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絶対に読んではいけない本を小学生の頃に読んでしまった話
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79 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 22:26:01.07 ID:5bIaa9ZrT
本屋は今で言う大手古本チェーン店並みの規模を誇る新刊しか置いてない店だった。

この店に置いて無い筈が無い。

早速俺達は配置してそうなコーナーへ向かうと、何とも簡単に見つけた。

流行りの自殺マニュアルを筆頭に、それに類似する本が10種類位あった。

俺達は他の本に目もくれず目的の自殺マニュアルを手に取ると適当なページを開いた。

が、それは まさに本当の自殺マニュアルだった。

俺達はここにきて始めて自殺マニュアルの題名間違いと思っていた完全犯罪マニュアルが別の物と気づいた。

その本は それはそれで何と無く子供心をくすぐる内容だったが、時間が無かったのでAに自殺マニュアルは今度見ようと伝えると今度は別々に類似品を漁った。

結果は、無かった。

どういう事かさっぱり分からなかった。

Aにどうすると聞くと時間がヤバイから明日にしようと意見が一致したので、その日はモヤモヤしながら家に帰った。



80 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 23:03:51.31 ID:5bIaa9ZrT
今日はここまでにしときます。


不可解な体験の方で少し情報が入っていたので俺も思ったんだけど、当時 凄い類似本でてたんだよね。

んで探しまくったんだけど一つも出てこなかったのよ。

でも通販には載ってたのよね、だから絶対買ってる人がいてる筈

そこのあなた、持ってるんじゃないですか?

ちなみにワニブックの方はどうも違ったみたいです、ありがとうございました。


こう言う風にクールダウンしないと何故か喉がカラカラになって指が震えるよね。

実話オカルト書いてる人って凄いなと思う。

そんなわけで明日も規制されてると思うんで、また出来るだけ書き溜めていきたいと思ってます。

最後にもう一度書きますが、あなた、持ってるんじゃないですか?



81 :本当にあった怖名無し2013/06/28(金) 23:05:17.38 ID:ZEKBVAFr0
ってね

でも話の続きを聞かないと絶は言えないな





82 :本当にあった怖い無し:2013/06/28(金) 23:06:06.14 ID:ZEKBVAFr0
ハウスの悪のュアル」なってたけど中がども違う


83 :当にあった怖し:2013/06/29(土) 21:45:31.02 ID:FROXnkr4T
>>82
ー、なんか いっにに分かったようながする。

のマアルをグら悪の手引き書ってが出てきた、綿とも完全犯ニュア違うんだけどしづつ違うんだよね

思い返せば自マニアの品も少づつ違う

完全犯罪マュアルは存在したけしてなかっと考えるのがしいか。。。

り敢えず書いたん続きします。



84 :本当にあった怖い名無し:2013/06/29(土) 21:47:00.45 ID:FROXnkr4T
の日、学校に あの後どうなっを聞いた。

兄貴は物凄く怒ってが、最後まで読んでないなら別にいみた事を言い

2人には、絶対本なと伝える様に言わしい。

に悪い事をしたで申し2人で謝ったが、Aも俺も話にもりは全無かった。


その日から俺とAは弟をきに2人で本屋をした。

自転で行る範囲や、時には電車で遠くので行っんの成果もった。

りの帰りに、しぶりに誘ってちょっと園で遊ぼうかってて駅から弟の家に向かった。

ンターホンをすと直てきトとボールを持ってに向た。


公園で適当に話しをしてたら、最兄貴おかしいと弟言ってきた

内容は、兄貴は学校に行っをしていたが、学校からの話でい事バレて、親散々怒られたが、逆にれるくらい叫で親も対応に困ってるらしい。

Aはぅーんと感心なさそうだけど、俺は弟の兄貴く知から、兄貴が親に反抗する姿想像つかなかったの、どうしたんだろう

弟は兄ちゃん学校ボって何ってるんだろうと不言ったが、見当はつかようだった

後は、妄想話を話しした。



85 :本当にあった怖い名無し:2013/06/29(土) 21:48:33.74 ID:FROXnkr4T
次の日、Aと弟に遊ぶ約束をして学校が終わると一目散に家に帰った。

俺は、いつもの通り引き戸をガラッと開けて一歩足を踏み入れた


しかし、その時なんとも言えない違和感を感じた。

引き戸を開けるまで忘れていたが今日は かーちゃんのパートの日。

俺は いつも、そう、いつも取り敢えず勢いで引き戸を開けようとするが、かーちゃんのパートの日はガチャンと音をたてて扉が開く事はなかった。

俺が鍵を閉め忘れた時は散々怒るかーちゃんが鍵を閉め忘れる事なんて まずありえない。

もしかしてパートが休み?そんな事を思って電気のついてない家の中を見た。

俺の家は2部屋とキッチンからなるアパートだったんだけど、押入れが普通のアパートと違い壁際になく前の部屋と奥の部屋を分けるように何故か真ん中に押入れがあり、その横に奥の部屋に続く廊下が1m位ある、奥まで目が通しにくい作りになっていた。

一階なので裏の物干し場からの光もあまりなく、一般のアパートより更に暗さが増していた。


いつもの家?いつもの暗さ?いつもの空気?何かが違う

俺は耳に神経を集中して、見えにくい奥の方まで凝視した。

1秒、2秒、3秒、動く物、動く音を逃すまいと俺は集中した。

そして、目線は部屋から外さず、ゆっくりと玄関にカバンを置いて、肺いっぱいに息を吸うと、俺は自分の中で1番と思える程の声を張り上げた!

ヤバイ!

脱兎の如く玄関から飛び出して、俺はAの家に向かった。

絶対何か居た、幽霊とか化け物の類じゃない、人だ!

間違い無く人の気配がした、それは端から見える目とかそんなんじゃなく、本当に微妙な影の様な揺らぎ。


逃げているのか助けを求めて走っているのか分からないまま、Aの家に走った。

Aの家が見えて失速する、それと同時にAが居てるか確認するように目線がAの自転車に向いた。

自転車はある、自転車はあったけど、キーの挿さっていない鍵のロックが外れていた。



86 :本当にあった怖い名無し:2013/06/29(土) 21:58:13.11 ID:GL6uK0fQ0
ゴクリ…




87 :本当にあった怖い名無し:2013/06/29(土) 22:02:21.64 ID:FROXnkr4T
いつもの調子でAの名前を呼んでドアを開けた。

すぐさま飛び込むと、来るの早いなと暖気に出迎えてくれた。

俺は おばちゃんが近くに居てない事を確認してAに鍵の事を伝えた。

Aは少し驚いてドアを少し開けて周りを見回した。

誰も居てないみたいだぞと俺に伝えると、自分の自転車を確認しに出た。


確かに誰かにやられてる、当然俺に疑いの目を向けたが、絶対に違うと言うと信じてくれた。

思い当たるのは俺とAと弟と兄貴だ。

Aは直ぐに2人に聞きに行こうと言ったが俺は先ず、弟と兄貴に話を聞きに行く前に俺の家を確認する方が早いかも知れないと言った。


俺の中では弟の線は消えていた、何故なら同時に下校した事を考えると時間的に無理だからだ。

もし兄貴が鍵を開けたなら、まだ家に居てるかも知れない。

何の理由か分からないが もしかしたら驚かそうとしたのかもしれない。


そんな事を言いながらAと俺は家まで走った。

Aが着いて来てくれてるので、少し不安は和らいだと思ったが、アパートの前まで来ると俺は更に怖くなった。

引き戸が閉まっている。

恥ずかしながら、いちいち引き戸を閉めて逃げる程の余裕を持ち合わせて無かった俺は絶対そのままAの家まで走って行った筈。

多分 今自分の顔を見たら能面のように喜怒哀楽が無いような顔をしてるんだろう。

俺は勇気を出して、引き戸の取っ手に指をかけると横にスライドさせるよう、右に力を入れた。

ガチャンと音がして、引き戸は鍵が掛かっている事を示した。



90 :本当にあった怖い名無し:2013/06/30(日) 20:34:58.06 ID:aFKLnE6IT
引き戸の磨りガラスの向こう側に俺のカバンが透けて見える。

怖かった、本当に怖かった。

俺は心の葛藤をAに伝えず呑み込んで、首から下げている紐を手繰り寄せ、その先に縛ってある家の鍵を取り出し鍵穴に差し込んだ。

金属の擦れる音も解錠した感触も全て指先から伝わってきた。

加減を忘れたのか、中の誰かに伝えたかったのか、俺は取っ手にかけた指を力一杯右にスライドさせた。

大きな音とともに開かれた引き戸、少し身構えたAと俺は見える場所全てに目を通した。

とても穏やかだった。

先程の入る事を拒む様な空気は無く、いつもの安全な家族を守ってくれる、ただの家に戻っていた。

それは、Aが隣に居てるから心に余裕が出来たせいか、それとも攻める側にまわったからなのか分からないが。

電気は変わらず点いてなかったけど、怖い暗さでは無くなっていた。

俺はAを玄関に待たせると、小走りで部屋の中や押入れ、物干し場も一応目を通してAに居ない事を伝えた。



91 :本当にあった怖無し:2013/06/30(日) 20:36:40.07 ID:aFKLnE6IT
と、はり弟の家にかない。

今度鍵をしっめて家に向かた。


インターホを押て間も無く弟が出て

俺達は小声で鍵の話を伝ようとしたけど、どうも様子がしい。

何か弟の婆ちゃんの泣きも聞こえる

弟は言いにくそうな態口を開と「兄ちんが婿」と小さなた。

その言葉に2人気にとられていると もしかしたら あの本のせいかなぁと消えそ声で呟い

貴が変わったのは本がからだ

が勝手に読んのキレっぷりも今ったし。


話が途切れて、の話も軽くしておいたが根本はあの罪マニュにあると思た俺は、今のうに何が書いった見たじゃないか?と弟に言うと、同て部屋に内しれた



92 :本った怖い名無し:2013/06/30(日) 20:37:20.40 ID:aFKLnE6IT
階段を上が途中、お婆ちゃのすり泣く声が下に響いた。

が学から帰って来た時、母親でおさん1人で泣いいたい。

婆さてる理由を聞いたとこ、兄を迎えに警察に行ったと弟

「後いてて理由は わからかった」

ボソボソと

兄貴の部屋前に着くと何もえず扉を開けた。

で拍抜けした。

のようがかてい使ものと思っだ。

2人とも何事もく部屋に入ってくので俺も黙っそれに続いた

屋の中ると1番最初に目がいっだった

重にプで窓は入をぐ為にか見えなった。

Aは口に出して気持言ったが、俺は黙って本探しに取りかかった。

先ずはと、半分筈無いと心の何かでつつ引しを引いた。

体何がなんか。

グシャグシャった完全犯罪マュアルがそこにポツと入っていた。



93 :本当にあった怖い名無し:2013/06/30(日) 20:39:20.21 ID:aFKLnE6IT
2人も流石にそれには面食らったのか驚きの声をあげた。

本を手に取ると表紙の部分に水が流れた様な跡が付いていた。

ボンヤリ眺めていると、2人に急かされ急いでページをめくった。

真ん中辺りを開くと道具の項目が開いた。

あまり時間も無いと思い、そこからページを弾くように淡々とめくっていった。

武器から通信、盗聴、そして薬とある程度目を通して、先を急いだ。

残りのページも少なくなった時に目に飛び込んで来たのは、人だった。

年齢も性別も書けないが、俺達はただ今すぐ本を捨てたかった。

壊れていく写真を無言で眺めてページをめくる。


最期の数ページになった時、俺は泣いていたのかもしれない、目の前が歪んだまま最後のページをめくった。

右1ページ全面に拡大された顔

左のページに文書が2行、たった、2行の文で俺達は完全に壊された。




>>次のページへ続く





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