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「機械と少年」
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117 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:20:01.39 ID:t1q4PvRfP
勇「リート!本当に大丈夫なんだろうな?」
リート「一応説明は聞いてましたけど・・・」
勇「・・・っ!来るぞ!!」
ハウンドが一機こちらに向かって走ってくる
勇「このくらいなら!」
ヴィント標準装備のガトリングが火を噴く
球はハウンドの鼻先に命中し、ハウンドがひるんだところに
右手でカッターを叩きつけた
ハウンドは切断され爆発する
勇「ここまで混戦していると手が出せない・・・!」
リート「いえ・・・行けます!」
勇「本当か!」
リート「勇さんのヴィントとリンクします!いいですか?」
勇「ああ!やってくれ!」
リートの緑色の瞳が赤く輝く
それと同時に青かった髪が赤く染まっていく
これがリートのリンクモード
目を閉じ勇に体をゆだねる
もうすでに意識はこの体になく見えるのは
ヴィントのセンサーから送られてくるデータだ
118 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:28:48.71 ID:t1q4PvRfP
勇のバイザーに一瞬にして周辺の勢力図が展開される
勇「もうフィールドをスキャンしたのか!」
リート『ソルダートの一機からデータを拝借しただけです。』
リートの声はヴィントを通して通信機から聞こえる
勇「よし、行くぞ!」
リート『はい!』
勇「まずは全軍に退避を・・・」
リート『それは大丈夫です。』
勇「なぜだ?このままでは砲撃で巻き込んでしまう」
リート『そこは任せてください』
自信がありそうなので信じてみる
勇「わかった!」
ヴィントを超加速モードに変形させるのとほぼ同じプロセスで
ヴィントを変形させる
しかし、今度は一斉砲撃体制だ
ヴィントに装備されているミサイルポッドが
すべて開き 電子砲がせり出す
勇「ここまでは問題ない・・・。ここからが問題だ・・・!」
すると途端にバイザーにあった敵機を示す光点に次々とカーソールが
勝手に移動し瞬く間に30機を超える標的をロックオンした
勇「これ・・・お前がやっているのか?」
リート「そうです!見直してくれましたか?」
勇「上出来だぜ!」
視界に[FIRE]の文字が浮かび発射を急かす
勇「発射!」
119 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:38:37.22 ID:t1q4PvRfP
ミサイル群が無数の流星となって機械兵に降り注ぐ
片っ端から炎が上がりあたり一面が炎の海になる
そこですごいのが 見方機を全く巻き込んでいないことだ
ミサイルの性能もあるが30を超える敵機の動きを瞬時に算出し
ロックオンしたリートの性能のおかげだ
勇「お前・・・すごいな・・・」
リート『まだまだたくさん居ますよ!』
勇「分かっている!」
残るのはほとんどがハウンドタイプだ
リート『あのワンちゃんは動きが早くてミサイルでは対処できません・・・』
勇「そうか・・・」
次の策を考えていると
ヴァルゴ「勇!そのでっけぇ砲塔は使えるのか?!」
ヴァルゴが隣につけて併走している
勇「威力はあるのだが発射中は身動きが取れない!この状況では・・・」
ヴァルゴ「よし!おめぇはここで待機!そのデカ物でイケると思ったら撃て!」
勇「な、なにを?」
ヴァルゴ「全ユニットに通達!今送るポイントに犬っころを追い詰めろ!
勇がうまく処理してくれる!」
送られてきたデータはまさに電子砲の射程圏だ
リート『チャージ開始します!』
勇「ああ!・・・ここでしくじれないぞ・・・」
リート『勇さんなら大丈夫です』
ソルダートがハウンドを上手く誘導し、シュトロームやヴィントが
砲撃のフォーメーションでハウンドを追いかける
そしてついに・・・
120 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:45:05.89 ID:t1q4PvRfP
リート『残存勢力の80%が射程に集結!』
ヴァルゴ「撃つなら今だ!勇!」
勇「電子砲展開!」
コンデンサがうなりをあげ砲塔が前に伸びる
砲口が薄く輝き始め唸りが大きくなっていく
リート『充填完了!』
勇「撃ちます!」
ヴァルゴ「全軍!緊急退避!!」
全ユニットが退避したのを確認してトリガーを引き絞る
ギュォォォォォォ!!!!!
地面を極太の光の柱が伸びていく
緊急回避を試みるハウンドもいたが
ソルダートの遠距離砲によって退路を断たれ逃げ出すことはできなかった
次々に熔解させられ爆発していくハウンドや機械兵
残りの数機が動けない俺を狙ってくるが
ヴァルゴやほかの兵士が撃破してくれた
こうして新装備のテストも兼ねた防衛戦は人類軍の勝利で終わった
---------------------------------------------------------
121 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:53:21.43 ID:t1q4PvRfP
ヴィントとのリンクが解除されたリートがヴィントから落ちそうになる
勇「おっと!」
後ろを向いて抱きとめた
リート「これ・・・けっこうつかれます・・・ね・・・」
リートの髪は元の青には戻らずほぼ白になっていた
勇「これはお前の電力もかなり消費するんだな・・・」
リート「力が入らなくって・・・」
勇「ちゃんと基地まで連れて帰ってやる。安心してスリープしていい」
リート「床にほったらかしは・・・いやですよ・・・」
勇「わかった。ちゃんとベッドに運んでやる」
リート「あと・・・できれば着替えも・・・」
勇「それは自分でやれ。EJのチャージはやっておいてやる」
リート「・・・けち」
勇「ならもういっそのことヴィントにユニットとして取り込んでもいいぞ」
リート「それはだめですよ・・・だって勇さんg・・・」
そこでリートは強制スリープに入ってしまった
ヴァルゴ「ん?今日のエースは疲れてお寝んねか?」
勇「まぁそんなとこです」
ヴァルゴ「しっかしすげぇよな・・・あんなのみたことねぇ」
勇「俺も時々こいつの性能に驚かされることがおおくて・・」
ヴァルゴ「こいつが敵だったらぞっとしねぇな!がっはhっはっは!!」
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勇「リート!本当に大丈夫なんだろうな?」
リート「一応説明は聞いてましたけど・・・」
勇「・・・っ!来るぞ!!」
ハウンドが一機こちらに向かって走ってくる
勇「このくらいなら!」
ヴィント標準装備のガトリングが火を噴く
球はハウンドの鼻先に命中し、ハウンドがひるんだところに
右手でカッターを叩きつけた
ハウンドは切断され爆発する
勇「ここまで混戦していると手が出せない・・・!」
リート「いえ・・・行けます!」
勇「本当か!」
リート「勇さんのヴィントとリンクします!いいですか?」
勇「ああ!やってくれ!」
リートの緑色の瞳が赤く輝く
それと同時に青かった髪が赤く染まっていく
これがリートのリンクモード
目を閉じ勇に体をゆだねる
もうすでに意識はこの体になく見えるのは
ヴィントのセンサーから送られてくるデータだ
118 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:28:48.71 ID:t1q4PvRfP
勇のバイザーに一瞬にして周辺の勢力図が展開される
勇「もうフィールドをスキャンしたのか!」
リート『ソルダートの一機からデータを拝借しただけです。』
リートの声はヴィントを通して通信機から聞こえる
勇「よし、行くぞ!」
リート『はい!』
勇「まずは全軍に退避を・・・」
リート『それは大丈夫です。』
勇「なぜだ?このままでは砲撃で巻き込んでしまう」
リート『そこは任せてください』
自信がありそうなので信じてみる
勇「わかった!」
ヴィントを超加速モードに変形させるのとほぼ同じプロセスで
ヴィントを変形させる
しかし、今度は一斉砲撃体制だ
ヴィントに装備されているミサイルポッドが
すべて開き 電子砲がせり出す
勇「ここまでは問題ない・・・。ここからが問題だ・・・!」
すると途端にバイザーにあった敵機を示す光点に次々とカーソールが
勝手に移動し瞬く間に30機を超える標的をロックオンした
勇「これ・・・お前がやっているのか?」
リート「そうです!見直してくれましたか?」
勇「上出来だぜ!」
視界に[FIRE]の文字が浮かび発射を急かす
勇「発射!」
119 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:38:37.22 ID:t1q4PvRfP
ミサイル群が無数の流星となって機械兵に降り注ぐ
片っ端から炎が上がりあたり一面が炎の海になる
そこですごいのが 見方機を全く巻き込んでいないことだ
ミサイルの性能もあるが30を超える敵機の動きを瞬時に算出し
ロックオンしたリートの性能のおかげだ
勇「お前・・・すごいな・・・」
リート『まだまだたくさん居ますよ!』
勇「分かっている!」
残るのはほとんどがハウンドタイプだ
リート『あのワンちゃんは動きが早くてミサイルでは対処できません・・・』
勇「そうか・・・」
次の策を考えていると
ヴァルゴ「勇!そのでっけぇ砲塔は使えるのか?!」
ヴァルゴが隣につけて併走している
勇「威力はあるのだが発射中は身動きが取れない!この状況では・・・」
ヴァルゴ「よし!おめぇはここで待機!そのデカ物でイケると思ったら撃て!」
勇「な、なにを?」
ヴァルゴ「全ユニットに通達!今送るポイントに犬っころを追い詰めろ!
勇がうまく処理してくれる!」
送られてきたデータはまさに電子砲の射程圏だ
リート『チャージ開始します!』
勇「ああ!・・・ここでしくじれないぞ・・・」
リート『勇さんなら大丈夫です』
ソルダートがハウンドを上手く誘導し、シュトロームやヴィントが
砲撃のフォーメーションでハウンドを追いかける
そしてついに・・・
120 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:45:05.89 ID:t1q4PvRfP
リート『残存勢力の80%が射程に集結!』
ヴァルゴ「撃つなら今だ!勇!」
勇「電子砲展開!」
コンデンサがうなりをあげ砲塔が前に伸びる
砲口が薄く輝き始め唸りが大きくなっていく
リート『充填完了!』
勇「撃ちます!」
ヴァルゴ「全軍!緊急退避!!」
全ユニットが退避したのを確認してトリガーを引き絞る
ギュォォォォォォ!!!!!
地面を極太の光の柱が伸びていく
緊急回避を試みるハウンドもいたが
ソルダートの遠距離砲によって退路を断たれ逃げ出すことはできなかった
次々に熔解させられ爆発していくハウンドや機械兵
残りの数機が動けない俺を狙ってくるが
ヴァルゴやほかの兵士が撃破してくれた
こうして新装備のテストも兼ねた防衛戦は人類軍の勝利で終わった
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121 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/06(水) 01:53:21.43 ID:t1q4PvRfP
ヴィントとのリンクが解除されたリートがヴィントから落ちそうになる
勇「おっと!」
後ろを向いて抱きとめた
リート「これ・・・けっこうつかれます・・・ね・・・」
リートの髪は元の青には戻らずほぼ白になっていた
勇「これはお前の電力もかなり消費するんだな・・・」
リート「力が入らなくって・・・」
勇「ちゃんと基地まで連れて帰ってやる。安心してスリープしていい」
リート「床にほったらかしは・・・いやですよ・・・」
勇「わかった。ちゃんとベッドに運んでやる」
リート「あと・・・できれば着替えも・・・」
勇「それは自分でやれ。EJのチャージはやっておいてやる」
リート「・・・けち」
勇「ならもういっそのことヴィントにユニットとして取り込んでもいいぞ」
リート「それはだめですよ・・・だって勇さんg・・・」
そこでリートは強制スリープに入ってしまった
ヴァルゴ「ん?今日のエースは疲れてお寝んねか?」
勇「まぁそんなとこです」
ヴァルゴ「しっかしすげぇよな・・・あんなのみたことねぇ」
勇「俺も時々こいつの性能に驚かされることがおおくて・・」
ヴァルゴ「こいつが敵だったらぞっとしねぇな!がっはhっはっは!!」
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