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死なせてしまった女に贖罪をさせてくれ
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207 :無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:00:07.13ID:COd6JsKY.net
ねかのメールやってきたのとだった。

行名口座番号と氏名、ら、よろしくお願いしますの文字。

にまたいもの句が添えら



208 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:00:55.21ID:COd6JsKY.net
「K君には絶対に言わんといてな」



209 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:01:38.36ID:COd6JsKY.net
俺は3万円振り込んだあと、かすかな違和感を覚えた。

違和感というより、小さな怒りの炎のようなものかもしれないし、嫉妬の炎かも知れない。



210 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:02:18.19ID:COd6JsKY.net
いつも、Kだ。

そもそも、俺がいちいちKに報告するとでも考えているのだろうか。

だいたい、Kには絶対に知られたくなくて おれには知られても一向に構わないというのだろうか。



211 :名もき被体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:02:52.07ID:COd6JsKY.net
毎回、あかねはを押すのだろうか

本当Kに話して欲しいのでいか

から こう連絡しのではないか

かねのことだ。心配して電話してKの声が聞それで幸せなのだろう



212 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:03:30.61ID:COd6JsKY.net
投げやりに俺はそう思った。


無論、あかねの人生の転落は俺にもKにも責任はない。

ただ、無関係ではないはずだ。

一方の俺は あかねの転落話に心を傷め、一方のKは何も知らないで のほほんと生きている。

そのくせに、あかねの中で いつも特別なのが気に入らなかった。



213 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:04:03.39ID:COd6JsKY.net
俺はKに電話をした。



214 :名も無き被体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:04:50.79ID:COd6JsKY.net
数日後、ねから罵詈電話がってきた。

ほとんどが内容を聞ったが、その怒気だけは伝わってきた

の話など挟む余地なく、一方的にまくしあげて電話をれた




215 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:05:41.82ID:COd6JsKY.net
Kがあかねに電話したようだ。

わかってはいた。そう仕向けたのだから。

間を置いてきちんと説明しようと思った。

Kには内緒にして欲しい、その言葉に少し傷ついていることを。

もちろんKには あかねの混みいったことは話していないし、声を聞く機会も作ってやりたかった、と。



216 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:06:28.63ID:COd6JsKY.net
あかねからメールが来た。

「お金はありがとうございました。もう二度と連絡はしません。」

「さよなら」



217 :き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:07:07.82ID:COd6JsKY.net
俺は すぐかねに電話をしてらなかっ

メールを送っても未配信

あかとの繋、俺過ちで全に切れた。



218 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:07:45.84ID:COd6JsKY.net
あかねの負った傷の深さを俺は見誤っていた。



219 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:08:16.67ID:COd6JsKY.net
Kから あかねの訃報の電話があったのは その一週間後だった。


死因は分からないとのことだった。

Kの彼女からの情報で直接聞いたわけではない。

通夜も行わず、親族だけの密葬になるそうだ。

けれども俺には、思うところはあった。



220 :も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:08:46.84ID:COd6JsKY.net
自殺ではないだろうか。



221 :名も無き検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:09:27.07ID:COd6JsKY.net
確認する手段俺にはかった。

や、確に言ば確認しうとなかった。

卑怯な事だけれども、仮に自殺でたなら そ関与したという事を認めくなかった

俺は意図的に自殺う言けた。



224 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:10:47.38ID:COd6JsKY.net
自分自身に言い訳をした。

事故かも知れない。病死かも知れない。

譲って、自殺であったとしても、将来を悲観してのことかもしれない。



225 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:11:48.55ID:COd6JsKY.net
俺がKに話したのは あかねの近況だった。

いま、あかねは どこどこにいて、子供がひとりいて、残念だけど離婚してしまったみたいで、(ここは嘘をついた)



226 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:13:29.51ID:COd6JsKY.net
Kのこともかしがいた、まヒマをみて連絡してやれよ、そん容だ貿



227 :名も無被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:14:13.44ID:COd6JsKY.net
も、かねからしればKに話した事実はらないしどこしたか、いうサジ加減なもし

Kがさわりの事を話しとしても使われているねが考えれことだ



228 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:14:48.22ID:COd6JsKY.net
あかねは何故死んだのだろう。

おそらくは自殺だったのだろう。

自殺だったとして、その目的は俺への復讐なのだろうか。

俺があかねを死なせたのだろうか。



229 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:15:22.87ID:COd6JsKY.net
大学生だったころ、法学の講義冒頭で、教授が話していた事を、ふいに思い出した。



230 :も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:16:18.45ID:COd6JsKY.net
「罪には3ある。ひとつは、法律を守らなかっ罪。これは、これかられわれが学ぶ学問であるが失具相応罰がる。



231 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:16:54.78ID:COd6JsKY.net
もうひとつは、宗教における罪。教義に於いて、あるいは神によって、これもまた、量刑をへて、罰せられる。



232 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:17:27.72ID:COd6JsKY.net
最後に、道徳的な罪。

実はこれが一番厄介だ。確実に存在するにもかかわらず、その基準は おのおのまちまちである。そして罰も与えられない」




234 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:18:13.85ID:COd6JsKY.net
罪に対して与えられるのが罰。

罰とは救済なのではないか、と俺は考えた。

犯した罪に対して罰という目に見える苦痛を与えて、それを受け入れることで罪の意識を消してくれる。

だから、罰とは、「与えられる」ものなのだ。



235 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:20:25.25ID:COd6JsKY.net
罪そのものは消えなくても、「罪の意識」からの救済はある。

それならば、俺の犯した罪に、一体誰が罰を与えてくれるのだろう。



236 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:21:01.07ID:COd6JsKY.net
あかねを不幸にさせた男の名簿の最後に、俺の名前が書き加えられる。

そして、その名簿から俺の名前を消すチャンスは永遠に損なわれた。

無論、更新される事もない。一番最後なのだ。



237 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:23:30.81ID:COd6JsKY.net
俺は間違っていた。

俺は嫉妬して頭がおかしくなっていたのだ。

君を傷つけることで、俺のことを分かって欲しかった。

それがどれだけ残酷なことか、俺はきちんと理解していなかった。

ごめんなさい。本当に申し訳なかった。

だから、どうか、俺に罰を与えて欲しい。



239 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:24:15.74ID:COd6JsKY.net
いまでも心の中で何度も悔いている。



241 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:24:57.37ID:+im1HRAX.net
>>239
だから悔いても死人には何のメリットもないんだよ


253 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:32:08.22ID:COd6JsKY.net
>>241
死人にはね。



242 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:25:02.24ID:COd6JsKY.net
あかねが亡くなってから、1年と少したった頃、高校の同窓会があった。

高校3年生の時の同窓会なので、あかねと関わりがある会ではないのだが、Kも行くとのことで、俺も参加することにした。



244 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:26:05.55ID:COd6JsKY.net
ひとつだけ、聞きたいことがあったからだ。



245 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:26:59.96ID:COd6JsKY.net
懐かしい顔が並び、みんな酒が進んでいた。

おう、どうした?おい、老けたな、いま、何やってんの、結婚は?仕事は?



247 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:27:34.97ID:COd6JsKY.net
席のあちらこちらで そんな内容の言葉が飛び交っていた。


遅れてKがやってきて、一通りのやり取りの後、Kは俺のところへやって来た。

Kと他愛の無い話しをして酒を酌み交わした。

あかねの話は出て来なかった。



246 :名も無き検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:27:30.89ID:+im1HRAX.net
覆水盆に返

贖罪の不も、贖尿自分利益のためで認識してない 馬鹿だなお


251 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:31:12.98ID:COd6JsKY.net
>>246
愚かだよ。

結局 罪を許すのは自分なんだ。



248 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:28:19.60ID:COd6JsKY.net
「ところで、たかおさ、俺、結婚するぜ」

Kは言った。



249 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:28:56.60ID:COd6JsKY.net
「そうか、まあ、おめでとう。」



250 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:29:42.58ID:COd6JsKY.net
ふと、俺は疑問に思った。

そういえば、俺は高校の時から含めて、Kの彼女の名前すら知らない。

高校3年の時、受験のうやむやと あかねとのことのごたごたで、付き合った事実しか知らなかった。その時の彼女だろうか。




>>次のページへ続く



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