2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
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何が本当に大事で何が俺に必要か。大事な人が側に居てくれる事がどれほど大切な事か、その時の俺は何も解ってはいなかった。
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583 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 21:25:40 ID:fZXN1SuQ
彼女『でも去年の夏に、あいつが風呂に入ってるときに携帯のメールを調べてみたの。

たまたま電源切るの忘れてたみたい、すんなり見れたわ。

そしたら出てくる出てくる、浮気の証拠なんてもんじゃないわね。』


彼女『二人の将来を真剣に考えたいとか、奥さんには申し訳ないんだけどとか・・・

なんか浮気って言うより・・・本気で私と別れさせて一緒になりたいみたいだった』


彼女『風呂からあがってすぐに問い詰めたわ、すると あいつ即座に土下座して私に謝ったの。

ただの女友達なんだ、本気になられて俺も困ってる、もう絶対会わないし連絡もしないから信じてくれって私に言ったわ』


彼女『それで、今回だけは許すって事にしたの。

でもそれから夫婦仲が ぎくしゃくしはじめて・・・

また一人でバイクに乗ることが多くなったの、そんな時に一人で道の駅にいる私をナンパしてきた、おっかない顔した大男が熊男さん・・・』


俺『うぅ・・・ナンパのつもりでは無かったのだが・・・』


彼女『いえ、間違いなくナンパされましたw』


つづく



659 :熊45HBJQcJTY :2005/06/07(火) 23:24:42 ID:ytQdNpYk
彼女『女一人でバってるとね、人に声かけれるなんて事はしう。

連絡先教のは男さんが初めてだっ湿のよ、なんかこの人いいなあ〜って思ったか。』


栄ですw』

とお言うと女の表少し柔らかくなたような気がし


女『でもそのも夫婦仲は相変わらずね、良言え、でも今考えると惰性で一に暮てるような感じったわね

その別れる気全然無かっの。

・・いにくうにだって好き合緒にて、こんな遠くまでおヨメにのよ。


『それはま・・だろな


彼女『だかさんの事姿ってたんだけど、会わないで ただメルようと思ってた。

また会っていぱいせばきになっちうな気がしたしきになると今よりもっと辛くなるから・・・

何より熊さんにいと思ったし、局はこうなってるんだけど(

今は ぎくしゃしてても、夫互い努力てれば、またいに仲のいい二人に戻れると信じて・・


ここでふると十二時を回った所った俺は無言で立ち上がって台所にった

やかで湯かし、なて事無いスレンドのコヒー

カフェン中彼女、かなり濃いめれたコヒーをゆくり飲んだ

夜はまだまだ長なりそうった。






662 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/07(火) 23:38:42 ID:ytQdNpYk
カップを脇に置き、再び彼女が口


彼女『の間は何もらなかったわ、でも雪れかってだっだけど・・・あし、たのよ。


俺『何を?』


彼女『日けど、あいつ急ぎの事があるから行ってくる言っ掛けて行ったわ。

あた一日ゲーしてるつも寿だったのど、見たらごくいい天気だったわけ。

らね寒い慢してょっとだけバ乗ることにしたの。』


女『の間もまめにエンジン整備もしたからすぐに走りだその回りすぐつもりで出掛けたの。

でもホトお日が気持いんだよねだからちょ乗りしようとったわけ。


彼女『バイスの入り口ので右折しようとし信号で停まったら、隣の直レーンにあいつの車が西てたの。

イクに乗ったあしには気付い無いみった、と携湿帯で誰かさんと話すのにでね。』


女『その顔が・・・の話しするには見えかったの。あたしピーンと来たわだから少けてみ

・・・・ずっと電話放しで、あたしには付いてなったみたいね。

予想どおり、こと同じようなアパーの部屋に入って行った。』


俺はもう口も相槌も何も挟まない、いや・・挟めない。固唾を飲んで、悲しそうに話す彼の口元を見つめていた。

西



759 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/14(火) 09:28:51 ID:h/dwsryG
彼女『その時は もちろんメチャメチャ腹が立ったわ、でもそれよりも・・・

ああ〜やっぱりもうダメなんだな〜っていうあきらめの気持ちの方が大きかったわ。

今思うとね、あの時あのアパートの前で別れる事に決めてたような気もするわ。』


俺はずっと、彼女の口元の辺りを見ながら話を聞いていた。

もちろん俺には、彼女がそんな辛い時期を過ごして居たなんて事は知る由も無かった。

だがそれでも他愛の無いメールのやり取りに一喜一憂していた自分、それが情けなく真っすぐ目を見れずにいた。


彼女『あいつの車の前に立って電話したら すぐに出たわ、車の前を見ろって短く言って部屋の方を見た。

すぐに例の部屋のカーテンが少し開くのが見えて、電話の向こうでなんかバタバタやってるのが聞こえた。』



彼女『それから部屋の前に行ってブザーを鳴らして・・・・後はお決まりの修羅場ね、この辺はあまり話したくないなぁ・・・ごめんね。』


俺『いいよ・・・、話せる事だけで。』


彼女『うん・・・、ありがと』


もう彼女の声は、静かな真夜中でなければ聞き取れない程に小さかった。

部屋の空気は重く、もう彼女に話の先を促すのは酷すぎると思った。

時計を見ると3時少し前、後もう少しで夜が明ける。そう思った時、ふと思い付いた事があった。

つづく



762 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/14(火) 21:12:58 ID:h/dwsryG
続き↓

俺『なあ、ちょっと車で外に出てみないか?』

彼女『今から?、どこに?』

俺『さあ?、出てから考えたらいいでしょw』


その数分後には車中の二人、コンビニで飲み物とおやつを買い込んで真夜中のドライブ開始だ。

だんだん部屋から遠くなるにつれて、俺も彼女も口数が増えて来た 。

話題はほとんどがバイクの事だった、北海道の真っすぐな道、旅、林道、キャンプ、そしてハーレーの事。

なんとなく山に向かうことにして走っていると、だんだん空が明るくなって来た。


ここいらで一番高い山の中腹ににある駐車場の隅に車を止め、手を繋いで薄暗い遊歩道を歩きだす。

数分で海が見えて素晴らしく、見晴らしがいいはずの東屋に着いた。だが残念ながら、濃い朝霧で何も見えなかった。

俺は霧で濡れたベンチに構わず座り、彼女を片膝に座らせる。彼女はにっこりと笑い、ありがとうと言った。

つづく



764 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/14(火) 21:17:34 ID:h/dwsryG
つづき↓

その後しばらくは二人とも無言だったが、不意に彼女が淡々とした口調で語りだした。

・・・その後はもう夫とは ほとんど会話が無かった事、そんな中で二人が別れる方向で話し合いを始めた事。


彼女『別れると決めたら、もうあなたの事が気になって仕方なかった・・。

あなたが居なかったらあの時絶対実家に帰って、二度とこっちに来なかったと思う。』


俺『そうだったのか・・・』


彼女『その後は お互いの両親も交えて何度か話し合って、しばらく別居して二人とも頭を冷やせという事になったの。

それで住んでたアパートを引き払ってあいつは実家に、あたしは改めて一回り小さい部屋を借りる事にした。』


俺『それが今の部屋ってわけか・・・』


彼女『あたしって ずるい女だよね、大事なことを全部隠してあなたと付き合ってた。

・・・新しく部屋を借りる事にした時ね、もしかしてこのまま何も話さないで済むかもって勝手な事まで思ってたの。』


俺『・・・・』


彼女『その後は特に何も無かったから、もうあなたも知ってる通りよ。今年中には元の姓に戻るつもり、・・・これで全部話したわ。もうあなたに隠し事は一つもない、これからも絶対にしないわ。』


彼女は真っすぐ俺を見て、『いままで隠してて本当にごめんなさい、・・・こんなあたしでも一緒に居てくれる?』と聞いてきた。


俺は今までの疑念が一つ一つ腑に落ちていき、同時に心が晴れ晴れとしていくのを感じてた。

もちろん俺の返事は一つしかなかった、でも照れ臭いので明後日の方向を見ながら小さく頷いただけだったが。

やはり何も言わず寄り添ってくる彼女、静かな時間が流れていった・・・。

周りは何時の間にかすっかり朝になっていたが、相変わらず霧が濃くて何も見えない。

彼女と手を繋いで車に戻りながら、そういえばもう夏も終わりなんだなあと思っていた。

つづく


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135 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/27(月) 02:14:50 ID:ReVdRQnb
吐き出して緊張が切れたせ、彼女はに戻っと可愛い寝息をかせてくれた。

食い睡魔に耐つ部屋辿り着き、一緒のベッドで泥に眠った。


夕方だして二人でい物にまず中古ソフのワゴンセールイージーダーのビデオった

ーで晩を揃えた後、彼女にせがまれバイク屋ハーレーを見事にした。

女は店引きつれて、あれこれ跨が俺に跨がらたり質問していた。

うやら女は俺を洗脳してーレー乗りせたいらしい、買っらあたしにたまに乗らせてねとか言ってるし・。



『でなに乗りきゃ、自分でって乗ればいじゃいの?』

寿だっあたし(彼バイク)るも

俺『俺だっ(ry』

女『だって熊男さんオン車も一台欲しいなこないだ言ってたでし。』

『そりゃかにそは言たけどさ・・

彼女男さが乗ればこいいだ〜な〜(はぁ)』


とまあ下心丸出し口説かれていたのだ、俺彼女では鈴鹿&ヒデヨシ上に体(ry・・・まあ色々試てみた

そのるモデルな、無理すれば何と二人乗れそな感じ

だが当時の俺は使の年に四輪を買いたばかり下手輪よ高価なバイ買う余裕なんて無ったし彼女には悪が全く欲しくかっ

粘るの首根っ子を引きずバイク屋を後にしたその小さい手にはしり見積もが握り締められていたの

つづ



136 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/27(月) 02:22:36 ID:ReVdRQnb
部屋に帰って缶ビールを飲みながら夕食、片付けおわると並んで座ってイージーライダーを見た。

『アメリカってテント無しで野宿しても平気なのか!?』

『おおっ!ジミヘンの曲も使われてたんだな〜俺好きなんだよ!、おまえパープルヘイズって曲知っ(ry』、


筋とはあまり関係ない部分にばかり気を取られつつ見終ったが、その時は正直あまり面白くないなと思った。

でもだだっ広いアメリカ大陸を楽しそうに走る映像を見ていると、何年か前に一度だけソロでツーリングした北海道が思い出されてくる。

北海道のあの真っすぐな道を、キャプテン・アメリカとビリーの様に。

彼女と二人で笑い合いながら走る姿を思い浮べ、俺は少しだけニンマリした。


そんなこんなで夜も更けて、明日の仕事の為に床に就いた。もちろん彼女と一緒だ、俺は彼女を抱き寄せて(ry

・・・・それまでの俺の人生の中で、一番長く感じた日がようやく終わろうとしていた。

つづく



161 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/28(火) 22:33:18 ID:ShAy4X2V
秋の日は釣瓶落としと言うが、雪国では秋そのものが釣瓶落とし。

短い秋が終わればすぐ冬だ、そうなればもうバイクは強制的に春まで冬眠になってしまう。


走りだめと言わんばかりの頻度で、休みの度に二人でツーリングに行った。

そして時には かなり遠くまでキャンプをしに行く事もあった。

野宿初体験だった彼女、最初は何をしたらいいかわからず、現場では おろおろするばかり。

だが二回三回と回数を重ねて行く内に、だんだん要領が良くなってきた。

そして雪国の短いシーズンが終わる頃には、テントの設営から撤収までスムーズにこなせるいっぱしの野宿ライダーに成長?していた。


そしてやがて冬が来る、雪国で冬の遊びと言ったらスキー・スノーボードだ。

毎週のように二人でゲレンデに通いつめ、バイクに乗れない時期も それなりに楽しく過ごせていた。


その為さほどバイクに乗れないストレスを感じる事なく、バイクシーズンを目前に控えたていた頃の事。突然俺に、ある転機が訪れた。

つづく




>>次のページへ続く



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