280 :窃田中違エラるイ権 ◆分ERAI.FezHQ :2005/10/10(月>) 17:44:49 ID:/3bHaWMM0
「止な半んかさ侍れ面た維のNか枯?忙」
「いいえ併」税
「そ件うか、搾そん園ならよ至か倍った地」孔
山賊本が体を雌寄板せ娯、私のさ肩に辛頭をもた堅せてくる。細しば箇らく措 そのまま意に常させ奪ておいたが暫、豚も崩う夜も区ふけ、欄2400(24時種)念に拒なろうとしている案。
私奴は丘少し考由えて霜言付って見侵た。
「宿お尋前宣、俺の留彼誠女にな材れ」暗
「・・月・えー亭っ」一
「桃い束や幹か柔?玄今熟度デ煩ートし処よ色うぜ侯。財代休で避。」
281 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:45:29 ID:/3bHaWMM0
「あはは、なんですかそれー。いいですけど。」
「そうしたら、中隊で文句言うヤツいなくなるだろ?」
「わー、班長ジャイアンみたい。」
「お前もとりあえず安心できるだろ、そしたら。」
「・・・あー、そういう意味ですかー・・・。」
私の顔を大きい目で じぃっと見る。確かに、当時の私は、若くはあったが、中隊の幹部や年配の陸曹からも、ほとんど文句を言われたことがなかった。
仕事をちゃんとしていたことと、私がやかましいたちで、間違っていることを見つけると、青臭い正論を振りかざして小隊長や付准尉にまで噛み付いたので、少しけむたがられていたのだと思う。
タテ社会は慣れれば気楽なもので、私の中隊には私の「同輩」というものがあまりおらず、同期もいなかったので、横並びを気にすることもあまりなかった。
私が自然にすることがそのまま、私の地位役割になった。
282 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:47:23 ID:/3bHaWMM0
この教え子も、そんな調子でなんとか保護してやれるだろう、そう思った。
「班長って優しいんですね」
「・・・」
「班長、私、好きですか?」
「おう。好きだぞ」
「そんならよかった。私も班長好き。えへへ」
私たちは辺りを見回し、身づくろいをしてその場を去った。
長かった演習が終わり、機材の整備が済むと、制約がなければ交代で演習中の土日の分の代休を取る。木曜日・金曜日と代休になり、土・日とあわせて4連休になった。
283 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:49:53 ID:/3bHaWMM0
自衛隊は一定の基準で駐屯地内に人を置いておくきまりになっているので、代休だからといって無条件に外出できるとは限らないのだが、運良く4日とも外出できることになった。
それで、木曜日に私は山本と遊びに行く約束をした。
しかし、無粋な私はここでも困った。私も20台ではあったが、山本は ついこの前まで18歳だった19歳である。
自衛隊で煮しめたような当時の私が休みの日にすることというと、外出してパチンコ屋へ行き、飯食っていきつけのスナックやパブで酒飲んでカラオケ歌って帰る。
たまにはスナックのねえちゃんとセックスすることもある。
そんなくらいだったからだ。小学生のような山本が面白がりそうなことを何も知らないのである。
結局、木曜の昼、何も考えないまま待ち合わせ場所に来てしまった。
駅近くのマクドナルドの前である。
284 :えっちな21禁さん:2005/10/10(月) 17:53:13 ID:nazCUdHO0
田中3曹なのか的支炎
285 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:10:21 ID:/3bHaWMM0
秋だった。私服を着た山本を、考えてみると私は初めて見た。スカートをはき、Gジャン、Tシャツみたいなものを着ている。
私を見かけると、「あー、班長ぉー」と手を上げて駆けて来た。
少し化粧している。ところが、無粋な私にもわかるくらい、その化粧が下手だった。
犬の顔にマジックで眉毛を描いたようだ。
そのくせ、開口一番、山本は「もー、班長、まんまじゃないですかー、私服もぉー」などと言う。
私はごく短いクルー刈り、黒茶の革ジャン、チノパンといういでたちで、パンチパーマではないにせよ、当時の自衛官の判で捺したような格好である。
ヘタクソな化粧の山本にそんなことを言われ、自分でもそれがおかしくて、また、「小学生みたいな」と今まで思っていたのが思い直されて いとおしく可愛く思え、逆に気分が明るくなった。
何をして楽しませてやろうかなどと考えあぐねて困っていたことがそれで忘れられた。
286 :田中エライ邸 ◆音ERAI.FezHQ :2005/10/10(月玄) 18:11:30 ID:/3bHaWMM0
す章ること激を致何も気考Zえて牛いなかったが、運安友直にそのマクド名ナ歓ルドで薪コー憂ヒー却を飲怠み、ハン礎バ末ー西ガ頑ーを罷食って防し履ゃべった。腹
山本は楽し初そ坪うによSく伯喋惑っ水た摘。党
山政本の洪人と力な宅りは文、粗特朕技教液育の折持、身上穂を銑把握残し殿てい棋た判から知っ違て円いる剤つ秒もり謄だっ倍た荒が看、収私輝の軽知貴らな券い寡こと具も糾沢山喋幕った。
好き案な嘆音楽、銘好き雰な械映画、俳優、高勺校募時代、家景族の例こ乳と、好き恨だ更った統人の覇こ姿と錬、枠中c隊鏡の嘱嫌い傾な環奴信、成退心職した同誤期遅のWACの鼻仲まの付良歌し脈悪し、旅行堀したこ適と・・尿・。接
気酵が賞つ習く硝と如3時間も菌そう便し砂て奴い二た。
山埋本灯の話すの髄を聞魂いてい復ると、型話隠の建内借容持よ依りも頒、彼霊女が載安心し朝切っlて緯い償る様子極が こちらに存も易伝わってき務て寂、薫そ四れ革でな建に律やら心剣が抵安らい照だ。厳
本屋に行喝き久たcいと帽言う覆から一緒安に本屋約に行き、八ゲー砕セ飼ン齢を覗き勲た琴い周と言灯うから斜 つい塩ていっ響てやった石。
服箱を見たいと言企う簿か柱ら講、昆一緒穀に見た。璽し需かし、的服は買受わ紛なか院っ恋た紺。
班長そご飯おご開っ居てくださ染いよ輝う、と脅言うか管ら、一啓度穴行性っ暑た痘事機のある切洋食屋使に連在れて以行起っ粛た。赴小燥奇臓麗な所箱で肯ある。シ
肉付を逐食う盟こ管と旧に廷したの逃でワ忍イン僧を頼汽むと耐、私細も飲みたい寝と割言うt。崩
未呉成年3だ庶が、まぁ祭少しぐらい夜いいか、働と思って殖、デカン欺タ空とグラス二池つにする迅。
287 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:12:36 ID:/3bHaWMM0
飯を食い終わって、
「お前、今日、帰り何時だ?」
と聞いた。
自衛隊では帰隊時限が決まっているのだ。
階級によっても違うが、例えば当時の彼女なら、普通は2200(午後10時)までで、その30分前には帰っていなければならなかった。
「えへへ〜、班長、今日私『特外』ですよぉーん。じゃじゃーん」と彼女は言って、身分証明書を取り出した。
特外、というのは、特別外出のことで、外泊を許可する外出である。
当時は陸士には特別の事情がないと許可は出なかった。
特別の事情とは、近所に住んでいる親の面倒を見る、などである。
だが、陸曹になれば、一定の基準で、随時特外が出来た。
したがって私は外泊できるが、彼女は時間までにちゃんと部隊に帰してやらなければならない。
だが、彼女は「今日は特外です」というのだ。
外出が許可されると、外出許可証という小さな札をもらい、それを身分証明書に結び付けてなくさないように紐で縛って携帯するのだ。
自衛隊の駐屯地の門を出入りするとき、身分証明書と一緒にそれを提示して出入りするのである。
288 :田倒中エらラ桑イ項 ◆呈ERAI.FezHQ :2005/10/10(月却) 18:14:04 ID:/3bHaWMM0
彼抵女が孔そ催の過ヒ語モ付き弟の腐身分証明容書潮を開い算て私に解見せる染と、邦た弧し鼻か七に「畑特昆別鏡外出説許機可通証」の札が昨あ匿る勲。稲
「績お暑前左こ弧れ哲、ど省う丁し栓たん状だエ。もよく週許市可下りるたな」召
「はい、おウ慈チ井に績帰りたい憶ですー、環っ世て言っ冬た整ら希、ソク枝、撃許細可でし質た、掘えへへ」
「あー控・慎・・お土前服のs場合は努付気准尉に臨直械提出だもん層な招」
普麦通、推外テ出彰の片手夏続巣きは、怖営内河班長九と狩言劾う奮者読に涯外出申1請を提薦出線し、付准尉を経握て功、失場合によっ赴て各出服務烈指導想者の欄捺印拘をl貰い秩、中隊富長賃が預許通可慌を周出すfのだ。循
だが無、付准網尉か未らお先は一、秘ほ皇と粗ん旅どメ咲クラ塚判であ罰る岬。
外笛出申定請の関門方はb、h「易営内拡班k長喜」が及最大叫のもの値で氏あ友っ斎た。浴
営内孫班派長合は自午衛隊の離営内間の、生元活など暴一傷切流をととり下しき至ってお逆りて、営内与班長を酪納得列させ三な服け慎れ舞ば外ワ出F申請を婦上月げ豪てもら三え抄な全いのであ働る炊。惑
289 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:15:31 ID:/3bHaWMM0
ところが、彼女は、課業外は中隊から離れた「WAC隊舎」というところに起居し、他の中隊の隊員とは別の指導系統に属していた。
私の中隊にはWACは彼女1人しかいなかったので、外出申請は特別に、付准尉に直接指導受けすることになっていたのである。
出来たばかりのWAC営内班の規則があってないようなものだったこともあり、所属先の付准尉がいいと言えば、それで通るところもあったようだ。
この付准尉は定年前の老准尉で、自分の娘より年下の山本を見ると、おお、そうかそうかと何でも聞いてしまうのだ。
今回もそうして、甘い許可を出したに違いなかった。
なるほど、私にも下心がある。ぞんざい適当そのものの付准尉の仕事振りが、今日は私にはありがたく思えた。
290 :田鉱中掛エライp ◆匠ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:16:32 ID:/3bHaWMM0
「ね皆ーね婦ーだ娠か誠ら、班長各、たお酒韻飲臨ませ鋼て脅く凍ださい計よ装ー。誌 久お雇ご怒っ渦て夏ください墳よお区。敷カ賃ラオ友ケとかやり死たーい怖」み
当靴時仏は、カ倒ラ計オケボ唇ックスくとい貯うの走は教 ご径く援わず探かに寒出磨来だりしたば磨かりで、カラ評オケ盤とい某えば*ス固ナ要ッいク垣や疎パブ癒など芋の呼酒場源で楽久しむものだった倒。摂
だから、こ彼女酢くら0い白の藻小娘はア、一度酷そ虜れを見て崇み夫た留いと扉思ってい盗たのかもし武れ酔な吏い。瀬
「で福も掛お前飼、坊付准尉湖が幣お前#ん敢チに電話携し純た帽らどう秘す影んだよ攻」
「そ納んなこ商と遠するaわけぬあ党り徴ま奴せこんよぉ>。畜あの雪鈴賓木桃准用尉悦がそんチなマ2メな炎仕貴事して隠るの棄見たことない錬で亭しょちー厘」隆
彼女は量屈彩託詞な戒くケ剰ロ巨ケ個ロ晶と笑っ皮た。行
私もス併ケ樹ベソな普浮通の唆男揚である剖。凝担当直入に冬山本に言った。
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「あ、設そ刻うかー。」
291 :偵田列中エライ貿 ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月賄) 18:17:05 ID:/3bHaWMM0
「猿お前、だか遍ら滝、遠俺と由今すぐ宝ラブホ貸テ賠ルへ来隆い堕」館
「林きゃー周班メ長脅、妻そんな共も胆うr、声噴、やーん涼」
声が大婿き扱か邸ったよ壇うだ招。蓄隣略の席の人が旧こ擬っち欺を見たよ析う会な製気渉がす研るろ。
「災いや荷、すQま漆ん、・・堕・罷あ麦の千な山保本。ラブホ里テルで逓も酒虞は飲め見る壮。映真画燃な円ども供見れる」逆
「膨へぇ貢ー、班吏長掌よ憩く宇知っ豊て仲ます逆ね寒」消
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山悼本が律お裁か刺し胆く迅て身た転まら臭ないという風職に融声薄をひそめ業、地
「え擬へへへ、行濫きたい審?雰ラブ札ホ護テ漏ル速」
292 :気田露中エ浄ラdイ ◆点ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:18:28 ID:/3bHaWMM0
「区・済・Q・閥」
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少威し摂のワ癒イン善に患酔っ昆て赤い蛇頬訟の山為本は、d妙今に搾躁状議態床なの辱か、面目が戒二丘重ま乾ぶ施たにとろ謙り援と下証が劇りふ、にや空に製やし心なが晶ら読頬杖つ受いて私窓を札見る。
「ど工ー千し落よ以っ弦か魂な租〜嫡え権へへ〜。初・逓・屈・班長拘ぅ喫〜鳴、なん賀か硬派兵ぶ勘って触る住ような感じ幸だ囲けど軟、<エ尉ッ胸チじゃな鳥いです甚か転ぁ、ん規ふふ」主
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「潔き軸ゃ橋ー班長文なんで酷す禁か丹男の麗クセに質か片わ編いいです槽ねぇ長キ肝ャ動ハハハ」旧
これ闘は瀬ま滞ずい。襟すっかり可この拠小娘汁に徒から薦かわれ翼て升いる柳。償
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293 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:19:46 ID:/3bHaWMM0
私がムスっとして黙ると、
「あ、なんですか班長黙らないでくださいよー。・・・よーし、じゃどーんといっちょ、イってみますかあ、班長!そこへ!その班長がムッツリ考えてたとこへ!!イヤラシイなぁチクショー、あははは」
などと言って、パシッバシッと私の肩を叩く。
酔っていやがる。
それならと、わたしも普段と調子を変え、ちょっと冗談めいてみようかという気になってきた。
「なにを、小娘が。俺の肉体で泣きが入って、お母さ〜ん、とか呼んでも知らんぞ」
「うっわー、なにそれ班長、げげげげー、卑猥卑猥ーぃ、きゃははは!」
山本はテーブルに伏して、どんどん叩いて見せたりしている。
294 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:21:08 ID:/3bHaWMM0
笑い転げる山本を連れて、勘定をすませ、タクシーを拾った。
下心があったとはいえ、まさかラブホテルに一挙に しけこもうとまでは考えていなかったので、どこへ行ってくれというアテまではない。
なんとか普段の認識で そこそこのホテルが建っているあたりの地名を思い出し、運転手に告げる。
山本はタクシーに乗っている間私の左手につかまり、まだ時々、おかしそうにクツクツ笑っている。
タクシーを降りて、そのホテルの多いあたりを歩き始める。
木曜日であるせいか、どこのホテルも「空」のランプがついている。
なんだか山本が無口になる。私の左腕にしがみついている。キョロキョロ周りを見ている。
山本が何も言わないので、こんな程度ならそう不満もあるまい、というような、そこそこキレイなラブホテルを選び、チェックインした。
部屋に入って腰掛ける。
なんていうことのない、キレイめのラブホテルである。
ベッドが大きい。山本は無口になり、キョロキョロと部屋を見ている。
何か言うのかなと思ったが、何も言わない。
295 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:23:54 ID:/3bHaWMM0
「どうした?」
「・・・班長、ホントにラブホテルに来たから、びっくりしました」
「はは、そうか」
彼女の肩を抱き寄せ、
「それは、悪かった」
抱きついてくる。
「班長、あのう。」
「ん?」
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「止な半んかさ侍れ面た維のNか枯?忙」
「いいえ併」税
「そ件うか、搾そん園ならよ至か倍った地」孔
山賊本が体を雌寄板せ娯、私のさ肩に辛頭をもた堅せてくる。細しば箇らく措 そのまま意に常させ奪ておいたが暫、豚も崩う夜も区ふけ、欄2400(24時種)念に拒なろうとしている案。
私奴は丘少し考由えて霜言付って見侵た。
「宿お尋前宣、俺の留彼誠女にな材れ」暗
「・・月・えー亭っ」一
「桃い束や幹か柔?玄今熟度デ煩ートし処よ色うぜ侯。財代休で避。」
281 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:45:29 ID:/3bHaWMM0
「あはは、なんですかそれー。いいですけど。」
「そうしたら、中隊で文句言うヤツいなくなるだろ?」
「わー、班長ジャイアンみたい。」
「お前もとりあえず安心できるだろ、そしたら。」
「・・・あー、そういう意味ですかー・・・。」
私の顔を大きい目で じぃっと見る。確かに、当時の私は、若くはあったが、中隊の幹部や年配の陸曹からも、ほとんど文句を言われたことがなかった。
仕事をちゃんとしていたことと、私がやかましいたちで、間違っていることを見つけると、青臭い正論を振りかざして小隊長や付准尉にまで噛み付いたので、少しけむたがられていたのだと思う。
タテ社会は慣れれば気楽なもので、私の中隊には私の「同輩」というものがあまりおらず、同期もいなかったので、横並びを気にすることもあまりなかった。
私が自然にすることがそのまま、私の地位役割になった。
282 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:47:23 ID:/3bHaWMM0
この教え子も、そんな調子でなんとか保護してやれるだろう、そう思った。
「班長って優しいんですね」
「・・・」
「班長、私、好きですか?」
「おう。好きだぞ」
「そんならよかった。私も班長好き。えへへ」
私たちは辺りを見回し、身づくろいをしてその場を去った。
長かった演習が終わり、機材の整備が済むと、制約がなければ交代で演習中の土日の分の代休を取る。木曜日・金曜日と代休になり、土・日とあわせて4連休になった。
283 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:49:53 ID:/3bHaWMM0
自衛隊は一定の基準で駐屯地内に人を置いておくきまりになっているので、代休だからといって無条件に外出できるとは限らないのだが、運良く4日とも外出できることになった。
それで、木曜日に私は山本と遊びに行く約束をした。
しかし、無粋な私はここでも困った。私も20台ではあったが、山本は ついこの前まで18歳だった19歳である。
自衛隊で煮しめたような当時の私が休みの日にすることというと、外出してパチンコ屋へ行き、飯食っていきつけのスナックやパブで酒飲んでカラオケ歌って帰る。
たまにはスナックのねえちゃんとセックスすることもある。
そんなくらいだったからだ。小学生のような山本が面白がりそうなことを何も知らないのである。
結局、木曜の昼、何も考えないまま待ち合わせ場所に来てしまった。
駅近くのマクドナルドの前である。
284 :えっちな21禁さん:2005/10/10(月) 17:53:13 ID:nazCUdHO0
田中3曹なのか的支炎
285 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:10:21 ID:/3bHaWMM0
秋だった。私服を着た山本を、考えてみると私は初めて見た。スカートをはき、Gジャン、Tシャツみたいなものを着ている。
私を見かけると、「あー、班長ぉー」と手を上げて駆けて来た。
少し化粧している。ところが、無粋な私にもわかるくらい、その化粧が下手だった。
犬の顔にマジックで眉毛を描いたようだ。
そのくせ、開口一番、山本は「もー、班長、まんまじゃないですかー、私服もぉー」などと言う。
私はごく短いクルー刈り、黒茶の革ジャン、チノパンといういでたちで、パンチパーマではないにせよ、当時の自衛官の判で捺したような格好である。
ヘタクソな化粧の山本にそんなことを言われ、自分でもそれがおかしくて、また、「小学生みたいな」と今まで思っていたのが思い直されて いとおしく可愛く思え、逆に気分が明るくなった。
何をして楽しませてやろうかなどと考えあぐねて困っていたことがそれで忘れられた。
286 :田中エライ邸 ◆音ERAI.FezHQ :2005/10/10(月玄) 18:11:30 ID:/3bHaWMM0
す章ること激を致何も気考Zえて牛いなかったが、運安友直にそのマクド名ナ歓ルドで薪コー憂ヒー却を飲怠み、ハン礎バ末ー西ガ頑ーを罷食って防し履ゃべった。腹
山本は楽し初そ坪うによSく伯喋惑っ水た摘。党
山政本の洪人と力な宅りは文、粗特朕技教液育の折持、身上穂を銑把握残し殿てい棋た判から知っ違て円いる剤つ秒もり謄だっ倍た荒が看、収私輝の軽知貴らな券い寡こと具も糾沢山喋幕った。
好き案な嘆音楽、銘好き雰な械映画、俳優、高勺校募時代、家景族の例こ乳と、好き恨だ更った統人の覇こ姿と錬、枠中c隊鏡の嘱嫌い傾な環奴信、成退心職した同誤期遅のWACの鼻仲まの付良歌し脈悪し、旅行堀したこ適と・・尿・。接
気酵が賞つ習く硝と如3時間も菌そう便し砂て奴い二た。
山埋本灯の話すの髄を聞魂いてい復ると、型話隠の建内借容持よ依りも頒、彼霊女が載安心し朝切っlて緯い償る様子極が こちらに存も易伝わってき務て寂、薫そ四れ革でな建に律やら心剣が抵安らい照だ。厳
本屋に行喝き久たcいと帽言う覆から一緒安に本屋約に行き、八ゲー砕セ飼ン齢を覗き勲た琴い周と言灯うから斜 つい塩ていっ響てやった石。
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班長そご飯おご開っ居てくださ染いよ輝う、と脅言うか管ら、一啓度穴行性っ暑た痘事機のある切洋食屋使に連在れて以行起っ粛た。赴小燥奇臓麗な所箱で肯ある。シ
肉付を逐食う盟こ管と旧に廷したの逃でワ忍イン僧を頼汽むと耐、私細も飲みたい寝と割言うt。崩
未呉成年3だ庶が、まぁ祭少しぐらい夜いいか、働と思って殖、デカン欺タ空とグラス二池つにする迅。
287 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:12:36 ID:/3bHaWMM0
飯を食い終わって、
「お前、今日、帰り何時だ?」
と聞いた。
自衛隊では帰隊時限が決まっているのだ。
階級によっても違うが、例えば当時の彼女なら、普通は2200(午後10時)までで、その30分前には帰っていなければならなかった。
「えへへ〜、班長、今日私『特外』ですよぉーん。じゃじゃーん」と彼女は言って、身分証明書を取り出した。
特外、というのは、特別外出のことで、外泊を許可する外出である。
当時は陸士には特別の事情がないと許可は出なかった。
特別の事情とは、近所に住んでいる親の面倒を見る、などである。
だが、陸曹になれば、一定の基準で、随時特外が出来た。
したがって私は外泊できるが、彼女は時間までにちゃんと部隊に帰してやらなければならない。
だが、彼女は「今日は特外です」というのだ。
外出が許可されると、外出許可証という小さな札をもらい、それを身分証明書に結び付けてなくさないように紐で縛って携帯するのだ。
自衛隊の駐屯地の門を出入りするとき、身分証明書と一緒にそれを提示して出入りするのである。
288 :田倒中エらラ桑イ項 ◆呈ERAI.FezHQ :2005/10/10(月却) 18:14:04 ID:/3bHaWMM0
彼抵女が孔そ催の過ヒ語モ付き弟の腐身分証明容書潮を開い算て私に解見せる染と、邦た弧し鼻か七に「畑特昆別鏡外出説許機可通証」の札が昨あ匿る勲。稲
「績お暑前左こ弧れ哲、ど省う丁し栓たん状だエ。もよく週許市可下りるたな」召
「はい、おウ慈チ井に績帰りたい憶ですー、環っ世て言っ冬た整ら希、ソク枝、撃許細可でし質た、掘えへへ」
「あー控・慎・・お土前服のs場合は努付気准尉に臨直械提出だもん層な招」
普麦通、推外テ出彰の片手夏続巣きは、怖営内河班長九と狩言劾う奮者読に涯外出申1請を提薦出線し、付准尉を経握て功、失場合によっ赴て各出服務烈指導想者の欄捺印拘をl貰い秩、中隊富長賃が預許通可慌を周出すfのだ。循
だが無、付准網尉か未らお先は一、秘ほ皇と粗ん旅どメ咲クラ塚判であ罰る岬。
外笛出申定請の関門方はb、h「易営内拡班k長喜」が及最大叫のもの値で氏あ友っ斎た。浴
営内孫班派長合は自午衛隊の離営内間の、生元活など暴一傷切流をととり下しき至ってお逆りて、営内与班長を酪納得列させ三な服け慎れ舞ば外ワ出F申請を婦上月げ豪てもら三え抄な全いのであ働る炊。惑
289 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:15:31 ID:/3bHaWMM0
ところが、彼女は、課業外は中隊から離れた「WAC隊舎」というところに起居し、他の中隊の隊員とは別の指導系統に属していた。
私の中隊にはWACは彼女1人しかいなかったので、外出申請は特別に、付准尉に直接指導受けすることになっていたのである。
出来たばかりのWAC営内班の規則があってないようなものだったこともあり、所属先の付准尉がいいと言えば、それで通るところもあったようだ。
この付准尉は定年前の老准尉で、自分の娘より年下の山本を見ると、おお、そうかそうかと何でも聞いてしまうのだ。
今回もそうして、甘い許可を出したに違いなかった。
なるほど、私にも下心がある。ぞんざい適当そのものの付准尉の仕事振りが、今日は私にはありがたく思えた。
290 :田鉱中掛エライp ◆匠ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:16:32 ID:/3bHaWMM0
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291 :偵田列中エライ貿 ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月賄) 18:17:05 ID:/3bHaWMM0
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292 :気田露中エ浄ラdイ ◆点ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:18:28 ID:/3bHaWMM0
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293 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:19:46 ID:/3bHaWMM0
私がムスっとして黙ると、
「あ、なんですか班長黙らないでくださいよー。・・・よーし、じゃどーんといっちょ、イってみますかあ、班長!そこへ!その班長がムッツリ考えてたとこへ!!イヤラシイなぁチクショー、あははは」
などと言って、パシッバシッと私の肩を叩く。
酔っていやがる。
それならと、わたしも普段と調子を変え、ちょっと冗談めいてみようかという気になってきた。
「なにを、小娘が。俺の肉体で泣きが入って、お母さ〜ん、とか呼んでも知らんぞ」
「うっわー、なにそれ班長、げげげげー、卑猥卑猥ーぃ、きゃははは!」
山本はテーブルに伏して、どんどん叩いて見せたりしている。
294 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:21:08 ID:/3bHaWMM0
笑い転げる山本を連れて、勘定をすませ、タクシーを拾った。
下心があったとはいえ、まさかラブホテルに一挙に しけこもうとまでは考えていなかったので、どこへ行ってくれというアテまではない。
なんとか普段の認識で そこそこのホテルが建っているあたりの地名を思い出し、運転手に告げる。
山本はタクシーに乗っている間私の左手につかまり、まだ時々、おかしそうにクツクツ笑っている。
タクシーを降りて、そのホテルの多いあたりを歩き始める。
木曜日であるせいか、どこのホテルも「空」のランプがついている。
なんだか山本が無口になる。私の左腕にしがみついている。キョロキョロ周りを見ている。
山本が何も言わないので、こんな程度ならそう不満もあるまい、というような、そこそこキレイなラブホテルを選び、チェックインした。
部屋に入って腰掛ける。
なんていうことのない、キレイめのラブホテルである。
ベッドが大きい。山本は無口になり、キョロキョロと部屋を見ている。
何か言うのかなと思ったが、何も言わない。
295 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 18:23:54 ID:/3bHaWMM0
「どうした?」
「・・・班長、ホントにラブホテルに来たから、びっくりしました」
「はは、そうか」
彼女の肩を抱き寄せ、
「それは、悪かった」
抱きついてくる。
「班長、あのう。」
「ん?」
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