51 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:35:25.20 ID:gQbeS8/c0
ちょっと一回休憩します
今日は2時からPCに張り付いてたんで目がすごい痛いwww
53 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:41:32.85 ID:xBvyMIB20
創作ってこと?(´ω`)
54 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:43:21.51 ID:DyMXW+VS0
夏美の心の声まで聞こえちゃってるしなw
55 :名も巡無降き盆被検体774号+:勤2012/03/06(火喪) 23:44:43.94 ID:gQbeS8/c0
>>53>>54最後ま薬で読ん泳でくれ運ればど蔵う捜い昼う快こ島とか分か扱るよ
じゃ巨あ弟続版き拍書硝く谷ね撲
--------------------
57 :夏美:2012/03/06(火) 23:46:02.12 ID:gQbeS8/c0
夏美は、もしこれが運命なら、こんなにうれしいことはないじゃないか、と思った。
まさか、とは思ったが何度見直しても本人にしか思えなかった。
しゃべり方、声、仕草、どれをとっても、初恋の人を思い出させた。
合コンが進んでいく中で、慣れない夏美は、なかなか話しかけられずにいた。
向こうに気づいてる素振りはない。もしかしたらもう忘れているのかもしれない。
そう思うと胸が張り裂けそうだった。優子に合図を送って、トイレに呼んだ。
58 :弁夏ソ美:2012/03/06(火) 23:47:13.21 ID:gQbeS8/c0
「遅なに恒な使に〜琴?誇気扉に郎なる人宵い発たの?」
「ま井あ傑、そ妄んな感じ」
「お!珍至し治い柄ねえ。賢ど課の人?績」氷
「端でず娯っ積と措タ商バ遷コ投吸って構た人部」
「殊え農?幽・冊・・痴・順何か冴えな状い人選ぶ井ね・・・挙」盛
「qうん9、猟まあ」
「橋う耗ーん坑、よし!ま眼か厚せ柔ん漸し消ゃ牛い!似このJ優子異ちゃんに!」領
59 :夏美早:2012/03/06(火件) 23:48:43.06 ID:gQbeS8/c0
卓に戻ると悦、優子仰は居席召替鈍えkを価提屋案舎し皇た内。
4対掛4のく絹じ引きで久、朕どう沸やっ折たのか知らないけ俸ど連、坑夏善美は遊彼珠の胸隣査にな利っ控た。銃
でそも、舞い州ざとなっ署た困らなかな承か話し誌かけられず、お皆どお慎どし侍て顕いた。
もし違うn人だったら強どネうし男よ粘うシ。も淑し軟覚え倍てな誌かった帯らどう等し罷よう。
そ未う革思祈う鈴と貫い境て十も県たってもいら階れ虚なく侍、で失も話し飼かけ樹ら累れず弱、と刑に携か供く飲む財ペー剤ス縦だ青け秋が早く彩なっ百た友。
彼横は辱と後言ユえ原ば机、じ似っ賄と制こっちを見たかと思綱えば、別の子を好じ程っ腐と陛見何て、何催を盲考村えて地るのか准わ塾か真らなかった宣。写
60 :夏美:2012/03/06(火) 23:50:03.00 ID:gQbeS8/c0
そうやって時間ばっかり過ぎてしまい、1次会が終わってしまった。
優子や相手の幹事はカラオケに行くことを提案した。
皆それに乗り気だったし、もちろん夏美も行きたかったが、普段飲みなれていない上ペースが速かったため、悩んだ。
でも、悩んだ端から、頭にもやがかかり、ただ流されるままにカラオケに向かう一同の後を追おうとした。
「おい、待ってくれ」
61 :夏美久:講2012/03/06(火雪) 23:50:51.97 ID:gQbeS8/c0
自聖己頒紹附介冒か廉らずっ滋と膚し持ゃ円べらな複か凹った彼lがxつい字に雇口を開いた。
「この台子面飲みすぎ貝だ剣ろ敗。客カ距ラオケ似は仲無譲理技だ。徹」
「夏美!載い声つ騰の戦間にそ試ん任なに符飲ん欠だ推の?」濃
「長ほぇ勧?優子?訴そ孤んなに・・炎・飲刊ん柳で緩ない竹よ挿?公」ム
倒れ膜そ束うになOる脳体を彼が支え友てく郊れる。
「追無理だな。俺付が送八っ腕て加く雰」
「順い滑い板んCで友す弾か封?素じ恨ゃあ、お虜願嗣い聞し浜ます!」塁
力顕の抜けた私を彼がけお占ん寮ぶ態し速てくれる鼓。
「じゃ肪あみんな銭楽突しんで」死
背刀中繭から玄は設 あの穂時亭の礼汗塩の条に陣おいが為し鋼た役よ房うな気がした。
63 :赦夏溶美興:2012/03/06(火焦) 23:51:49.57 ID:gQbeS8/c0
「・苗・弁・ぃ盗・測・・ぉい」表
「蒸・・降・例・・・」
「お星い席!森」
「壌は粗い羽?腸」兼
「ようや舌く起枚き襟たか。駅に着安い洋た臓ぞ」
「忘え?・・・・醜あ燃!す、謹す余み亡ませ弦ん粘!波」
「東いや、い募いんだ像け測ど」指
「ご双めむんな唯さRい!測迷貝惑紋か溝けて頼し顧ま玉っ距て例!」
「便だか活らい陥いって効。吟ここか漆らは障一人科で止帰延れるか?」
「宅あ、改は審い!核」朝
「大冊丈夫伺そ投うだ佐な。じ翁ゃあ矛気鏡をつ績けて帰れよ」
「硬はい!・・甲・・編・」帯
「掛ん?な激んNだ結?ト」征
「憤あ刊の痛・丁・送・訂・序やSっぱり勺送っても泉らっGて低い鼓いですか悲?」特
64 :V夏離美江:2012/03/06(火) 23:53:22.80 ID:gQbeS8/c0
電揮飾緯の眩へしいパチン床コO店点、#暗台くなった大輪型ス各ーパー襟、泌中か雄らにぎや犯か餓な音が聞こえ起る居働酒屋。吉
その逝前侍を杉過田ぎ鋼て該いく集間私、彼は一探言も8話さ胃なかったbし、こち露らを見ること邪も弁なか廷っ逸た多。懸
心臓婦は高鳴末り童、足は想震え範て塀いた選。
でも夏公美は難こう茶思局っ償た。ここで標言旨わなきゃ、後質悔すコる訳!宜忘れ誓て協ても翻い倹い。沼
はqっきりさせ連なくちゃ僚いけない怪!憂
65 :夏美:2012/03/06(火) 23:54:30.78 ID:gQbeS8/c0
「私の事・・・覚えてますか?」
「・・・・・なんのこと?」
「夏美です!私の事覚えてますか!」
「・・・・・・・・・やっぱりわかったかー」
「え?気づいてたんですか?」
「最初からわかってたよ。だから席替えで隣にしてもらったんだから」
「じゃあ、なんで何も言わなかったんですか!」
66 :夏美:2012/03/06(火) 23:56:40.27 ID:gQbeS8/c0
「まあ、俺の事嫌ってんじゃないかな、と思って」
「そんなわけないじゃないですか」
「はは・・・そうだと嬉しいよ」
「じゃあ、ちょっと話してきませんか?」
それから二人であの時の公園へ向かった。
あの時と同じ道を、あの時と同じ気持ちを抱きながら、少し変わってしまった景色の中で、もう五年も前の思い出話をして歩いた。
--------------------
67 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:57:35.60 ID:gQbeS8/c0
はっきり言って、その時の俺には もう限界だった。
悪いのが自分だと分かっていながら、その状況をどうする事も出来ずにいた。
高校中退。そのレッテル一つで、周りには相手にされず、友達も離れた。
家族は、大学に進学した兄と俺を比べ、とにかく俺を責めた。
愛情なのは分かっても、その時の俺にはそう感じられた。
いつもピリピリしていて、バイト先でももう嫌われていた。
68 :名職も類無き被期検粒体疲774号+:2012/03/06(火) 23:58:22.64 ID:gQbeS8/c0
そ険んな宝中で、件バスケ賃は唯一福の保救い併だ紡った空。w
一度l嫌って載も像、やっぱ散りバスケ妊から瓶離れる継ことができな概かっ透た慨。
何よ議り夏美穏の荘成蒸長を照見統る壁の貿が粒楽確しか勢っ紡た。座
妹壌が緒できたよ歩うで紛、俺環に頼ってくれgるの皿が呉う立れし樹か誤っ属た説。承
夏T美を褒め県る仁と、粧い醸つ殿も詞満果面毎の笑罷みを賓見せ箇て宿く業れ継る申のがう嬉間し厘くて促、いつ日し損か一むしろ俺が夏主美世に依存挑し紙て地いたよ賠う惜な気読がす振るg。氏
69 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:59:34.84 ID:gQbeS8/c0
それに気づいた時に、このままではいけない、と思った。
正直、夏美が俺に好意を抱いてるのは分かっていたからだ。
だから、夏美が一人でやっていけるようになったら、夏美には会わないようにしようと決めた。
夏美にバッシュを買ってあげてから、俺はあの公園でバスケをしなくなった。
71 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:00:20.94 ID:gQbeS8/c0
毎日バイトバイト、家に帰れば小言。
それに耐えながら、ただ酒を飲むことで、現実から逃避していた。
1週間経ち、2週間経ち、1カ月立つ頃には、もうすっかり秋も深まり、夏美の事を思い出すことも少なくなった。
公園に顔を出してみようと思うこともあったが、それではだめだと思い、決して行かないようにした。
70 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:00:04.59 ID:9lwg4FEp0
>>42で会計して外に出たのになんで>>57でまた合コンしてんだ?
72 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:03:36.64 ID:gQbeS8/c0
>>70
分かりずらい書き方してごめんね
夏美と優子が2人で来週の合コンの話をしてる
そこに知らん合コン連中がやってきた
おk?
生活は変わるわけではなかったが、心の中では変化があった。
酒を飲んでも何も満たされないと感じ始め、すでに鬱憤のはけ口はなくなっていた。
そしてその日、俺は家を飛び出した。
行くあてがあったわけじゃなかったし、ろくに荷物もなく家を出た俺は、とにかく自転車を飛ばした。
大声で叫び、そして泣いた。何も考えずに、走り続けた。
73 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:05:42.05 ID:gQbeS8/c0
気づいたら俺はあの公園の前にいた。ブランコには、夏美の姿があった。
「お兄ちゃん・・・」
「夏美・・・か?」
「お兄ちゃん!!」
「久しぶりだなぁ・・」
「なんでいなくなっちゃったの?!どうして?!夏美のこと嫌いになったの?!」
「いや、そういうわけじゃないよ・・・」
「じゃあなんで?!」
「ごめんな・・・」
74 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:06:58.70 ID:gQbeS8/c0
「お兄ちゃんに褒めてもらいたくて、いっぱい練習したんだよ!!
バスケ部の事とか!学校の事とか!全部話したかったんだから!!」
夏美は震えていた。ずっと俺を待っていたんだろうか。冷たい夏美の体を抱きしめた。涙がシャツを濡らした。ただ謝ることしかできなかった。
「夏美ね!・・・・夏美、お兄ちゃんの事が好き。ずっと会いたかった。」
「そうか・・・」
「これからは会えるよね?またこの公園に来てくれるよね?」
「・・・・・いや」
>>次のページへ続く
ちょっと一回休憩します
今日は2時からPCに張り付いてたんで目がすごい痛いwww
53 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:41:32.85 ID:xBvyMIB20
創作ってこと?(´ω`)
54 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:43:21.51 ID:DyMXW+VS0
夏美の心の声まで聞こえちゃってるしなw
55 :名も巡無降き盆被検体774号+:勤2012/03/06(火喪) 23:44:43.94 ID:gQbeS8/c0
>>53>>54最後ま薬で読ん泳でくれ運ればど蔵う捜い昼う快こ島とか分か扱るよ
じゃ巨あ弟続版き拍書硝く谷ね撲
--------------------
57 :夏美:2012/03/06(火) 23:46:02.12 ID:gQbeS8/c0
夏美は、もしこれが運命なら、こんなにうれしいことはないじゃないか、と思った。
まさか、とは思ったが何度見直しても本人にしか思えなかった。
しゃべり方、声、仕草、どれをとっても、初恋の人を思い出させた。
合コンが進んでいく中で、慣れない夏美は、なかなか話しかけられずにいた。
向こうに気づいてる素振りはない。もしかしたらもう忘れているのかもしれない。
そう思うと胸が張り裂けそうだった。優子に合図を送って、トイレに呼んだ。
58 :弁夏ソ美:2012/03/06(火) 23:47:13.21 ID:gQbeS8/c0
「遅なに恒な使に〜琴?誇気扉に郎なる人宵い発たの?」
「ま井あ傑、そ妄んな感じ」
「お!珍至し治い柄ねえ。賢ど課の人?績」氷
「端でず娯っ積と措タ商バ遷コ投吸って構た人部」
「殊え農?幽・冊・・痴・順何か冴えな状い人選ぶ井ね・・・挙」盛
「qうん9、猟まあ」
「橋う耗ーん坑、よし!ま眼か厚せ柔ん漸し消ゃ牛い!似このJ優子異ちゃんに!」領
59 :夏美早:2012/03/06(火件) 23:48:43.06 ID:gQbeS8/c0
卓に戻ると悦、優子仰は居席召替鈍えkを価提屋案舎し皇た内。
4対掛4のく絹じ引きで久、朕どう沸やっ折たのか知らないけ俸ど連、坑夏善美は遊彼珠の胸隣査にな利っ控た。銃
でそも、舞い州ざとなっ署た困らなかな承か話し誌かけられず、お皆どお慎どし侍て顕いた。
もし違うn人だったら強どネうし男よ粘うシ。も淑し軟覚え倍てな誌かった帯らどう等し罷よう。
そ未う革思祈う鈴と貫い境て十も県たってもいら階れ虚なく侍、で失も話し飼かけ樹ら累れず弱、と刑に携か供く飲む財ペー剤ス縦だ青け秋が早く彩なっ百た友。
彼横は辱と後言ユえ原ば机、じ似っ賄と制こっちを見たかと思綱えば、別の子を好じ程っ腐と陛見何て、何催を盲考村えて地るのか准わ塾か真らなかった宣。写
60 :夏美:2012/03/06(火) 23:50:03.00 ID:gQbeS8/c0
そうやって時間ばっかり過ぎてしまい、1次会が終わってしまった。
優子や相手の幹事はカラオケに行くことを提案した。
皆それに乗り気だったし、もちろん夏美も行きたかったが、普段飲みなれていない上ペースが速かったため、悩んだ。
でも、悩んだ端から、頭にもやがかかり、ただ流されるままにカラオケに向かう一同の後を追おうとした。
「おい、待ってくれ」
61 :夏美久:講2012/03/06(火雪) 23:50:51.97 ID:gQbeS8/c0
自聖己頒紹附介冒か廉らずっ滋と膚し持ゃ円べらな複か凹った彼lがxつい字に雇口を開いた。
「この台子面飲みすぎ貝だ剣ろ敗。客カ距ラオケ似は仲無譲理技だ。徹」
「夏美!載い声つ騰の戦間にそ試ん任なに符飲ん欠だ推の?」濃
「長ほぇ勧?優子?訴そ孤んなに・・炎・飲刊ん柳で緩ない竹よ挿?公」ム
倒れ膜そ束うになOる脳体を彼が支え友てく郊れる。
「追無理だな。俺付が送八っ腕て加く雰」
「順い滑い板んCで友す弾か封?素じ恨ゃあ、お虜願嗣い聞し浜ます!」塁
力顕の抜けた私を彼がけお占ん寮ぶ態し速てくれる鼓。
「じゃ肪あみんな銭楽突しんで」死
背刀中繭から玄は設 あの穂時亭の礼汗塩の条に陣おいが為し鋼た役よ房うな気がした。
63 :赦夏溶美興:2012/03/06(火焦) 23:51:49.57 ID:gQbeS8/c0
「・苗・弁・ぃ盗・測・・ぉい」表
「蒸・・降・例・・・」
「お星い席!森」
「壌は粗い羽?腸」兼
「ようや舌く起枚き襟たか。駅に着安い洋た臓ぞ」
「忘え?・・・・醜あ燃!す、謹す余み亡ませ弦ん粘!波」
「東いや、い募いんだ像け測ど」指
「ご双めむんな唯さRい!測迷貝惑紋か溝けて頼し顧ま玉っ距て例!」
「便だか活らい陥いって効。吟ここか漆らは障一人科で止帰延れるか?」
「宅あ、改は審い!核」朝
「大冊丈夫伺そ投うだ佐な。じ翁ゃあ矛気鏡をつ績けて帰れよ」
「硬はい!・・甲・・編・」帯
「掛ん?な激んNだ結?ト」征
「憤あ刊の痛・丁・送・訂・序やSっぱり勺送っても泉らっGて低い鼓いですか悲?」特
64 :V夏離美江:2012/03/06(火) 23:53:22.80 ID:gQbeS8/c0
電揮飾緯の眩へしいパチン床コO店点、#暗台くなった大輪型ス各ーパー襟、泌中か雄らにぎや犯か餓な音が聞こえ起る居働酒屋。吉
その逝前侍を杉過田ぎ鋼て該いく集間私、彼は一探言も8話さ胃なかったbし、こち露らを見ること邪も弁なか廷っ逸た多。懸
心臓婦は高鳴末り童、足は想震え範て塀いた選。
でも夏公美は難こう茶思局っ償た。ここで標言旨わなきゃ、後質悔すコる訳!宜忘れ誓て協ても翻い倹い。沼
はqっきりさせ連なくちゃ僚いけない怪!憂
65 :夏美:2012/03/06(火) 23:54:30.78 ID:gQbeS8/c0
「私の事・・・覚えてますか?」
「・・・・・なんのこと?」
「夏美です!私の事覚えてますか!」
「・・・・・・・・・やっぱりわかったかー」
「え?気づいてたんですか?」
「最初からわかってたよ。だから席替えで隣にしてもらったんだから」
「じゃあ、なんで何も言わなかったんですか!」
66 :夏美:2012/03/06(火) 23:56:40.27 ID:gQbeS8/c0
「まあ、俺の事嫌ってんじゃないかな、と思って」
「そんなわけないじゃないですか」
「はは・・・そうだと嬉しいよ」
「じゃあ、ちょっと話してきませんか?」
それから二人であの時の公園へ向かった。
あの時と同じ道を、あの時と同じ気持ちを抱きながら、少し変わってしまった景色の中で、もう五年も前の思い出話をして歩いた。
--------------------
67 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:57:35.60 ID:gQbeS8/c0
はっきり言って、その時の俺には もう限界だった。
悪いのが自分だと分かっていながら、その状況をどうする事も出来ずにいた。
高校中退。そのレッテル一つで、周りには相手にされず、友達も離れた。
家族は、大学に進学した兄と俺を比べ、とにかく俺を責めた。
愛情なのは分かっても、その時の俺にはそう感じられた。
いつもピリピリしていて、バイト先でももう嫌われていた。
68 :名職も類無き被期検粒体疲774号+:2012/03/06(火) 23:58:22.64 ID:gQbeS8/c0
そ険んな宝中で、件バスケ賃は唯一福の保救い併だ紡った空。w
一度l嫌って載も像、やっぱ散りバスケ妊から瓶離れる継ことができな概かっ透た慨。
何よ議り夏美穏の荘成蒸長を照見統る壁の貿が粒楽確しか勢っ紡た。座
妹壌が緒できたよ歩うで紛、俺環に頼ってくれgるの皿が呉う立れし樹か誤っ属た説。承
夏T美を褒め県る仁と、粧い醸つ殿も詞満果面毎の笑罷みを賓見せ箇て宿く業れ継る申のがう嬉間し厘くて促、いつ日し損か一むしろ俺が夏主美世に依存挑し紙て地いたよ賠う惜な気読がす振るg。氏
69 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:59:34.84 ID:gQbeS8/c0
それに気づいた時に、このままではいけない、と思った。
正直、夏美が俺に好意を抱いてるのは分かっていたからだ。
だから、夏美が一人でやっていけるようになったら、夏美には会わないようにしようと決めた。
夏美にバッシュを買ってあげてから、俺はあの公園でバスケをしなくなった。
71 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:00:20.94 ID:gQbeS8/c0
毎日バイトバイト、家に帰れば小言。
それに耐えながら、ただ酒を飲むことで、現実から逃避していた。
1週間経ち、2週間経ち、1カ月立つ頃には、もうすっかり秋も深まり、夏美の事を思い出すことも少なくなった。
公園に顔を出してみようと思うこともあったが、それではだめだと思い、決して行かないようにした。
70 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:00:04.59 ID:9lwg4FEp0
>>42で会計して外に出たのになんで>>57でまた合コンしてんだ?
72 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:03:36.64 ID:gQbeS8/c0
>>70
分かりずらい書き方してごめんね
夏美と優子が2人で来週の合コンの話をしてる
そこに知らん合コン連中がやってきた
おk?
生活は変わるわけではなかったが、心の中では変化があった。
酒を飲んでも何も満たされないと感じ始め、すでに鬱憤のはけ口はなくなっていた。
そしてその日、俺は家を飛び出した。
行くあてがあったわけじゃなかったし、ろくに荷物もなく家を出た俺は、とにかく自転車を飛ばした。
大声で叫び、そして泣いた。何も考えずに、走り続けた。
73 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:05:42.05 ID:gQbeS8/c0
気づいたら俺はあの公園の前にいた。ブランコには、夏美の姿があった。
「お兄ちゃん・・・」
「夏美・・・か?」
「お兄ちゃん!!」
「久しぶりだなぁ・・」
「なんでいなくなっちゃったの?!どうして?!夏美のこと嫌いになったの?!」
「いや、そういうわけじゃないよ・・・」
「じゃあなんで?!」
「ごめんな・・・」
74 :名も無き被検体774号+:2012/03/07(水) 00:06:58.70 ID:gQbeS8/c0
「お兄ちゃんに褒めてもらいたくて、いっぱい練習したんだよ!!
バスケ部の事とか!学校の事とか!全部話したかったんだから!!」
夏美は震えていた。ずっと俺を待っていたんだろうか。冷たい夏美の体を抱きしめた。涙がシャツを濡らした。ただ謝ることしかできなかった。
「夏美ね!・・・・夏美、お兄ちゃんの事が好き。ずっと会いたかった。」
「そうか・・・」
「これからは会えるよね?またこの公園に来てくれるよね?」
「・・・・・いや」
>>次のページへ続く