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数年前、自殺しようとしてた俺が未だに生きてる話

 

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1 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 04:41:01.05 ID:AzPqcEyv.net
何となく語りたくなったから、つらつら書いてみようと思う



2 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 04:46:36.70 ID:AzPqcEyv.net
初めてのスレ立てなので、ゆっくりめになるかもしれない。

ちなみに書きためてもいない。


まあ、タイトル通りの話だ。

数年前の話だ。俺は、死にたかった。

なぜって、俺は いじめられっ子だった。



4 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 04:57:02.74 ID:AzPqcEyv.net
それが どんなもんだったか、あんまり語ろうとは思わない。

言えば、わかるわかる、って言ってくれる人もいるかもしれないが、そう言われると、本当のところは わかんねえくせにって、思ってしまう自分がいるんだ。ひねくれてるとは思うけど。


あのとき、教室で一人だった俺の気持ちなんて、誰が想像できるんだって。



3 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 04:54:25.43 ID:K9mZqoMq.net
スペック




5 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 05:08:12.22 ID:AzPqcEyv.net
お、人がいた。

それは追々語ってくことになると思う。書くの遅いけど。


続ける。

でも、いじめって離れてみるとと不思議なもんだよな。

あの教室って空間には、何かすごい圧力みたいなもんがかかってて、誰もそこから逃れられないみたいな、そんな感じってある。

何だろう、あそこだけ世界中のどこからも切り離された空間で、普遍的なルールに一切縛られないみたいな、そんな場所。

だから いじめが普通に行われる。

いじめっ子と、いじめられっ子がいて、それを普通の生徒も教師も見て見ぬふりをする。

どういう仕組みなんだろうな、あれ。



7 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 05:16:49.13 ID:AzPqcEyv.net
そういうことを言うと、いじめられるほうにも理由がある、って話が出てくるけど

まあ、俺は個人的には それもそうかなって思う。

けど、何の理由もなきゃ あいつらは誰もいじめない……・ってことにはならない。

だって、どんなことにも理由なんて山ほどある。

理由をあえて探す必要はない。



8 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 05:22:37.83 ID:AzPqcEyv.net
顔がきもいとか、背が低いとか、足がのろいとか、それがどんな理由か知らないが、とにかく あいつらは俺をいじめた。

教師も見て見ぬふりをした。

かろうじて会話が続くって程度の友達(とはいわねえか……)もいつの間にか離れてった。

普通のやつらは、初めから俺の存在が見えてなかったのかってほど普通に学校生活を楽しんでるように見えた。

俺は学校を休みがちになった。



9 :名も無き被検774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 05:35:20.70 ID:AzPqcEyv.net
すると、親が異づいた。

子供がいじめあってのはすうす気づいてただろう。

ど、そんとは信ないた。


親がどうはしいが、うちの親は何も遠回しに聞く

仕事帰りーキ買ってて「甘いもい?」とか 休みにどか行こうっ言う代りに「今日は外った気持よさそう」とか息の俺でも正しく察す理だろっで。

だから、俺がいてるかもってっても、「近○○くんってどうてるの?」

れは あいつら目をつけらた瞬間、俺ら離れた知り合いですが何か?



10 :名も検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 05:42:27.23 ID:AzPqcEyv.net
かく、親は俺を腫れ扱いた。

もともと触も来な数キロ先で見守ってるレベにまでレベルアした

りゃいなら。親だ気があってそうしゃないってこ

も触なって空気てたんだろうし、それを杯受止めしたんだって

けど、俺は俺思ってた

親なら俺を助けろよ! のいめっ子とクソ教師どうにかしろよ!

ど、際の話、それはないものるだだっ

「あんたいじめるんょ! お母さんが校にいてあ!」

も、俺 ます追い詰められただけ



11 :名無き774号+@(^o^)/:2016/03/03(木) 05:54:02.91 ID:AzPqcEyv.net
度学校を出すと、れからかった。

登校になった俺は家のも出ななり、やが部屋からも出なくなった。

事は親が廊下にのを、寝静まった中に食べる

誰とも会わない。ともしゃべらない。

ームやソコ日が終わ

見事な引きこもりの完成だ。



12 :名も無き被体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 06:20:16.40 ID:AzPqcEyv.net
の記憶は途切れにない

あま辛かったからか、それとも毎日同じことしかしてないせいで激が沿なかから

いま思うとはコーリープみいなもんだったんじゃなかと思ってるくSF映とかで、遠い星にときに使う、あれだ。

んなふうに冷く感覚を麻痺させて、まるでてるみた、俺生きてい

だ息をして心臓を動かしてるこ尿とがれでも「生きてるって言うならだけど



13 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 06:29:04.73 ID:AzPqcEyv.net
だから、それは いずれ行き着く答えだったんだと思う。

ある日、俺は死のうと思った。

この苦しくて どうしようもない人生を終わらせようと思った。

その考えは、ずっと前から考えてたことみたいに、ずっと胸に落ちた。


俺はやり方を検索した。

自殺、方法、失敗しない……

ずらりと結果が並んだ。

俺はその一つ一つを丁寧に読み込んだ。





14 :も無き被体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 06:32:34.50 ID:AzPqcEyv.net
の方法は驚くど簡単だった。

特別な道具て必要なく、勇気さえあれば引きこもりの俺でもできる方法も見つかった。


の日調だけ終わった、これでつでも死ることがわかった。



20 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 13:47:43.19 ID:AzPqcEyv.net
暇を見つけて少しずつ。


けど、方法がわかったからといって、俺は すぐに自殺を決行することはなかった。

何でだろうな? でも、たぶんそういうもんだ。

死にたい! じゃあ死のう! だなんて、人間そんなに簡単じゃない。


それにいま思えば、自殺の方法を調べる行為自体が一種の息抜きになっていたと思う疑似自殺ってのかな。そんな言い方ないと思うけど、そんな感じ。

だから、取り憑かれたように俺は いろんなやり方を調べた。それをいつ実行するだとか、実際どの方法を選ぶだとか、妄想するのは楽しかった

それは久々に感じた「生きてる」って感覚だったかもしれない。



21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 14:01:20.49 ID:AzPqcEyv.net
たぶん、俺はそれを永遠に続けることができたと思う。死にたいと思うながら死なずに、その方法だけ調べ続けること。

何て言ったらいいか、そうすることは以前より多少は幸せだった。

遺書にはもちろん、あいつらとクソ教師の名前を書いてやろう、そう考えるだけで嬉しくなった。

そんな遺書を残して自殺したら、学校は大騒ぎになるだろう、俺を苦しめたやつらは傷を負うだろう。

いじめなんてできるやつの心なんか傷つけられるわけないから、俺が思ってたのは、やつらの人生とかって意味ね。

一生陰口たたかれて、学校も退学になって、人生終わればいい。

俺はそれを高みから見物するってわけだ、なんて本気で思ってた。


まあ、実際の話、そんなことになるはずないんだけどさ。

人殺したやつだって、大手振って生きてる世の中だ。

もし俺が死んでたって、全国ニュースで一介でも流れれば御の字だ。



22 :無き検体774号+@(^o^)/:2016/03/03(木) 14:07:21.63 ID:AzPqcEyv.net
×一介 ○

でも厨房だった俺に そんと考えずもは毎パソコン面とにらこした。

そして、自分が死ぬところ想像綿してうっとりした。親が泣ところを想像い泣き?もした。

ら、やっぱりあいが うちひしれてるところを想像しやにやした。

いじめられっ子でこもりの俺でもあいつに仕返しできるんだ!てな



23 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 14:15:56.76 ID:AzPqcEyv.net
妄想はどんどん高まって、気分のいい日が続いていた。いままで鬱だったのが、一気に躁になった的な?


その頃になると、肝心の方法も決定していた。

やっぱり簡単で確実な首つりだろう。

ヒモは探せばあるだろうから、外へ出なくていいのもポイント高い。

あとは一歩踏み出すだけだ。


その気の緩みが、俺の生死を分けた瞬間だったかもしれない。



24 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 14:37:01.02 ID:AzPqcEyv.net
話は少し戻るが、自殺の方法を調べる際に、俺はいろんなサイトを訪れていた。

その中には、出会い系のようなサイトもあった。

自殺でなんで出会い系かって言うと、一人じゃ怖くて死ねない人が、仲間を募るためのものだ。

俺は別に仲間が欲しかったわけじゃないが、自殺を考えている人が たくさんいるというだけで何だか心強かった。

そこには連絡手段として掲示板があったけれど、掲示板は無難な言葉ばかりで、本格的に仲間を探す人はメッセージアプリ的なものを使っているらしかった。まあ、LINE的な?

俺は、どんな会話がされてるのかとか、あと自殺の情報?も知りたいと思い、そのアプリをインストールしていた。

もちろん、掲示板に載っている仲間募集のアドレスも登録した。


けど、恥ずかしながら そういうSNS的なものに縁のなかった俺は、それがどういう仕組みなのか いまいちわからないまま放置していた。

みんな個人個人でやりとりしているのか、表立って会話は見えなかったし、情報が載ってるようなものでもなかったからだ。



25 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 14:55:43.85 ID:AzPqcEyv.net
けど、いよいよ その日が訪れたときだった。

もちろん、前もって日にちを決めてたわけじゃない。

けど、その日起きた瞬間、俺は、今日だ!って直感したんだ。

なぜって聞かれても、直感だから理由はないんだけど、目の前のもやが晴れたような気持ちだったのを覚えてる。

例えば、昔、子供がお祭りでもらったかなんかした風船をうっかり離して飛んでっちゃった、ってな場面に遭遇したことがあって。

その風船、一気に空まで飛んでいかないで、一回木の枝に引っかかったんだ。

でもその木が高かったもんだから、みんな、あーあ、って見上げてるだけなんだけど。

俺はそのとき暇だったんだろうな。当の子供が親に連れられて行っちまったあとも、その風船を見てたんだよ。何となく。

そのときは別に風も吹いてなくてさ、風船はずっとそこにあるわけ。

それ見て、物心ついたときから厨二な俺は、「あいつもどうせなら広い空に飛んでいきたかっただろうになあ」とか思ってるわけw

だけど、どっかに引っかかってるわけだから、そのうちガスが抜けて そのまま落ちてくるんだろうなーとか思ってたわけよ。



26 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 15:08:27.29 ID:AzPqcEyv.net
けど、それがさ。

その風船、突然ゆらっと動いたと思ったら、ふっと空に上ってったんだ。

絶対風なんか吹いてないのに。誰かが木を揺らしたわけでもないのに。なぜか。

本当に、ふっと、まるで自分だけのタイミングを待ってたってな感じで。

ふわふわ遠くの空に消えてったんだ。


……長くなったけど、その日の俺は そんな感じだった。

まるで あのときの風船みたいに、どっか引っかかってたものが解けて、あっ飛べるんだ、って気づいた、みたいな。

身体のどっかから根拠のない自信が湧き上がってきて、今日だ、今日がその日だ、って理解した、みたいな。


余談だけど、天啓を得たりしちゃう人って、こんな感覚なのかなとも思う。





>>次のページへ続く


 


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