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成人式に行ったら人生変わった話
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30 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 17:33:07.95 ID:w6ZzJY750.net
その様子を見た級友たちが、調子に乗ってヤジを飛ばしてきた

『お、お二人さんアツいねー!ヒューヒュー』

会場全体に黄色い声が湧き立つ

それに対し彼女は、「何だー悪いかー!」

…あぁ彼女は完璧に酔っ払っているようだ

まぁ、あばたもえくぼと言うか、酔っ払っている彼女も愛おしく思うのは、僕は彼女のことが好きなんだなぁ

と、自己分析しながら、どうどうと彼女を抑える



32 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 17:39:55.44 ID:w6ZzJY750.net
「全くアイツラは…」

「まぁまぁ」

そう言いながら彼女に水の入ったコップを渡す

「はぁ〜、ありがとう。本当に気が利くね。」

「いえいえ。」

一年だけとは言え、社会に出たことのある身

酔っぱらいの対応は慣れていた

「ホント変わらないねー。性格もだけどさ、見た目も全然。強いて言うなら髪が伸びたくらいか。」

「そうかな?」

僕は昔坊主頭だったのだ

彼女は なぜかそれを気に入り、暇があると僕の頭を撫でまわしていた

「いやーあのジョリジョリをもう味わえないのかー。…髪切る?」

「なんと無茶を。」

さすがにそれは冗談だったようで、彼女は お酒を頼んでいた



33 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 17:45:03.91 ID:w6ZzJY750.net
そろそろ彼女も別のところに行くかな?と思いながら焼き鳥を頬張っていた

しかし彼女は なかなか移動しない

「ねぇ中学卒業してからは どうだったの?」

ふと彼女が話しかけてきた

「どう、とは?」

「そうりゃ まぁいろいろだよ。」

「んー特には何もなかったよ。」

「本当?」

「ホントホント。」

そう言いながら僕は焼き鳥を食べてた

本当に これ以上喋ってると変な気を起こしそうだった

「つまんないなーもー。」

彼女は少し不機嫌そうに言う

ごもっともです、と思いながらも

「まぁ人には言えないことくらいあるさ。」

と言った

そして言ってしまったと思った

これは何かあると言ったのと一緒じゃねーか



34 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 17:47:16.20 ID:w6ZzJY750.net
やはり彼女は食いついてきたが、すぐに喋らなくなった

うーむ、酔っ払った感情のブレーキが効かなくなるタイプかな?

そう思いながら、少し異変を感じた僕は、カッコイイところを見せようと一肌脱ごうと思った





35 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 17:54:18.62 ID:eUSKQex+0.net
wkwk


36 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 17:54:40.73 ID:w6ZzJY750.net
ちょっと だらだらと長いし、正直 成人式あんま関係ないけど気にしないでください

「どうしたの?」

彼女は なにか悩みがあると悟った僕は、声をかけた

「うーん…何かあったと言えば何かあったんだけどさ…」

「悩みがあるなら相談してみなさい。話くらいなら聞けるから。」

「なにそれ。」

彼女は鼻で笑い、そして悩みを打ち明け始めた

最近色々とドタバタしたこと、成績が落ちたこと、彼氏と別れたこと、就職先で親と喧嘩したこと…

様々な悩みを打ち明けていった

途中彼氏の話題が出た時は、さすがに動揺したが、僕は悩みを聞ききった

「は〜、喋ったら少しスッキリした。」

「それは良かった。」

「中学も時もさ、こんなことあったよね。」

「そうだっけ?」

「え?忘れてる?ちょっと傷ついたかも。」

「それはごめん。」

僕は本当に覚えてなかったので、申し訳ない気持ちになった



37 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 18:16:55.61 ID:xPfWfdUN0.net
なんだ非処女か…がっかりした


38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 18:22:01.26 ID:YGTF9pFA0.net
>>37
わからんぞ、女にも事情があってだな・・・


39 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 18:22:57.51 ID:xPfWfdUN0.net
>>38
まぁその好きだった子の紹介で付き合うという線もあるしな


40 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 18:23:27.59 ID:T/MayEqe0.net
成人式の二次会って もはや出会いコンパだよね


45 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 20:35:40.07 ID:w6ZzJY750.net
スミマセン。急用が入って離れてました。では再開します


彼女曰く それは中3の頃の話らしい

そのころの僕は、この学歴至上主義云々以前に進学先がやばいと言うことで勉強をしっかりしていた

そのため成績は上位に上がっていた

そして、僕はとにかく読書が大好きで休み時間は毎回図書室に行っていた

底辺レベルの奴が急に成績が上がったこと、異様な読書好きというのもあり、三奇人の一人に数えられていた

そのせいで、女子は あまり寄り付かなくなっていたが、数人は仲が良かった

彼女もその一人で、彼女自身 相当読書好きだったので、何度か話たことがあった

そんなある日、いつもの様に図書室にいると彼女が相談を持ちかけてきた

当時の僕は彼女が好きだったので快く承諾しただろう



46 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 20:45:37.78 ID:w6ZzJY750.net
相談内容は どうやら進路のことらしい

当時の僕は自身の進路すらままならない状況だったので、相談相手を間違えていたと思う

彼女曰く、相談と言うよりも ただ愚痴を言いたかっただけで相手は誰でも良かったらしい

その時は僕の事は、本好きの友達程度の認識で、まぁ僕なら何を言っても損害はないと考えたらしい

そして僕は彼女の愚痴を文句も言わずに ただただ聞いていたという

彼女からしてみたら、自分には関係ないことだし、聞いて気分の良い物ではないのに、文句を言わなかったのは驚いたと言う

いやまぁ、僕は彼女の事を好きなわけで、恋は人を盲目にするというか、愚痴くらいは なんともなかっただろう





47 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 20:49:10.15 ID:/TCI1NoA0.net
ほうほう


48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 20:53:56.02 ID:w6ZzJY750.net
「あの時も今日みたいに、何も言わず愚痴を聞いてくれて、スッキリした気持ちになれたんだよね〜。」

そんな事があったのか、と僕は聞いていた

とりあえず中学の自分あっぱれ


どうやら二次会も そろそろお開きみたいだし、まぁ初恋の相手と こんなにも話せたのはいい思い出だなと思っていた

「いや〜その時からかな?○○の事、ただの変人だと思ってたのが見方変わったの。」

ふと彼女が そんなことを言った

僕は ん?と思った

この流れは…あまり好ましくないぞ

そう思うが速く、僕は逃げ出した

「ね、○○。私…」

「ゴメン、トイレ行ってくる。」

そう言い僕はトイレに逃げ込み、会計まで戻ることはなかった



49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 21:04:00.94 ID:33mkUfAM0.net
はよ何故逃げる必要が?


50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 21:09:07.23 ID:w6ZzJY750.net
その後は、それぞれのメンバーで3次会に行くような流れとなった

僕は ちらっと横目で彼女がほかの女子達と話ているのを確認した

多分 僕と長話してた事を聞かれているんだろう、このまま3次会に行くかな?と思い帰ろうと、DQNたちを探したが どうやら彼らも旧友たちと3次会に行くようだ

これは、電車で帰るしかないかなそう思い僕は駅に向かって歩き出した

幸い駅は そこまで遠くなかったので助かった

切符を買い、ああ今日はいい日だったなーと思いを馳せながら改札機を通った

すると

「待って!」



52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 21:19:06.76 ID:w6ZzJY750.net
ああ 今日はよく呼び止められる日だな、とアホな事を思い振り返ると想像どうりに彼女がいた

一番最悪なパターンだなと思いながら、仲良く電車が来るのを待っていた

「………」
「………」

しばらく二人の間に沈黙が続いたが、遂に耐えられなくたり僕から話しかけた

「…3次会、行かなくてよかったの?」

「別に。騒ぐの好きじゃないから。」

彼女は ぶっきらぼうにそう言った

これは一本取られたなと、やはりアホな事を思っていた

「てっか、なんで私から逃げるの?」

「逃げてないですよ?」

「嘘つけ。逃げてんだろうが。ちゃんと理由を言え。」

どうやら彼女は相当お怒りのようで、口調が変わっていた

「あ、そろそろ電車来る。」

「○○!!」

彼女の突然の大声に周りにいた他の客がこちらを見た後、また元へ戻った

多分 痴話喧嘩だと思ったんだろう

さすがに ここまでさせたら、言わないといけないだろう

僕はそう思った



53 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 21:22:40.70 ID:/TCI1NoA0.net
んでんで


54 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 21:23:53.68 ID:6VbBT9l60.net
はよ!!11


55 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/18(日) 21:30:25.17 ID:w6ZzJY750.net
「まぁ人には言えない事くらいあるさ。」

思ったが、やはり言えなかった

だって とても恥ずかしい理由だったから

「……もういい。わかった。」

彼女は少し考えた後にそう言った

できれば僕は そのままどこかへ行って欲しかったが、そうは行かなかった

「私は絶対君に言いたいことがあるんだ。逃げた見返りとして それだけは聞いてもらいたい。」

そう言われたら断るわけにもいかなかった

「うん…いいよ…」

あーやっぱり行かなきゃよかった、そう思いながら答えた

「…うん。私ね、中学の頃から○○の事が好きだったの。結局伝えられなかったけど…。

高校に入っても やっぱり好きだったし、大学で彼氏を作ってみたけど○○の事が好きだった。

私の初恋の相手だった。

こんな面倒くさい女だけど私と付き合ってくれませんか?」


そして彼女は僕に告白をした

まぁ予想はできた

少し予想外だったけど

ここで僕が答えるべき答えはひとつだった

一つだけど…







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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春,
 

 
 
 
 

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