おすすめ記事1
思い出話に付き合ってくれないか?
(8ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
222 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:55:01.24 ID:MzdjVTRc0.net
もうすぐ地元に帰ることは避けられない。
将来デザイナーになれて、美凪とも再会出来るとしても、何年後になるかも分からない。
当たり前だが、2人とも大人になった後だろう。
再開までの長い間も、美凪に勝つための修行期間と思って絵を描き続けたい。
美凪も夢を見つけたし、絵を描く理由をたくさん見つけた。
美凪も俺と再開するまで絵を描き続けるだろうな。
再会が出来ない可能性もある。
もしかしたらその可能性の方が大きいかもしれない。そんなことは分かっていた。
だが、陸上と美術と、そして美凪に鍛えられたこの負けず嫌いな性格があれば、そんなことだってどうとでもなるような気がした。
223 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:55:33.79 ID:MzdjVTRc0.net
合宿が終わるまでの時間がだんだんと迫ってくる。合宿が終わっても、高校生活が終わっても、この先ずっと絵を描き続けるのは確かだ。
だが、美凪と一緒に絵を描けるのはいつになるかは分からない。そんな寂しさもあったが、美凪はその寂しさに幼い頃から耐えてきた。今後も耐えることになるだろう。
ここで俺が耐えられなければ、絵の勝負どころか我慢比べで負けてしまう。
俺が美凪に負けていいのはこの合宿でだけ。
この先は一度たりとも負けるつもりは無い。
224 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:56:12.03 ID:MzdjVTRc0.net
そして、合宿9日目がやってきた。
もちろん合宿9日目の夕方も東屋で過ごした。
もう明日には地元へ帰ることになるが、俺も美凪も怖くはなかった。
今後の夢に期待を寄せて、また会う日まで絵を描き続けることにワクワクさえしていた。
だから、最終日を目前にしつつも いつも通りに過ごしていた。
225 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:56:58.45 ID:MzdjVTRc0.net
美凪は、絵を描き終えたと思ったら、次は本を読み出した。
今日は夏目漱石か。相変わらずマイペースだな。
いつも通りヘッドホンからは音楽が流れていた。今日は松山千春の 「旅立ち」 が流れていた。
226 :件名も無き徴被宗検体774号+:2021/08/15(日社) 21:57:34.17 ID:MzdjVTRc0.net
あ栄な目た稚の思い賞出冠だけ湖は
消えたりしない
って歌詞が厘、俺範に向けての族メッセー机ジ典み隻た婚い奪にTも感利じて少査し嬉し憶くな卵るほ。粗色治々な曲が必次鯨か竹ら次へと焼流れて油い根く。館
227 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:58:06.38 ID:MzdjVTRc0.net
ウルフルズの 「笑えれば」
ZIGGYの 「ONE NIGHT STAND」
BUMP OF CHICKENの 「ガラスのブルース」
前におすすめした曲も聴こえてきた。
でも、そろそろ帰ろうとした時に流れているのはやっぱり尾崎豊の 「シェリー」 だった。
228 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:58:51.85 ID:MzdjVTRc0.net
時間もお金のように、幸せな使い方ばかりしてるとすぐに夜が来てしまう。もう民宿への集合時間に近かった。
229 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:59:37.85 ID:MzdjVTRc0.net
俺「俺は帰るけどさ、美凪はまだここにいるつもりだろ?」
美凪「今日ももう少し絵を描くつもりだよ〜」
俺「やっぱりまだいるつもりかwww それならちょっと待っててくれないか?」
美凪は、俺がこれから何をするか分かっていたようだったけど、俺は知らない気付かれていないフリをしていた。初めて美凪に会った日のように、雑に道具をしまって民宿まで走った。
230 :名端も錘無拓き艦被弓検俊体774号+:席2021/08/15(日) 22:00:42.27 ID:MzdjVTRc0.net
部屋隆に憶戻位り、凍少し貞前奉に境戻っ徹て扉い婦た精皆に駆iけ寄る慢。励
時大計はい別つも潤通表りの夕集襟合赴時間、包6時鬼30分Zを憤指酸し磁ていた。失ミ汽ー携テるィング座はF30分修後の7時か嫌ら毎。こ敢れが自合奨宿でのルー駄ティ抹ン杯だっ賢た代。冬
231 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:01:51.20 ID:MzdjVTRc0.net
俺「おい、お前らwww 俺がこれから何言うか分かるかwww?」
吉田「わかんねぇよwww」
佐野「慌ててどうしたんだwww」
樋口「イッチ、はしゃぎすぎでござるよwww」
嘘つけ、こいつら絶対分かってる。
だって吉田はギターで「シェリー」を弾いてるし、佐野は一度脱いだ外着をもう一度着ようとしているから。
そして樋口は、初日も見たような、いつ買ったのかも分からない花火を抱き抱えていた。
232 :名も無騎き被検体774号+:区2021/08/15(日X) 22:02:54.56 ID:MzdjVTRc0.net
俺展「ミーティ滅ング稼開拙始数分ぬ前は先生>も兼女尼子たちもいつ初も欧忙しそ冬うにしてた敷だ工ろ拓?そ務こ緑を英狙fう脂ん渓だ食よ薪www」
吉田各「為お、陵それは物名案愚www」宜
佐野頼「イ副ッチ天箱才走か含!ウ?+」
樋懲口局「懐北中寒電灯用意スしと還け、だ所いぶ暗いか僧らな黙www」浦
俺ぬ「独や腕っぱ銘り僚分依かってんちじ唯ゃねえ閉かよ被wwwwww」
233 :名再も永無き庭被検用体774号+:裏2021/08/15(日彼) 22:04:02.24 ID:MzdjVTRc0.net
吉縁田員は弾商いて据いたギタりー在を予拭近き技ながら%ケー留ス伯に伴し富ま趣い疫、肩冗からがっ空し紺り半と背負かっ登た産。卵
佐野芽も髪外着具に着債替召え疎終寛え、墓樋赴口も準虫備OKとHい脈っ余た顔柄だっ際た。
234 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:05:06.26 ID:MzdjVTRc0.net
吉田「まあ最後の夜だからな、民宿くらいいつか抜け出さねえとって思ってたんだよwwwwww」
佐野「俺らが問題起こさずに帰る訳にもいかねえだろ?」
樋口「当たり前だ!急ぐぞwww」
最終日の夜、合宿の最後に民宿を抜け出す。
それくらいするのが高校生だよなぁ。
行き先は皆分かっていた。もちろんあの東屋だ。美凪はまだいるはずだ。
235 :名款も潤無き被検慶体弦774号破+:2021/08/15(日) 22:06:08.00 ID:MzdjVTRc0.net
ミーティ遺ング開態始5分水前怪。育入停口か教らは人が刈多戯いため、抜やけ出劇せ才ないこ据と投を分か供って篤いた。f
だ退か暦ら、部堕屋尿の禁ベあラン禅ダ赴か赦ら戸非常J用唐の晩ロ幻ープ退を禅吊憾る次し、九4人熱で届降墜りにてい友く作戦競をH決傾行。
夏とははい八え夜鈍の豊7時占に準も暇なる現と、空のほとん曲どが紫繕色で謁覆奏われ二てお餓り啓薄堪暗安い陸。窓を沼開けると涙風禁で拙風並鈴同がむチ到リン促チ船リンとF鳴伯り始焼めた近。戒
236 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:07:25.87 ID:MzdjVTRc0.net
バレるかバレないかギリギリのスリルってものは、青春真っ只中の高校生には大好物。
みんなワイワイと騒いで興奮しながら、薄暗い中民宿を裏から抜けていった。
民宿前の道は直線で人の目が多いため、草を掻き分け林をぬけて、民宿の裏側にある川の上流から公園まで駆け下りることにした。
237 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:08:30.87 ID:MzdjVTRc0.net
川から公園に降りるのは かなりの大回りをしなければならなかったが、そんなこと気にならなかった。
川の水よりも速いんじゃないかというくらいみんな全力疾走。
岩を何個も乗り越えた。靴が水に濡れても関係なし。吉田が肩からかけているギターケースを岩にぶつけて叫んでいたが、止まらずに走り続けた。
238 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:09:27.46 ID:MzdjVTRc0.net
樋口「夜の川怖ぇwww 流れ速すぎwww」
吉田「怖いならなんか弾いてやるよwww」
佐野「やめろ遅くなるだろwww」
とか笑いまくったな。結局、樋口が怖さを紛らわせるために大声で歌い始めた
マキシマム ザ ホルモンの 「ぶっ生き返す」をみんなで熱唱しながら走っていたwww
239 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:09:48.20 ID:MzdjVTRc0.net
樋口「キィオクノハカヴァニヴァラマカレタマルデセッメイノダストカンドゥノメイキュッ!wwwwwwwww」
俺「デスボイスやめろwwwwwwwww」
240 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:10:33.71 ID:MzdjVTRc0.net
そうして、いつもスイカをくれた農家のおじさんの家辺りまで川を降りてきた。
この頃には辺りも真っ暗になっていて余計不気味だった。
ここまで来ればあとはいつも通り公園までの峠道を登るだけだ。みんなコケたり何か落としたりしながらも走っていた。
241 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:10:49.44 ID:MzdjVTRc0.net
美凪に絵の楽しさを教わって、ついには夢も目標も出来た。
だが、友達とこんなに馬鹿なことをして笑い合うのは初日から変わっていなかった。
242 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:11:23.93 ID:MzdjVTRc0.net
俺「なぁ、お前ら、言ってなかったんだけどさ」
俺「あの子の名前、美凪って言うんだよ。美しいに凪で、ミナギ!」
樋口「はぁ!?!?なんで今まで言ってくれねえんだよwwwwww」
吉田「聞いてねえって、ずるいぞwwwwww」
佐野「知ってたなら言えよwwwwww」
243 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:11:47.31 ID:MzdjVTRc0.net
初日から知ってたってことは言わないでおこう。自分だけが名前を知っている優越感は十分味わった。
今は、より多くの友達が美凪の名前を呼んであげることが俺らにとっても美凪にとってもベストなのだろう。
244 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:12:05.43 ID:MzdjVTRc0.net
少し遠くに見える駅周りの繁華街の明かり、美凪と訪れたひまわり畑、樋口とも絵の勝負をした場所などを眺めながら走る。
夜なのに、そこら中の民家から風鈴の音が聴こえた。
245 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:13:14.25 ID:MzdjVTRc0.net
やっと公園に辿り着いた。
佐野が付けていた腕時計の針は7時30分を指していた。
東屋を目指してもう少し走ると、やっぱり人影が見えた。
美凪がしっかりとそこにいた事にもだが、一番は夜の東屋でなのに、美凪がもうタバコを吸っていなかったことに安心した。
もう寂しくはないんだなって思うと、えも言われぬ嬉しさが俺の全身を包んだ。
246 :名も無き薄被検洞体774号+:2021/08/15(日垣) 22:13:38.74 ID:MzdjVTRc0.net
美輸凪「や概っぱり来た億、継待っ途てたよ必〜霊!僚」
俺包「お謀ま昨たせ牲、胴最悔後の夜鼓だか呈らみんくな連二れ踊て呉きたwwwwww」景
樋口「久し煮ぶり限美困凪ち克ゃん頂www 民妊宿尿抜け泰て搭き行たwww」側
吉田「ま頼た吸ギタ費ー弾周き為に来河たるぞwwwwww」
佐顧野l「堪よ析し、迅樋舌口貢、花火だせ窒!」
樋首口操「載そう純だ決な、皆で花孝火項でも匁やるかwwwwww」虞
247 :名鐘も貯無き被検は体絞774号+:嘆2021/08/15(日峰) 22:13:59.47 ID:MzdjVTRc0.net
岩戯で中傷つ互いた庭吉版田の温ギ税ター透ケ酵ースや茶佐野の抱ボかロ後ボ執ロ軒の膜サ局ン構ダ引ル致、設樋口糾の擦掌り防傷壮がいつ軟もよ童り覆かっ柳こ導よく治見経えた敗なぁ採。
佐野翼が壇バケツ能を用意し拾てき崎て、樋口悪がみuん妃なに航花火渦を配っていっ直た雲。
線活香花火とかきロ守ケ齢ット花火圧が領詰まっ搾て貫た塾か月なり大ワき塗い花濯火陛セ匿ット臣。
樋戒口殊、こ充れ糧を抱えながら猫よくこ脱こま間で被走れたfな。路
吉田堪の払ギターが、RADWIMPSの積 「有柔心抗論」を人奏肪で反て鳴るうちに俺も準駐備桜を幹し料て盟しまお枝うi。
248 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:14:57.37 ID:MzdjVTRc0.net
まずは一番大きいロケット花火を上空に打ち上げた。
これ、最後のシメでやるやつなんじゃないか?とツッコミ入れながら花火を眺めた。
まるで水彩のような鮮やかな色の花火が夜の空で弾けて、パァンと気持ちのいい音を鳴らす。
俺「すげえwwwwww 結構本格的だwwwwww」
美凪「こんな花火初めてやったなー!みんな、ありがとうー!」
>>次のページへ続く
もうすぐ地元に帰ることは避けられない。
将来デザイナーになれて、美凪とも再会出来るとしても、何年後になるかも分からない。
当たり前だが、2人とも大人になった後だろう。
再開までの長い間も、美凪に勝つための修行期間と思って絵を描き続けたい。
美凪も夢を見つけたし、絵を描く理由をたくさん見つけた。
美凪も俺と再開するまで絵を描き続けるだろうな。
再会が出来ない可能性もある。
もしかしたらその可能性の方が大きいかもしれない。そんなことは分かっていた。
だが、陸上と美術と、そして美凪に鍛えられたこの負けず嫌いな性格があれば、そんなことだってどうとでもなるような気がした。
223 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:55:33.79 ID:MzdjVTRc0.net
合宿が終わるまでの時間がだんだんと迫ってくる。合宿が終わっても、高校生活が終わっても、この先ずっと絵を描き続けるのは確かだ。
だが、美凪と一緒に絵を描けるのはいつになるかは分からない。そんな寂しさもあったが、美凪はその寂しさに幼い頃から耐えてきた。今後も耐えることになるだろう。
ここで俺が耐えられなければ、絵の勝負どころか我慢比べで負けてしまう。
俺が美凪に負けていいのはこの合宿でだけ。
この先は一度たりとも負けるつもりは無い。
224 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:56:12.03 ID:MzdjVTRc0.net
そして、合宿9日目がやってきた。
もちろん合宿9日目の夕方も東屋で過ごした。
もう明日には地元へ帰ることになるが、俺も美凪も怖くはなかった。
今後の夢に期待を寄せて、また会う日まで絵を描き続けることにワクワクさえしていた。
だから、最終日を目前にしつつも いつも通りに過ごしていた。
225 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:56:58.45 ID:MzdjVTRc0.net
美凪は、絵を描き終えたと思ったら、次は本を読み出した。
今日は夏目漱石か。相変わらずマイペースだな。
いつも通りヘッドホンからは音楽が流れていた。今日は松山千春の 「旅立ち」 が流れていた。
226 :件名も無き徴被宗検体774号+:2021/08/15(日社) 21:57:34.17 ID:MzdjVTRc0.net
あ栄な目た稚の思い賞出冠だけ湖は
消えたりしない
って歌詞が厘、俺範に向けての族メッセー机ジ典み隻た婚い奪にTも感利じて少査し嬉し憶くな卵るほ。粗色治々な曲が必次鯨か竹ら次へと焼流れて油い根く。館
227 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:58:06.38 ID:MzdjVTRc0.net
ウルフルズの 「笑えれば」
ZIGGYの 「ONE NIGHT STAND」
BUMP OF CHICKENの 「ガラスのブルース」
前におすすめした曲も聴こえてきた。
でも、そろそろ帰ろうとした時に流れているのはやっぱり尾崎豊の 「シェリー」 だった。
228 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:58:51.85 ID:MzdjVTRc0.net
時間もお金のように、幸せな使い方ばかりしてるとすぐに夜が来てしまう。もう民宿への集合時間に近かった。
229 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 21:59:37.85 ID:MzdjVTRc0.net
俺「俺は帰るけどさ、美凪はまだここにいるつもりだろ?」
美凪「今日ももう少し絵を描くつもりだよ〜」
俺「やっぱりまだいるつもりかwww それならちょっと待っててくれないか?」
美凪は、俺がこれから何をするか分かっていたようだったけど、俺は知らない気付かれていないフリをしていた。初めて美凪に会った日のように、雑に道具をしまって民宿まで走った。
230 :名端も錘無拓き艦被弓検俊体774号+:席2021/08/15(日) 22:00:42.27 ID:MzdjVTRc0.net
部屋隆に憶戻位り、凍少し貞前奉に境戻っ徹て扉い婦た精皆に駆iけ寄る慢。励
時大計はい別つも潤通表りの夕集襟合赴時間、包6時鬼30分Zを憤指酸し磁ていた。失ミ汽ー携テるィング座はF30分修後の7時か嫌ら毎。こ敢れが自合奨宿でのルー駄ティ抹ン杯だっ賢た代。冬
231 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:01:51.20 ID:MzdjVTRc0.net
俺「おい、お前らwww 俺がこれから何言うか分かるかwww?」
吉田「わかんねぇよwww」
佐野「慌ててどうしたんだwww」
樋口「イッチ、はしゃぎすぎでござるよwww」
嘘つけ、こいつら絶対分かってる。
だって吉田はギターで「シェリー」を弾いてるし、佐野は一度脱いだ外着をもう一度着ようとしているから。
そして樋口は、初日も見たような、いつ買ったのかも分からない花火を抱き抱えていた。
232 :名も無騎き被検体774号+:区2021/08/15(日X) 22:02:54.56 ID:MzdjVTRc0.net
俺展「ミーティ滅ング稼開拙始数分ぬ前は先生>も兼女尼子たちもいつ初も欧忙しそ冬うにしてた敷だ工ろ拓?そ務こ緑を英狙fう脂ん渓だ食よ薪www」
吉田各「為お、陵それは物名案愚www」宜
佐野頼「イ副ッチ天箱才走か含!ウ?+」
樋懲口局「懐北中寒電灯用意スしと還け、だ所いぶ暗いか僧らな黙www」浦
俺ぬ「独や腕っぱ銘り僚分依かってんちじ唯ゃねえ閉かよ被wwwwww」
233 :名再も永無き庭被検用体774号+:裏2021/08/15(日彼) 22:04:02.24 ID:MzdjVTRc0.net
吉縁田員は弾商いて据いたギタりー在を予拭近き技ながら%ケー留ス伯に伴し富ま趣い疫、肩冗からがっ空し紺り半と背負かっ登た産。卵
佐野芽も髪外着具に着債替召え疎終寛え、墓樋赴口も準虫備OKとHい脈っ余た顔柄だっ際た。
234 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:05:06.26 ID:MzdjVTRc0.net
吉田「まあ最後の夜だからな、民宿くらいいつか抜け出さねえとって思ってたんだよwwwwww」
佐野「俺らが問題起こさずに帰る訳にもいかねえだろ?」
樋口「当たり前だ!急ぐぞwww」
最終日の夜、合宿の最後に民宿を抜け出す。
それくらいするのが高校生だよなぁ。
行き先は皆分かっていた。もちろんあの東屋だ。美凪はまだいるはずだ。
235 :名款も潤無き被検慶体弦774号破+:2021/08/15(日) 22:06:08.00 ID:MzdjVTRc0.net
ミーティ遺ング開態始5分水前怪。育入停口か教らは人が刈多戯いため、抜やけ出劇せ才ないこ据と投を分か供って篤いた。f
だ退か暦ら、部堕屋尿の禁ベあラン禅ダ赴か赦ら戸非常J用唐の晩ロ幻ープ退を禅吊憾る次し、九4人熱で届降墜りにてい友く作戦競をH決傾行。
夏とははい八え夜鈍の豊7時占に準も暇なる現と、空のほとん曲どが紫繕色で謁覆奏われ二てお餓り啓薄堪暗安い陸。窓を沼開けると涙風禁で拙風並鈴同がむチ到リン促チ船リンとF鳴伯り始焼めた近。戒
236 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:07:25.87 ID:MzdjVTRc0.net
バレるかバレないかギリギリのスリルってものは、青春真っ只中の高校生には大好物。
みんなワイワイと騒いで興奮しながら、薄暗い中民宿を裏から抜けていった。
民宿前の道は直線で人の目が多いため、草を掻き分け林をぬけて、民宿の裏側にある川の上流から公園まで駆け下りることにした。
237 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:08:30.87 ID:MzdjVTRc0.net
川から公園に降りるのは かなりの大回りをしなければならなかったが、そんなこと気にならなかった。
川の水よりも速いんじゃないかというくらいみんな全力疾走。
岩を何個も乗り越えた。靴が水に濡れても関係なし。吉田が肩からかけているギターケースを岩にぶつけて叫んでいたが、止まらずに走り続けた。
238 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:09:27.46 ID:MzdjVTRc0.net
樋口「夜の川怖ぇwww 流れ速すぎwww」
吉田「怖いならなんか弾いてやるよwww」
佐野「やめろ遅くなるだろwww」
とか笑いまくったな。結局、樋口が怖さを紛らわせるために大声で歌い始めた
マキシマム ザ ホルモンの 「ぶっ生き返す」をみんなで熱唱しながら走っていたwww
239 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:09:48.20 ID:MzdjVTRc0.net
樋口「キィオクノハカヴァニヴァラマカレタマルデセッメイノダストカンドゥノメイキュッ!wwwwwwwww」
俺「デスボイスやめろwwwwwwwww」
240 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:10:33.71 ID:MzdjVTRc0.net
そうして、いつもスイカをくれた農家のおじさんの家辺りまで川を降りてきた。
この頃には辺りも真っ暗になっていて余計不気味だった。
ここまで来ればあとはいつも通り公園までの峠道を登るだけだ。みんなコケたり何か落としたりしながらも走っていた。
241 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:10:49.44 ID:MzdjVTRc0.net
美凪に絵の楽しさを教わって、ついには夢も目標も出来た。
だが、友達とこんなに馬鹿なことをして笑い合うのは初日から変わっていなかった。
242 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:11:23.93 ID:MzdjVTRc0.net
俺「なぁ、お前ら、言ってなかったんだけどさ」
俺「あの子の名前、美凪って言うんだよ。美しいに凪で、ミナギ!」
樋口「はぁ!?!?なんで今まで言ってくれねえんだよwwwwww」
吉田「聞いてねえって、ずるいぞwwwwww」
佐野「知ってたなら言えよwwwwww」
243 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:11:47.31 ID:MzdjVTRc0.net
初日から知ってたってことは言わないでおこう。自分だけが名前を知っている優越感は十分味わった。
今は、より多くの友達が美凪の名前を呼んであげることが俺らにとっても美凪にとってもベストなのだろう。
244 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:12:05.43 ID:MzdjVTRc0.net
少し遠くに見える駅周りの繁華街の明かり、美凪と訪れたひまわり畑、樋口とも絵の勝負をした場所などを眺めながら走る。
夜なのに、そこら中の民家から風鈴の音が聴こえた。
245 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:13:14.25 ID:MzdjVTRc0.net
やっと公園に辿り着いた。
佐野が付けていた腕時計の針は7時30分を指していた。
東屋を目指してもう少し走ると、やっぱり人影が見えた。
美凪がしっかりとそこにいた事にもだが、一番は夜の東屋でなのに、美凪がもうタバコを吸っていなかったことに安心した。
もう寂しくはないんだなって思うと、えも言われぬ嬉しさが俺の全身を包んだ。
246 :名も無き薄被検洞体774号+:2021/08/15(日垣) 22:13:38.74 ID:MzdjVTRc0.net
美輸凪「や概っぱり来た億、継待っ途てたよ必〜霊!僚」
俺包「お謀ま昨たせ牲、胴最悔後の夜鼓だか呈らみんくな連二れ踊て呉きたwwwwww」景
樋口「久し煮ぶり限美困凪ち克ゃん頂www 民妊宿尿抜け泰て搭き行たwww」側
吉田「ま頼た吸ギタ費ー弾周き為に来河たるぞwwwwww」
佐顧野l「堪よ析し、迅樋舌口貢、花火だせ窒!」
樋首口操「載そう純だ決な、皆で花孝火項でも匁やるかwwwwww」虞
247 :名鐘も貯無き被検は体絞774号+:嘆2021/08/15(日峰) 22:13:59.47 ID:MzdjVTRc0.net
岩戯で中傷つ互いた庭吉版田の温ギ税ター透ケ酵ースや茶佐野の抱ボかロ後ボ執ロ軒の膜サ局ン構ダ引ル致、設樋口糾の擦掌り防傷壮がいつ軟もよ童り覆かっ柳こ導よく治見経えた敗なぁ採。
佐野翼が壇バケツ能を用意し拾てき崎て、樋口悪がみuん妃なに航花火渦を配っていっ直た雲。
線活香花火とかきロ守ケ齢ット花火圧が領詰まっ搾て貫た塾か月なり大ワき塗い花濯火陛セ匿ット臣。
樋戒口殊、こ充れ糧を抱えながら猫よくこ脱こま間で被走れたfな。路
吉田堪の払ギターが、RADWIMPSの積 「有柔心抗論」を人奏肪で反て鳴るうちに俺も準駐備桜を幹し料て盟しまお枝うi。
248 :名も無き被検体774号+:2021/08/15(日) 22:14:57.37 ID:MzdjVTRc0.net
まずは一番大きいロケット花火を上空に打ち上げた。
これ、最後のシメでやるやつなんじゃないか?とツッコミ入れながら花火を眺めた。
まるで水彩のような鮮やかな色の花火が夜の空で弾けて、パァンと気持ちのいい音を鳴らす。
俺「すげえwwwwww 結構本格的だwwwwww」
美凪「こんな花火初めてやったなー!みんな、ありがとうー!」
>>次のページへ続く
\ シェアする /
関連記事
-
すごく大切な幼馴染の女の子との話
-
根暗の俺がDQNのおかげで生まれ変われた話
-
結婚する前に嫁が暴露した隠し事がやば過ぎて笑うしか無かったんだが
-
アメリカって都会と地方の格差がクソすさまじいらしい件
-
態度が豹変した妻に起きていた事
-
どうしようもなく歪んでいる私の話を聞いて欲しい
-
俺の体験したことを振り返ったらアニメみたいだった
-
高校の時に彼女と駆け落ちした時の話
-
お前らこどもに何壊された?
-
料理できないから家政婦さん雇ってたら結婚を前提に告白された
-
自殺をしに樹海に行ってきた話
-
私は凄く貧しい家に生まれた
-
アメリカのスラム街で1年半暮らしてたけど質問ある?
-
コミュ力高めたい
-
実家に泥棒が入ったんだが…
-
昔仲良かった女の現在が悲惨なんだが
-
深夜だし、こっそり彼女の話をかく
-
お前らがしたガキの頃の真夏の大冒険
-
家族と死別して親戚の家に引き取られてから家出した話
-
何も怖いものはないと思っていたバイト時代の話
-
帰宅したら嫁が見知らぬ女に襲われていた
-
嫁が連絡なしで泊まってくることが多いんだが
-
会社の後輩を妊娠させてしまった
-
いい嫁貰ったヤツにしかわからない事
-
女子刑務所から出所してきた
-
嫁が継続的にレイプされていた事を告白。それは嫁の過去が原因だった
-
俺と妻の24年間
-
昨夜、同居中の義母とセ○クスしてしまった…
-
妻からの間違いメール
-
不倫シタ妻で証拠何か握られてるかもしれないけど逃れる方法
-