長年付き合ってた人と壮絶な関係になった話をしたい
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35 :名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 17:11:27.94 ID:+UP4Vj4I0
何だかんだで2年に上がる前に初セクロスも済まし(先輩に何回も抱かれた後っていうのは癪だったが)、仲がどんどん深まっていった。
2年になってからは ほぼ2日に1回はセクロスしてた。って言うか先輩みたいなじゃないマトモなセクロスは俺が初めてだったらしくて佐藤がどんどんノリノリになっていった。
修学旅行でも旅先のホテルでセクロスしてた。
ここら辺になるともうお互いセクロス依存になってた気がする。
38 :名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 17:17:43.50 ID:+UP4Vj4I0
基本お互いがお互いを縛り合う形になってた。
高校生で一人暮らしといっても俺は普通に家から通ってるし、泊まっていくってこともほとんどない。
でも朝の電話から始まり 休み時間は移動教室とか以外は大体一緒、放課後は同じく追試で(佐藤は先にも書いた様に実際には追試受けなくても良い感じなのにわざわざ一緒に追試受けてくれた)
一日中ずっと一緒な感じだった。
39 :名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 17:26:24.87 ID:+UP4Vj4I0
でも俺の方が だんだんダメになってきた。
佐藤の感情のムラが酷い。
喧嘩することなんてほとんどなかったけど、事あれば「私は俺くんについていこうと思ってるけど、俺くんは私なんかと何でいるの?」とか言ってくる。
急に昔のことがフラッシュバック?して一緒にいる時に皿投げられたり、暴力的になったりしてたし。
そういう時って本当、一種のトランスみたいな感じなるんだよな。
もう目の前のフラッシュバックとか自分の感情の波に襲われて自分でも制御できない感じというか。
前に言ってたレコードプレーヤーのカバー?みたいなの破壊してた時とか戦慄した。
40 :名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 17:30:38.52 ID:+UP4Vj4I0
ちょっと佐藤から呼び出しくらったんで行ってくる(この前、血傷沙汰起こしたので多分それの謝罪だが)。
何か俺の話やっぱ冗長になってしまったんで落ちてたら落ちてたで良いです。
49 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 00:55:49.57 ID:Ogmf7e230
もう落ちてるもんだと思ってたが保守ありがとう
佐藤と一通りの話をつけてきた。
ちょっと緊張しすぎて疲れてるんで、一旦寝たいかも。
見てくれてる方いたら書くけどいなかったら一旦寝さしてもらいます。
50 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 00:58:04.60 ID:OBx0CEZE0
見てるけど、疲れてるんなら寝ていいよ。
51 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:04:20.43 ID:Ogmf7e230
ちょっと一服したらマシになった。
どっから書こうか。
佐藤の奇行は増していった。
俺に食器投げるのとかはもちろん、学校でも変な感じで暴れることが多くなった。
情緒不安定って言うのかな。前まで友達と笑ってても次の瞬間には いきなり我を失ったかのように怒り出したりとかってのを佐久間くんづたいで聞いてた。
53 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:09:04.90 ID:Ogmf7e230
解離性障害とかではなくてヒステリーって言ったらいいのかな。
一旦ブレーキがかからなくなると表情も変わって目が凄んで苦悶の表情で周りにあたり散らす。
正直いって佐藤は彼女補正とか抜きにしても可愛いタイプの子だったから、その豹変具合に驚いたな。
何かそうなってくると、俺自身も「何でこの人といるんだろ」って時と「佐藤は俺がどうにか落ち着くように尽力してやる」って気持ちがどんどん交互するようになってた。
転機になったのは、2年の夏休みの頃に佐藤の実家のあるところに一緒に行った時だった。
54 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:14:17.09 ID:Ogmf7e230
佐藤の地元までは高校から2時間くらい電車乗り継げば行けるところだったんだ。
その時の佐藤は すごく甘えたで「俺くんが私の育った町に来てくれるなんて嬉しいなー」ってすごくウキウキしながら道中の電車でも肩を寄せてた。
俺は佐藤がトランスに入ってる時以外はすごく愛おしいと思ってたから、佐藤の地元に行くのもすごく楽しみだったんだ。
で、地元についてからもこれが私の中学校でーとか案内してくれてた。
佐藤の実家にも顔合わせwwめっちゃ緊張ww
帰りはサイゼリアで一緒にピザ食ってた。
すると、あろうことか先輩の浮気相手が入ってきた。
55 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:21:16.49 ID:Ogmf7e230
前に はしょってたが、佐藤の元彼だった先輩を改心させるまでの流れは俺が佐藤と別れてたこともあって、佐藤は一切関知してなかったんだよね。
だから俺は どうにか佐藤に先輩の元浮気相手がきたことを気付かれないように必死だった。
が、気付いてしまった。そっから小さな佐藤の顔がどんどん陰ってくる。
佐藤「あの人のことで俺くんにはめっちゃ迷惑かけたよね」
俺「いやいいよいいよ。それよりさ今日は楽しかったんだし」
佐藤「私もあの人に一言謝りたい。私の口からちゃんと」
俺「いやいやいいでしょ。俺等で話はつけたし」
佐藤の顔がまた苦悶の表情になっていく。
56 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:25:58.73 ID:Ogmf7e230
佐藤は「いや一言だけでも」と言って引かない。
俺はしぶしぶ折れて佐藤に絶対トランス状態には入らないということを条件に先輩の元浮気相手と接触することを承諾した。
佐藤が元浮気相手に接触するのを遠目にみてた。
最初は佐藤が頭を下げてたんだけど、何か口論になり出して、これはヤバいなと思って俺が席を立った瞬間。
佐藤が先輩にサラダバーから取ってきたサラダを投げつけてた。
58 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:29:58.84 ID:Ogmf7e230
>>56
×「佐藤が先輩に」
○「佐藤が元浮気相手に」
で、俺は佐藤を止めて、元浮気相手に平謝り。
元浮気相手さんは さすがに俺にも怒って「何なの!?この子が不安定だって言うからあの時協力したのに、そういう仕打ちで返す訳!」って激怒してた。
元浮気相手さんにもサイゼリアにも謝りながら怒り狂う佐藤と外に出た。
佐藤は「あの人、俺くんの話ばっかりしてた!」「俺くんは何であの人と関係してるの!?」って明らかに支離滅裂なことを言ってて諭すのに必死だった。
57 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:29:52.33 ID:1JaR2xA80
先輩もいたの?
59 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:34:07.70 ID:Ogmf7e230
>>57
ごめんなさい、先輩は間違えました。
佐藤のトランスは一過性のもので、大体俺といる時も2,30分したら収まる。
でもそん時は違った。1時間経っても「私はこの町に嫌われてる」「俺くんこんな町に連れてきてごめんねごめんね」ってもう泣きじゃくってた。
駐車場でずっと嗚咽してる佐藤を俺は宥めて どうにか佐藤の実家に帰った。
もちろん親御さんにはそのことは内緒だ。
実家に戻ったら佐藤もいつもの優しい佐藤に戻ってて、佐藤の実家の部屋でセクロス。
余談だが、彼女の家で親もいるのにセクロスするのってめっちゃビビるなww声抑えるのに必死だったww
60 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:40:18.13 ID:Ogmf7e230
翌朝、佐藤が起きて開口一番で俺に告げたことを今でも覚えてる。
「昨日はごめんなさい。でも私も先輩にもう一回会いたい。私が自分でケリをつけたい」って。
佐藤は基本的にトランス状態で自分がしてたことも覚えてる。
でも、昨日の様子からそれはダメだと俺は激しく思っていたから、「先輩には俺等が話つけたから佐藤はもう大丈夫なんだよ」って宥めた。
それから高校のある市まで戻る時に また昨日のサイゼリヤ付近で佐藤が号泣し出したが、それも宥めた。
帰りの電車内でも佐藤は「俺くんに私の町に招待できて嬉しかった。もう来ることないと思うけど、それだけはすごく嬉しかった」って言って手を握ってきた。
61 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:45:15.78 ID:Ogmf7e230
2学期が始まってからも佐藤はたまにトランス入ってたが、その度に俺は宥めてた。
佐藤はトランス状態じゃなかったら、才色兼備だし、俺と付き合ってる時も、数人から告白されてた。でももちろん俺を優先してそれらは断ってくれてた。
トランスにさえ入らなければ…そう何度も思った。
俺の心労がたたってのが顔に出てたのか佐久間くんが、1年の時に最初に佐藤の同中だった人と3人で話そうぜって気遣ってくれた。
62 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:50:00.90 ID:Ogmf7e230
佐藤と同中の女子(仮に中西さんとしとく)と佐久間くんと俺で話し合いの場が設けられた。
場所は中西さんの下宿先だ。その時まで気付いてなかったけど中西さんも佐藤と同じ学校から来てるんだから下宿なんだよな。
そんで、3人でちょっと季節の早い鍋をつつきながら話し合ってた。
中西「俺くんとうまくいってるのに そんなことがあるんだねー」
佐久間「俺くんのことみてらんねーよ」
中西「正直、私は佐藤のことやっぱり苛めの主犯だって先入観がどうしてもあるからね」
俺「そんなことないよ。でもなぁ」
とか言ってるうちに、いつの間にか俺が泣き出してしまった。
63 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:55:29.41 ID:Ogmf7e230
俺が「もう訳わかんないよ、俺が宥めてもなだめてもダメなんだ。でも俺は佐藤を救ってやれるってどっかで思ってるところもあって、でも佐藤はもう俺ではあかんのかなってあqswでfrgthy」
みたいに17歳の男がいきなりほぼ初対面の女子の前で大泣きしてしまった。
佐久間くんも中西さんも俺をなだめてくれて、どうにか正気を取戻した。
中西「それでも俺くんは佐藤とやっていきたいんだよね」
俺「一応はそのつもりでいる…」
中西「じゃあ私が同中のツテもあるし力に乗るよ。前もこんなことあったしねww 俺くんは世話が焼けるなーwww」
俺「すまん頼むわ(涙目)」
ってとこで、話は収束し、その日はお開き。
65 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:02:56.86 ID:Ogmf7e230
中西さんは それから本当に尽力してくれた。
元浮気相手ともまた仲直りできて人間関係は元に戻ったし、佐藤のトランスも精神分析?だか精神医学?だかの観点からどうのって何度も助言してくれた。
中西さんは普段はバスケ部に入ってるような超体育会系の女子だったんだけど、すごく学にも長けてたんだよな。
将来は臨床心理士になりたいって言ってて、実際今心理学科入ってるし。
そんで、超体育会系なんだけど意外と音楽とかにも詳しいの。佐久間くんと3人でピチカートファイブの曲とかスマパンの曲とか歌ったりして親交も深まった。
66 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:09:56.77 ID:Ogmf7e230
3年になったら佐久間くんは相変わらず気をきかせてくれて俺と中西さんの相談時間を増やしてくれた。
気付けば、俺は佐藤と中西さんの家を往復する毎日。
トランス状態になった佐藤のことを中西さんに相談するために中西さんの家に行っていた。
それで2人で鍋をつつきながら、中西さんに泣く泣く相談してた。
俺、中西さんの前ではすぐ泣いちゃうんだよ。
最初は佐藤のこと相談してるんだけど、オチにはいつも音楽の話とかで盛り上がって。
ある日に24時くらいまで中西さんの家にいちゃって終電がなくなったんだ。
67 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:13:10.19 ID:Ogmf7e230
中西「終電なくなちゃったねー」
俺「いやマジでごめん」
中西「いいよいいよ。俺くん疲れてるんだし お姉さんと夜通しはしゃいじゃおう!」
こんなテンションでいたけど、中西さんが眠くなってベッドに行った。
俺は寝ていいよー俺はおきとくけんって言いながら、普通に中西さんの漫画を読んで朝を迎えるつもりでいた。
すると中西さんが「何してんの?」って言ってきた。
68 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:18:14.21 ID:Ogmf7e230
中西「俺くんさ、私のことバカにしてる?」
俺「え?何でなんで?」
中西「私がさ、こういう風に毎回俺くんのこと家にあげて話きいてそれってチャリティー?」(ここら辺いきなり緊張してうろ覚え)
俺「いや、感謝してるよ。中西さんいなきゃ俺多分壊れてたわ」
中西「じゃあさ、横に来てくれるくらいの甲斐性あっても…良いじゃん?」
それを言った瞬間、中西さんは黙ってしまった。
俺は少女漫画をペラペラめくりながら、内心ドギマギしまくってた。
「どういうこと!?」って。
何だかんだで2年に上がる前に初セクロスも済まし(先輩に何回も抱かれた後っていうのは癪だったが)、仲がどんどん深まっていった。
2年になってからは ほぼ2日に1回はセクロスしてた。って言うか先輩みたいなじゃないマトモなセクロスは俺が初めてだったらしくて佐藤がどんどんノリノリになっていった。
修学旅行でも旅先のホテルでセクロスしてた。
ここら辺になるともうお互いセクロス依存になってた気がする。
38 :名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 17:17:43.50 ID:+UP4Vj4I0
基本お互いがお互いを縛り合う形になってた。
高校生で一人暮らしといっても俺は普通に家から通ってるし、泊まっていくってこともほとんどない。
でも朝の電話から始まり 休み時間は移動教室とか以外は大体一緒、放課後は同じく追試で(佐藤は先にも書いた様に実際には追試受けなくても良い感じなのにわざわざ一緒に追試受けてくれた)
一日中ずっと一緒な感じだった。
39 :名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 17:26:24.87 ID:+UP4Vj4I0
でも俺の方が だんだんダメになってきた。
佐藤の感情のムラが酷い。
喧嘩することなんてほとんどなかったけど、事あれば「私は俺くんについていこうと思ってるけど、俺くんは私なんかと何でいるの?」とか言ってくる。
急に昔のことがフラッシュバック?して一緒にいる時に皿投げられたり、暴力的になったりしてたし。
そういう時って本当、一種のトランスみたいな感じなるんだよな。
もう目の前のフラッシュバックとか自分の感情の波に襲われて自分でも制御できない感じというか。
前に言ってたレコードプレーヤーのカバー?みたいなの破壊してた時とか戦慄した。
40 :名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 17:30:38.52 ID:+UP4Vj4I0
ちょっと佐藤から呼び出しくらったんで行ってくる(この前、血傷沙汰起こしたので多分それの謝罪だが)。
何か俺の話やっぱ冗長になってしまったんで落ちてたら落ちてたで良いです。
49 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 00:55:49.57 ID:Ogmf7e230
もう落ちてるもんだと思ってたが保守ありがとう
佐藤と一通りの話をつけてきた。
ちょっと緊張しすぎて疲れてるんで、一旦寝たいかも。
見てくれてる方いたら書くけどいなかったら一旦寝さしてもらいます。
50 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 00:58:04.60 ID:OBx0CEZE0
見てるけど、疲れてるんなら寝ていいよ。
51 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:04:20.43 ID:Ogmf7e230
ちょっと一服したらマシになった。
どっから書こうか。
佐藤の奇行は増していった。
俺に食器投げるのとかはもちろん、学校でも変な感じで暴れることが多くなった。
情緒不安定って言うのかな。前まで友達と笑ってても次の瞬間には いきなり我を失ったかのように怒り出したりとかってのを佐久間くんづたいで聞いてた。
53 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:09:04.90 ID:Ogmf7e230
解離性障害とかではなくてヒステリーって言ったらいいのかな。
一旦ブレーキがかからなくなると表情も変わって目が凄んで苦悶の表情で周りにあたり散らす。
正直いって佐藤は彼女補正とか抜きにしても可愛いタイプの子だったから、その豹変具合に驚いたな。
何かそうなってくると、俺自身も「何でこの人といるんだろ」って時と「佐藤は俺がどうにか落ち着くように尽力してやる」って気持ちがどんどん交互するようになってた。
転機になったのは、2年の夏休みの頃に佐藤の実家のあるところに一緒に行った時だった。
54 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:14:17.09 ID:Ogmf7e230
佐藤の地元までは高校から2時間くらい電車乗り継げば行けるところだったんだ。
その時の佐藤は すごく甘えたで「俺くんが私の育った町に来てくれるなんて嬉しいなー」ってすごくウキウキしながら道中の電車でも肩を寄せてた。
俺は佐藤がトランスに入ってる時以外はすごく愛おしいと思ってたから、佐藤の地元に行くのもすごく楽しみだったんだ。
で、地元についてからもこれが私の中学校でーとか案内してくれてた。
佐藤の実家にも顔合わせwwめっちゃ緊張ww
帰りはサイゼリアで一緒にピザ食ってた。
すると、あろうことか先輩の浮気相手が入ってきた。
55 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:21:16.49 ID:Ogmf7e230
前に はしょってたが、佐藤の元彼だった先輩を改心させるまでの流れは俺が佐藤と別れてたこともあって、佐藤は一切関知してなかったんだよね。
だから俺は どうにか佐藤に先輩の元浮気相手がきたことを気付かれないように必死だった。
が、気付いてしまった。そっから小さな佐藤の顔がどんどん陰ってくる。
佐藤「あの人のことで俺くんにはめっちゃ迷惑かけたよね」
俺「いやいいよいいよ。それよりさ今日は楽しかったんだし」
佐藤「私もあの人に一言謝りたい。私の口からちゃんと」
俺「いやいやいいでしょ。俺等で話はつけたし」
佐藤の顔がまた苦悶の表情になっていく。
56 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:25:58.73 ID:Ogmf7e230
佐藤は「いや一言だけでも」と言って引かない。
俺はしぶしぶ折れて佐藤に絶対トランス状態には入らないということを条件に先輩の元浮気相手と接触することを承諾した。
佐藤が元浮気相手に接触するのを遠目にみてた。
最初は佐藤が頭を下げてたんだけど、何か口論になり出して、これはヤバいなと思って俺が席を立った瞬間。
佐藤が先輩にサラダバーから取ってきたサラダを投げつけてた。
58 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:29:58.84 ID:Ogmf7e230
>>56
×「佐藤が先輩に」
○「佐藤が元浮気相手に」
で、俺は佐藤を止めて、元浮気相手に平謝り。
元浮気相手さんは さすがに俺にも怒って「何なの!?この子が不安定だって言うからあの時協力したのに、そういう仕打ちで返す訳!」って激怒してた。
元浮気相手さんにもサイゼリアにも謝りながら怒り狂う佐藤と外に出た。
佐藤は「あの人、俺くんの話ばっかりしてた!」「俺くんは何であの人と関係してるの!?」って明らかに支離滅裂なことを言ってて諭すのに必死だった。
57 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:29:52.33 ID:1JaR2xA80
先輩もいたの?
59 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:34:07.70 ID:Ogmf7e230
>>57
ごめんなさい、先輩は間違えました。
佐藤のトランスは一過性のもので、大体俺といる時も2,30分したら収まる。
でもそん時は違った。1時間経っても「私はこの町に嫌われてる」「俺くんこんな町に連れてきてごめんねごめんね」ってもう泣きじゃくってた。
駐車場でずっと嗚咽してる佐藤を俺は宥めて どうにか佐藤の実家に帰った。
もちろん親御さんにはそのことは内緒だ。
実家に戻ったら佐藤もいつもの優しい佐藤に戻ってて、佐藤の実家の部屋でセクロス。
余談だが、彼女の家で親もいるのにセクロスするのってめっちゃビビるなww声抑えるのに必死だったww
60 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:40:18.13 ID:Ogmf7e230
翌朝、佐藤が起きて開口一番で俺に告げたことを今でも覚えてる。
「昨日はごめんなさい。でも私も先輩にもう一回会いたい。私が自分でケリをつけたい」って。
佐藤は基本的にトランス状態で自分がしてたことも覚えてる。
でも、昨日の様子からそれはダメだと俺は激しく思っていたから、「先輩には俺等が話つけたから佐藤はもう大丈夫なんだよ」って宥めた。
それから高校のある市まで戻る時に また昨日のサイゼリヤ付近で佐藤が号泣し出したが、それも宥めた。
帰りの電車内でも佐藤は「俺くんに私の町に招待できて嬉しかった。もう来ることないと思うけど、それだけはすごく嬉しかった」って言って手を握ってきた。
61 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:45:15.78 ID:Ogmf7e230
2学期が始まってからも佐藤はたまにトランス入ってたが、その度に俺は宥めてた。
佐藤はトランス状態じゃなかったら、才色兼備だし、俺と付き合ってる時も、数人から告白されてた。でももちろん俺を優先してそれらは断ってくれてた。
トランスにさえ入らなければ…そう何度も思った。
俺の心労がたたってのが顔に出てたのか佐久間くんが、1年の時に最初に佐藤の同中だった人と3人で話そうぜって気遣ってくれた。
62 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:50:00.90 ID:Ogmf7e230
佐藤と同中の女子(仮に中西さんとしとく)と佐久間くんと俺で話し合いの場が設けられた。
場所は中西さんの下宿先だ。その時まで気付いてなかったけど中西さんも佐藤と同じ学校から来てるんだから下宿なんだよな。
そんで、3人でちょっと季節の早い鍋をつつきながら話し合ってた。
中西「俺くんとうまくいってるのに そんなことがあるんだねー」
佐久間「俺くんのことみてらんねーよ」
中西「正直、私は佐藤のことやっぱり苛めの主犯だって先入観がどうしてもあるからね」
俺「そんなことないよ。でもなぁ」
とか言ってるうちに、いつの間にか俺が泣き出してしまった。
63 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 01:55:29.41 ID:Ogmf7e230
俺が「もう訳わかんないよ、俺が宥めてもなだめてもダメなんだ。でも俺は佐藤を救ってやれるってどっかで思ってるところもあって、でも佐藤はもう俺ではあかんのかなってあqswでfrgthy」
みたいに17歳の男がいきなりほぼ初対面の女子の前で大泣きしてしまった。
佐久間くんも中西さんも俺をなだめてくれて、どうにか正気を取戻した。
中西「それでも俺くんは佐藤とやっていきたいんだよね」
俺「一応はそのつもりでいる…」
中西「じゃあ私が同中のツテもあるし力に乗るよ。前もこんなことあったしねww 俺くんは世話が焼けるなーwww」
俺「すまん頼むわ(涙目)」
ってとこで、話は収束し、その日はお開き。
65 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:02:56.86 ID:Ogmf7e230
中西さんは それから本当に尽力してくれた。
元浮気相手ともまた仲直りできて人間関係は元に戻ったし、佐藤のトランスも精神分析?だか精神医学?だかの観点からどうのって何度も助言してくれた。
中西さんは普段はバスケ部に入ってるような超体育会系の女子だったんだけど、すごく学にも長けてたんだよな。
将来は臨床心理士になりたいって言ってて、実際今心理学科入ってるし。
そんで、超体育会系なんだけど意外と音楽とかにも詳しいの。佐久間くんと3人でピチカートファイブの曲とかスマパンの曲とか歌ったりして親交も深まった。
66 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:09:56.77 ID:Ogmf7e230
3年になったら佐久間くんは相変わらず気をきかせてくれて俺と中西さんの相談時間を増やしてくれた。
気付けば、俺は佐藤と中西さんの家を往復する毎日。
トランス状態になった佐藤のことを中西さんに相談するために中西さんの家に行っていた。
それで2人で鍋をつつきながら、中西さんに泣く泣く相談してた。
俺、中西さんの前ではすぐ泣いちゃうんだよ。
最初は佐藤のこと相談してるんだけど、オチにはいつも音楽の話とかで盛り上がって。
ある日に24時くらいまで中西さんの家にいちゃって終電がなくなったんだ。
67 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:13:10.19 ID:Ogmf7e230
中西「終電なくなちゃったねー」
俺「いやマジでごめん」
中西「いいよいいよ。俺くん疲れてるんだし お姉さんと夜通しはしゃいじゃおう!」
こんなテンションでいたけど、中西さんが眠くなってベッドに行った。
俺は寝ていいよー俺はおきとくけんって言いながら、普通に中西さんの漫画を読んで朝を迎えるつもりでいた。
すると中西さんが「何してんの?」って言ってきた。
68 :名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 02:18:14.21 ID:Ogmf7e230
中西「俺くんさ、私のことバカにしてる?」
俺「え?何でなんで?」
中西「私がさ、こういう風に毎回俺くんのこと家にあげて話きいてそれってチャリティー?」(ここら辺いきなり緊張してうろ覚え)
俺「いや、感謝してるよ。中西さんいなきゃ俺多分壊れてたわ」
中西「じゃあさ、横に来てくれるくらいの甲斐性あっても…良いじゃん?」
それを言った瞬間、中西さんは黙ってしまった。
俺は少女漫画をペラペラめくりながら、内心ドギマギしまくってた。
「どういうこと!?」って。
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