彼女を寝取ったサークルの部長に粋な報復をした話
彼女つながりで俺の友達の話を投下。
音楽やってる人はイラッとするかもしれんがスルーで。
大学時代、軽音サークルに所属していた俺と友達T。
Tには高校の時から付き合っていた彼女がいたんだが、その彼女にサークルの部長が目を付けた。
Tが用事で出られなかった飲み会の時を狙い、彼女を酒に酔わせてそのまま関係を持った。
部長、相当彼女に好き好き言いまくったらしく、彼女もそれにほだされて、Tと別れて部長と付き合い始めてしまった。
この辺の生々しいことは、泣きながら電話してきたTから聞かされたし、あとでサークル内でも噂になっていた。
しばらくへこんでいたTだったが、ある日いきなり俺のところにやってきて宣言。
「俺サークル辞める!自分でバンド作る!!」
びっくりして詳しく聞いてみると、バンドといっても臨時バンド。
学園祭で演奏するまでの期間限定で、すでにメンバーもほかの大学の奴になるが二人ほど当てがあるとのこと。
つきましては、もう一人か二人くらい欲しいところなんだけどなぁ・・・
なんて言いながら俺の目をじいっと見つめてきた。
俺も部長には腹が立ってたし、変な空気になってきてたサークル内の雰囲気にも嫌気がさしていたので、友達もう一人捕まえてサークルを辞め、二人でTのバンドに参加することにした。
続きをキボンヌ
俺打ち込みが遅いんだ、悪い。
で、自分たちの曲も完成し(驚異的な速さでTが作ってきた)、みんなで集まって練習していたある日、Tが駆け込んできて宣言。
「演奏だけじゃつまらん!プロモーションビデオ作るぞ!」
聞けばすでに学内の映画製作サークルに協力を取り付け、映像制作会社にも相談に行ってきたという。
メンバーは全員Tの事情は知っていたし、もともとこれはTのバンドなんだし、ってことでPVの政策決定。
「け○おん!」のOPをモデルにしよう、あれわかりやすいから、とみんなで決め、
それからメンバーみんなで高校の時の制服を着て、構内、学外といわず駆けずり回る日々が続いた。
大学内でもだいぶ話題になってたし、近くの公園やら商店街やら、しまいにはTが通っていた高校でも許可をもらって撮影を決行。
これが かなりの宣伝代わりになったみたいだった。
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