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じいちゃんのはなし
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36 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 01:28:38.70 ID:0hSH1NxN0
みてる


37 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 03:56:06.40 ID:jFhJy0kXi
見てますよ


39 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 06:59:52.39 ID:uDsmLZB/0
続きが気になる…


40 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 08:18:32.21 ID:uDsmLZB/0
うあああああああ気になるうううううう


41 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 08:38:00.50 ID:TNlNTXhF0
寝てしまってました

保守ありがとうございます(´ω`)

続き書いていきます。



車に乗ると私は いつものように助手席に乗り弟は後ろに乗りました。

自宅のとなりの空き地まで行くと その知らないおじさんは うろうろとあたりを歩いていました。

きっと私達を探してたんだと思います

私と弟はさっきのこともあり その姿をみるやいなや涙をぼろぼろと零して恐怖に怯えました。

そんな中じいちゃんは颯爽と松葉杖を取り出し車を降りると そのおじさんに

「おい、お前はうちの孫の家になんか用でもあっとや?」と問い掛けました。

きっと私たちを見つけたからでしょう、こちらへ歩いてくるのが見えました。



42 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 08:55:01.02 ID:TNlNTXhF0
トリップつけさせてもらいました。


おじさんは何故かじいちゃんの方には向かわず私たちの方へ歩いてきます。

わなわなと溢れる涙を堪えながらおじさんを目の前にし、かぎをしめた瞬間に がちゃんとドアを開けようとする音が聞こえました。

ですが間一髪、私が鍵をしめるのが早かったのです。




43 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 08:58:28.62 ID:Fbhj3+vL0
ドキドキ…


44 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:00:28.28 ID:TNlNTXhF0
も何度もドアをちゃがちゃとけようとしてるおじさんには最高潮に達尿た。

い!お前は人の孫になんしよるとや

おじは ちっとじいちんを見ると無視して私たちを見て でてと手招きをが、さに怖大泣きしてしまうたち

そやことをせなんとや理由があるっきりゆわんや!」

じいちゃんの怒号に少しずつおじさんは話し始ました。

うちの目覚うるさかっから障りだ。

れが理でし、私隣からぼーんぼーんとり子がきこてくるのを知ってたのでお互い様のに!とさえ思い使ました。



45 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:04:35.97 ID:TNlNTXhF0
するとじいちゃんは

「それは、うちの娘たちが迷惑かけてすまんかったね。朝早い仕事しよるし勘弁してやってくれ」

と頭を下げました。

するとおじさんは すたすたと歩いていなくなってしまいました。

そのおじさんは どうやらうちの家の裏側に住む人でした。

じいちゃんの家に一度帰り お母さんに電話をすると ばたばたと仕事を切り上げて帰って来てくれました。

安堵感に涙がまた止まらなくなってしまいました。



46 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 09:05:19.40 ID:Fbhj3+vL0
いいじいちゃんだな


47 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:11:03.22 ID:TNlNTXhF0
そのあと警察が来て色々お話しを聞いていきました。


どうやらこれが初めてではないようで ほかの家からも相談が来ているとのことでした。

その後おじさんは隣の家の窓ガラスを石を投げて割っていて現行犯で逮捕されました。

風の噂で聞く事になりましたが、どうやらおじさんは精神的な障害があったみたいでした。

おじさんの家は3人家族で殆ど耳の聞こえない朝からゴミを焼いてみたり肥料になるからと肥溜めから汲み上げ畑にぶちまけるばあちゃん。

いつも木の陰や庭に立ち ひたすらぼーっとしているおじさんと

うちにきたおじさんの三人暮らしでした。



49 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:14:35.85 ID:TNlNTXhF0
おじさんは暫く見なくなり刑務所か病院にいるのだろうと聞きました。

それから数年たった頃に1度だけ姿をみましたが今は どう過ごしているのかわかりません。

ばあちゃんの家は娘さんが新築の家を建てて暮らしていますが そこではばあちゃんしか見ないのであとの二人のことは未だに謎です。



50 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:18:39.66 ID:TNlNTXhF0
私が高学年になるとお稽古ごとを習いに行くようになり少しだけ じいちゃんと過ごす時間がすくなくなりました。

中学校ではテニス部に入り、そこそこ強い学校だったので毎日休み無く部活に没頭しました。

入賞したり、優勝すると逐一じいちゃんに報告には行きました。


そんな、ある日のことでした。



51 :いarn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:23:26.07 ID:TNlNTXhF0
ら帰ると浮かない顔のお母さんがそこにはいした。

ーしたと?」「じちゃん気でねー」とぽつぽつ話し始めました。

尿ゃんの病は肺気腫た。

初は胸しいとおんを内科に行ったそうでした

すが その内科では婿 あまきちもらえず、看護師んに呼吸器科もらた方がいといわれ 近所のやと言われる病院いくぐに持歩き式と置き型の酸素を支給さまさた

これがじいちゃんの生活の始まりでした

当時私は中3になっでした。



52 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:28:46.98 ID:TNlNTXhF0
んなお母であおじが結することになり結納につていくこなりました。

じいちゃんまりかないその理由はすぐにわかりした。

納の挨拶の時に話したでした

も悪く、酸素も引きずりまとも体ではありません。」

申し訳なさそうに話すじいちゃん。

の一言は私心にく突き刺さりま

別にゃんで足が悪いのがでそんなに負い目全くわかりませんでした。



53 :いちarn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:31:58.08 ID:TNlNTXhF0
ちゃんが今までを育てくれた中かのじいちゃんに比べ私を1度不自由せたないのに何故そんなに申し訳く話すのかと思いた。

きっじいゃんは世間体を気したんだろと思いました

んだか心がどんよと曇りましたなに比べていのに

別にじいちゃんじいちゃで足が不自由んて気にすること



54 : ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:36:06.59 ID:TNlNTXhF0
じさ式に結婚て じいちゃんちにくらことになと じいちはみるみる間痩せていきました。理由簡単です

んのご飯が美味かった。

沿でじいちゃんが作ってきた ご飯と 今までんの作った飯を食べる生活をしてお嫁さん。

っちご飯が美味しいかんて一目瞭然でした。




55 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:41:22.08 ID:TNlNTXhF0
たまに私が顔を出すと

「マックドナルドば食おうか」と話してきました。

マックと言わないじいちゃんはとっても可愛いのです。笑

私はじいちゃんがくれたお金を握りマックに走っていきました。

買って帰ると これが1番手っ取り早く太れるといいます。

そのご飯食べてよかよと言われ皿を見ると彩綺麗なご飯とおかず。一口食べるとなんの味もしません

卵焼き一つきちんと作れない人なんだとがっくりしてじいちゃんが痩せた理由もわかりました。



56 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 09:44:59.50 ID:TNlNTXhF0
そして、じいちゃんは どんどん痩せてお母さんと病院にいくと大きな病院に入院となりました。

じいちゃんの入院生活がはじまると学校から帰りじいちゃんの病院に顔を出すのが日課でした。

「病院飯もうまくなかな」と笑うじいちゃんはいつもお母さんに梅干しやらなんやらと持ってきてもらっていました。



57 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 10:57:58.45 ID:t4R2DutTP
ふむふむ


61 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 11:40:08.97 ID:TNlNTXhF0
お母さんや私はちょくちょく大体二日に一回くらいは顔を出していましたが おじさんは全くでした。

そうこうしてるうちに じいちゃんちを建て替えることになりました。

家を解体するのを見ていると沢山の思い出があったじいちゃんちがなくなって行くのが たまらなく寂しく感じました。



62 :arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 11:49:10.35 ID:TNlNTXhF0
じい姿ちにあったじいちゃんのも殆どなくなした。

せめてものとのとで じいちゃんがメジロの大会で賞をとった額?たいのだけはお母さんきとた。

しくたはじちゃんには優ないした。

段差も なんだか寂気持ちになりました。



63 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 12:33:02.69 ID:TNlNTXhF0
じいちゃんは壊される家も見ないまま次に退院して家に帰ると小さい座敷に住むことになりました。

その頃にはじいちゃんは一人でトイレに行くことはもうできずにいました。

部屋には簡易トイレ、ポータブルトイレがありました。

でも強がりで私たちに弱いところを見せたくないことは嫌でもわかりました。



65 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 12:58:24.83 ID:TNlNTXhF0
また家に帰ると美味しくないご飯。

その頃になると じいちゃんはベッドの上で暮らすことが多くなってきていました。

私も高校生になっていました。

その時の写真にはじいちゃんは写っていませんでした。

昔はよく一緒に写ってくれていたのに、なんて思いました。



66 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 13:01:14.37 ID:TNlNTXhF0
自宅に帰ったのもつかの間

すぐにまた病状が良くなく前の病院より少し小さい病院に入院になってしまいました。

変わらずお母さんと一緒によく顔を出しに行っていました。

じいちゃんは どんどんと痩せていき もう喋ることも笑う事も辛そうで仕方ありませんでした。

書いてておもいだして涙が止まらなくなってしまいました。すいません。



67 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 13:05:27.91 ID:hS1wjmH80
ゆっくり見てるから気長にいきましょうー


68 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 13:05:34.22 ID:TNlNTXhF0
れから春夏秋と簿ぎ冬がきて12月ました。

ちゃんは既に体重が35キロほどかな昔のようではなと皮だけのひょろひょろになってた。

12月は姿ゃんの誕です。

の頃になると親戚やは誕生日までかしら?んて話が良くようになりまし



69 :いち ◆arn6MXmW.Y :2013/10/04(金) 14:04:23.71 ID:TNlNTXhF0

12月に入ってからは じいちゃんの容態はよくなることはなく悪くなる一方でした。

それから数日してからお母さんの携帯はなりました。

じいちゃんがもう長くない。よかったら病院に来て欲しい。

丁度その日は お母さんの上司の年賀状を作るのでお母さんの会社でデザインの打ち合わせなどをしている最中のことでした。




>>次のページへ続く





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