「機械と少年」
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199 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/13(水) 01:20:47.26 ID:ejYfc/tzP
手当たり次第に近くの町の研究施設を襲撃することも考えたがそんな場所に探し物があるとは思えない
盗賊A「てかよ、食料も残り少ないぜ?」
盗賊B「またどっかの輸送車襲うか?」
レイト「その前に探し物が見つかれば帰れるがな」
廃墟はたくさん調べたがどれも手がかり無しだ
レイト(もしかして上手く沈められたか・・・?)
砂漠では廃墟を地面に沈める事など一晩で出来てしまう
まぁそれなりの機材が必要だが
盗賊B「レイト・・・そろっと休憩・・・!」
レイト「もうかよ」
盗賊A「でももう3時間もぶっ続けで動き回ってるしよぉ・・・」
レイト「しゃぁねぇな・・・あそこの廃墟で一服な」
盗賊AB「よっしゃ!」
200 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/13(水) 01:26:30.61 ID:ejYfc/tzP
適当に一番崩れる心配のなさそうな建物に入る
盗賊A「ひゃぁ〜きったねぇな」
窓ガラスはフレームのみが残りそこから砂が屋内に吹き込んでいるようだ
レイト「少し休めればそれでいい」
盗賊B「おーい!!こっち来いよ!!」
奥の部屋から盗賊Bが呼んでいる
盗賊A「どうした?」
盗賊B「ロボだ!旧型だけどな!」
レイト「ロボ?」
少し興味が わき奥に入る
そこには地面に横たわる首のない旧型のロボットがあった
レイト「随分と古いな」
盗賊A「これ、持って帰ったら高く売れるか?」
盗賊B「ぶっ壊れてるしオンボロだし安いだろ」
レイト「まぁ手ぶらよりましか」
盗賊A「よし!んじゃぁこいつ頂いて行こうぜ」
3人がかりでシュトロームにロボットを積み込む
旧型とはいえロボットは高価だ
少なくともこの数日のバイト代くらいにはなる
手当たり次第に近くの町の研究施設を襲撃することも考えたがそんな場所に探し物があるとは思えない
盗賊A「てかよ、食料も残り少ないぜ?」
盗賊B「またどっかの輸送車襲うか?」
レイト「その前に探し物が見つかれば帰れるがな」
廃墟はたくさん調べたがどれも手がかり無しだ
レイト(もしかして上手く沈められたか・・・?)
砂漠では廃墟を地面に沈める事など一晩で出来てしまう
まぁそれなりの機材が必要だが
盗賊B「レイト・・・そろっと休憩・・・!」
レイト「もうかよ」
盗賊A「でももう3時間もぶっ続けで動き回ってるしよぉ・・・」
レイト「しゃぁねぇな・・・あそこの廃墟で一服な」
盗賊AB「よっしゃ!」
200 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/13(水) 01:26:30.61 ID:ejYfc/tzP
適当に一番崩れる心配のなさそうな建物に入る
盗賊A「ひゃぁ〜きったねぇな」
窓ガラスはフレームのみが残りそこから砂が屋内に吹き込んでいるようだ
レイト「少し休めればそれでいい」
盗賊B「おーい!!こっち来いよ!!」
奥の部屋から盗賊Bが呼んでいる
盗賊A「どうした?」
盗賊B「ロボだ!旧型だけどな!」
レイト「ロボ?」
少し興味が わき奥に入る
そこには地面に横たわる首のない旧型のロボットがあった
レイト「随分と古いな」
盗賊A「これ、持って帰ったら高く売れるか?」
盗賊B「ぶっ壊れてるしオンボロだし安いだろ」
レイト「まぁ手ぶらよりましか」
盗賊A「よし!んじゃぁこいつ頂いて行こうぜ」
3人がかりでシュトロームにロボットを積み込む
旧型とはいえロボットは高価だ
少なくともこの数日のバイト代くらいにはなる
202 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 08:20:30.94 ID:BTLQNN3R0
リートか?
216 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/15(金) 00:27:49.16 ID:Z8y3I0YqP
盗賊A「ん?何か来るぜ?」
レイト「最近しつこい軍の奴らだろう。ずらかるぜ」
ヴィントを起動させ その場から離れようとした時
盗賊B「ま、マジかよ!?」
レイト「どうした?」
盗賊B「もう直ぐそこに・・・!」
何かがレイトのすぐ横をかすめた
厳密には直撃コースだったが間一髪でレイトが避けた
遅れて爆音がやってくる
レイト「何だ!?」
土煙をあげて方向転換しこちらに迫ってくるのは
盗賊A「あ、青い新型ヴィント!?」
レイト「あいつは!」
レイトもすかさずヴィントを走らせて応戦する
勇「今度は何が狙いだ!?」
レイト「へっ!お前に教える義理はねぇぜ!!」
一定の距離を保ちながらお互いガトリングやライフルで撃ち合う
盗賊A「は、始まっちまった」
盗賊B「さっさと帰ろうぜ!あいつはレイトに任せてさ!」
ゴート「残念だがお前らも逃がすわけにはいかない」
盗賊B「ひぃっ!?」
既に4機のヴィントに包囲された盗賊ABはおとなしく投降した
217 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/15(金) 00:36:00.11 ID:Z8y3I0YqP
レイト「そりゃっ!」
ワイヤーが撃ち出され勇のヴィントを襲う
勇はスラスターを巧みに操り最低限の機動でそれを回避する
ワイヤーが砂の地面に突き刺さる
勇「その装備はこのフィールドには適さないと思うが?」
レイト「なんだと?」
ワイヤーを巻き取る力で急加速しようとしていたレイトだったがワイヤーがあっさり地面から抜けてしまう
レイト「マジかよ」
勇のヴィントの突撃を辛うじて避けたが装甲を一部切り裂かれた
レイト「ここはお前のホームグランドだったな」
勇「今度こそケリをつけてやる」
勇が突撃してそれをレイトがギリギリでかわす
速さにおいて優っている勇のヴィントが地形と一撃離脱の戦法で優位に立っていた
レイト「調子に・・・乗るんじゃねぇ!!」
レイトは勇のヴィントがすれ違う瞬間にワイヤーを後方に発射した
ワイヤーは見事にヴィントの装甲に突き刺さる
レイト「捕まえたぜ!」
勇「っ!」
ワイヤーの放電を食らえばヴィントぼスラスターに誘電して爆発する
レイト「これで終わりだぜ!!」
218 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/15(金) 00:44:50.44 ID:Z8y3I0YqP
勇「まだだっ!!」
勇のヴィントが変形して爆発的な加速でレイトのヴィントを引っ張る
レイト「ぐわっ!?」
急に引っ張られたのでレイトのヴィントはそのまま引っ張られ振り回される
レイト「そんな無駄なあがきっ・・・!!」
その時、勇が何かを引っ張った
突如勇のヴィントから装甲やスラスターがバラバラと分離していく
レイト「なんだと!?」
レイトのワイヤーが刺さっていた装甲も同じように分離され勇のヴィントは拘束から解き放たれた
完全にバランスを崩した上に無理やり加速させられていたのでレイトのヴィントは横転し砂の地面を転がる
レイトはヴィントから投げ出された
レイト「うぐっ・・・!」
228 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/16(土) 11:23:51.26 ID:qJamCkZZP
勇「そこまでだ」
地面に倒れたレイトに銃を向ける
レイト「装甲を外せるとか先にいえよ・・・」
ゴートの方も残りの盗賊を拘束している所だった
勇「さて、お前に色々と聞きたいことが・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!
ウェルス「なんだ?この音は?」
ミーラ「地上じゃない・・・上だ!」
空に二つ何かが飛んでいる
そのうちの一つはこちらに向けて降下して来ている
それもかなりの速度で
勇「増援・・・?」
こんな規模でそれはありえない
ゴート「いや!敵襲だ!」
もう肉眼ではっきり見えた
機械兵だ・・・それも・・・
勇「ハーキュリー!?」
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