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風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談
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800 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/31(金) 09:19:46.37 ID:DXGNPEsc0
「私、呆気にとられる感じで、ベッドの上で見送ってしまった…」
「すげぇな」
「なにが?」
「プロの犯行って感じだな…w」
ようやく、軽口を叩ける余裕が、俺に戻ってきた。お掃除フェラもしたって話を聞いた時には、余裕で死ねるって思ってた程なのに。お前を殺して俺も死ぬ!くらいの気持ちが、確かにあったと思う。
「テーブルの上のお金が消えてた、とかそんなオチはないの?」
「ちょ、ちょっと!」
「こ、怖いこと言わないでよ!ちゃんとお金あったよ!」
「そかwww」
「むしろ5千円増えてたよ!」
「怖っ!そっちのほうがコエーだろwww」
「たぶんお釣り返すの忘れたかも」
「まぁチップだろ、チップ」
結局何だったんだろうソイツは。
俺と似てるだなんて評され、俺もちょっとソイツを理解しかけたつもりになったところもあったけど、結局わからないままだ。
気が付くと、すっか日も落ちて、辺りは闇夜に包まれてた。
825 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:01:15.12 ID:u2R0QVhz0
「怖いと言えば、お客さんに先に帰られちゃったりすると」
「うん…」
「ラブホに一人取り残されて、めっちゃ怖かった…」
「だよな…あの空間は…」
「その日は、一人でシャワーも浴びたし、本当に怖くて震えてた…」
「そっか…」
怖かったのは、ラブホに一人きり、ってただそれだけの理由じゃなかったんだろうと思う。
自分がしてしまったこと、もう後戻りできない現実に、マドカはきっと震えたのだ。
「それにしてもマドカさん」
「は、はい」
「よくもまぁバカ正直に、素直に話してくれましたね…」
「すいません…」
「やっぱ知らないほうが幸せなことってあるな…w」
「・・・・・。」
「言い辛いことは、ちょっとくらい隠してもよかったのに…」
「でも…」
「正直なのは良いことだけど、優しい嘘ってのも、世の中には必要かもな…」
「・・・・・。」
「根掘り葉掘り質問しまくった俺が言うのもなんだけどwww」
「そだねwww」
マドカがじっと俺のことを見つめて、俺はその瞳がちょっとだけ怖かった。
826 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:01:52.14 ID:u2R0QVhz0
「んで、送迎さんに電話して、迎えに来てもらって」
「うん」
「仮病使って、残りの予約客ドタキャンして、帰りました」
「で、次の日から休んだと?」
「うん。色々考えさせられることもあったし」
「うん」
「考えた結果、私がどういう結論を出したのかは、ノートに全部書いてある」
「はい」
「続きを見るか見ないかは、ヒロシに任せる…」
「うん…」
そこでマドカは、次の言葉を吐き出すまでに、すごく時間を要した。
「私のこと、嫌いにならないで…」
「お、初めて言えたな、そのセリフw」
「だって素直な気持ち言ってもいいって、ヒロシが言ったんだもん」
「うんw」
ちょっと考え込んでるフリして、すごく時間をかけ、俺もマドカに言葉を返すんだ…。
828 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:09:49.32 ID:u2R0QVhz0
以上が、顧客管理ノートを基に、マドカの口から直接聞き出した全てです。
支援してくださる方、ROMでもとりあえず読んでくださった方、ありがとうございました。
俺の代わりに、アレコレと戦ってくださっている方々にも感謝申し上げます。
俺としてはただ書き殴るだけなので、どこのスレでもいいのですが、続きは自分のスレでも立てて、そこで書こうと思います。
では。
※続きます
「私、呆気にとられる感じで、ベッドの上で見送ってしまった…」
「すげぇな」
「なにが?」
「プロの犯行って感じだな…w」
ようやく、軽口を叩ける余裕が、俺に戻ってきた。お掃除フェラもしたって話を聞いた時には、余裕で死ねるって思ってた程なのに。お前を殺して俺も死ぬ!くらいの気持ちが、確かにあったと思う。
「テーブルの上のお金が消えてた、とかそんなオチはないの?」
「ちょ、ちょっと!」
「こ、怖いこと言わないでよ!ちゃんとお金あったよ!」
「そかwww」
「むしろ5千円増えてたよ!」
「怖っ!そっちのほうがコエーだろwww」
「たぶんお釣り返すの忘れたかも」
「まぁチップだろ、チップ」
結局何だったんだろうソイツは。
俺と似てるだなんて評され、俺もちょっとソイツを理解しかけたつもりになったところもあったけど、結局わからないままだ。
気が付くと、すっか日も落ちて、辺りは闇夜に包まれてた。
825 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:01:15.12 ID:u2R0QVhz0
「怖いと言えば、お客さんに先に帰られちゃったりすると」
「うん…」
「ラブホに一人取り残されて、めっちゃ怖かった…」
「だよな…あの空間は…」
「その日は、一人でシャワーも浴びたし、本当に怖くて震えてた…」
「そっか…」
怖かったのは、ラブホに一人きり、ってただそれだけの理由じゃなかったんだろうと思う。
自分がしてしまったこと、もう後戻りできない現実に、マドカはきっと震えたのだ。
「それにしてもマドカさん」
「は、はい」
「よくもまぁバカ正直に、素直に話してくれましたね…」
「すいません…」
「やっぱ知らないほうが幸せなことってあるな…w」
「・・・・・。」
「言い辛いことは、ちょっとくらい隠してもよかったのに…」
「でも…」
「正直なのは良いことだけど、優しい嘘ってのも、世の中には必要かもな…」
「・・・・・。」
「根掘り葉掘り質問しまくった俺が言うのもなんだけどwww」
「そだねwww」
マドカがじっと俺のことを見つめて、俺はその瞳がちょっとだけ怖かった。
826 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:01:52.14 ID:u2R0QVhz0
「んで、送迎さんに電話して、迎えに来てもらって」
「うん」
「仮病使って、残りの予約客ドタキャンして、帰りました」
「で、次の日から休んだと?」
「うん。色々考えさせられることもあったし」
「うん」
「考えた結果、私がどういう結論を出したのかは、ノートに全部書いてある」
「はい」
「続きを見るか見ないかは、ヒロシに任せる…」
「うん…」
そこでマドカは、次の言葉を吐き出すまでに、すごく時間を要した。
「私のこと、嫌いにならないで…」
「お、初めて言えたな、そのセリフw」
「だって素直な気持ち言ってもいいって、ヒロシが言ったんだもん」
「うんw」
ちょっと考え込んでるフリして、すごく時間をかけ、俺もマドカに言葉を返すんだ…。
828 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:09:49.32 ID:u2R0QVhz0
以上が、顧客管理ノートを基に、マドカの口から直接聞き出した全てです。
支援してくださる方、ROMでもとりあえず読んでくださった方、ありがとうございました。
俺の代わりに、アレコレと戦ってくださっている方々にも感謝申し上げます。
俺としてはただ書き殴るだけなので、どこのスレでもいいのですが、続きは自分のスレでも立てて、そこで書こうと思います。
では。
※続きます
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