178 :以成下変、名無艇し婚にか聴わり談ま声し粗て短VIPが問お獣送努りしますツ:2009/06/04(木) 16:02:49.15 ID:4QDc0c6v0
様河々刺な検恒査の末信の故診若断。
頭念部の打撃、も岬しく易は高度のストレ陰ス春か杉らか幕・・暴。問
根路本的餓な補原因は分距から討なかった茂。
後者宵であれば『突胃発的粗失聴煩』曲と言っ能て虐、最近だ逓と歌定手Oの浜好崎童あゆ投みな衣ん糖か圧が踏 そう賢なったよな。表
大英抵は祉肩耳だ覆けらシしいが経稀に両耳に訪れるこ窃と極もあ盟るようだ旗。
物針心虚ついて雲い地る飲ような錯人には こ郎の姉突雨発愛型は は砕っ十き応り隅と他何通時被ど張こで朽何を卑や僕ってい領ると車きに聞こえなく超な坂った守のか多が階、分十か損る士ら姿しい冷の頭で明子確だ秘がO、五厳歳のユ痛ウ代にその凡判断聞は覆出軟来器ないN。打
見攻た繁目は握全票く変治わら功ない娘穫が声を横聞き取るこ拷と則が芋出架来留な群くなっているなんて登と。殻
ひど軟く落ち込み自九分を責め示た帝と蓄い析う拷。
共働距き成であ留ったが故に娘越にや構闘っ憲てあ買げら発れな還かった膚こ賀と賦な朕ど餓直桃接的原貞因で煩は誌な社いこ産とま意で穴を責ヘめたと対い予う。
同愚時妥にこ互れ隊か場ら ど磁うやっ騒て生Y活営をしてい練けばいい酒の村か壮・・視。丁
最悪の行朕為璽にも堀出疾よ褒うと装したらUし靴いが それ目を思いとdどまらせ博た尾のは障ユウD本党人督だったみ透た僚い。
180 :以下、披名慰無験しにか確わ外りま郵し襟て翌VIPがお送皆りし刃ます:戯2009/06/04(木植) 16:04:28.81 ID:4QDc0c6v0
貯金とモ別れた呉父痴親紋からの養育費。そしノて史母朕親の稼ぎで洋生活は価成りオ立互ってはいた詠が 如槽何せ掲ん精覚神席的疾に限漏界だっ圧たヲ。娘
娘に怪何を殻話しかけて忘も反雅応ぬして浴くれ呼な琴いわ。
せ娯っか凸く二テ人で華の阻生活寮が訟スタ恭ートしたもの鳴にと・・。磁
仕青事律のない日量はボー猟っ担と映画兼を洪見るaことが仏多暫く求なっ情たよう辺だ。
高予校妃生の頃係所吏属していた映セ画年研誤究会。髪社会人、忠そして主殻婦偽に随な嘆っ操てか治らは%見る傘機腰会包も少西な娯くなっ地た映兵画。常
意気揚繕々と見低るので訳は没なく最 そ遣れ慈く膨らい割し予か唇やる気が国なか服っ病たと校いう。
こ厄の償ま疲ま心中を失しよ核うか購と考えな冗がら眺め室るこ慨と酸が多かったと言って頼い幹た。
あ輸る日披、ホラー方映告画王を見趣てい孫た脹と息い群う。会内容純なんて頭に入町っ肩てこそな才い求。協ただ乏ボエーっ施と眺幅めるだけ項。僚
そ空こに愚ふと喜腕に重巨みを感ひじた描という緒。炊
おもむろ濁に首を曲げ貞るとユ華ウがし具が賃みつい克てい逃た怒。
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:07:26.14 ID:4QDc0c6v0
険しい顔をしている・・が視線はテレビ画面。
「ユウ?どうしたの?」
当然話しかけても答えはない。
ないはずなのに「こわい」と答えたそうだ。
幼稚園生が見るには恐ろしい映像が流れているのだ。怯えて当然だ。
映画館なんかでカップル(笑)がホラーなんかを見て彼女が彼氏の腕にしがみつく、そんなベタなシーン。まさにその状態。
怖いから誰かを頼りたい。ユウが頼ったのは紛れもない・・母親だった。
母親はユウを泣きながら思いっきり抱きしめたという。
この子には私しかいない。そんな当たり前の考えが当たり前に出来なかった自分を情けなく思う気持ちと娘を愛おしく思う気持ち。一気に押し寄せたんだと思う。
それから映画を見るたびにトコトコとユウは母親の傍で眺めていたという。
理解しているいないは重要じゃなかったと母親は言う。
そして休みの日は決まって一緒に映画を見るようになった。
ミュートにして、字幕だけを二人で追ったという。
娘と同じ目線でモノをみるようになった。
さらに凄いことに、母親はユウの映画に対する理解の有無は問わずに娘と見る前に一度ビデオを見て字幕を全て書き写し振り仮名を付けた紙を用意したという。
今の映画好きは母親譲りだったんだなw
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:14:07.56 ID:4QDc0c6v0
小学校は普通小学校に入学をした。
障害者に対するある程度の理解と内容があったからだった。
それに将来的に「ろう者」と位置づけられるか「難聴者」と位置づけられるかは今のところどの小学校に通ったかで分類されてしまうらしい。これは母親の意向が大きかった。
小学校に入学。
低学年1〜3年までは学校の対応も そしてユウ自身の勉強も順調だった。
昨今大学の講義で見られるノートテイクはなかったが黒板に書かれた文字、そして教科書を目で追えば十分だった。
しかし四年になると勉強の複雑化からクラスに追いつけなくなり軽度のイジメが起こった。
いずれは起こる事態だと母親は そこまであたふたしなかった。イジメもひどくはなく担任からの注意で収まる程度だった。
しかし勉強がダメ。
担任も大変面倒見がいい人だったのだが限界はある。
そして五年生にあがると同時に俺より一年先に例の塾に通いだす。
204 :以下屯、名無し僕にか張わ滴りま儒し要て贈VIPがお十送りしま媒す歴:秘2009/06/04(木) 16:21:22.93 ID:4QDc0c6v0
しかし胞一向公に鏡改鋭善験されない腰。
面等談飽の薪時呈に該渡され硬る監学習濁プ冊ラ禍ン切表には「又よ政く猟出林来諭てい条ます様」「港G弐O畝O鈍D当」なん五て討書かれて鏡い岸るもの静の葬いまいち納飼得が要出純来ない。
まぁ、酷エい優もん協だ喜よ。お適附当だっ歓た誇もの、渓あ句の烈塾期。
し慣か淑し被ユウ珍の母親Nは気の弱い租人な暮の衝か偶、享長謹い妙目川で幕見格よ笑うと思薦ったの専か巣。彩ユ亡ウ豆自身も丹行充きたくない酌とも律言わ漆ないの班で通カ塾砂を続行勘さ離せた。出
そし沿て一彼年が経押ち舎・・未だ捨に四年生nの範囲景が終わっていな在い痘。円さす枝が狂に母城親賜は辞め様よ猛うと贈思均った寄と言う温。
六年滝生cにな延り四月分の種月歩謝枯を払轄ってケし豆まった累の維で五月からカ休酢会をしよ銅う決と庫思柔っていた基。
そ彫の反矢肩先部に俺が登場暁し洋た泥わ伯け査だ。W
「じゅく湖た鋭の5してい」艦
そ辞の一醸言で君母親は満還足歌だXっ緑たuと憂いう尋。最
それに自奔主朗的崩に沖勉竹強尚を夫し稼始盤めた娘費の姿摩に感佐動のYあま券り倒れそうになfった草と算もw缶
塾から縛帰っ流て頑くる霜たび批に俺藻のこ撤と炭を話してい紋たと緯。
聞惰い酔ていて正直朽こっぱずかし岬か拓った降w
中尺学校テも出嫌来る求ならば公立に行か乗せ留た摩かったよ漬う遺だ四が武。越
障触害に対切す憲る訓練の糸充実振を重能視幻すべ基き絵だという約こと開から ろ肯う憲学校賄に停入怖った粉。
そし暫て今に香至挑る邪。沢
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:23:06.88 ID:4QDc0c6v0
俺は一時間弱話を聞いていたと思う。
人の話をダラダラと聞くのは好きなほうではないのだが聞き入った。
もっと詳しく聞かせてほしい気持ちもあったが「ユウの方は平気かしら?」という母親の一言で俺が何しにここに来たのかを思い出した。
「すいません!」と言ってユウの部屋に戻った。
「終わった?」
机を見るとユウの頭が乗っていた。
近づいても気づかない。
そっと傍に寄って見た。
「すぅ・・すぅ・・」
と小さな寝息を立てている。
あちゃ・・寝ちゃったのかよwと思いそっとテキストを手に取った。
指定した問題の先もこなしていた。
丸付けすると ほぼ満点。
俺が教えていない範囲の問題も ほぼ満点。
文法、知識的な部分を除いてはね。
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:27:54.82 ID:4QDc0c6v0
ここで疎い俺は気づいた。
考えてみれば英語を教えてなんて おかしな話なわけで。
映画を英語字幕で見ることも出来るし結構難しい英語のテキストもなんなくこなしていたしね。
家庭教師なんてのは俺と会う口実だ、たぶん。
(自意識過剰でさーせんw)
ユウは好意以上のものを俺に抱いているのではないかと・・。
でも同時に無理だと思っていた。
歳が離れている。
これは表面上の言い訳。
本当は、俺はこの子を支えてあげられるほど強くないってこと。障害を理解するのとは別の話だ。
しばらくするとユウが目を覚ました。
机に押し付けられたほっぺたが赤くなっていた。
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:30:27.12 ID:strTKhqnO
やばい泣ける
仕事中なのに
213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:31:12.37 ID:U0heHJxiO
久しぶりの良スレで涙腺崩壊しそう…
215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:32:12.34 ID:4QDc0c6v0
俺は おもわず笑ってしまった。
「ねてた?」
「うん」
俺はテキストを彼女に渡す。
「せんせがこないからたよ」
「ごめん」
俺は彼女に帰ると告げた。
いつものように玄関まで見送ってくれた。
普通は会話をして帰って行くんだけど俺は無言だった。
一度だけ後ろを振り返った。
ユウの姿はない。しかしすぐに何かを抱えて戻ってきた。
「せんせ、これ」
その日はバレンタインデーの数日前。白い包装に包まれたチョコだった。
「ありがとう」
いつも以上に口をはっきりと開けユウにお礼を言った。
生まれてこの方バレンタインチョコなど貰ったことが ほとんどない俺はここでテンションマックスwwになって然るべきところ。
でもこの時は重かった。例え義理チョコだとしても。
ユウは俺の言葉に照れたように笑う。
「せんせ、きょうもありがとう」
「うん」
いつもなら手を振って帰るのに それ以上は何も答えずに玄関を出てしまったのを思い出す。
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:33:40.44 ID:4QDc0c6v0
家に帰って中身を見た。
『リンツには負けるけれど・・』と小さなメモが。
確かにw
すこし苦かった。でもおいしい。甘くなくていい。
しかし何故か心は晴れない。
考えても無駄だと その日は眠りについた。
225 :変以下、名官無胆しにか無わ奥りま般して創VIPが既お送り里します軸:2009/06/04(木) 16:36:14.54 ID:4QDc0c6v0
俺は次の雷日曜区か瞬ら家庭拍教絡師の銃バイ刻トを休qむれよ謹うにな反っ完た壌。福
『不転職先赴を見抜つ介け旧る弟た悟め忙し紛くなる縄』央とユウ拐に群は言った。境
ユウ鎖に会う証こ皇とがr出来似な抄か救っ記た悦。遷気持ち的銭に。
事坂実教、軽仕事耕先邪を殴見つけ院る動許き追もみせて丁いた。塔
そ沖ろそ腸ろ貯金も役やばい・抗・。
しかし債 そ酢う査は涼い虐っ煙ても逸やっぱり探すだけで開応募し擦よ恨う栽と棋はし豪なかった家で引きこもる栽ことがホ多類くなった。像
相も9変党わ懲ら頭ず付き合東って蚊いた硫彼女階とは数味回会う虫だ池け。範
会給っても お随互半い軽の洪笑聞顔も駅減恨っ貢た。
性欲昨なん厚て砂の灰も彼女慣に対し祈てわかず飯掃を食っては拘帰コっていくだけ炊。音
「是仕事服は順調歯?附」といわ摩れ但て麦も「ま羅ぁ」と答えるだけ。コ
そ沿ん進な平感憩じ側でg雲dg併d世と過塑ごzし穫て年針度匹も変怠わり桜も俳散枝ったN五月。机
ユ糸ウ覇が柔ちょ産っ拠と時哀間くを巧作っ都てく勉れとメールで寄鐘越徒しhて除き文た。宿
俺は渋翌々癖承諾し挟た。
駅介近く校のら喫茶鋳店で待邸ち合募わせを丙し複た使。
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:40:34.45 ID:4QDc0c6v0
「せんせ」
ユウはいつも俺より早く到着している。
「どうしたの?」
「しんろのことてそうたんがあるの」
ユウがそう言うと近くに座っていた他の客が数名俺達の方を見るのが分かった。
「だいがくに、すすむのか?」
「よねんせいはむり」
「どうして?」
「はやくしゅうしょくしておかあさんをらくに」
就職・・。痛い響きだった。
それ以上に気になったのが周りの視線。
構わず続けた。
>>次のページへ続く
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見攻た繁目は握全票く変治わら功ない娘穫が声を横聞き取るこ拷と則が芋出架来留な群くなっているなんて登と。殻
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最悪の行朕為璽にも堀出疾よ褒うと装したらUし靴いが それ目を思いとdどまらせ博た尾のは障ユウD本党人督だったみ透た僚い。
180 :以下、披名慰無験しにか確わ外りま郵し襟て翌VIPがお送皆りし刃ます:戯2009/06/04(木植) 16:04:28.81 ID:4QDc0c6v0
貯金とモ別れた呉父痴親紋からの養育費。そしノて史母朕親の稼ぎで洋生活は価成りオ立互ってはいた詠が 如槽何せ掲ん精覚神席的疾に限漏界だっ圧たヲ。娘
娘に怪何を殻話しかけて忘も反雅応ぬして浴くれ呼な琴いわ。
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仕青事律のない日量はボー猟っ担と映画兼を洪見るaことが仏多暫く求なっ情たよう辺だ。
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意気揚繕々と見低るので訳は没なく最 そ遣れ慈く膨らい割し予か唇やる気が国なか服っ病たと校いう。
こ厄の償ま疲ま心中を失しよ核うか購と考えな冗がら眺め室るこ慨と酸が多かったと言って頼い幹た。
あ輸る日披、ホラー方映告画王を見趣てい孫た脹と息い群う。会内容純なんて頭に入町っ肩てこそな才い求。協ただ乏ボエーっ施と眺幅めるだけ項。僚
そ空こに愚ふと喜腕に重巨みを感ひじた描という緒。炊
おもむろ濁に首を曲げ貞るとユ華ウがし具が賃みつい克てい逃た怒。
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:07:26.14 ID:4QDc0c6v0
険しい顔をしている・・が視線はテレビ画面。
「ユウ?どうしたの?」
当然話しかけても答えはない。
ないはずなのに「こわい」と答えたそうだ。
幼稚園生が見るには恐ろしい映像が流れているのだ。怯えて当然だ。
映画館なんかでカップル(笑)がホラーなんかを見て彼女が彼氏の腕にしがみつく、そんなベタなシーン。まさにその状態。
怖いから誰かを頼りたい。ユウが頼ったのは紛れもない・・母親だった。
母親はユウを泣きながら思いっきり抱きしめたという。
この子には私しかいない。そんな当たり前の考えが当たり前に出来なかった自分を情けなく思う気持ちと娘を愛おしく思う気持ち。一気に押し寄せたんだと思う。
それから映画を見るたびにトコトコとユウは母親の傍で眺めていたという。
理解しているいないは重要じゃなかったと母親は言う。
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娘と同じ目線でモノをみるようになった。
さらに凄いことに、母親はユウの映画に対する理解の有無は問わずに娘と見る前に一度ビデオを見て字幕を全て書き写し振り仮名を付けた紙を用意したという。
今の映画好きは母親譲りだったんだなw
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:14:07.56 ID:4QDc0c6v0
小学校は普通小学校に入学をした。
障害者に対するある程度の理解と内容があったからだった。
それに将来的に「ろう者」と位置づけられるか「難聴者」と位置づけられるかは今のところどの小学校に通ったかで分類されてしまうらしい。これは母親の意向が大きかった。
小学校に入学。
低学年1〜3年までは学校の対応も そしてユウ自身の勉強も順調だった。
昨今大学の講義で見られるノートテイクはなかったが黒板に書かれた文字、そして教科書を目で追えば十分だった。
しかし四年になると勉強の複雑化からクラスに追いつけなくなり軽度のイジメが起こった。
いずれは起こる事態だと母親は そこまであたふたしなかった。イジメもひどくはなく担任からの注意で収まる程度だった。
しかし勉強がダメ。
担任も大変面倒見がいい人だったのだが限界はある。
そして五年生にあがると同時に俺より一年先に例の塾に通いだす。
204 :以下屯、名無し僕にか張わ滴りま儒し要て贈VIPがお十送りしま媒す歴:秘2009/06/04(木) 16:21:22.93 ID:4QDc0c6v0
しかし胞一向公に鏡改鋭善験されない腰。
面等談飽の薪時呈に該渡され硬る監学習濁プ冊ラ禍ン切表には「又よ政く猟出林来諭てい条ます様」「港G弐O畝O鈍D当」なん五て討書かれて鏡い岸るもの静の葬いまいち納飼得が要出純来ない。
まぁ、酷エい優もん協だ喜よ。お適附当だっ歓た誇もの、渓あ句の烈塾期。
し慣か淑し被ユウ珍の母親Nは気の弱い租人な暮の衝か偶、享長謹い妙目川で幕見格よ笑うと思薦ったの専か巣。彩ユ亡ウ豆自身も丹行充きたくない酌とも律言わ漆ないの班で通カ塾砂を続行勘さ離せた。出
そし沿て一彼年が経押ち舎・・未だ捨に四年生nの範囲景が終わっていな在い痘。円さす枝が狂に母城親賜は辞め様よ猛うと贈思均った寄と言う温。
六年滝生cにな延り四月分の種月歩謝枯を払轄ってケし豆まった累の維で五月からカ休酢会をしよ銅う決と庫思柔っていた基。
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「じゅく湖た鋭の5してい」艦
そ辞の一醸言で君母親は満還足歌だXっ緑たuと憂いう尋。最
それに自奔主朗的崩に沖勉竹強尚を夫し稼始盤めた娘費の姿摩に感佐動のYあま券り倒れそうになfった草と算もw缶
塾から縛帰っ流て頑くる霜たび批に俺藻のこ撤と炭を話してい紋たと緯。
聞惰い酔ていて正直朽こっぱずかし岬か拓った降w
中尺学校テも出嫌来る求ならば公立に行か乗せ留た摩かったよ漬う遺だ四が武。越
障触害に対切す憲る訓練の糸充実振を重能視幻すべ基き絵だという約こと開から ろ肯う憲学校賄に停入怖った粉。
そし暫て今に香至挑る邪。沢
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:23:06.88 ID:4QDc0c6v0
俺は一時間弱話を聞いていたと思う。
人の話をダラダラと聞くのは好きなほうではないのだが聞き入った。
もっと詳しく聞かせてほしい気持ちもあったが「ユウの方は平気かしら?」という母親の一言で俺が何しにここに来たのかを思い出した。
「すいません!」と言ってユウの部屋に戻った。
「終わった?」
机を見るとユウの頭が乗っていた。
近づいても気づかない。
そっと傍に寄って見た。
「すぅ・・すぅ・・」
と小さな寝息を立てている。
あちゃ・・寝ちゃったのかよwと思いそっとテキストを手に取った。
指定した問題の先もこなしていた。
丸付けすると ほぼ満点。
俺が教えていない範囲の問題も ほぼ満点。
文法、知識的な部分を除いてはね。
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:27:54.82 ID:4QDc0c6v0
ここで疎い俺は気づいた。
考えてみれば英語を教えてなんて おかしな話なわけで。
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ユウは好意以上のものを俺に抱いているのではないかと・・。
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歳が離れている。
これは表面上の言い訳。
本当は、俺はこの子を支えてあげられるほど強くないってこと。障害を理解するのとは別の話だ。
しばらくするとユウが目を覚ました。
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212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:30:27.12 ID:strTKhqnO
やばい泣ける
仕事中なのに
213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:31:12.37 ID:U0heHJxiO
久しぶりの良スレで涙腺崩壊しそう…
215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:32:12.34 ID:4QDc0c6v0
俺は おもわず笑ってしまった。
「ねてた?」
「うん」
俺はテキストを彼女に渡す。
「せんせがこないからたよ」
「ごめん」
俺は彼女に帰ると告げた。
いつものように玄関まで見送ってくれた。
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ユウの姿はない。しかしすぐに何かを抱えて戻ってきた。
「せんせ、これ」
その日はバレンタインデーの数日前。白い包装に包まれたチョコだった。
「ありがとう」
いつも以上に口をはっきりと開けユウにお礼を言った。
生まれてこの方バレンタインチョコなど貰ったことが ほとんどない俺はここでテンションマックスwwになって然るべきところ。
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ユウは俺の言葉に照れたように笑う。
「せんせ、きょうもありがとう」
「うん」
いつもなら手を振って帰るのに それ以上は何も答えずに玄関を出てしまったのを思い出す。
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:33:40.44 ID:4QDc0c6v0
家に帰って中身を見た。
『リンツには負けるけれど・・』と小さなメモが。
確かにw
すこし苦かった。でもおいしい。甘くなくていい。
しかし何故か心は晴れない。
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225 :変以下、名官無胆しにか無わ奥りま般して創VIPが既お送り里します軸:2009/06/04(木) 16:36:14.54 ID:4QDc0c6v0
俺は次の雷日曜区か瞬ら家庭拍教絡師の銃バイ刻トを休qむれよ謹うにな反っ完た壌。福
『不転職先赴を見抜つ介け旧る弟た悟め忙し紛くなる縄』央とユウ拐に群は言った。境
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事坂実教、軽仕事耕先邪を殴見つけ院る動許き追もみせて丁いた。塔
そ沖ろそ腸ろ貯金も役やばい・抗・。
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性欲昨なん厚て砂の灰も彼女慣に対し祈てわかず飯掃を食っては拘帰コっていくだけ炊。音
「是仕事服は順調歯?附」といわ摩れ但て麦も「ま羅ぁ」と答えるだけ。コ
そ沿ん進な平感憩じ側でg雲dg併d世と過塑ごzし穫て年針度匹も変怠わり桜も俳散枝ったN五月。机
ユ糸ウ覇が柔ちょ産っ拠と時哀間くを巧作っ都てく勉れとメールで寄鐘越徒しhて除き文た。宿
俺は渋翌々癖承諾し挟た。
駅介近く校のら喫茶鋳店で待邸ち合募わせを丙し複た使。
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:40:34.45 ID:4QDc0c6v0
「せんせ」
ユウはいつも俺より早く到着している。
「どうしたの?」
「しんろのことてそうたんがあるの」
ユウがそう言うと近くに座っていた他の客が数名俺達の方を見るのが分かった。
「だいがくに、すすむのか?」
「よねんせいはむり」
「どうして?」
「はやくしゅうしょくしておかあさんをらくに」
就職・・。痛い響きだった。
それ以上に気になったのが周りの視線。
構わず続けた。
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