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先生を好きになった話
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28 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 01:38:40.07 ID:vLJp677ta.net
時間も時間だし話的に需要ない?大丈夫??

とりあえず書くけど

俺は先生の車に乗り込んだ。

後ろに乗ろうとしたら「助手席に乗るんだよwモテないぞw」って笑われた

車内は甘い香りがして少しドキッとした。

というか この頃はもう既にもう好きだという感情はあった。恋愛としてかまでは考えたことはなかったが、とにかくずっと一緒にいたかった。

しかし無情にも車は10分ほどで家に着いた。


R先生「まだ1ヶ月あるしまた話そう」

俺「はい、ありがとうございます。でも今年のセリーグ覇者は阪神ですからね」

R先生「無理だからw巨人だからw」

俺「明日も登校します。正門で会いましょう」

R先生「俺くんのために立ってるんだからね!寒いから早めに来てよ!w」


降りたら この時間が終わってしまう。でも駄々こねる年齢でもないし素直に下車した。

楽しすぎた時間があっという間に終わり、先生を見送った後は変な虚無感に襲われた。なんとも形容しがたい感情だったが、久しぶりに鬱な気持ちになった。



29 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 01:50:22.10 ID:IxApySFma.net
それから3月まではあっという間だった。


クラスメイトと思い出作りもしてかなり充実した日々を送った。

相変わらず毎日正門でR先生とも顔を合わせた。

編入試験も難なく終わり、入学に向けて準備も進めていた。


卒業式も終わり3月の末、離任式を迎えた。お世話になった現代文の先生が定年退職されることを覚えていたので出席することにした。

卒業式シーズンは暦では春だったが、まだまだ寒さが残り、少し寂しい季節のようにも感じた。

現代文の先生以外で12人の先生が異動になることを知った。県立高校だから生徒数も1000人ほどおり、先生の数も多いためこんなものかと納得し、見たことない先生もいた。

体育館に入って右側の前の席、異動される先生方の席の真ん中に1人だけ貫禄のない先生がいた。R先生だった。






30 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 01:56:39.38 ID:IxApySFma.net
俺は何も聞かされていなかったことに少し腹が立った。ヤキモチを妬いていたんだと思う。

結局 数ある生徒の1人に過ぎない俺は先生にとってその程度だったのかと少し絶望もした。

ショックから その場に居続けるのが嫌になり、式終わりに現代文の先生のところに行こうと思い、体育館を後にした。

俺は弱い奴だった。先生が俺1人を特別に見てくれるわけないじゃないかと納得しようとしたが、腑に落ちなかった。あの2時間を特別な時間として考えてたのは俺だけだったんだ。

すごく悲観的になってしまい、式が終わると現代文の先生にだけ別れの挨拶をし、R先生のところへは行かなかった。行かなかったというより行けなかった。

ヘタレだったんだ。傷つくのが嫌で目を背け逃げてしまった。俺は引きずったまま夜間高校の始業式まで またつまらない日々を送り続けた。



31 :名無き体774号+:2021/12/21(火調) 02:01:30.06 ID:IxApySFma.net
入の日、は編入のため入学はなく、始が最初の西日だた。

知っては誰もいない、でも2年生から始まるため他のクラスメイ同士は既に仲がはず転校こんなんに冷静だった。

始業式が始まに職れた

生徒指先生と担任が迎れてくれた他の先生出勤 また先生挨拶の時間を作言われ、そのま員室の方で待って

「おはようございます

若い女性の声そして聞き覚えのある。俺思わず立上がり声の凝視した。

んとそこはR先生が解でなかっ



32 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 02:08:00.45 ID:IxApySFma.net
R先生「俺くん〜wいえーいwwww」

担任「あ、そうかそうか、俺くんA高から編入だったね。R先生、今年からうちの学校勤務だからね」

俺「えー?!?!?!?!!!?!」

R先生「おっす!よろしく!w」


目を見開いたまま凝視し固まる俺にR先生は近寄ってきていつものいい匂いが漂った。先生方が話している間に耳元で囁いてきた。


R先生「またゆっくり話せるね」


俺は離任式の時のことを引きずったままだったから素直に喜べなかった。わかっていたなら なぜその時言ってくれなかったのか不思議だった。

しかし そんなこと職員室で言えるわけなく、初日の始業式前からとんでもないサプライズが待っていたわけだ。



33 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 02:29:44.11 ID:IxApySFma.net
高校は生徒数も少なく、先生との距離は必然的にくなす頻多かっ

R先生執拗にんできた、少し避けていた。

先生を好になることはないだうが、俺はなくョッだった

俺はのにしてくかったウジジしていた


かし R先気配かたま2人だけになっ時にわざと俺横に椅子を持って座った。


R先生「俺くん怒ってる

はい

R先生「黙ってこと怒ってるでしょ」

俺「怒ってなすよ」

R先じゃあなんでみたいにしてくれないの?」

俺「話してますよ今

R先「こっち見てよ」


R先ってい椅子貿無理やり自の方向けと足綿れた


小声で「ごめん」とてきたそのまし続

R先生「黙ってたのはごめん。もびっくほし黙ってたの

俺「ならでも言えます」

R先「ほら怒んでし

俺「怒ってるんじゃないですただ悲しったんです

R先「それはごめん。でも私もここに異動を伝え時はクリ殿すぎてしようと思た。でも学校で突簿稿会ういかなっって

俺「そ婿なんです

R先生「ごん」


俯いた先生はすぐ近くの距離にい

抱きしめようえば簿な距離が先生相にそんなとできるはずもない。

理性を保ったが、のまま黙なのも勿体綿がしたので、初めて教官れた仕返しに頭をに撫回してやった


俺「時の返しめてこれでおします

R先生「仲直り?w」

「喧嘩してたわけじゃいんでよw」

R先生「えへへwこれからもよ

「R先生たばっかりしょうけどおい頑張りましょうね


稿れからは前ように仲良くた。

し5月に俺は再び気の症状。し度であめ普通り夜は学校へ行っ

9時過ぎに校が終わり帰っていたとき、道中視界が真っ暗になった。

だかとかではない。に目眩の症状だった

ど田のたくに助けが求められよう所でもない。民家はあるがとても助けを呼びに歩けうも

しばらくすれば症状も落ちだろうとい、のまま地面目眩が収まるた。

かし立ちることができかった。


そんな聞こので助けをてみようと思った。

に声がえた。


R先生「俺くん!」






34 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 02:37:10.20 ID:IxApySFma.net
とにかく必死だった俺は そのときはなぜ先生?とは考える余裕もなかった。とにかく助かったと安堵した。


R先生「俺くん大丈夫?!」

俺「すみません。ご迷惑おかけして」

R先生「何言ってるの!迷惑なんかじゃないから!救急車呼ぼうか?!」

俺「いえ、そこまででは。家に薬あるので落ち着いたら帰って薬飲もうと思ったんです」

R先生「びっくりするから!!道で人が倒れてて怖かったし俺くんってわかった瞬間ほんとに冷や汗かいたよ!!」


「立てる?」と言い肩を貸してくれた。

暗くて顔は見えなかったが、声色からして泣きそうになっているのはわかった。

これはやばいかもと思ってた時は余裕なかったけど、この時には先生のことを見ていた。

華奢な体で俺を支えようと必死な先生に、俺はもう心を奪われてしまった。



35 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 02:58:18.80 ID:IxApySFma.net
生が来たのは偶然と言えば偶だった。

先生の通勤路は2通りあはもう片ルーが、今日ま寄りするためにこルートを通る寿と俺が蹲ってい


R先「今調悪かたの

俺「朝だけ。だから学校行けるかなって

R先「無理ちゃダメ綿よ」

本当は先生に1日でもく会いたいから無して行ったも そんなえるはずく、「心配おました」と一言伝え、帰ろうとした


R先生「いや!一帰れんでょ!

「大丈です。」

R先家ま

俺「のあと先生1人になっちゃいます

R先生「私を襲う物好きなんていら大丈夫」

俺が暴漢ならいなく襲。半ば強引に緒に帰るとになった。


R先生ねー俺く

俺「なすか?」

R先生「名つけたいw」

「何言ってんでw」

R先生「学校外たらあだ名で呼び合おうよ」

(何言てるのの人)そ会ありす?」

R先生「今みたいなw」

俺「せんw」

R先生「大丈夫送

俺「わりまたよ。じあRちゃんて呼び

R先じゃあ俺くAくんあだけど速攻定されるレベルで独なのでAくんで)ね

俺「Rちゃずかしい婿ですねw」

R先生学校敬語禁止!w」

味わかりませんw」

R先生「いいからいいから、弟ができたみ可愛く仕方ないよw」

俺「そいうことですか

R先生「から敬語禁てば

たよw」

ずかしかったが俺ができたみたいでく嬉しか。緊張ていた

先生が両事情を伝えと両親は先生に感謝しいた

帰り送るかタクシーを呼ぶと父が言ったが「ダイエットですw」とて帰ってた。

幸せなは またもあっという間に過ぎた。



36 :名も無き被検体774号+:2021/12/21(火) 03:05:12.40 ID:IxApySFma.net
それからは学校で会えばジャイアンツとタイガースの話で喧嘩する教師と生徒で有名になり、先生らからも夫婦漫才みたいだと囃し立てられた。

俺は満更でもなかった。


電話番号登録していたらLINEが自動追加されていたため学校外ではあだ名で呼び合う生徒と教師という変な関係だった。


本当に毎日が楽しく、先生のことはとっくに好きだと自覚していた。

しかし迷惑はかけられないから絶対に表に出すことだけはしなかった。


先生は少なからず弟のように接してくれているのだから変に思いを伝えて幻滅させたくなかった。

今のままで充分満足していたので不満はなかった。


しかし また悲劇は訪れた。





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