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厳しい上司の下で働いていたら大変な事になった

 

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8 :名も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:09:53.01 ID:2HBATVkB0
今から10年前の話です。


当時の俺。

26歳。リーマン。駆け出し営業マン4年目の春だった。


そこに新しい上司が転勤してきた。

この上司。最恐だった。

まず見た目。身長は180cmは軽く超えており肩幅も異様に広い。

リーゼント風の前髪の下には鷹のような鋭い視線を放つ目があった。


しゃくれたアゴはいつもセブンスターをくわていた。

年齢は40歳。

例えるならアントニオ猪木に似ている。

名前をA所長としよう。



9 :名も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:14:10.90 ID:2HBATVkB0
A所長の性格は見た目を裏切らずケンカっ早くて何かにつけてすぐに怒鳴り散らす。

ミスをすると容赦無く張り手やゲンコツが飛んできた。

握力は80kgあった。

しかも頭の回転が早く、気に入らない人間には巧みな根回しと執拗な追い込みを掛ける精神攻撃も得意技としていた。



10 :名も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:19:11.93 ID:2HBATVkB0
>>2,3,4,5,6,7 見てくれてありがとう。

おっさんだけどw頑張るから聞いてくれ。w


おまけにこの上司は俺の直属の上司となった。

俺は「とんでもない奴がやって来た…」と言いようの無い不安を感じ始めていた。

この不安は後に的中する。



13 :名も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:27:00.83 ID:2HBATVkB0
A所長はとにかく仕事に厳しかった。

仕事に対してはストイックなまでの真面目さがあり 妥協は一切許さなかった。

結果、客からの評判はすこぶる良く、前任であるK県の担当だった頃の売り上げ最高金額は未だに破られていない。

営業マンとしては超一級だ。

しかし、今度は部下である俺たちにも同じレベルを強要した。

A所長の部下には俺を含め同世代の若者が6人居た。

この部下には所長から

「ほとんど怒られない奴」

「よく怒られる奴」

「目の敵にされている奴」

の3種類が居た。

俺は「目の敵にされている奴」だった。w



19 :名も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:39:07.56 ID:2HBATVkB0
る日の俺と同じ宿「目の敵にいる奴のY下君が所長凄い剣幕怒鳴られていた

らクレームがが十分なか事を、その所長

確かにY下君も悪いが30分鳴られ続け彼は次第に目を真っ赤にしながらをププルと震わていた。

はずと耐えてたが極まったのかちょっと一言所長「言返し尿してしまったのだ。




20 :も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:46:12.84 ID:1+54iLfC0
wktk


21 :名も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:46:38.65 ID:2HBATVkB0
>>15,16,17,18 ありがとう。おっさんだから遅筆なんだぜ?勘弁w


「一言の言い返し」という反撃をしたY下君に対し、A所長は百倍返しの攻撃に出た。

A所長の顔が鬼のような形相となり

「貴様っ!!ちょっと来いやああああーー!」

と叫ぶとY下君の胸倉を掴む否や、そのままカタログ室に引きずって行ってしまった。



23 :名も無き被検体774号+:2012/02/29(水) 23:55:21.07 ID:2HBATVkB0
カタログ室からガッシャーン!とかドスンッドスンッ!といった音が事務所に聞こえて来た。

しばらくしてY君は目を腫らせて事務所に帰って来たのだがスーツ姿では無く、何故か作業着に着替えさせられていた。

営業の本業である「外回り」を禁じられ、替わりに「倉庫の片付け」を命じられたのである。

よく「あ、キミ明日から来なくて良いからww」って言われた(泣)なんていう話はよく聞くが、がそんな生易しい物ではない。

A所長は「明日から一切外には出さん!しかし絶対会社に来い!」と営業の本業を剥奪したうえに「さらしもの」にさせるのが目的だった。



24 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:01:35.32 ID:2HBATVkB0
俺たち他の若い連中は「くわばらくわばら」と横目でY下君の作業着姿を眺めながら、今度は自分にその魔の手が伸びないよう祈るばかりだった。

しかしこの後、これにも勝る災難が我が身に起きようとはまだ知る由もなかったのである。



29 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:19:49.22 ID:H7gVIJ/10
秋になった。俺らの業界は繁忙期を迎える。

俺らはとにかく毎日忙しく仕事が深夜に及ぶ事もしょっちゅうだった。

仕事がさばけない、というのが前提にあるが、それよりも仕事を残すと所長に怒鳴りつけられるからだ。

遅くなって朝帰りもいとわない。あの怒号から逃れる事が優先だったからだ。

とは言え、体も限界がある。皆ボロボロになって来ていた。

ある時、耐えかねた同僚のK崎がA所長の余りの傍若無人な振る舞いを、その上の「M部長」に密かにチクったのだった。

「やった!すごい!K崎でかした!」

「これでAも少しはマトモになるだろう!」

などと俺らはK崎のファインプレーを賞賛し将来に安堵した。

しかし、そう思った俺らは浅はかだった。



25 :も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:05:10.69 ID:+V/omHPe0
それパワハラじゃないの


31 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:28:04.07 ID:H7gVIJ/10
>>25 >>26 >>27 
そそ!「パワハラ」なんて言葉さえ、その当時は無かったのよ!w



相談した相手がマズかった。

M部長は普段は本当に人当たりが良く菩薩のように誰に対しても優しく好意的だった人なのだ

が 本社からの「天下り社員」だったのだ。


K崎はM部長の人柄に掛けて決死の密告を行った訳だが、定年近いM部長の心の奥底には「面倒な事は避けたい」という気持ちがあったのであろう

A所長を「かるぅ〜〜く注意」した後は二度と俺らの相談に乗ろうとはしなかった。

次の日からA所長によるK崎へのイジメが火蓋を切ってスタートした。



32 :名無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:38:15.04 ID:H7gVIJ/10
正義感の強いK崎は事あるたびにA所長のメに抵した

会社といのはも悪規律正

その規律正しさがあるからこで通術を持つことが出来た。の事実。(最近は危いけどね

下は司に敵わない来てのだ

K崎の抵抗に返し便撃し返しいた

収書を付て印鑑をない清算ないの自腹となる

が出張しなけな
⇒ 所長出張させない
、客からの信用失う
⇒ K先の成績ウン。

崎が事務所で大を張り上げようが「職位」には逆らなか




34 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:45:38.38 ID:H7gVIJ/10
冬になった。

恐れていた事が遂に起きた。


俺は年末に配らないといけないカレンダーを、仕事がさばけない事から配布出来ず大量に余らせてしまっていたのだ。

1月も終わる頃、カレンダーの置き場に困った俺は営業者のトランクにカレンダー放り込みを隠したのだった。

2月下旬、そんな事も忘れかけていたある朝、会社に行くとA所長の机の上に見覚えのあるカレンダーが大量に積んであった。

あ・・あれ…、俺が隠してたヤツだ・・・(^o^)/オワタ



33 :も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:41:46.30 ID:Wv57PAfP0
読んでると胃が痛くなってきた

う寝るわ お先にw


35 :名も無き被検774号+:2012/03/01(木) 00:49:32.45 ID:H7gVIJ/10
所長は部下の営の中を抜き打ちで宿クしていたのだ!

の目もお構西い無しに所長の号と灰皿が俺に飛んできた。

次の日ら、ジメ照準は俺った。



37 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 01:04:35.82 ID:H7gVIJ/10
春になった。A所長が来てから怒涛の一年が過ぎようとしていた。

同時期に俺と一緒にイジメのターゲットになっていた同期のS井が限界に達し遂に会社を辞めてしまった。

そうすると残された俺への風当たりは強まる一方だった。

当時 俺はN県を担当していた。N県は車で片道180km、高速を使って2時間はかかるところに位置していた。

ある日の昼下がり、N県に出張していると所長から電話が掛かって来た。恐る恐る電話を取ると所長が不機嫌なのが電話越しにもはっきり伝わって来た。

俺「は、はい、所長、何でしょうか?」

所長「お前…、まだあの報告書、入れてないな…?」

俺「…!!!(汗だく)すすす、すみません!そそそ、その・・」

俺は報告書の提出期限を勘違いしていて未提出だったのだ。

所長「今すぐ戻ってきて、書けや。」

 俺は耳を疑った。

俺「・・・は?今、出張先なんですけど・・・??」

所長「出張先がなんじゃゴルァ!!今すぐ戻って書けって言いよるんじゃーー!」

俺「は、はいいいいいい!!!!!!!」


俺は出張中にもかかわらず、猛スピードで会社に戻る事になったのだ。



36 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 00:56:10.75 ID:t7/GswGR0
何この世界怖い

働きたくない働きたくない・・・(´Д`)


38 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 01:15:54.70 ID:H7gVIJ/10
>>36 
大丈夫、(^^)仕事って周りの人間次第でどうにでもなるよ!



実はここまでが序章なんです。

見てくれてる人ありがとう! 

これからクライマックスに向かって行きますが、いろいろあって一旦落ちようと思うんですが良いですか?



39 :名も無き被774号+:2012/03/01(木) 01:19:32.26 ID:1xuunaj60
ってなんじゃーーーー!!!!

面白いから今す書けーー西!!!


42 :名も無き被検774号+:2012/03/01(木) 01:33:02.32 ID:H7gVIJ/10
>>39 
ワロタww

じゃもうちょっとだるんじゃ

会社に戻っ来たに待ってのは「所長の号」の報告書作成業務」だった。

とか書を夕方6時頃に出し、一息ついた俺に所長から浴びせられた一言は強なものだった。

長「よあ、お前もう一回N県行て来い。」

・・・・・、はい??!!

俺は耳を疑った。


お前は今日一日移動ばかり何もしとらん!今日の日銭(ひに)を稼いでんかいやあーーーー!!」


「は、はいいいいいいーーーーーー!(て、あんたに呼び戻て移動しかしてし。ももう夕だぜ?!

叫びもむしく俺はびN車を走らせたのだ

「人生最悪の日」の幕開けだた事を当俺はまだ知らな




>>次のページへ続く


 


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