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風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談
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437 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/21(火) 23:35:09.13 ID:QM2ALER30
「いいよもう、そのページ見ようよ…」
「う、うん…」
マドカは少しだけ躊躇するような動きは見せたけど、俺の前にノートを差し出した。
マドカは黙ってた。とりあえず見てください、ってそう言ってる気がした。
見開きのその2ページには、6人の客が管理されてあり、パッと見、真新しさはなかった。
『本番↑』とか、そんな記号があるのかなって想像してたので、すぐにそんな記号が目に飛び込んでこなかったことに安堵を覚える。
「本番したってこともちゃんと書いてあるの?」
「うん…」
マドカがそう答えたので、ジックリと隅から隅までノートを見渡してみる。
顧客管理ノートっていうくらいなので、書いた本人ではない俺が読んでも、その日何があったのかある程度読み取ることができる。
『リピーター』が2人、その日初めて呼んだ客、いわゆる『新規』ってやつが4人。計6人。
438 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/21(火) 23:40:31.07 ID:QM2ALER30
本番しちゃうような相手は当然リピーターであり、リピーターであるならば 当然金にも心にも余裕があるって客層であり、金にも心にも余裕があるって客層なら当然ロングコースだろう。
そんな思い込みから、俺はまず選んだコースに注目した。
案の定、リピーター2名は120分。
『フェ↑パ↑』『フェ↑↑』って記号に目を奪われる。
2回ずつマドカにイカせてもらったっぽい。
そして、それぞれ『↓』『↓』の記号もあったので、マドカもイっちゃったらしい。
まぁ、それはしかたがない。
俺の頭の中ではけっこう整理がついてて、本番しちゃうような相手とは その行為に至るまでも濃厚なプレイを経ているのだろうと思っていたもので。
本番以外でもイカせてあげたりイカせられちゃったりってのは、当たり前のようにあっただろって諦めてた。
まぁ、それが既に、俺の思い込みであったのだけど。
「いいよもう、そのページ見ようよ…」
「う、うん…」
マドカは少しだけ躊躇するような動きは見せたけど、俺の前にノートを差し出した。
マドカは黙ってた。とりあえず見てください、ってそう言ってる気がした。
見開きのその2ページには、6人の客が管理されてあり、パッと見、真新しさはなかった。
『本番↑』とか、そんな記号があるのかなって想像してたので、すぐにそんな記号が目に飛び込んでこなかったことに安堵を覚える。
「本番したってこともちゃんと書いてあるの?」
「うん…」
マドカがそう答えたので、ジックリと隅から隅までノートを見渡してみる。
顧客管理ノートっていうくらいなので、書いた本人ではない俺が読んでも、その日何があったのかある程度読み取ることができる。
『リピーター』が2人、その日初めて呼んだ客、いわゆる『新規』ってやつが4人。計6人。
438 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/21(火) 23:40:31.07 ID:QM2ALER30
本番しちゃうような相手は当然リピーターであり、リピーターであるならば 当然金にも心にも余裕があるって客層であり、金にも心にも余裕があるって客層なら当然ロングコースだろう。
そんな思い込みから、俺はまず選んだコースに注目した。
案の定、リピーター2名は120分。
『フェ↑パ↑』『フェ↑↑』って記号に目を奪われる。
2回ずつマドカにイカせてもらったっぽい。
そして、それぞれ『↓』『↓』の記号もあったので、マドカもイっちゃったらしい。
まぁ、それはしかたがない。
俺の頭の中ではけっこう整理がついてて、本番しちゃうような相手とは その行為に至るまでも濃厚なプレイを経ているのだろうと思っていたもので。
本番以外でもイカせてあげたりイカせられちゃったりってのは、当たり前のようにあっただろって諦めてた。
まぁ、それが既に、俺の思い込みであったのだけど。
464 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/23(木) 22:50:33.80 ID:Zeh6zxBs0
残り4名の『新規』の客は、60分、50分、80分、100分、って感じ。
100分を選んだ客以外は『↑』の矢印が1つずつ記入され、『↓』の記号はどこにもなかった。
それぞれ、この回で『NG』に登録したという表記もなく、可もなく不可もない客って印象だった。
それならやっぱり、リピーターの2人のうちどちらかなのか?って見直そうとした時に、
「あ、ゴメン。このページには書いてないや。でも、このページに初めての相手がいる…」
ってマドカが言い出した。
「え?どういうこと?やっぱ本番したとは書かなかったってこと?」
「いや、書くけど…」
「ん?w ますますわからんw 記号で書いてある?」
「いや、あとで教える…けど」
その勿体ぶったかのような言い方は、ワザとなのか素なのか、俺を焦らす。
「どの人か、当ててみて…w」
この言葉でトドメを刺された。
この6名のうち誰かにマドカがヤラれてしまうというのに、俺はなぜかゲームをしているかのような感覚で楽しんでた。
465 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/23(木) 22:53:25.57 ID:Zeh6zxBs0
マドカのコメント欄に注目する。
リピーターのうち一人には『いつも通り』って、ただ一言。
この『いつも通り』というコメントは これまでも何度か目にしてて、文字通りの意味。
リピーターであり、前回と同じような感じで、今日も帰っていきましたよ、的な意味である。
もし『本番』があったなら、その時点で『いつも通り』ではないはずなので、コイツは除外。
そんな感じで残りの5人も確認していく。
客全員にマドカがコメントを残すわけではないようで、6人中コメントがあったのは4人。
『いつも通り』
『面白いおじさん』
『酔ってた』
というコメントをサラッと流し読んで、俺の視線は最後の一人に注がれた。
100分コースを選び、唯一『↑』も『↓』も記入されていなかった客だ。
しかし、マドカの残したコメントは
『また明日呼ぶと言われた どうしよう・・・』
という異質なものだった。
466 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/23(木) 23:05:16.62 ID:Zeh6zxBs0
『また呼ぶと言ってもらえた』というコメントならば、それは、ハッキリとは明記しないものの当時のマドカ的には喜びや嬉しさ、あるいは安堵を表しており、前向きなコメントのはずだ。
しかし『どうしよう・・・』という言葉を付け足してあるのは、不安や恐れであり、また呼ばれるということに対してマドカがネガティヴな感情を抱いたという表れ。
ただ、不思議なことに、その日コイツをNGに登録したとの記載は どこにも無かった。
「このヒト…」
「うん、そのヒト…」
「え?」
「あれ?」
俺の言葉には続きがあって、「このヒト、何もしなかったの?」とか、俺はそんな事をマドカに質問する予定だったのだと思う。
それをマドカは、俺が答えを言い当てたと勘違いし、本番の相手がソイツであると自白した。
「あら?発表しちゃったの?」
「あ、すいません…」
メインイベントとでも呼んで然るべきその瞬間は、あまりにも唐突に訪れ、拍子抜けだった。
470 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/23(木) 23:24:28.99 ID:Zeh6zxBs0
ただ、あまり焦らされなかったぶん、俺は冷静で、すぐさま その客の分析を始める。
が、年齢が『30代半ば』って書いてあるだけで他に特徴らしい特徴は書いてない。
「そのヒトは…、出張で他県、っていうか結構遠いとこから来たヒトで…」
「うん」
マドカがポツリポツリと話し始める。
その内容を裏付けるように、客の車のナンバーが「わ」から始まるものだった。
俺の知識が正しければ「わナンバー」はレンタカーであることを意味し、その大半はビジネスマンや、旅行客。その土地以外から遥々やってきたというのも嘘ではないだろう。
「スーツ着てるサラリーマン。よく喋る人だったな。話上手な営業マンって感じ」
話上手で、しかも床上手ってか?w なんてそんなくだらないことが思い浮かんだ。
471 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/23(木) 23:25:55.06 ID:Zeh6zxBs0
きっと相手はリピーターだろうっていう予想、まぁ思い込みによる勘違い予想ではあったが、それに反して相手は その日初めて会った新規の客だった。
コイツが選んだ100分っていうコースを考えてみれば、100分以内にマドカをセックスまで持ち込んだ男なのだ。
ぶっちゃけ、そのスピードだけを比べたら俺より早いかもしれない…。
「このページに初めての相手がいる…」っていうマドカの言葉も、俺は忘れちゃいなかった。
初めての相手は俺のはずなのに、っていう嫉妬はもちろんあったし、マドカもそれを忘れるわけはない。
それでもマドカが初めてっていう言葉を使ったのだから、それはやはり、コイツも特別な何かをマドカに感じさせ、マドカをその気にさせた初めての客だったのだろうか…。
どうしようもなく不安に駆られた。
この日2回目のチンポ萎え萎えである。
「く、口説き落とされちゃったの…?」
「違うから。そんなんじゃないから。たぶん…」
否定するなら完全否定で頼むわ、たぶん…って一言が余計に存在感ありすぎる。
472 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/23(木) 23:27:43.52 ID:Zeh6zxBs0
「このヒトはさ、すごーく風俗慣れしてる感じでね」
「は、はい…」
「部屋に入って行った私を見るなり…」
「襲いかかってきちゃった…?」
「馬鹿だな。慣れてる人は逆にそんなことしないからw」
「ああ、うん」
ってことは、そのまた逆に、襲いかかってくる人もいたかのような言い回し。
ただ、さすがにそれはなかったけど、真っ暗な部屋で全裸で待ってる客は多数いたそうだ。
「部屋入った瞬間、私のことを超ベタ褒めなんだよ、超!w」
「ふーん…」
「身長高い娘が好みらしくて、ドンピシャだって言いまくりだったw」
「へぇ…」
「んで、コース決めて、料金もらって、そのあとに」
「そのあとに?」
「マドカちゃんさ〜、あといくら追加したら最後までOKなの?って」
「え…」
「まるで世間話するみたいに、アッサリ言われたんだよ。ビックリしたw」
「ほぉ」
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