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数年前、自殺しようとしてた俺が未だに生きてる話
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80 :名無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 04:35:17.69 ID:MmTYItc1.net
俺は間抜けにも、パソコンのでぽかんと口をた。

あと、ふふ(実もっとキだと思う)思わ

〈俺に生きなんてないんだ〉

は昨日、俺が言た台詞だった。

画面のこうの誰ともわかん人にそんなことを言われても信るどころか子もなすぎて真面目に受け取ことえできな調う思わないか?

イもそれを十分わかっいたん。だから、信じてくれなくていい、だ、とあん張っただ。

あのときイを素直信じるきた、どんなに綿よかっう。いまはう思う



81 :名も無き被検体774号+@(^o^)/:2016/03/05(土) 04:42:06.40 ID:MmTYItc1.net


現実んな反応をしたにせよ字ではそう偽っだってかになんて言えばいい?

そっか、俺にも生きる価値があるだ、気づかくれてサキュな・・・・的にも空気的にも、これじゃおかし

別に

受け取ったは簡潔に答えた。

けど、どう信じてないくせに、そう見透かされてる感じがした変だ、画面から気配なんて感じ取れるわないの



83 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 04:54:05.85 ID:MmTYItc1.net
〈あなたには生きる価値がある〉

そのときの俺は、レイの言葉を信じることなんかできないと思ったけど、それでもその台詞で、彼女に対する信頼みたいなものが芽生えたんだと思う。

どうして俺なんかに関わってくれるのか?

レイはその質問にきちんと答えてくれたとは言いがたい。

けど、少なくとも悪意を持って接触してきたんじゃないって

俺のためを思ってくれてるんだって、ほんの少しだけど、そう思えたんだ。



82 :名も無き被774号+@(^o^)/:2016/03/05(土) 04:49:38.65 ID:yBwDyG9I.net
まさは思いが、」と


84 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 05:03:26.49 ID:MmTYItc1.net
>>82
霊だったのです!!

・・・・・・って、そんなわけあるかいっ(テンションおかしい)(あれ、違う?)


「自殺は、自分で自分を殺すことじゃないじゃないわ」「殺されることよ」「いじめっ子に殺されるの」

「そうかな」

「そうよ」「さっきの言葉、私は本気だから」

「なに」

「生きる価値のない人間なんていないってこと」「あなたも、いじめっ子も、それぞれ一つの命」「同じだけの価値がある、命」




86 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 05:12:17.07 ID:MmTYItc1.net
「同じだけの価値がある・・・・・・とは思えないけど」

卑下じゃなく、そう思ったから俺は言った。

「命は平等ってよく言うけど、でも」

アメリカ大統領の命と俺の命が同じ価値のはずはない。

「・・・・・・アメリカ大統領?」

「え、・・・・・・なんとなく出てきただけ」

「あなた、バラク・オバマだったの?」

「だから違うって!」

「でしょうね」「私は大統領の話なんかしてない」

「あなたと、いじめっ子の話」



87 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 05:21:13.16 ID:MmTYItc1.net
「それでも、あいつらのほうが俺より」

そこまで書いて、俺は苦しくなった。


昨夜、自殺していたら、今日は俺の通夜だった。

いじめられっ子で、引きこもりだった俺の通夜に、一体誰が参列しただろう。

いや、生徒が死んだんだ。学校はクラスの生徒を参加させるに違いない。けど、それは形だけだ。俺の死を本当に悲しむやつなんていない。

両親は悲しんでくれるだろうけど、それだけだ・・・・・・



88 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 05:30:51.49 ID:MmTYItc1.net
「事情が事情だし、あなたの葬式には大勢の生徒が参列するわね」「それなら、いじめっ子の葬式に来るのは どれくらいだと思う?」

「クラスの奴ら、みんなじゃないかな」「あと先生も」

「じゃ、あなたと同じじゃない」

「違う。俺のに来るのは形式だけだけど、あいつらのは・・・・・・」

「本心から?」

「そう」

「でもそれって、そんなに大事なことかしら」



89 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 05:40:19.59 ID:MmTYItc1.net
「大事なことって・・・・・・」

大事に決まってるだろ。ってか、それが一番大事なことだ。

俺は身構えた。レイが突拍子もないことを言い出す気配を感じたからだ。

そして、それは その通りになった。

「他人の心なんて自分がどうにかできるわけじゃないし、見えないし、どうだっていいことよ」



91 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 11:33:58.46 ID:MmTYItc1.net
「どうでもいいなんて、そんなことないよ」

控えめに、俺は逆らった。

心は確かに目に見えないかもしれないが、感じることはできる。その証拠に、俺はいじめてくるやつだけじゃなく、遠巻きにしてる奴らの視線にだって傷ついていた。

あいつらの心が、俺を傷つけたんだ。

「どうでもよくない」



92 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 11:36:47.93 ID:MmTYItc1.net
「全然、どうでもよくないよ」

「そう」「わかった」

すると、意外とあっさりレイは答えた。

「じゃ、言い方を変えるわ」



93 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 11:49:11.41 ID:MmTYItc1.net
「確かに、他人はいろんなことを考えてる」「あなたを傷つけるようなことや、決して口にできないようなことまで」「他人はあなたを攻撃する」「たとえ、顔に笑みを浮かべていたって、心じゃ何を考えてるかわからない」


その通りだ。俺の気持ちを完璧に表現して見せたレイに、俺は驚いた。


「そうだろ? そうなんだよ! みんな思ってても言わないだけで、俺をいじめる奴らと変わんないんだよ!」「学校の奴らだけじゃない。ここの近所の人たちだって、引きこもりになった俺をクソだって思ってるんだ」「俺は好きで引きこもってるわけじゃないのに!」



94 :名被検774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 11:55:17.09 ID:MmTYItc1.net
あなは、人の気持ち敏感なのね」

言っ

少し嬉くなった。められた、そのだ。

けど、それは勘違いみいだた。なぜら、は続けて こう言たのだ

も、世人があなたに関心をいてるとも思てる



95 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 11:58:42.22 ID:MmTYItc1.net
「世界中の人って、そんなこと俺は・・・・・・」

「言ってない?」「なら、〈あなたに会う人すべて〉とでも言い方を変える?」

「そういうことじゃ・・・・・・」

「あなた、誰かと偶然目が合ったとしても、その人が自分のこと考えてると思ってない?」「教えてあげるわね。それって、自意識過剰って言うのよ」




97 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 12:04:13.82 ID:MmTYItc1.net
「そこまで言わなくても・・・・・・」

俺は うなだれた。けど、それくらいでレイは攻撃の手を緩めなかった。

「私は、あなたの感じていることが嘘だなんて言ってない」「すべてが被害妄想だとも言ってない」「けど、その誰かが あなたのことを考えてる時間なんて、ほんの一瞬」「アリを一匹潰すくらいの時間だけ」



98 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 12:11:57.68 ID:MmTYItc1.net
「あなたは自分の創り上げた世界の中で生きている」「逆を言えば、現実を生きていない」「だから、他人の一瞬の攻撃を、永遠の拒絶に感じる」「想像の中で永遠に苦しみ続ける」


「・・・・・・それは俺が引きこもってるってこと?」


自分の創り上げた世界。

この誰の干渉もない、安全な部屋の中。

レイは そこから出ろと言ってるのだろうか。



99 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 12:22:54.17 ID:MmTYItc1.net
「そこから出ても出なくても同じ」

しかし、レイはそっけなかった。

「あなたは自分の世界に引きこもってる」「頭の中の世界」「そこであなたを攻撃している他人は、現実には存在しない」「その他人は あなたが創り出した幽霊にすぎない」


一気に言うと、レイは少し黙った。

それから、ぽつり、と言った。

「本物を、現実だけを、見てみて」



100 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 12:31:55.89 ID:MmTYItc1.net
現実を見ろ〉

沿見がな人間にこそ言われる言葉を、芻し

見ていない。第、夢ってのは、もっくてるいのことだ

こんな苦て暗い夢、見と言われてもお断りだ

こんな、辛なん・・


から、俺はふと部を見渡し

現実。本物俺の頭の中以外の、婿なも

にかかった、古くさのカテン

床にらばった漫画本。

の積教科書、ゴミたに埋れた学生鞄西

まっすれ下ったつり



101 :名も無き被検体774号+@(^o^)/:2016/03/05(土) 12:39:13.20 ID:MmTYItc1.net
と静まりかえった夜からは罵倒するも聞こえないし、めっ子ちが家前で騒いでるわけでもな

と言えば、俺が不登校になたその瞬間からあい切れて

師は家に簿もしやしなし、クラスメイトが訪ねてくるわけでも

屋に俺は一人きで、それを邪魔す人間は誰もいない。


れ、綿て俺はそこま追い詰られてだ?

瞬、俺は心底にそ

して壁に穴をまで、をつしたのかさえ、わからなくなった。



102 :名き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 12:43:21.56 ID:MmTYItc1.net
けどそれは〈現実〉か目をそせば、すぐ思い出せことだった。


って、俺はいじられてい

不登校をしいる。きこもっている。

当な扱いを受けてい

だから、殺を考然だ。殺して、あいつらに復したいん


自分だけに焦点を当てれば、それは当た成り行きだっ



103 :名も無き被体774号+@\(^o^)/2016/03/05(土) 12:54:21.78 ID:MmTYItc1.net
それはづい簡単なことた。

自己憐憫からて、自分以外目をける

する、いは そんなに悪いでもなうにも思える。

て、親どうってにしろ、俺は結果的には引こもることされ、嫌な環境から逃げてれるんら。


・・・・というとを、レイは言いたいん



104 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/05(土) 13:02:29.55 ID:MmTYItc1.net
「わかった?」

見計らったかのように、レイは短く訊いた。


「それとも、理解しても まだその世界の中で生きていたい?」

嫌な質問だった。理屈ではなく、感覚的に、俺は逆らおうとした。

「俺は引きこもりを満喫してるわけじゃない」「いまは こうしていられたって、いつまでも してるわけにはいかないし」

言い訳みたいにそう言ううちに、引きこもりの高齢化みたいなニュースを連想した。

「このまま ずっと引きこもってるより、自殺した方が親だって楽だし」「俺だって、おっさんになってまで引きこもりたくないし」

しゃべり続けるうちに、自殺の理由も曖昧になった。




>>次のページへ続く



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