2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg easterEgg
 
 
 

Pickup

 
 
 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 

私が初恋をつらぬいた話
(7ページ目)  最初から読む >>

 

\ シェアする /


98 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:17:24.14 ID:+beSXCVE0
意味が解らない。

人の男?誰の事?堺先生?まさかそんな訳がない。

「部屋に鍵なんかつけやがって!!!ヤッてる最中見られないように鍵つけたんだろ!!!」

そう言われた瞬間、私は母がなにを言っているのかを少しだけ理解した。

母は、私と男が出来てると思い込んでいるのだ。

驚いて言い返す。

「何訳わかんないこと言ってんのよ!」

「嘘つくな!!!!!!全部知ってんだからな!!!!!!」

話にならない。

「大体何がどうなったら そういう風に見えるんだよ!!!」

私がそう怒鳴ると母は一瞬だけ黙り、今度は泣き叫びながら話し始めた。


要約すると、

母と男が事に及んでいる最中、男は間違って私の名前を言った。

驚いた母が問い詰めると、焦った男は体を少し触っただけで何もなかったと言い訳をした。

体を触ったという事はお前らデキてたのか!と母が男に殴りかかると、男はアイツが誘って来たんだと嘘をついた。

逆切れした男は、大体子供ができさえしなかったらお前みたいなババアと結婚なんてするかと、お情けで一緒に居てやってるんだから、娘の私の体は報酬みたいなもんだと、母に言ったらしい。


頭がクラクラした。


101 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:19:58.29 ID:sMVE+LP3i
うわぁ、クズばっかやん……


102 :無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:20:15.46 ID:+beSXCVE0
「…ふざけん…」

う言った私睨んだ

マエなんて産まなきゃよかった…オエのオマエのせいで…」

は恨うに、私を睨ながらそうった

瞬間、私の頭ので、何かが弾ける音がした。


さっと立ち上がって2階にけ上が

逃げのか!!っと母の声がした。

に入り、床に放り投げてあったバンを引手繰るように取るはまた階段寿り玄関へ向かう。

「ふざけんな離せぇぇええ!おもあいつてやる!!!!殺してやる!!

ビンを抜ける、まに取り押さえられてた母はそう叫んだ

突っけるに靴をくと、急からび出た。





105 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:23:44.24 ID:+beSXCVE0
家の中はあれだけ騒がしかったのに、外は静かなものだった。

ほんの少しだけ明るくなって来ていた空では、カラスだけが鳴いていた。

頭が働かず、しばらく ぼーっと歩いていると急に体が痛み出して、私は近くにあったバス停のベンチに腰をかけた。


携帯を取り出す。

家に居た時間はとても長く感じたが、実際には起きてから まだ30分くらいしか経っていなかった。

ふと、先生の顔が頭をよぎる。

妙に冷静になり、さすがにこの時間に電話をするのは迷惑だと思って、私は先生にメールを送った。

「家出しちゃいました。」


メールを送ってすぐ、先生から電話が掛かってきた。

ちょっとだけビックリしながら、電話をとる。


「もしもし?どうしたの?何があったの?」

先生との電話は、毎回この言葉から始まってるな…なんとなくそう思いながら、私は事の経緯を簡単に話した。


電話の先で、先生が暫く黙り込んだ。

繋がっているのか不安になって、私は「先生?」と話しかけた。

「…………今、どこにいるんですか?」

先生は静かな声で聞いた。バス停の表札を見る。

「…〇〇前のバス停のベンチに座っています。」

「すぐに行きます。そこで待ってて。」


先生は電話を切った。

さっきの先生の少しひんやりした声を思い出し、私は やっぱり迷惑だったんだな…とメールをした事を後悔した。


106 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:24:20.94 ID:/cNmFX8tO
最初の甘酸っぱさはどこに行っちゃったんだ…


107 :名無き被体774号+:2012/06/07(木) 16:26:28.66 ID:+beSXCVE0
話をしてか10分位で、の車はバス停やって

のまん前に停まると、から手席ガチャっとって。」とだった

何だし怖くて私は慌てて車に乗った。

ベルトを締めて向く

生はそれを確認と、車を発進させた


嫌なが続い



局一ることなく車場に着くと、先生は車降り婿

それを見私も慌てて車を降

は少早足玄関に向かと、「って。」とだけ言った。

私はやっぱり何だか怖くて、急いで中に入


108 :名も被検体774号+:2012/06/07(木) 16:28:23.04 ID:+beSXCVE0
玄関二人、突っ立いた。

沈黙が続く。

そーっと先生を見ると無表情でどこか一点じーっと見つた。

は堪らなって、先生にた。

「ごめんなさい、迷惑てわか稿ていたのールなんかし…」

い終わらいうちに、私の体はグイっと張られた。

リして息が詰まる

一瞬頭になっ後、私は生に抱きしめことがついた


突然に暫まっていると、先はそーっ少しだけ体を離し

キョトンとしているの顔をジッと見つめる

そして私の左のコメカミ辺りを見ると少し苦しそう顔になっ、また私をゅうっと抱きしめ

…先生……?」

がやっとで呟く。

ごめごめんなさい…やっりあの時帰すんじゃかった…んじ……」

生は苦しうにった

その途端、私はなくなってゅっと抱きしめ返す、声をあげてわわん泣いた


109 :774号+:2012/06/07(木) 16:31:04.13 ID:+beSXCVE0
な部屋、先生はコーヒ入れいる

あれから暫く泣き続けた私は、疲れてぼーっとした頭ファにだらりと座いた

ーラー効い屋が、ひんやりし

「…はいど

先生が少し おしゃれなコーヒーカップを目前のーブルに置と、小さ「ありがとうごす」と言って床に降りた

生もの間じよに、私のを向いて床にった

コーヒのい苦味で、だんだんシキっしていく

先生を見

こちらを見てしい生とッと目が

かしくなは視線をそらして下を向いた。



「あの…っきそのませんで。」

生が恥ずかしにそう言っ

はブンブンと

「自でも何であん事したのよく解らないんです…なさい。

いえ…」

生はまた、いつも顔に戻っていた

顔…大丈夫ですかれ以上、腫れなといいんだけど…

私は自分コメカを触た。

母に殴られたしだけ熱をもはい不思議痛みは引い


大丈夫だと思い…今のころ痛くはいです打ち所がよったのかな?」

が苦しならそう答える、先クスっと笑って「そうで」と言った。





110 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:33:28.56 ID:+beSXCVE0
そのまま黙って二人でコーヒーを飲み終えた頃、先生は「渚さん」と私を呼んだ。

なんですか?っという視線で先生を見る。

「……………しばらくの間、このままココに居座っちゃいなさい。」

驚いて聞き返す。

「え!?」

「居座っちゃいなさい。」

先生は相変わらずニコニコしていた。

「でもそんな事バレたら先生が…ダメです、絶対にダメです!」

「大丈夫大丈夫。」

「大丈夫じゃありません!ダメです!私、先生の人生まで壊したくありません!」

「壊れる?僕の人生が?どうして??」

先生はわざとらしくキョトンとした顔をした。

私は一呼吸ついて、話を続けた。

「もしバレたら、先生は学校を辞めさせられるかもしれません。もしかしたら逮捕とかされちゃうかも知れないし…」

「逮捕?大丈夫大丈夫。仮にされたとしても、容疑がかかるだけです。すぐに釈放されますよ、現に何もやましい事はして無いんだから。」


先生はアハハと笑うと、そのまま続けた。


「それに………学校をクビになっても、別に人生終わりませんよ。それだけが僕の全てじゃ無いです。」

「でも…」

「稼ぐ方法なんていくらだってありますしね。僕、こう見えてもピアノが得意なんですよ。」


先生は自慢気にそう言うと、私を見つめてニコっと笑う。

私は思わずプッと吹き出した。


111 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:35:18.59 ID:rcECls8h0
先生イケメン・・・


112 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:35:59.99 ID:lhtOiEzIi
だが…こんだった惚れてまう笑


114 :名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 16:36:54.38 ID:+beSXCVE0
「……でも私…やっかいになれる位のお金、持ってません。」

「お金?ハハハッ、気にしないで。部屋はこんなだけど僕、実はかなーーーりお金持ちですから。」

「でもそんな訳には…。」

「子供はそんな事、気にしなくていいの。」

先生はそう言って笑うと立ち上がり、寝室に入っていった。


本当にいいのだろうか…大丈夫なんだろうか…そんな事を考えていると、先生は すぐに戻ってきた。

テーブルの上に、何も付いていない鍵を置く。

「はいこれ、渚さんの分。」

驚いて先生の顔を見る。

「しばらく居るんだから、無いと不便でしょう?」

「でもっ」

「いいからいいから。無くさない様に、大事に持ってて下さいね。」

先生は そう言って時計を見ると、大きく背伸びをした。

「あーもう朝だ。仕事に行く準備しなきゃ。」

時計は6時を回っていた。



先生との短い同居生活が始まった。




>>次のページへ続く





\ シェアする /


関連記事

 
 
 
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:すっきりした話, これはすごい, 胸キュン,
 

 
 
 
 
 

こちらもどうぞ

 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 
 

おすすめ記事2

 
 
 

おすすめ記事3

 
 
 

人気記事(7days)

 
 

お世話になっているサイト様