1 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 01:40:38.44 ID:4YWEkKQF0
記念でいろいろ書く。立ったらの話。
2 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 01:43:01.61 ID:YwT6nwfQ0
wktk
10 :1:2011/05/29(日) 02:19:22.42 ID:4YWEkKQF0
とりあえず当時のスペックを書くよ。
1→女 身長164cm
髪おかっぱで自分は黒髪だと信じていた
普通位の顔と身体 当時の理想男性像はは頭良くてカッコいい人
元彼→勿論男性 身長168cm
髪は少し長めの完璧なる黒髪 だが癖っ毛
普通位の顔となんか細い身体
女性は見た目重視ではない派
夜中なのでまた起きてから書くよ、
需要があればw
みんな寝ててw
11 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 02:23:16.53 ID:ENDipj0M0
何も内容が書かれてないのに寝られても需要があるはずなかろう
13 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 02:37:16.67 ID:4YWEkKQF0
>11 それもそうだな少し書けたからうpしておく。
彼とは中学三年生の8月に出会った。
パソコンのチャットで、文字だけの世界。
仲介したのはEという女友達。
Eは彼とネットで知り合って、
彼から「こういう女の子はいないか」と言われて
「こいつだろう☆」と思ったのが私だったそうな。
どういう条件だったのかは聞いていない。
で、「喋ってみてほしい」とEが頼んできた。
Eの知り合いならそんなに悪い人じゃないだろう。
ということで話してみることになった。
彼は当時日本ではなく、アメリカロサンゼルス州に住んでいた。
(生まれ育ちは完全にアメリカ、しかし両親は日本人。)
当時の私が携帯電話を持っていなかったため
パソコンしか交流するツールがなかったため
チャットで会話だ。
15 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 02:50:17.52 ID:4YWEkKQF0
人間第一印象は大事だ。
当然のように敬語で優しく話す。
たったそれだけだったのだが、話して一週間か二週間しないうちに
「好きです」
と画面に出てきた。
目を疑った。
人生初の告白される側だったが、
そんな短期間で彼は一体何を思って告白してきたのだろう。
私はまだ「自分」というものをさらけ出したつもりは無かった。
そして勿論彼のこともよく知らない。
彼には自分の写真を公開してもらったが
私は怖かったので公開しなかった。
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21 :1:2011/05/29(日) 10:25:19.47 ID:4YWEkKQF0
dat落ちを予想していたが残ってるー!!
期待に添える自信はないけどとりあえず続けます。
申し訳ないことに、私は当時好きな人がいた。
ただ、もうこれは望みがないと考えていたので
何もしていなかったのだが。
そのため、私は はっきりと
「好きな人がいるのでごめんなさい」と断った。
だが彼は食いついた。「友達でもいい」と。
友達ならと思ったし、少し罪悪感もあったので
それを了承した。
思えばこの時綺麗に叩き折ってやるべきだったかもしれない。
23 :1:2011/05/29(日) 11:15:41.36 ID:4YWEkKQF0
>>22 どうにもまとめ書きは苦手・・・。
友達としてお話すること数か月。
彼は私と付き合うことを諦めてはいなかった。
あれから少なくとも月1回は告白され、
同じ理由で断り続ける。
断られ続けるのも辛いだろうが、
断り続けるというのも辛かった。
季節は変わり、冬になっていた。
世間がバレンタインデーで浮かれている頃だったか、
何度目か忘れた告白を受ける。
夏から続くラブコールにとうとう折れて
「いいですよ」と言ってしまった。
何故 いいなどとと言ってしまったのかと
悔やまれるところである。
25 :1:2011/05/29(日) 12:35:48.09 ID:4YWEkKQF0
勿論彼は大喜び。
それからというもの、毎日時差のため夜は彼が学校に行く前、
朝は私が学校に行く前にちょっとチャットでしゃべる日が続いた。
高校受験もあったが乗り越え合格し
4月から高校生になった。
携帯をゲットした私には、
彼からチャットとは別に毎日メールが届いた。
それもちゃんと帰りの時間に合わせて。
内容はとりあえず毎回最後に「愛してる」
と書かれていたのを覚えている。
26 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 12:43:12.21 ID:pVrEJseM0
ほうほう、それで?
27 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/29(日) 12:52:44.54 ID:DkwDrLiv0
続けたまえ
28 :1:2011/05/29(日) 12:56:25.23 ID:4YWEkKQF0
少しして「会ってみないか」という話になった。
一応 付き合っているので顔写真を彼に公開した。
電話をしてお互いの声も聞いた。
しかし一度も会ったことがない。
いずれ会わなくてはならないだろうということで
会うことになった。
場所は東京都。なぜなら彼の祖母宅があるから。
アメリカからわざわざ東京まで来てくれるのだから
東京まで会いに行くの位はこっちが
負担するべきと考えた。
しかし見知らぬ人に自分一人で大丈夫とはとても思えなかったので、
Eを伴うことにした。
仲介人だし、Eと一緒なら大丈夫だろうということで親も了承。
会うのは夏休みに決まった。
29 :1:2011/05/29(日) 13:24:41.32 ID:4YWEkKQF0
高校1年生、夏休み
in 東京テレポート駅 with E.
炎天下。待っていると遠くから誰かがやってきた。
頭にNYの帽子。
肩くらいまで伸びた黒い癖っ毛。
アメリカンサイズなのか、だぼっとした白いTシャツ。
ベルトでなんとか固定されたアメリ(ryのジーンズ。
夏に不似合いな黒い、黒一色で頑丈そうなブーツ的シューズ
そして黒いリュックサックを背負っていたのは、彼であった。
緊張でドキドキしていたが、
心の内で呟いた「これはないわぁ…」
ぶっちゃけ最初写真を貰った時から
「ないわぁ」と思っていた。
このドキドキは恋愛に結び付けられなかった。
30 :1:2011/05/29(日) 13:36:23.90 ID:4YWEkKQF0
立ち話もなんだから とりあえず移動しようということになり
フジテレビのカフェへ。
少し3人で世間話をした後、
彼と打ち合わせでもしていたのか、Eは
「じゃ俺お台場冒険王行ってくるからwwwごゆっくりwww」
と行ってどこかへ走り去ってしまった。
「え、E、ちょ、まdrftgyふじこ」
うろたえる私をEは置いて行き二人きりになってしまった。
すると彼は おもむろにケースを取り出した。
中には大量のトランプ。何をするのかと思いきや
「俺マジック得意なんだ。ちょっと見てよ」
まさかのマジックショーが始まった。
31 :1:2011/05/29(日) 13:52:06.45 ID:4YWEkKQF0
マジックショーが始まり
彼は あれこれとよくあるマジックを披露してくれた。
時折「すごーい」と言いながら、
私は夏休みに入る少し前の会話を思い出していた。
「俺、会ったら改めて告白するけど、もし断られたら
君と別れた後で車にでも轢かれて死ぬ」
などと言いだした。
ナニソレ自殺予告?断ったら、君死ぬの?
「死ねば?」と言っとけばよかったんじゃね?
とEは後々言っていたが
当時の私の頭にその発想はなかった。
マジックショーが終わる。
彼が真剣な顔になった。
「改めて言うけど、俺は本当に君が好きだ。
よかったら本当に付き合ってくれないか」
32 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 13:57:33.77 ID:upaCKAjp0
>>31
マジレスするがそういう時の「死ぬ」は立派な脅迫罪なんだ
34 :名も無き被検体774号+:2011/05/29(日) 14:11:48.95 ID:4YWEkKQF0
>>32
言われた時怖かったよー(><)
33 :1:2011/05/29(日) 14:08:57.51 ID:4YWEkKQF0
私の頭はフル回転する。
OKしたらこの人と付き合わなければならない。
断ると彼は自殺する可能性が高い。
20〜30秒ほどこの二択で悩んだ。
悩んだ末に出した結論は「…はい」だった。
チャットで出会ってから今まで、
彼はとても優しかった。
ずっとずっと好意を寄せてくれた。
こんな人ならきっと自分も好きになれるはず。
見た目じゃなく中身が好きになれるはず。
そう信じていた。
36 :1:2011/05/29(日) 14:27:08.81 ID:4YWEkKQF0
付き合うことになり、Eはいないので二人きり。
とりあえずお台場だしデートしようとなって、
ヴィーナスフォートへ。
真っ先に指輪を買ってくれた。
好きなのを選べと言うので
小さい石が中心にあるものを選んだ。
そして恋人の定番プリクラを撮った。
会ったばかりで身体や顔がくっつけていない上に
緊張で顔が笑っていない。
お互い当時プリクラをそんなに撮るタイプではなかったため
何も書かないシンプルすぎる出来になった。
38 :1:2011/05/29(日) 14:47:18.39 ID:4YWEkKQF0
更に定番デートは続く。
大観覧車に乗ることになった。
大観覧車の乗り場に行くと係の人が
「記念撮影はいかがですか?」などと聞いてくる。
「撮るのは無料で、乗った後でご希望があればご購入下さい」とのこと。
欲しければ買えばいいとの事だったので撮った。
そして観覧車へ。
景色は綺麗だったが それどころではない。
初対面の彼氏と観覧車。
誰もいない完全なる二人だけの世界。
そこで予想通り、ファーストキスは、奪われた。
甘酸っぱくレモンの味がするらしいファーストキスは
無味無臭感動も喜びなど全て足しても
10/100点くらいだった。
その後 Eと合流してカラオケに行ったりしていた。
帰りの電車で彼に手をつながれた。
Eがにやついていた。 大変気恥ずかしかった。
初日はそれで終了。
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