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童貞と共に人として大切な何かを亡くした話7(マネージャー編)
の続きです。
460 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:50:18.48 ID:prB/dxTZ0
続き行きます。
美貴が家を出て行ったおよそ一月後。
長かった俺の地方ロケも遂に最終日になろうとしていた。
結衣「もうすぐ東京帰ってくるね」
俺「そうだな」
結衣「その前の日、私○○(東海地方の街)で営業なんだ」
俺「そういやそうだったな」
結衣「営業終わったら、そっち行こうかな…」
俺「???」
結衣の営業先から俺の居る場所までは新幹線で30分強。
確かに東京に戻るよりは近い。が……
俺「いや、お前何しに来るんだよ?」
結衣「会いたいから…」
俺「いや、次の日には東京戻るぞ…」
結衣「ダメ?嫌なの?」
俺「ダメとか嫌とか以前に、お前こっち来てどこ泊まるつもりだ? 観光シーズンだからホテル空いてないぞ」
結衣「EDさんの部屋あるじゃん」
俺「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ…」
結衣は俺の態度に不満な様子…
来たからって、間違いなんて起こらない自信はあるが さすがに色々不味い…
俺「不味いって…」
結衣「何が?もしかして変な事考えてる?馬鹿じゃないの?最低ーw」
俺「考えてないって。最低とか言うな」
結衣「じゃあ、また明日ね」
俺「ちょ…おま……」
結局、そのまま電話は切れてしまった。
もう完全に俺の意見は無視だった。
461 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:51:54.11 ID:prB/dxTZ0
次の日、夕方過ぎに結衣から電話が有った。
結衣「今、営業終わった。今からそっち行くね」
俺「お前、本気で来るのか?」
結衣「行くよ。もう新幹線乗っちゃったし…」
逃げ道完全に塞ぎやがった…
俺「分かったよ。ホテルに連絡しとくから俺の部屋で待ってて」
結衣「うん」
俺「明け方までロケかかるから寝てろよ」
結衣「はーい」
ロケが終わると時間はもう朝の4時過ぎだった。
辺りは もうすでに少し白んで来ている。
ホテルのフロントで鍵を預かり自分の部屋へと入る。
すると結衣が俺のベッドで寝ていた。
結衣を起こさないように静かにロケの機材を片付け、一服してソファへと腰掛ける。
さて、何処で寝るかな…
俺のベッドは結衣が寝ている。
仕方ない、このままソファで寝る事にした。
タバコの火を消し眠りにつこうとしたその時…
462 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:53:30.16 ID:prB/dxTZ0
結衣「おかえり」
俺「あ、悪い。起こしちゃったか?」
結衣「ううん、大丈夫」
そう言って布団から出る結衣。
ちょっと待て…
何故Tシャツとパンツだけなんだ?
俺「良いよ、起きなくて良いから。布団から出るな。そのまま寝てろ…」
慌てる俺。
結衣「EDさん何処で寝るの?」
俺「ここで寝る」
結衣「何言ってんの?疲れてんだからベッドで寝なよ」
俺「大丈夫だから…気にすんな…」
結衣「うっさい!眠いんだから、つべこべ言わずに早く寝る!!」
俺「は…はい…」
相変わらず押しに弱い俺…
恐る恐るベッドの隅の方に着のみ着のまま寝る。
結衣「そんな端っこじゃゆっくり寝られないから、もっとこっち!」
俺「大丈夫だから…」
結衣「うるさい!眠い!!」
俺「は…はい…」
結衣に触れないように細心の注意を払って、とりあえずほんの少しだけ結衣の方へ移動。
結衣が何を考えてるのか分からず 滅茶苦茶緊張していたが ロケの疲れもあって、すぐに眠りに落ちてしまった。
463 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:55:05.63 ID:prB/dxTZ0
目が覚めると、時間はチェックアウトの30分前。
結衣はすでに起きて普通に服を着ていた。
安心したような、ちょっと勿体無いような…(待て
慌ててシャワーを浴びて東京に戻る荷造りをする。
一月以上もの長期ロケだと機材やテープの数も尋常じゃない。
その後、チェックアウトを済ませてホテルを後にする。
まずは近くのファミレスでブランチ。
俺「この後どうするつもりだ?」
結衣「せっかくだから観光しようよ」
急いで東京に帰る必要もないので、とりあえず市内を観光をする事に…
結衣は観光を楽しんでいるようだ。
久しぶりに結衣の体調も悪くない。
結衣のワガママには正直困ったが、結衣が元気で居てくれるのは素直に嬉しかった。
464 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:57:11.68 ID:prB/dxTZ0
観光をしてる途中、突然結衣が話を切り出した。
結衣「あのね、私EDさんに秘密にしてる事あるの…」
俺「何?」
結衣「実は付き合ってる人が居るんだ…」
俺「ああ、そう…」
結衣「それだけ?良いの?」
まあ、結衣に彼氏が居ても俺がとやかく言う問題じゃない。
仕事に支障が出なきゃ俺が口出す必要は無い。
何しろ彼氏が居ても結衣は仕事を疎かにしないのは俺が一番知っていた。
俺「良いんじゃない?俺が口出す話じゃない。でも彼氏居るなら、こんなとこ来ちゃ不味いんじゃね?」
結衣「そうなのかな?」
俺「そりゃそうだろ」
結衣「実は彼氏EDさんの知ってる人なんだ」
俺「もしかしてイケメソさん?」
結衣「違うってw」
完全に予想が外れた。そうなると全く見当が付かない。
結衣「○○(若手お笑い芸人)の吉崎君…」
俺「マジか…」
>>次のページへ続く
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の続きです。
460 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:50:18.48 ID:prB/dxTZ0
続き行きます。
美貴が家を出て行ったおよそ一月後。
長かった俺の地方ロケも遂に最終日になろうとしていた。
結衣「もうすぐ東京帰ってくるね」
俺「そうだな」
結衣「その前の日、私○○(東海地方の街)で営業なんだ」
俺「そういやそうだったな」
結衣「営業終わったら、そっち行こうかな…」
俺「???」
結衣の営業先から俺の居る場所までは新幹線で30分強。
確かに東京に戻るよりは近い。が……
俺「いや、お前何しに来るんだよ?」
結衣「会いたいから…」
俺「いや、次の日には東京戻るぞ…」
結衣「ダメ?嫌なの?」
俺「ダメとか嫌とか以前に、お前こっち来てどこ泊まるつもりだ? 観光シーズンだからホテル空いてないぞ」
結衣「EDさんの部屋あるじゃん」
俺「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ…」
結衣は俺の態度に不満な様子…
来たからって、間違いなんて起こらない自信はあるが さすがに色々不味い…
俺「不味いって…」
結衣「何が?もしかして変な事考えてる?馬鹿じゃないの?最低ーw」
俺「考えてないって。最低とか言うな」
結衣「じゃあ、また明日ね」
俺「ちょ…おま……」
結局、そのまま電話は切れてしまった。
もう完全に俺の意見は無視だった。
461 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:51:54.11 ID:prB/dxTZ0
次の日、夕方過ぎに結衣から電話が有った。
結衣「今、営業終わった。今からそっち行くね」
俺「お前、本気で来るのか?」
結衣「行くよ。もう新幹線乗っちゃったし…」
逃げ道完全に塞ぎやがった…
俺「分かったよ。ホテルに連絡しとくから俺の部屋で待ってて」
結衣「うん」
俺「明け方までロケかかるから寝てろよ」
結衣「はーい」
ロケが終わると時間はもう朝の4時過ぎだった。
辺りは もうすでに少し白んで来ている。
ホテルのフロントで鍵を預かり自分の部屋へと入る。
すると結衣が俺のベッドで寝ていた。
結衣を起こさないように静かにロケの機材を片付け、一服してソファへと腰掛ける。
さて、何処で寝るかな…
俺のベッドは結衣が寝ている。
仕方ない、このままソファで寝る事にした。
タバコの火を消し眠りにつこうとしたその時…
462 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:53:30.16 ID:prB/dxTZ0
結衣「おかえり」
俺「あ、悪い。起こしちゃったか?」
結衣「ううん、大丈夫」
そう言って布団から出る結衣。
ちょっと待て…
何故Tシャツとパンツだけなんだ?
俺「良いよ、起きなくて良いから。布団から出るな。そのまま寝てろ…」
慌てる俺。
結衣「EDさん何処で寝るの?」
俺「ここで寝る」
結衣「何言ってんの?疲れてんだからベッドで寝なよ」
俺「大丈夫だから…気にすんな…」
結衣「うっさい!眠いんだから、つべこべ言わずに早く寝る!!」
俺「は…はい…」
相変わらず押しに弱い俺…
恐る恐るベッドの隅の方に着のみ着のまま寝る。
結衣「そんな端っこじゃゆっくり寝られないから、もっとこっち!」
俺「大丈夫だから…」
結衣「うるさい!眠い!!」
俺「は…はい…」
結衣に触れないように細心の注意を払って、とりあえずほんの少しだけ結衣の方へ移動。
結衣が何を考えてるのか分からず 滅茶苦茶緊張していたが ロケの疲れもあって、すぐに眠りに落ちてしまった。
463 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:55:05.63 ID:prB/dxTZ0
目が覚めると、時間はチェックアウトの30分前。
結衣はすでに起きて普通に服を着ていた。
安心したような、ちょっと勿体無いような…(待て
慌ててシャワーを浴びて東京に戻る荷造りをする。
一月以上もの長期ロケだと機材やテープの数も尋常じゃない。
その後、チェックアウトを済ませてホテルを後にする。
まずは近くのファミレスでブランチ。
俺「この後どうするつもりだ?」
結衣「せっかくだから観光しようよ」
急いで東京に帰る必要もないので、とりあえず市内を観光をする事に…
結衣は観光を楽しんでいるようだ。
久しぶりに結衣の体調も悪くない。
結衣のワガママには正直困ったが、結衣が元気で居てくれるのは素直に嬉しかった。
464 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/30(月) 23:57:11.68 ID:prB/dxTZ0
観光をしてる途中、突然結衣が話を切り出した。
結衣「あのね、私EDさんに秘密にしてる事あるの…」
俺「何?」
結衣「実は付き合ってる人が居るんだ…」
俺「ああ、そう…」
結衣「それだけ?良いの?」
まあ、結衣に彼氏が居ても俺がとやかく言う問題じゃない。
仕事に支障が出なきゃ俺が口出す必要は無い。
何しろ彼氏が居ても結衣は仕事を疎かにしないのは俺が一番知っていた。
俺「良いんじゃない?俺が口出す話じゃない。でも彼氏居るなら、こんなとこ来ちゃ不味いんじゃね?」
結衣「そうなのかな?」
俺「そりゃそうだろ」
結衣「実は彼氏EDさんの知ってる人なんだ」
俺「もしかしてイケメソさん?」
結衣「違うってw」
完全に予想が外れた。そうなると全く見当が付かない。
結衣「○○(若手お笑い芸人)の吉崎君…」
俺「マジか…」
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