「機械と少年」
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493 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:09:20.34 ID:C1vbtUyxP
とある機械軍施設
リート「・・・・」
研究員「ではこれがリートなのですか?」
ADAM「そうだよ。ボディは人類軍製だけどね」
リート(私、これからどうなるんだろ・・・)
ADAM「EVEの方は?」
研究員「着実に進んでおります」
ADAM「急いでくれ」
研究員「はい。それで、リートは一旦解体ということで?」
リート「え・・・!?」
ADAM「そうだね。鍵さえ手に入れば良いからね。」
リート「ま、待った!」
研究員「ん?」
リート「わ、私の身体に何かしたら承知しませんよ!?」
研究員「はっはっは、この状況で何が出来るんだ?」
今のリートは両腕両足を拘束された状態だ
身動きすらとれない
リート「じ、自爆します!」
494 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:16:26.86 ID:C1vbtUyxP
研究員「自爆ぅ?あっはっはっは!!そんな機能が機能がないことは既に調べ上がってるんだ。・・・ふざけた事を言うんじゃない!!」
リート「で、できますよ!自爆!」
ADAM「・・・・」
研究員「どうやって?」
リート「あなた達は私の何かが欲しくてここまでさらって来た・・・つまり探し物は私の身体じゃない何処かにある」
ADAM「・・・ほぉ」
リート「・・・もし何かしたらここで全データ及びシステムを破棄して自爆します!」
リートいう自爆は爆発ではなく自身を消滅させることを言っていた
ADAM「流石は、意思を与えられた機械だね」
研究員「ど、どうしましょう?」
ADAM「いいだろう。君の身体はそのままにしておく。だけどこれだけは覚えておきたまえ」
リート「・・・・」
ADAM「君を誰も助けには来ない。」
リート「そんなこと無いです・・・!勇さんなら必ず!」
ADAM「あのヴィント乗りか?彼は死んだ。」
リート「絶対生きてます!人間は機械と違ってタフなんです!!」
ADAM「人間は脆く弱い。こんな風にね」
ゴシャッ・・・!!
リート「・・・・!?」
495 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:21:45.26 ID:C1vbtUyxP
研究員「う・・・うわぁぁぁぁ!!!」
ADAMがその腕で研究員の肩を握りつぶした
血が滴り研究員の悲鳴が響く
リート「だ、大丈夫ですか!?」
研究員「ど、どうしてっ!?どうしてですか!?」
ADAM「EVEは既に完成していなくてはならないはずだろう?なぜまだ出来ていないんだ?」
研究員「そ、それは・・・」
ADAM「君たち人間が無能だからだ。」
研究員「ひぃっ・・・!!」
リート「やめて!!!」
ADAM「これでも人間はタフだなんて言えるかい?」
リート「・・・・」
研究員「痛いっ・・・痛い・・・」
リート「ええ・・・絶対に人間は機械よりもタフです。・・・きっと貴方には永遠に理解できないでしょうけど・・・」
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とある機械軍施設
リート「・・・・」
研究員「ではこれがリートなのですか?」
ADAM「そうだよ。ボディは人類軍製だけどね」
リート(私、これからどうなるんだろ・・・)
ADAM「EVEの方は?」
研究員「着実に進んでおります」
ADAM「急いでくれ」
研究員「はい。それで、リートは一旦解体ということで?」
リート「え・・・!?」
ADAM「そうだね。鍵さえ手に入れば良いからね。」
リート「ま、待った!」
研究員「ん?」
リート「わ、私の身体に何かしたら承知しませんよ!?」
研究員「はっはっは、この状況で何が出来るんだ?」
今のリートは両腕両足を拘束された状態だ
身動きすらとれない
リート「じ、自爆します!」
494 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:16:26.86 ID:C1vbtUyxP
研究員「自爆ぅ?あっはっはっは!!そんな機能が機能がないことは既に調べ上がってるんだ。・・・ふざけた事を言うんじゃない!!」
リート「で、できますよ!自爆!」
ADAM「・・・・」
研究員「どうやって?」
リート「あなた達は私の何かが欲しくてここまでさらって来た・・・つまり探し物は私の身体じゃない何処かにある」
ADAM「・・・ほぉ」
リート「・・・もし何かしたらここで全データ及びシステムを破棄して自爆します!」
リートいう自爆は爆発ではなく自身を消滅させることを言っていた
ADAM「流石は、意思を与えられた機械だね」
研究員「ど、どうしましょう?」
ADAM「いいだろう。君の身体はそのままにしておく。だけどこれだけは覚えておきたまえ」
リート「・・・・」
ADAM「君を誰も助けには来ない。」
リート「そんなこと無いです・・・!勇さんなら必ず!」
ADAM「あのヴィント乗りか?彼は死んだ。」
リート「絶対生きてます!人間は機械と違ってタフなんです!!」
ADAM「人間は脆く弱い。こんな風にね」
ゴシャッ・・・!!
リート「・・・・!?」
495 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:21:45.26 ID:C1vbtUyxP
研究員「う・・・うわぁぁぁぁ!!!」
ADAMがその腕で研究員の肩を握りつぶした
血が滴り研究員の悲鳴が響く
リート「だ、大丈夫ですか!?」
研究員「ど、どうしてっ!?どうしてですか!?」
ADAM「EVEは既に完成していなくてはならないはずだろう?なぜまだ出来ていないんだ?」
研究員「そ、それは・・・」
ADAM「君たち人間が無能だからだ。」
研究員「ひぃっ・・・!!」
リート「やめて!!!」
ADAM「これでも人間はタフだなんて言えるかい?」
リート「・・・・」
研究員「痛いっ・・・痛い・・・」
リート「ええ・・・絶対に人間は機械よりもタフです。・・・きっと貴方には永遠に理解できないでしょうけど・・・」
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506 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/22(日) 14:02:23.69 ID:cfx8XtgBP
本部
クロム「勇が見つかった!?」
ドレッド『ああ、重傷らしいがな。さっき連絡があった』
クロム「リートは?」
ドレッド『詳しい話はわからんがリートは今一緒にいないらしい』
クロム「・・・そうか」
ドレッド『勇は戻ってくるだろうか・・・?』
クロム「問題ないだろ」
ドレッド『そう信じて、こっちもいろいろと準備しないとな』
クロム「ノールの言ってた・・・アレ?」
ドレッド『あの爺さんの要求は無茶苦茶なんだよ・・・』
クロム「流石は天才ってとこね」
ドレッド『そっちはどうなんだ?』
クロム「順調よ。来週には第一弾が」
ドレッド『そうか。』
507 :名も無き被検体774号+:2013/12/22(日) 19:31:43.51 ID:REyuBX210
キター!(゚∀゚)
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510 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:18:41.54 ID:fqn1hXu6P
軍病院
ニカ「どう?調子は?」
勇「全く動かないと体が腐っていく様な感覚に襲われる」
実際筋力が凄まじく落ちている
ニカ「まぁ今は動けないから仕方ないでしょ」
勇「・・・あとどのくらいで動けるようになる?」
ニカ「完治まであと二ヶ月以上、動ける様になるのですらまだ2週間は・・・」
勇「・・・間に合わない」
俺にはそんな時間はない
一刻も早くリートを救いに行きたい
ニカ「そんなこと言ってもね、治ってすぐに戦場に戻れる訳じゃないし、そもそも勇さんが戦うって相手は化け物みたいに強いんでしょ?」
勇「・・・それでも、俺は行かなくてはならない」
ニカが大きなため息をつき・・・
ニカ「どうしてそんなに戦いたいの・・・?」
勇「それが俺のするべき事だからだ」
ニカ「・・・」
スルスル・・・
511 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:24:11.12 ID:fqn1hXu6P
ニカがおもむろに服を脱ぎ始める
勇「に、ニカ!?」
そして背を向けて・・・
勇「・・・!?」
そこには大きく背中を斜めに横断する痛々しい傷跡
勇「これは・・・あの時の・・・?」
あの時とはニカが重傷を負った戦闘だ
ニカ「そう・・・この傷は自分では見えないけど それとは別に私の兵士としての自分はあの戦闘で死んでしまったの・・・」
勇「・・・」
ニカ「もう・・・あんなとこには行けない、行きたくない・・・!」
勇「でも、俺は・・・」
ニカ「大好きなあなたも行かせたくないの!」
勇「っ!?」
ニカ「お願い・・・もう行かないで・・・」
勇「・・・・」
しばしの沈黙
勇「・・・すまない。俺はすぐにでも戻らなくてはならない。・・・いや、戻りたい!」
大きな声を出したので傷口が痛んだ
512 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:33:36.66 ID:fqn1hXu6P
ニカ「どうしてっ・・・!」
勇「俺を待っている仲間がいる」
ニカ「・・・・」
勇「ニカ、君は戦士ではない。人を戦う以外にも救う方法を知っている。」
勇「だが、俺にはそれが分からない。出来ることは戦うことだけだ」
ニカ「そんなこと・・・!」
勇「俺は戦って仲間を守りたい。・・・それが唯一俺が望む生き方だ」
ニカ「・・・あなたが死んだら・・・意味ないじゃない・・・」
勇「大丈夫だ。死にはない。ただ、こうして負傷した時には世話になるかもしれないがな」
ニカ「・・・リートちゃんを助けに行くんだね・・・?」
勇「ああ、あいつが助けを求めている」
ニカ「わかった。・・・でも今は休んで?」
勇「分かっている。」
ニカ「・・・あなたを万全の状態で送り出してあげる」
勇「頼む」
服を着て病室を出て行くニカ
ニカは俺にとってすごく重い存在だった
守れなかった仲間のうちの一人だからだ
兵士としての彼女を死なせてしまったのは自分の責任でもある
そう考えてしまうとニカと真正面から向き合うのが怖かった
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513 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:39:39.14 ID:fqn1hXu6P
2週間が経った
勇「っ・・・・!」
ニカ「ゆっくりと・・・」
ベッドに座ったまま床に足をつける
今の俺の身体はひょろひょろで立つことすら出来なかった
力が入らない身体にイラつく
勇「ぐっ・・・!!」
まるで産まれたての子鹿の様だ
ニカ「無理はしないで」
勇「そうはいかない・・・!」
立ち上がりゆっくり歩く
一歩一歩がぎこちなく弱々しい
ここまで傷の回復は驚異的だった
ニカは俺の生命力の強さだと言っていたが彼女達のお陰でここまでハイペースで回復出来たと俺は思っている
ここからは俺が頑張る番だ
勇「腕立て腹筋背筋スクワット・・・それでもってランニング・・・!!」
ニカ「無理に決まってるでしょ!!」
怒られた
515 :名も無き被検体774号+:2013/12/23(月) 12:31:52.82 ID:6vaOvHa80
ニカってタメ口だったっけ?
521 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/24(火) 13:50:47.04 ID:9JDcmkb7P
>>515
おわぁ・・・忘れてた
まぁなんか仲良くなったってことにしておいて
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