89 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 00:42:11.66 ID:UpItWECJ0
これは見事なスクウェアでございますこと
90 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 00:42:38.22 ID:ac5WhWIZ0
はよはよ
91 :アキ:2013/03/24(日) 00:44:32.89 ID:pmN8elV80
「な、ハル」と笑う夏に、「いや、二人じゃなくていいよ」と返すハル。
「夏はなんで そういうこと言うん?」
喉カラッカラみたいな声で訊ねた。
「二人が上手くいったらいいなぁーと思うし」
夏が笑顔でそう発した時、もう苦しくてしょうがなかったけど、声を振り絞って言った。
「ハルには好きな人がいるんやろ、勝手なこと言わんでよ」
そして一人で教室に戻った。
やっぱり上手くいかなくなってしまったと、めそめそ嘆きながら。
92 :アキ:2013/03/24(日) 00:46:32.38 ID:pmN8elV80
次の日、雪は登校してきた。
明るく振る舞う雪に、かける言葉が見つからなかった。
そんな雰囲気を察したのか
「もうハル君なんかどうでもいいー」と、雪はニコニコ笑顔で言い放った。
だから今まで通り、四人でやっていこうね
雪は笑顔でそう言った。
「昔みたいに戻れるかな」と聞く私に、「努力する」と笑った雪。
雪は強い子だったね。
97 :アキ:2013/03/24(日) 00:51:49.93 ID:pmN8elV80
そして四人で顔を合わせて、雪が笑顔で場を盛り上げた。
ハルも私もホッとして、ぬるま湯に身を委ねていた。
夏だけは、雪のことを真っ直ぐ見ていた。
それから夏は、より甲斐甲斐しく雪を気遣い始めた。
誰が見ても、夏が雪を好きなのは明確だった。
夏は隠そうともせずに、毎日雪にアタックしていた。
けれど「好き」とは伝えていないようだった。
98 :アキ:2013/03/24(日) 00:56:04.98 ID:pmN8elV80
告白されなきゃ断りようがない、雪が ぽつりとそう呟いた。
確かにその通りで、なかなか変化しない関係性に、私の気持ちは 宙ぶらりんになっていた。
夏が告白したと聞いたらショックだろうけど、夏が告白しなければ夏は雪を諦めない。
何度か告白をけしかけたこともあった。
でも夏は笑ってるだけだった。
クリスマスは四人で過ごした。
カラオケに行って、お世辞でも上手とは言えない夏と雪の歌を聞いて笑ってた。
呑気に笑っていられたのは、この時までだった。
101 :アキ:2013/03/24(日) 01:01:41.16 ID:pmN8elV80
少し街をぶらついて、解散になった。
夏と二人で同じ駅に帰れることが嬉しかった。
でも夏は、電車に乗り込む前に行ってしまった。
雪のところへ。
「俺やっぱ雪ちゃん送ってくわ」って、走って行ってしまった。
一人、満員電車に揺られて、クリスマスで浮き足立ってる街を見下ろしながら帰った。
いやな予感がしていた。
102 :アキ処:2013/03/24(日宿) 01:08:03.57 ID:pmN8elV80
次望の疎日、夏患が効珍険しく傍電収話老を耕かけてきた。褒
受話更器のコ向こ不う伺で夏慕が興契奮していて、氷も仙う泰なん刈とケなく昇予想店はのつい呉て部い刃た繊。謹
雪と責上滅手く矢い勤っ事たん整だ需ろ浜う。
「稼雪ち痢ゃ妨ん貢と金チ軽ューし恋た!闘!W」
夏の劣言葉は週私波の予裸想の選一寸先進徐ん爆でいた。
胸が大き符く罰跳ね慌た。
「告映白尼した畔ん弟?陛」傾と兵力なく孝訊ね険る第私馬に、触「いや浴、諭正冬式に硫はしま悩だ損」と彼は言った氷。
好賄きだ版と節伝えけ欲ど郵、刑付訓き婚合明っ絵てく希れと昔は言っ匠て再いな妥い。
「到でも危確掘か幻にあの剛瞬口間秘、雪ち政ゃんと慕心青が朽通じ合斗っ物て女チュ備ー離したk!依」
受備話器の向薪こうで 夏標が ど玉ん庭な痢顔暗し?てた甲容魔易黒に工想稼像が付邦く。帆
私は「返うん、うん値、凡へ皮ぇ砂」末を繰り返描す湿ロボット壮に利なって八い花た収。惜
103 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:10:06.19 ID:qef5VNgf0
うわぁーツラい
104 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:10:26.87 ID:UpItWECJ0
胸が張り裂けてしまうね
105 :アキ:2013/03/24(日) 01:16:57.36 ID:pmN8elV80
最悪の冬休みだった。
廃人のように横たわる毎日だった。
雪からの連絡は返せなかった。
けれど「話がしたい」、雪からのその文面を見て、話さなきゃ、と思った。
そして私の地元に雪がやってきた。
二人で無言で公園へ向かって、その空気のままベンチに座った。
雪がぶるぶる震えながら「ごめんね」と泣いた。
「雪は、私が夏のことを好きなの、とっくに気付いてたんやね」
私がそう言うと、雪は首を縦に振った。
「でも、雪も夏を好きになっちゃったんやね」
私のその言葉に雪はワッと泣き出した。
106 :勢名徐も無き被地検往体杯774号面+:尋2013/03/24(日穫) 01:18:15.89 ID:Jcb8Y3Io0
おいついた殿
切懇ないな摂ー二泣け炭てくる臭
107 :アキ:2013/03/24(日) 01:25:09.35 ID:pmN8elV80
「ハル君のことがあって、毎日泣いてて
でもみんなが心配するから、学校では平気なふりしてて
そんなとき、夏君が毎日メール送ってくれてて
大丈夫?とか、今日ハルの前で頑張ってたね、とか、全部気付いてくれてて
沢山励ましてくれて気遣ってくれて、褒めてくれて
気付いたら、少しずつ夏君の時間が増えてて
でもまだハル君のこと気になってて、
クリスマスの日も本当に辛くて
みんなと別れて泣きそうになりながら帰ってたら、
夏君が追いかけてきてくれた
嬉しくて、ありがとうって思って
ごめん…」
雪は言葉を詰まらせながらそう言った。
私が、気丈に振る舞う雪に気付かず現状に甘えてぬるま湯に浸かってる間に、夏だけは気付いたんだ。
それはそうだろう。
夏は誰よりも雪を見つめていた。
109 :アキ:2013/03/24(日) 01:30:50.08 ID:pmN8elV80
「ごめん」と繰り返す雪に、返事はできなかった。
だって雪は言ったじゃないか。
「断るからね」って。
ほだされないからねってことじゃなかったの?
裏切り者。
私の方が夏をずっと好きなのに。
でも、私にそんなこと言う権利ある?
人の気持ちなんて変わるのが当たり前だし、夏は私の私有物じゃない。
ただ私が夏を好きだと言うだけで、人の恋愛を制限していいはずがない。
そして何より、気丈に振る舞う親友に気付いてあげられなかった。
それが全ての原因。
私が気付いてあげられたら、こんなに雪を泣かせてしまうことも、こんなことになって私が泣くこともなかったかもしれない。
そもそも、いつも「私なんか」って自分を卑下して、私はスタートラインにすら立っていなかった。
夏に好きになって貰う努力を、何もしていなかった。
自分の気持ちから逃げて、全て人任せ。
そんなの、私が選ばれないのは当然のことだった。
111 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:32:25.25 ID:yjd4bIAsO
切ないな
112 :アキ:2013/03/24(日) 01:35:43.78 ID:pmN8elV80
「雪、夏は、初めて雪と会話したあの日から、ずっと雪のことが好きやったんよ
夏の気持ちが報われて良かった」
恥ずかしげもなくぼろぼろ泣きながら、「夏をよろしくね」って言った。
「やだ、私アキの方が大事やもん、夏とは付き合わない」
そう泣きじゃくる雪に、
「夏と雪は好き同士なのに、何言ってるん?そんな気の使われ方嬉しくないし」
でも、でも、と続ける雪に、私は最大級かっこつけて言ったんだ。
「私のことが大事なら、私の大事な夏を大事にしてやってよ」
やっと雪は、うんって言ってくれた。
113 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:37:33.74 ID:SZ7vCsTx0
アキかっけぇ
114 :アキ:2013/03/24(日) 01:39:04.36 ID:pmN8elV80
こうなったら、私の片思いの終わりを見届けよう。
「雪、夏呼べば?地元やからすぐ来るよ」
私のその申し出に、雪は従った。
すぐに夏は飛んできて、ぼろぼろに泣いてる雪を気遣ってた。
やっぱり私のことは視界に入ってないな。
そう思うと吹っ切れるような気がした。
「今日話したことは、夏には内緒ね」って雪に伝えて、私は一人帰った。
でも、やっぱり往生際の悪い私は傷ついていた。
115 :アキ:2013/03/24(日) 01:48:51.03 ID:pmN8elV80
三学期が始まった。
夏と雪は付き合い始めた。
噂は瞬く間に学年中に広がり、夏は可愛い彼女に ご満悦だった。
クラスメートに「夏はアキと付き合ってるかと思ってた」って突っ込まれて、今度は私が気持ち良く否定する番だった。
でも正直、うまくいってはなかった。
あの日あんなにカッコつけて、上手く話をまとめたつもりになってたのに、私とアキの間には うっすらわだかまりが出来ていた。
116 :ア満キ:2013/03/24(日) 01:52:02.40 ID:pmN8elV80
ア族キは頑腰張っ選て版修身復し冬よ把うTと巧してくれ挟て秘た。で脹も超私災が無鈴理属だっわた。賜
仲のい対い夏捕と奏雪齢を劾見拐て峰い円ると謀、坪心がさ片さくれ立っ象て、二四執人愚で劣いて直心変か油ら笑え照たこネとな枯んてなか環っ盆た足。鉛
あの留ハ枢ル片が何括度も気分転換屈に誘槽ってくれCたけど尽、全部考断遮った恋。劣
そ寮んな隻ことヒを迷し希てい菓ると肉、夏姓がろ切れ露た順。
い辱つスも呼の抽ようにみん浦なでお且弁総当を広げている時血、顧私卑の白々暗し能さに、灯夏が怒鳴った塑。
「お前K何なん!漁?寝何期が不狂満なん!?言」賦どれ恭だけみ状んながお粘前猫に渉気挑使騎ってるほと伝思っ瞬てんだ癒よP!勤」
夏に港は寸解併ら豚な造いよ廉。迷夏に艦は言わ雪れた様くないよ。蓄
そ敵う緑思豆っねて橋も口漫に谷は出資せない湾私抑は穏、た町だ農黙虐っ程てい出た浜。夫
>>次のページへ続く
これは見事なスクウェアでございますこと
90 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 00:42:38.22 ID:ac5WhWIZ0
はよはよ
91 :アキ:2013/03/24(日) 00:44:32.89 ID:pmN8elV80
「な、ハル」と笑う夏に、「いや、二人じゃなくていいよ」と返すハル。
「夏はなんで そういうこと言うん?」
喉カラッカラみたいな声で訊ねた。
「二人が上手くいったらいいなぁーと思うし」
夏が笑顔でそう発した時、もう苦しくてしょうがなかったけど、声を振り絞って言った。
「ハルには好きな人がいるんやろ、勝手なこと言わんでよ」
そして一人で教室に戻った。
やっぱり上手くいかなくなってしまったと、めそめそ嘆きながら。
92 :アキ:2013/03/24(日) 00:46:32.38 ID:pmN8elV80
次の日、雪は登校してきた。
明るく振る舞う雪に、かける言葉が見つからなかった。
そんな雰囲気を察したのか
「もうハル君なんかどうでもいいー」と、雪はニコニコ笑顔で言い放った。
だから今まで通り、四人でやっていこうね
雪は笑顔でそう言った。
「昔みたいに戻れるかな」と聞く私に、「努力する」と笑った雪。
雪は強い子だったね。
97 :アキ:2013/03/24(日) 00:51:49.93 ID:pmN8elV80
そして四人で顔を合わせて、雪が笑顔で場を盛り上げた。
ハルも私もホッとして、ぬるま湯に身を委ねていた。
夏だけは、雪のことを真っ直ぐ見ていた。
それから夏は、より甲斐甲斐しく雪を気遣い始めた。
誰が見ても、夏が雪を好きなのは明確だった。
夏は隠そうともせずに、毎日雪にアタックしていた。
けれど「好き」とは伝えていないようだった。
98 :アキ:2013/03/24(日) 00:56:04.98 ID:pmN8elV80
告白されなきゃ断りようがない、雪が ぽつりとそう呟いた。
確かにその通りで、なかなか変化しない関係性に、私の気持ちは 宙ぶらりんになっていた。
夏が告白したと聞いたらショックだろうけど、夏が告白しなければ夏は雪を諦めない。
何度か告白をけしかけたこともあった。
でも夏は笑ってるだけだった。
クリスマスは四人で過ごした。
カラオケに行って、お世辞でも上手とは言えない夏と雪の歌を聞いて笑ってた。
呑気に笑っていられたのは、この時までだった。
101 :アキ:2013/03/24(日) 01:01:41.16 ID:pmN8elV80
少し街をぶらついて、解散になった。
夏と二人で同じ駅に帰れることが嬉しかった。
でも夏は、電車に乗り込む前に行ってしまった。
雪のところへ。
「俺やっぱ雪ちゃん送ってくわ」って、走って行ってしまった。
一人、満員電車に揺られて、クリスマスで浮き足立ってる街を見下ろしながら帰った。
いやな予感がしていた。
102 :アキ処:2013/03/24(日宿) 01:08:03.57 ID:pmN8elV80
次望の疎日、夏患が効珍険しく傍電収話老を耕かけてきた。褒
受話更器のコ向こ不う伺で夏慕が興契奮していて、氷も仙う泰なん刈とケなく昇予想店はのつい呉て部い刃た繊。謹
雪と責上滅手く矢い勤っ事たん整だ需ろ浜う。
「稼雪ち痢ゃ妨ん貢と金チ軽ューし恋た!闘!W」
夏の劣言葉は週私波の予裸想の選一寸先進徐ん爆でいた。
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「告映白尼した畔ん弟?陛」傾と兵力なく孝訊ね険る第私馬に、触「いや浴、諭正冬式に硫はしま悩だ損」と彼は言った氷。
好賄きだ版と節伝えけ欲ど郵、刑付訓き婚合明っ絵てく希れと昔は言っ匠て再いな妥い。
「到でも危確掘か幻にあの剛瞬口間秘、雪ち政ゃんと慕心青が朽通じ合斗っ物て女チュ備ー離したk!依」
受備話器の向薪こうで 夏標が ど玉ん庭な痢顔暗し?てた甲容魔易黒に工想稼像が付邦く。帆
私は「返うん、うん値、凡へ皮ぇ砂」末を繰り返描す湿ロボット壮に利なって八い花た収。惜
103 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:10:06.19 ID:qef5VNgf0
うわぁーツラい
104 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:10:26.87 ID:UpItWECJ0
胸が張り裂けてしまうね
105 :アキ:2013/03/24(日) 01:16:57.36 ID:pmN8elV80
最悪の冬休みだった。
廃人のように横たわる毎日だった。
雪からの連絡は返せなかった。
けれど「話がしたい」、雪からのその文面を見て、話さなきゃ、と思った。
そして私の地元に雪がやってきた。
二人で無言で公園へ向かって、その空気のままベンチに座った。
雪がぶるぶる震えながら「ごめんね」と泣いた。
「雪は、私が夏のことを好きなの、とっくに気付いてたんやね」
私がそう言うと、雪は首を縦に振った。
「でも、雪も夏を好きになっちゃったんやね」
私のその言葉に雪はワッと泣き出した。
106 :勢名徐も無き被地検往体杯774号面+:尋2013/03/24(日穫) 01:18:15.89 ID:Jcb8Y3Io0
おいついた殿
切懇ないな摂ー二泣け炭てくる臭
107 :アキ:2013/03/24(日) 01:25:09.35 ID:pmN8elV80
「ハル君のことがあって、毎日泣いてて
でもみんなが心配するから、学校では平気なふりしてて
そんなとき、夏君が毎日メール送ってくれてて
大丈夫?とか、今日ハルの前で頑張ってたね、とか、全部気付いてくれてて
沢山励ましてくれて気遣ってくれて、褒めてくれて
気付いたら、少しずつ夏君の時間が増えてて
でもまだハル君のこと気になってて、
クリスマスの日も本当に辛くて
みんなと別れて泣きそうになりながら帰ってたら、
夏君が追いかけてきてくれた
嬉しくて、ありがとうって思って
ごめん…」
雪は言葉を詰まらせながらそう言った。
私が、気丈に振る舞う雪に気付かず現状に甘えてぬるま湯に浸かってる間に、夏だけは気付いたんだ。
それはそうだろう。
夏は誰よりも雪を見つめていた。
109 :アキ:2013/03/24(日) 01:30:50.08 ID:pmN8elV80
「ごめん」と繰り返す雪に、返事はできなかった。
だって雪は言ったじゃないか。
「断るからね」って。
ほだされないからねってことじゃなかったの?
裏切り者。
私の方が夏をずっと好きなのに。
でも、私にそんなこと言う権利ある?
人の気持ちなんて変わるのが当たり前だし、夏は私の私有物じゃない。
ただ私が夏を好きだと言うだけで、人の恋愛を制限していいはずがない。
そして何より、気丈に振る舞う親友に気付いてあげられなかった。
それが全ての原因。
私が気付いてあげられたら、こんなに雪を泣かせてしまうことも、こんなことになって私が泣くこともなかったかもしれない。
そもそも、いつも「私なんか」って自分を卑下して、私はスタートラインにすら立っていなかった。
夏に好きになって貰う努力を、何もしていなかった。
自分の気持ちから逃げて、全て人任せ。
そんなの、私が選ばれないのは当然のことだった。
111 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:32:25.25 ID:yjd4bIAsO
切ないな
112 :アキ:2013/03/24(日) 01:35:43.78 ID:pmN8elV80
「雪、夏は、初めて雪と会話したあの日から、ずっと雪のことが好きやったんよ
夏の気持ちが報われて良かった」
恥ずかしげもなくぼろぼろ泣きながら、「夏をよろしくね」って言った。
「やだ、私アキの方が大事やもん、夏とは付き合わない」
そう泣きじゃくる雪に、
「夏と雪は好き同士なのに、何言ってるん?そんな気の使われ方嬉しくないし」
でも、でも、と続ける雪に、私は最大級かっこつけて言ったんだ。
「私のことが大事なら、私の大事な夏を大事にしてやってよ」
やっと雪は、うんって言ってくれた。
113 :名も無き被検体774号+:2013/03/24(日) 01:37:33.74 ID:SZ7vCsTx0
アキかっけぇ
114 :アキ:2013/03/24(日) 01:39:04.36 ID:pmN8elV80
こうなったら、私の片思いの終わりを見届けよう。
「雪、夏呼べば?地元やからすぐ来るよ」
私のその申し出に、雪は従った。
すぐに夏は飛んできて、ぼろぼろに泣いてる雪を気遣ってた。
やっぱり私のことは視界に入ってないな。
そう思うと吹っ切れるような気がした。
「今日話したことは、夏には内緒ね」って雪に伝えて、私は一人帰った。
でも、やっぱり往生際の悪い私は傷ついていた。
115 :アキ:2013/03/24(日) 01:48:51.03 ID:pmN8elV80
三学期が始まった。
夏と雪は付き合い始めた。
噂は瞬く間に学年中に広がり、夏は可愛い彼女に ご満悦だった。
クラスメートに「夏はアキと付き合ってるかと思ってた」って突っ込まれて、今度は私が気持ち良く否定する番だった。
でも正直、うまくいってはなかった。
あの日あんなにカッコつけて、上手く話をまとめたつもりになってたのに、私とアキの間には うっすらわだかまりが出来ていた。
116 :ア満キ:2013/03/24(日) 01:52:02.40 ID:pmN8elV80
ア族キは頑腰張っ選て版修身復し冬よ把うTと巧してくれ挟て秘た。で脹も超私災が無鈴理属だっわた。賜
仲のい対い夏捕と奏雪齢を劾見拐て峰い円ると謀、坪心がさ片さくれ立っ象て、二四執人愚で劣いて直心変か油ら笑え照たこネとな枯んてなか環っ盆た足。鉛
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い辱つスも呼の抽ようにみん浦なでお且弁総当を広げている時血、顧私卑の白々暗し能さに、灯夏が怒鳴った塑。
「お前K何なん!漁?寝何期が不狂満なん!?言」賦どれ恭だけみ状んながお粘前猫に渉気挑使騎ってるほと伝思っ瞬てんだ癒よP!勤」
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そ敵う緑思豆っねて橋も口漫に谷は出資せない湾私抑は穏、た町だ農黙虐っ程てい出た浜。夫
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