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ケンシロウに憧れて5年間毎日訓練した話
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http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1376369975/
1 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 13:59:35.05 ID:OYOyAWjD0
需要あるなら話す
3 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:00:25.65 ID:ZAukBHf+0
北斗神拳の歴史は1800年!
きさまに極められるような拳ではない!
4 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:03:36.17 ID:OYOyAWjD0
ケンシロウは強くて格好良くて拳法の達人で、俺とはほど遠かった。
まずケンシロウについて詳しくなろうと必死に秘孔の勉強から始めた。
それと同時に筋トレも始めた
5 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:05:03.47 ID:OYOyAWjD0
調べれば調べるほど落胆していった。
5秒後に人が死ぬような秘孔なんて存在しなかった。
そのため、秘孔をつくという行為と似ている職種につくと決心した。
6 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:06:12.17 ID:OYOyAWjD0
俺ははり師になった。
筋トレによって腹も引き締まり、どことなく強くなった気がした。
だけど俺は気付いた、現在の俺はケンシロウではなくトキなのではないか、と。
1 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 13:59:35.05 ID:OYOyAWjD0
需要あるなら話す
3 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:00:25.65 ID:ZAukBHf+0
北斗神拳の歴史は1800年!
きさまに極められるような拳ではない!
4 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:03:36.17 ID:OYOyAWjD0
ケンシロウは強くて格好良くて拳法の達人で、俺とはほど遠かった。
まずケンシロウについて詳しくなろうと必死に秘孔の勉強から始めた。
それと同時に筋トレも始めた
5 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:05:03.47 ID:OYOyAWjD0
調べれば調べるほど落胆していった。
5秒後に人が死ぬような秘孔なんて存在しなかった。
そのため、秘孔をつくという行為と似ている職種につくと決心した。
6 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:06:12.17 ID:OYOyAWjD0
俺ははり師になった。
筋トレによって腹も引き締まり、どことなく強くなった気がした。
だけど俺は気付いた、現在の俺はケンシロウではなくトキなのではないか、と。
7 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:06:39.17 ID:0iyNukcO0
いや
アミバだろ
8 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:08:06.04 ID:OYOyAWjD0
むしろ、トキのような戦闘力もないのでアミバあたりなのではないか、と。
抽象的に、北斗神拳を学ぶのではなく、
北斗神拳の中の技の1つを覚えようとした。
9 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:10:00.77 ID:OYOyAWjD0
ケンシロウの技を1つずつ覚えていって、そうすれば最後にはリアルケンシロウになれると思った。
ケンシロウの技で一番現実味がある技はなにか、としらべた。
調べるうちに落胆していった、彼が放つ技は人間離れしているからである。
まず、遠距離攻撃は俺にはまだだせなかった。
11 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:12:07.47 ID:OYOyAWjD0
そんな中で俺は1つの技に目をつけた。
作中、マミヤがくらいそうになったあの有名な技
北斗二指真空把 である。
動体視力と、腕と手関連の筋力をつければいけると思った。
12 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:14:26.65 ID:OYOyAWjD0
しらない人のために一応教えるが、北斗二指真空把とは
自分に向って飛んできた飛行物を、人差し指と中指の間に挟み飛んで
きた場所に正確に投げ返すという技である
実際にどれくらいの大きさまでこの技に通用するかとか、人差し指と中指以外の指を使ってはいけないのか、とかはいまいちよくわからない
13 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:14:28.35 ID:tXXEJu3kO
厨二病をこじらせるとこうなるのか・・・
15 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:16:33.76 ID:OYOyAWjD0
技量が増えれば増えるほど色んなものを受け止め投げ返せる、
その正確さやスピードもあがっていく、こう解釈した
以前 俺は野球をやっていたので動体視力はそこそこあった。
しかし何年も離れていたために衰えていたので、視力回復センターに通った。
家でも暇な時は動体視力の向上に努めていた。
16 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:19:27.03 ID:OYOyAWjD0
野球ではキャッチャーをやっていた。
プロの中でもトップレベルに速い球意外なら受けれるし、
130キロぐらいならバッティングセンターで打てるし視力に関して俺の中でおkサインがでた。
問題は腕の筋肉、指の筋肉である。
俺は握力がまずあまりない。
18 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:21:05.08 ID:OYOyAWjD0
全盛期は腕指関連の筋肉の名称も暗記した
ここをこう動かす筋肉は〜筋といってだな・・・と説明ができるほどであった
今はもう半分以上忘れた。
俺は必死に効率の良い方法を考えた、どこの筋肉を鍛え上げれば、飛んできた矢を受け止め正確になげれるのか、と。
19 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:25:55.21 ID:OYOyAWjD0
全ての筋肉を鍛え上げてそのために色んな技を習得したのではないか、と。
俺は考えるのはやめた、いわゆる脳筋に徹した。
死に物狂いで腕の筋肉を鍛えた。
有名どころの筋肉、マイナーどころの筋肉、基本的に上半身思いつく限りの筋肉をきたえた。
昼は人の秘孔をつき、(はり師)夜は伝承者になるための修行(筋トレ)を続けた。
20 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:27:50.19 ID:OYOyAWjD0
何年かたった。
家に帰って鏡を見る瞬間が俺の生きがいだった。
下半身はまったく鍛えてないためアンバランスではあったが確かに筋肉はついてきている。
そろそろ実践してみることにした。
俺は弓と矢を購入した。
21 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2013/08/13(火) 14:31:35.97 ID:nciUoheS0
まさか...おまえはもう....
22 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:33:13.24 ID:fbZ0GXWlP
お、おまえ…
23 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:37:20.80 ID:2mCkHtUkP
わりとガチなやつだった
24 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:37:22.26 ID:OYOyAWjD0
怖かったので最初は山なりにうってもらった。
俺の目で大体矢の軌道はみきれていた。
腕全体でキャッチするところから始めた、これは予想外に簡単であった。
しかし怖くて指だけでキャッチはできなかった、どうにも矢をよけてしまう。
そこで俺は思った、そもそもあの技はカウンターの技。
こんなよけきれる矢ならあの技を使う意味がないのでは、と。
もっとはやくてよけれないスピードで矢が突っ込んできた場合にこの技を使うのではないか、と。
俺は友人に頼んだ、もう山なりじゃなくていい思いっきり俺にうて、と。
25 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:41:38.57 ID:OYOyAWjD0
しかし問題が発生、友人は弓が下手くそだった。
いざ うとうとすると弓の弦が友人の頬をうちつけメガネをふっとばす。
コントロールがないのは頭にいれていたがここまで弓矢を扱えないなんて、と俺は落胆した。
友人にゴム弓を渡し、練習させた。
2週間くらいかけてじっくり弓の基本を教えて混んだ。
26 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:45:57.42 ID:OYOyAWjD0
特に友人は残心の大事さを最後までわかってくれなかった。
なんども注意したが打ち終わるとすぐにくずしてしまう。
近くのトレセンをかりてみたが大体敵を攻撃できるレベルにはなっていた。
皆中なんて夢のまた夢だったが。
27 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:49:19.99 ID:OYOyAWjD0
俺たちは色んな困難を乗り越え、再びこの公園にやってきた。
俺の体も北斗神拳を学ぶ以前とは比べ物にならないものになっていた、と思う。
今まさに北斗二指真空把を習得する時がやってきた。
友人は俺に向かい渾身の矢を放った。
28 :名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 14:51:10.60 ID:OYOyAWjD0
結果は失敗、俺に向かって飛んでは来たが俺はよけてしまう。
何度も何度も繰り返した。7割くらいは俺に向かって飛んでくるがどうにも怖くてよけてしまう。
よけれる距離なのが悪い、と友人はいいだした。
距離を半分くらいに縮めた。
恐怖で頭がどうにかなりそうだったが、承諾した。
友人は俺に向かい渾身の矢を放った。
>>次のページへ続く
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