偉そうにメールを送った。

『先生も頑張ってね』と返ってきた。

俺は再びパソコンに向かう。

彼女の気持ちに答えるのは無理。

でも彼女が俺に抱いている綺麗過ぎる幻想を保つことは出来るのではないかと。

先ずは仕事を探そう。

人並みに ちゃんとしようと思った。





254 :以下、無しにかりましてVIPがお送します:2009/06/04(木) 16:56:34.52 ID:m9cKDyA/0
泣けてくる


255 :無しにかわりま尿してVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:57:15.42 ID:KwMfFz3C0
気だな


258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:58:07.36 ID:+LKYTCjz0
ダメだ・・・もう寝ないと完全に仕事に影響でる・・・

でも俺は寝ない!!


259 :以下、名無しにかわましてVIPが送りします:2009/06/04(木) 16:59:02.83 ID:aEOH/5HG0
仕事のにと思いたがどう見てもこっちがメインなって

続き早く!


270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:02:49.73 ID:Pbzvp9RT0
>>259
同じく!

プログラム組みながらvip見てる


261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:59:52.30 ID:4QDc0c6v0
夏が過ぎ、そろそろ年の瀬だというのに仕事は決まっていなかった。

少し高飛車になっていたのかもしれない。

有名どころの大学を卒業して有名企業に入った俺勝ち組wだから転職先もある程度いいところじゃないとwwなんて自惚れていたのかもしれない。

面接にこぎつけたのはわずか一社。しかも落とされる。

その間にもユウとはメールで連絡をちょくちょく(月に一回くらい)とっていた。

どうやら進路は短期大学の英米文学か英語科にするとのことだった。

彼女の英語力なら短期大学の英語科では物足りないのではと思ったが・・。


そんな感じで過ぎていく日々・・そしてあの日が来る。




>>次のページへ続く





\ シェアする /


関連記事

 
 
 
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:感動・泣ける話, 結婚, すっきりした話, 純愛, 胸キュン,
 

 
 
 
 
 

こちらもどうぞ

 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 
 

おすすめ記事2

 
 
 

おすすめ記事3

 
 
 

人気記事(7days)

 
 

お世話になっているサイト様