異常な性欲のせいで友達なくした
まずは中学の時の話なんだが、俺は中学3年にして性に全くと言っていいほど興味のない、中学生にしては珍しいタイプの人間だった。
周りが猥談をしていても知識がないため輪に入れなかった。
むしろあまり入る気すらなかった。
俺が通っていた中学校は性について進みすぎていた。今思い出すと異常だったと思う。
昼休みになれば「昨日公園で彼女としただの」言っていたのを今でも覚えている。
仲の良い友人は何人かいた。
その友人らも いつしか猥談ばかり話すようになってしまい俺は おいて行かれた感じがした。
少しさびしさを感じた。
まぁ考えてみれば俺たちは中学生。
その手の話をするのが当たり前であって異常なのは俺なのだ。
そう思った俺は それから周りの猥談の輪に自分から入っていくようになった。
入っていくといっても話を聞くだけである。自分から話すようなエピソードもなければ知識もない。
ただ聞いていれば仲間入りできると思ったのだ。
話を聞いているのはいいが わからない単語が多すぎる。
そこで親友であるタケルに帰り道で その日聞いた卑猥な単語の意味などを聞くことにした。
しばらく卑猥な単語の意味を聞きながら帰る日が続いた。
俺がタケルに相談したのは親友であるという理由だけではない。
タケルは昔から「性欲のお化け」という二つ名を持っていた。
だからタケルに聞けば間違いないと思ったのだ。
タケルのスペック
・ピザ気味
・性欲強い
・頭は悪い
・彼女持ち
タケルからはいろんなことを教わった。
そのころの俺は男性器を女性が口で咥えるという行為なんて汚くてやばいだろと思っていた。
それくらい純粋だったのだ。
タケルでも彼女がいるのに
お前らときたら…
ある日の昼休み俺はタケルに聞いてみた。
俺「あれを女子から舐めてもらうとか言ってたけどそれって汚くないか?」
タケル「お前純粋すぎww汚くても舐めるのは女子だろww」
俺「それでもなんか抵抗あるな・・・なんでそんなことやるんだ?」
タケル「気持ちいいからに決まってんだろwww」
俺「気持ちいいのか!?それ聞いてて気持ち悪いんだが」
タケル「やってもらえばわかるwww」
俺「女子は嫌がらないのか?」
タケル「俺女子じゃねーからわかんねーよw」
そんな感じのやりとりをした。
その日の放課後だ。
部活を終え、その日もタケルと一緒に帰ろうと思ったのだが、タケルは保健委員会の委員長だったため学校に配るアンケートを作ることになっており帰るのがおそくなると言っていたから一人で帰ることにした。
この日の帰り道、俺は性に目覚める第一歩を踏み出すことなる。
田舎だったため俺の通学路は田んぼと集落しかない。
学校も全校で150人ほどしかいない上に時間も6時半くらいになっていたので人っ子一人いなかった。
すると、中学校から少し離れた集落の中で うちの学校の制服を着た女子を見つけた。
自転車がパンクでもしたのか自転車があるのに乗らないで引いて歩いていた。
その女子はその地区の公民館に自転車を止めて公民館の裏に入っていった。
「確かあの裏って道すらなかったような・・・」
気になったので覗いてみることにした。
するとその女子は薄暗い公民館の裏でパンツを脱いでいた。
それを見た瞬間かなり勃起したのを覚えている。
しかし同時に「とんでもないものを見てしまった」と思った。