31 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 08:53:33.80 ID:M0snwiqO0
「まだ、精算できてないぞ?そうだなぁブラ脱ごうか。 とりあえずそれでいいから。」
「え、でも・・・・・・」
「あの話するけど。」
「う・・・うぅ・・・」
「お前も見ておけって、こいつマジでスタイル良いからさ!」
「ちょちょちょ!先輩!!何言ってるんですか!・・・・・ひゃ!」
俺の理性は耐えかねて見てしまった。彼女の肢体を。
出るところは出て、くびれているところはくびれた綺麗なプロポーションだった。
なにより胸は程よく大きく、乳首はツンと立っていて、セフレがいるほど遊んでいると思っていたが乳輪は以外にもピンクっぽかった。
余りに綺麗なので思わず見とれてしまったが、言い知れぬ罪悪感にさいなまれ「ごめん。」と謝罪を述べてトイレにでも行って頭を冷やすために席を立った。
36 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:06:51.99 ID:M0snwiqO0
トイレに駆け込んだ俺は、結果的に無理やりゲームに誘ってしまったのと、見てしまったことで罪悪感で、頭を抱えていた。
これは、 あたる のシナリオ通りなのだろうか。しかし それにしても女の子がここまで困っているのは何とも悪い気になった。
しかしながら、あの頬を赤らめながら立派な体を隠している彼女の姿を思い出すと、思考に反して愚息は反応していた。
酔いが少しはさめてくると、外から何やら妖しい声が聞こえてくるのに気付き、頭を抱えるのをやめた。これは明らかに けいこ の声であった。何やら甲高い声だ。
トイレを出るとすぐに分かった。 けいこ が喘いでいた。
「ちょ・・・あ・・・・・・せんぱい・・・んあ」
「けいこ ー乳首こんなんなってるぞ?」
「いわ・・・ないで・・・ひゃん!」
と、ドアの向こうから聞こえてくるじゃないか。何だかよく分からんがドア一枚向こうでは何やらおっぱじまっていた。
38 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:10:09.02 ID:M0snwiqO0
>>32,33
ごめんなさい。話長くなるうえに書きだめしてないんです。申し訳ない。
ちょっといろいろあって衝動的に書こうと決めたもんで。
>>34,35
名前付けます。ごめんなさい慣れてないもので。
「なんだよ。今日は下もすごいなぁー」
「ちょ、やめ・・・!せんぱい!聞こえ・・・ちゃ・・・うあん!」
「そうか1に見られて興奮したんだな。パンツもぐっしょりじゃないか。」
「ほん・・・ともぉ・・・やめ!んあ!・・・」
物凄く居づらくて今にも逃げたいけどもう少し聞いていたかった。
すると、突然
「1!いるんだろ!入って来いよ!」
「え、1君?ちょだめ・・・ひゃん!」
と あたる に声をかけられ、俺はここで見ているのも何だかあれだと思って意を決して部屋に入った。
部屋の中には、パンツが半脱ぎになって息使いの荒くなっている けいこ と、にやにやと相変わらず悪い笑顔を浮かべた中がいた。
39 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:18:12.82 ID:M0snwiqO0
とか言っておきながら名前つけてなかったですね。申し訳ない。
その光景に僕は茫然としてしまった。
いままで こういうのはエロゲとか漫画とかAVでしか見たことなかったからだ。
あ「おい、どうした1よ。ボーっとして」
1「いやぁその。カルチャーショック的な。あはは。」
け「・・・」
しばらくこのまま三人とも無言で何やら気まずい感じだった。すると あたる が
あ「あ、そうだ。 けいこ 。お前、まだ負け分しか精算してないぞ?どうだ、俺の勝ち分の代わりに1のアパート行こうぜ。」
け「え、せ、先輩どういうことですか?」
あ「どういうことって、みんなで1の家に行くんだよ。それであれだ。有体に言えば1の童貞卒業させてやれ。な?」
け「え、ちょっと待って下さい!先輩!いくらなんでも!!」
突然の急展開に俺は頭がついていけなかった。とりあえず俺の家に来るそれだけしか理解できなかった。
42 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:26:23.39 ID:M0snwiqO0
でも、はっと我に返った。これで童貞を卒業するのはどうなんだろうか?
何だか、借金のかたに体を差し出すみたいな感じで、けいこ はそんなんでいいのか。
ここまで女の子を追いつめて俺は何だか情けなくなってきた。それと何だか負けた気になってしまった。悔しくて悔しくて。
それと、さっきも書いたけど女の子に対してコンプレックスもあって簿俺は段々と冷静ではいられなくなった。
1「帰る。悪いね。何だか、俺のせいでせっかく楽しい飲みが台無しだな。」
あ「ちょっと待ってってー けいこ は全然OKだと思うぞー。なー?」
け「え・・・そんなこと・・・・・・」
1「ほら、嫌がってるじゃん。な?なんかこういうのよくないよ。うん。」
あ「そんな堅いこと言うなって、そんなんだからお前童t」
あたる の声をさえぎるように俺は逃げだした。なんか。いきなりそんなこと言い始めた自分が恥ずかしくもなったし、居づらくなった。
気が付くと、自宅のアパートのベットに寝転がった。必死に眠ろうとするのだけど、 けいこ への罪悪感、そしてなによりあのエロい体が脳裏に焼き付いて眠れなかった。
暫くすると、深夜も遅いのにインターホンが鳴った。
43 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:31:37.37 ID:M0snwiqO0
そこには けいこ が立っていた。
け「さっきは先輩がごめん。ちょっと申し訳ないなって思って。」
はにかみながら けいこ はえへへと微笑んでいた。
1「いや、ごめん。俺もかっとなっちゃって。」
け「ううん。こちらこそ。先輩滅茶苦茶な人だけど悪い人じゃないからさ。」
1「いや、知ってる。もう怒ってないし。平気だよ。で、どうしたの?」
け「お詫びにそこのコンビニでちょっとしたの買ってきたんだ。良かったら飲み直しませんか!」
そんなこと屈託のない笑顔で言われるものだから、俺も けいこ を家に上げることにした。勿論家に女の子を上げるなんて初めてだった。
44 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:40:07.61 ID:M0snwiqO0
け「へぇ。意外と片付いてるんだ。」
1「マジマジ部屋見られるとなんか恥ずかしいな。あんまり片づけてないけどごめん。」
け「ううん。先輩の部屋より片付いてない?一人暮らしの男の部屋って汚いものだと思ってたから。」
1「そうかな。まぁ、あまり家にいる時間が短いからね。汚くなりようがないんだよね。」
け「あーこれ!東方の魔理沙のフィギュア?」
1「ほう、知ってるんだな。」
け「あんまり知らないけどね。でも霊夢ちゃんと魔理沙ちゃんだけは知ってる。あとは早苗ちゃん。」
1「へー意外。」
け「まぁ、多少はね?あ、これ土星マンション!これ私も大好きなんだよね!!」
と、まぁ好きな漫画が一致したりして嬉しかった。だって、始めたときに こんなかわいい子が俺とまともに話してくれるわけはないって思ってたから。あ、土星マンションはマジで面白いです。おすすめ。
そんなこんなで、好きな漫画から始まり、意外とこの子もゲームやら漫画が好きだと知って色々と話が盛り上がった。
あたる の高校時代の話から、俺の身の上話まで。凄く楽しかった。
50 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:02:18.79 ID:M0snwiqO0
他愛のない話から恋愛の話になった。
好みのタイプとか。俺はぶらばんってエロゲの海老原みなせちゃんが永遠の嫁なんだ。
ああいう元気で明るくて気立てのいい子が好みだと言ったら、そんないい子二次元だけだよーなんて笑いあったりした。
その後 恋愛遍歴の話になって、当然俺はそんなこと殆どなくて小学の時の苦い初恋の話をした。(これがいじめにつながってるんだけど、重くなるのが嫌なのでこの時は伏せた。)
そんでもって、 けいこ の話を聞こうとした。意外なことに あたる は けいこ の元カレだと思ったがそんなことは無く、同じクラスの友達と付き合っていたようだ。
その後は、大学に入ってからずっと付き合ってる彼氏がいるということを教えてくれた。
45 :名も無き被検体774号+:2014/02/06(木) 09:42:04.63 ID:2YD+gpJF0
なんで初対面の1の家に けいこ が1人で来てんの
51 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:09:54.39 ID:M0snwiqO0
>>45
ごめん。説明が吹っ飛んでたな。
俺が珍しく感情を荒げたものだから心配になったらしい。
だけども、俺に顔合わせづらかったのとけいこ が俺の家に一人で行かせたら面白いことになるだろうなと思ったらしい。
なのでアパート前までついて行ってそそくさと帰って行ったそうな。
と、あたる から後日聞きました。ホントアイツは何を考えていたのやら。
け「私、最悪だよね?彼氏いるのにさ。先輩とさ、何というか。セフレみたいな関係になってるんだ。」
1「実はあいつから聞いてる。」
け「・・・・・・私の事、軽蔑するよね?だってこれって浮気。人として良くないことしてる。」
52 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:12:12.52 ID:M0snwiqO0
俺は、しばらく何とも言えなかった。
でも、沈痛な面持ちでそれを吐露する彼女が見ていられなかった。
1「そうは言いながらも そういうことするってことはさ。」
け「え?」
1「何か辛いことでもあっての逃避行動なんでしょ?」
け「でもさ!こうやって体だけの関係するみたいなのって良くないよね。どんな理由があるにしろさ。最悪な女だ。私。」
1「ほら。そこまでの理由があるってことじゃない。ね?こんなこと言うの、あれかも知れないけど、良かったらさ。俺に話してみてよ。いや、言いにくい話だったらいいんだ。他人のプライバシーを詮索する趣味もないしさ。なんかごめん。おこがましいよね、俺みたいなキモヲタがさ。」
け「・・・いて」
けいこ は何やらつむきながらぼそっとつぶやいていた。
1「ん?どうかした?」
け「きいて・・・お願い。」
自分で言い出したことだし、何よりこの子の話を僕は聞かなければと思った。
54 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:34:57.09 ID:M0snwiqO0
けいこ の話はこうだ。
大学からずっと付き合ってる彼がいるが、もう実は好きではない。
その彼氏が依存体質で束縛が激しすぎるらしい。メールや電話に直ぐに応じないと けいこ に手をあげ、友達との飲み会も事前にメンバーや時間、場所を言っておかないと怒るようだ。
一回 けいこ が別れを切り出したら「お前がいなくなったら俺は どうにかなってしまう。」などと言ってくるらしい。
けいこ はそういわれると彼氏がかわいそうになって別れを撤回するというのが日常茶飯事になっていた。
そんな時、たまたま高校時代の部活の同窓会で再会した あたる に打ち明けたら、親身になって相談に乗ってくれた。
そして、いつの間にか体を許すようになってしまった。
だけども、やはりこれは浮気でダメだとわかっているのだが、あたる に呼び出されてしまうと家に行ってセクロスをしてしまうのだという。
でも、 あたる は基本的には自分では動かなくてそのセクロスも最近は満足していないようだという。
け「やっぱ私、最悪な女だ。1君。聞いてくれてありがとう。うれしかったよ。あと数時間もすれば始発もみたいだから動いたらすぐに帰るね。」
俺は、何も言えなかった。
ただ、けいこ がうつむきながら涙を浮かべているのだけは見えた。
だから動いた。
55 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:37:32.69 ID:M0snwiqO0
け「1君!?ど、どうしたの?」
1「なんか、分かんないけど。 けいこ さん辛かったんだよね。ごめん。キモヲタなのにこんなことして。」
何故か、彼女を抱かなきゃいけないと思っての行動だった。
理由はわからないけど。多分。お酒のせい。
今思い出すだけで恥ずかしい。
ただ一つ泣いてるこの子がほおっておけないと思った。
1「ごめん。本当にごめん。もうこれ以上何もしないから。」
け「・・・・・・いいの。うれしい。今だけはこうしていたいな。」
そうやって僕は けいこ と暫く抱き合っていた。
どのくらいたったろうか けいこ が耳元で囁いきた。
け「ねぇこっちむいて」
僕は唇を奪われた。当然ファーストキス。
こんなキモヲタにだ。驚いた。
>>次のページへ続く
「まだ、精算できてないぞ?そうだなぁブラ脱ごうか。 とりあえずそれでいいから。」
「え、でも・・・・・・」
「あの話するけど。」
「う・・・うぅ・・・」
「お前も見ておけって、こいつマジでスタイル良いからさ!」
「ちょちょちょ!先輩!!何言ってるんですか!・・・・・ひゃ!」
俺の理性は耐えかねて見てしまった。彼女の肢体を。
出るところは出て、くびれているところはくびれた綺麗なプロポーションだった。
なにより胸は程よく大きく、乳首はツンと立っていて、セフレがいるほど遊んでいると思っていたが乳輪は以外にもピンクっぽかった。
余りに綺麗なので思わず見とれてしまったが、言い知れぬ罪悪感にさいなまれ「ごめん。」と謝罪を述べてトイレにでも行って頭を冷やすために席を立った。
36 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:06:51.99 ID:M0snwiqO0
トイレに駆け込んだ俺は、結果的に無理やりゲームに誘ってしまったのと、見てしまったことで罪悪感で、頭を抱えていた。
これは、 あたる のシナリオ通りなのだろうか。しかし それにしても女の子がここまで困っているのは何とも悪い気になった。
しかしながら、あの頬を赤らめながら立派な体を隠している彼女の姿を思い出すと、思考に反して愚息は反応していた。
酔いが少しはさめてくると、外から何やら妖しい声が聞こえてくるのに気付き、頭を抱えるのをやめた。これは明らかに けいこ の声であった。何やら甲高い声だ。
トイレを出るとすぐに分かった。 けいこ が喘いでいた。
「ちょ・・・あ・・・・・・せんぱい・・・んあ」
「けいこ ー乳首こんなんなってるぞ?」
「いわ・・・ないで・・・ひゃん!」
と、ドアの向こうから聞こえてくるじゃないか。何だかよく分からんがドア一枚向こうでは何やらおっぱじまっていた。
38 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:10:09.02 ID:M0snwiqO0
>>32,33
ごめんなさい。話長くなるうえに書きだめしてないんです。申し訳ない。
ちょっといろいろあって衝動的に書こうと決めたもんで。
>>34,35
名前付けます。ごめんなさい慣れてないもので。
「なんだよ。今日は下もすごいなぁー」
「ちょ、やめ・・・!せんぱい!聞こえ・・・ちゃ・・・うあん!」
「そうか1に見られて興奮したんだな。パンツもぐっしょりじゃないか。」
「ほん・・・ともぉ・・・やめ!んあ!・・・」
物凄く居づらくて今にも逃げたいけどもう少し聞いていたかった。
すると、突然
「1!いるんだろ!入って来いよ!」
「え、1君?ちょだめ・・・ひゃん!」
と あたる に声をかけられ、俺はここで見ているのも何だかあれだと思って意を決して部屋に入った。
部屋の中には、パンツが半脱ぎになって息使いの荒くなっている けいこ と、にやにやと相変わらず悪い笑顔を浮かべた中がいた。
39 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:18:12.82 ID:M0snwiqO0
とか言っておきながら名前つけてなかったですね。申し訳ない。
その光景に僕は茫然としてしまった。
いままで こういうのはエロゲとか漫画とかAVでしか見たことなかったからだ。
あ「おい、どうした1よ。ボーっとして」
1「いやぁその。カルチャーショック的な。あはは。」
け「・・・」
しばらくこのまま三人とも無言で何やら気まずい感じだった。すると あたる が
あ「あ、そうだ。 けいこ 。お前、まだ負け分しか精算してないぞ?どうだ、俺の勝ち分の代わりに1のアパート行こうぜ。」
け「え、せ、先輩どういうことですか?」
あ「どういうことって、みんなで1の家に行くんだよ。それであれだ。有体に言えば1の童貞卒業させてやれ。な?」
け「え、ちょっと待って下さい!先輩!いくらなんでも!!」
突然の急展開に俺は頭がついていけなかった。とりあえず俺の家に来るそれだけしか理解できなかった。
42 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:26:23.39 ID:M0snwiqO0
でも、はっと我に返った。これで童貞を卒業するのはどうなんだろうか?
何だか、借金のかたに体を差し出すみたいな感じで、けいこ はそんなんでいいのか。
ここまで女の子を追いつめて俺は何だか情けなくなってきた。それと何だか負けた気になってしまった。悔しくて悔しくて。
それと、さっきも書いたけど女の子に対してコンプレックスもあって簿俺は段々と冷静ではいられなくなった。
1「帰る。悪いね。何だか、俺のせいでせっかく楽しい飲みが台無しだな。」
あ「ちょっと待ってってー けいこ は全然OKだと思うぞー。なー?」
け「え・・・そんなこと・・・・・・」
1「ほら、嫌がってるじゃん。な?なんかこういうのよくないよ。うん。」
あ「そんな堅いこと言うなって、そんなんだからお前童t」
あたる の声をさえぎるように俺は逃げだした。なんか。いきなりそんなこと言い始めた自分が恥ずかしくもなったし、居づらくなった。
気が付くと、自宅のアパートのベットに寝転がった。必死に眠ろうとするのだけど、 けいこ への罪悪感、そしてなによりあのエロい体が脳裏に焼き付いて眠れなかった。
暫くすると、深夜も遅いのにインターホンが鳴った。
43 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:31:37.37 ID:M0snwiqO0
そこには けいこ が立っていた。
け「さっきは先輩がごめん。ちょっと申し訳ないなって思って。」
はにかみながら けいこ はえへへと微笑んでいた。
1「いや、ごめん。俺もかっとなっちゃって。」
け「ううん。こちらこそ。先輩滅茶苦茶な人だけど悪い人じゃないからさ。」
1「いや、知ってる。もう怒ってないし。平気だよ。で、どうしたの?」
け「お詫びにそこのコンビニでちょっとしたの買ってきたんだ。良かったら飲み直しませんか!」
そんなこと屈託のない笑顔で言われるものだから、俺も けいこ を家に上げることにした。勿論家に女の子を上げるなんて初めてだった。
44 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 09:40:07.61 ID:M0snwiqO0
け「へぇ。意外と片付いてるんだ。」
1「マジマジ部屋見られるとなんか恥ずかしいな。あんまり片づけてないけどごめん。」
け「ううん。先輩の部屋より片付いてない?一人暮らしの男の部屋って汚いものだと思ってたから。」
1「そうかな。まぁ、あまり家にいる時間が短いからね。汚くなりようがないんだよね。」
け「あーこれ!東方の魔理沙のフィギュア?」
1「ほう、知ってるんだな。」
け「あんまり知らないけどね。でも霊夢ちゃんと魔理沙ちゃんだけは知ってる。あとは早苗ちゃん。」
1「へー意外。」
け「まぁ、多少はね?あ、これ土星マンション!これ私も大好きなんだよね!!」
と、まぁ好きな漫画が一致したりして嬉しかった。だって、始めたときに こんなかわいい子が俺とまともに話してくれるわけはないって思ってたから。あ、土星マンションはマジで面白いです。おすすめ。
そんなこんなで、好きな漫画から始まり、意外とこの子もゲームやら漫画が好きだと知って色々と話が盛り上がった。
あたる の高校時代の話から、俺の身の上話まで。凄く楽しかった。
50 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:02:18.79 ID:M0snwiqO0
他愛のない話から恋愛の話になった。
好みのタイプとか。俺はぶらばんってエロゲの海老原みなせちゃんが永遠の嫁なんだ。
ああいう元気で明るくて気立てのいい子が好みだと言ったら、そんないい子二次元だけだよーなんて笑いあったりした。
その後 恋愛遍歴の話になって、当然俺はそんなこと殆どなくて小学の時の苦い初恋の話をした。(これがいじめにつながってるんだけど、重くなるのが嫌なのでこの時は伏せた。)
そんでもって、 けいこ の話を聞こうとした。意外なことに あたる は けいこ の元カレだと思ったがそんなことは無く、同じクラスの友達と付き合っていたようだ。
その後は、大学に入ってからずっと付き合ってる彼氏がいるということを教えてくれた。
45 :名も無き被検体774号+:2014/02/06(木) 09:42:04.63 ID:2YD+gpJF0
なんで初対面の1の家に けいこ が1人で来てんの
51 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:09:54.39 ID:M0snwiqO0
>>45
ごめん。説明が吹っ飛んでたな。
俺が珍しく感情を荒げたものだから心配になったらしい。
だけども、俺に顔合わせづらかったのとけいこ が俺の家に一人で行かせたら面白いことになるだろうなと思ったらしい。
なのでアパート前までついて行ってそそくさと帰って行ったそうな。
と、あたる から後日聞きました。ホントアイツは何を考えていたのやら。
け「私、最悪だよね?彼氏いるのにさ。先輩とさ、何というか。セフレみたいな関係になってるんだ。」
1「実はあいつから聞いてる。」
け「・・・・・・私の事、軽蔑するよね?だってこれって浮気。人として良くないことしてる。」
52 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:12:12.52 ID:M0snwiqO0
俺は、しばらく何とも言えなかった。
でも、沈痛な面持ちでそれを吐露する彼女が見ていられなかった。
1「そうは言いながらも そういうことするってことはさ。」
け「え?」
1「何か辛いことでもあっての逃避行動なんでしょ?」
け「でもさ!こうやって体だけの関係するみたいなのって良くないよね。どんな理由があるにしろさ。最悪な女だ。私。」
1「ほら。そこまでの理由があるってことじゃない。ね?こんなこと言うの、あれかも知れないけど、良かったらさ。俺に話してみてよ。いや、言いにくい話だったらいいんだ。他人のプライバシーを詮索する趣味もないしさ。なんかごめん。おこがましいよね、俺みたいなキモヲタがさ。」
け「・・・いて」
けいこ は何やらつむきながらぼそっとつぶやいていた。
1「ん?どうかした?」
け「きいて・・・お願い。」
自分で言い出したことだし、何よりこの子の話を僕は聞かなければと思った。
54 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:34:57.09 ID:M0snwiqO0
けいこ の話はこうだ。
大学からずっと付き合ってる彼がいるが、もう実は好きではない。
その彼氏が依存体質で束縛が激しすぎるらしい。メールや電話に直ぐに応じないと けいこ に手をあげ、友達との飲み会も事前にメンバーや時間、場所を言っておかないと怒るようだ。
一回 けいこ が別れを切り出したら「お前がいなくなったら俺は どうにかなってしまう。」などと言ってくるらしい。
けいこ はそういわれると彼氏がかわいそうになって別れを撤回するというのが日常茶飯事になっていた。
そんな時、たまたま高校時代の部活の同窓会で再会した あたる に打ち明けたら、親身になって相談に乗ってくれた。
そして、いつの間にか体を許すようになってしまった。
だけども、やはりこれは浮気でダメだとわかっているのだが、あたる に呼び出されてしまうと家に行ってセクロスをしてしまうのだという。
でも、 あたる は基本的には自分では動かなくてそのセクロスも最近は満足していないようだという。
け「やっぱ私、最悪な女だ。1君。聞いてくれてありがとう。うれしかったよ。あと数時間もすれば始発もみたいだから動いたらすぐに帰るね。」
俺は、何も言えなかった。
ただ、けいこ がうつむきながら涙を浮かべているのだけは見えた。
だから動いた。
55 :1 ◆rJ3Qm433xI :2014/02/06(木) 10:37:32.69 ID:M0snwiqO0
け「1君!?ど、どうしたの?」
1「なんか、分かんないけど。 けいこ さん辛かったんだよね。ごめん。キモヲタなのにこんなことして。」
何故か、彼女を抱かなきゃいけないと思っての行動だった。
理由はわからないけど。多分。お酒のせい。
今思い出すだけで恥ずかしい。
ただ一つ泣いてるこの子がほおっておけないと思った。
1「ごめん。本当にごめん。もうこれ以上何もしないから。」
け「・・・・・・いいの。うれしい。今だけはこうしていたいな。」
そうやって僕は けいこ と暫く抱き合っていた。
どのくらいたったろうか けいこ が耳元で囁いきた。
け「ねぇこっちむいて」
僕は唇を奪われた。当然ファーストキス。
こんなキモヲタにだ。驚いた。
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