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バイトに出逢いなんてある訳ない
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190 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 02:43:26.16 ID:aapPTMsbP
舞の顔が近づいてくる

それに伴い俺は後退するが・・・限界はすぐに来た


悠人(こ、これ以上下がれない・・・!)

舞「わたしね?多分ゆーちゃんのこと好きなんだぁ〜」

悠人「・・・(酔っ払いすぎでしょ!)」

舞「少し鈍感でぇ〜まじめすぎるけど〜」


舞がさらに接近する


舞「そんなゆーちゃんが好きなんだ・・・わたし・・・」


今度は急に泣き出した


悠人「ちょ、ちょっと!」

舞「わたしっ・・・ゆーちゃんが取られちゃうと思ったら・・・悲しくって・・・」

悠人「・・・あ」


さすがの俺も理解した

舞が怒ってた理由は昨日のスーパーでの出来事か・・・


悠人「いや、美里のお母さんとは ただのご近所さんで・・・取られるとかそんなんじゃ・・・ってか取られるってどういうこと?」

舞「ゆーちゃん・・・好きです。」

悠人「いくらなんでも酔っ払いすぎだろ・・・」



191 :名も無き被検体774号+:2014/01/28(火) 02:45:19.39 ID:6gZnMHdv0
胸のキュンキュン!止まらないよッ!


192 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 02:50:13.43 ID:aapPTMsbP
舞「ゆーちゃん・・・」


今度は力尽きて寝た様だ

俺の上で


悠人「どうすりゃいいんだよ・・・?」


泥酔状態とはいえ いきなり舞から告白されてしまった・・・

酔っ払った状態だったので鵜呑みには出来ないが

なんだか嬉しかった


悠人「・・・ま、明日改めて聞けばいいか」


自分の体の上でしがみつくように眠る舞

2度目の舞の寝顔はとても満足そうな寝顔だった


悠人「・・・くそ、腕の力が強過ぎる。抜け出せない」

一体どうやって抜け出せばいいのか・・・

悠人(・・・しばらくこのままでいいか。お父さんに見つかったら また大変そうだけど)



193 :名も無き被検体774号+:2014/01/28(火) 03:46:36.25 ID:NeiBPEo50
きゅんきゅんがやばいよぉ!!!

くそっ、一人で酒飲も……


194 :名も無き被検体774号+:2014/01/28(火) 04:17:08.93 ID:G2T89S/u0
これはきてる


195 :名も無き被検体774号+:2014/01/28(火) 08:26:29.50 ID:q4d0GXT70
これはイイ


196 :名も無き被検体774号+:2014/01/28(火) 21:10:16.99 ID:LWEX1amr0
いいぞ



198 :名も無き被検体774号+:2014/01/29(水) 00:48:43.30 ID:HQ3bw+UZ0
主人公がモテすぎで嫉妬。、


199 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/29(水) 02:08:14.48 ID:J0VJLj+7P
舞「ふぁ〜・・・」

舞(あれ?寝ちゃってたのかな・・・?)


真っ暗だ・・・

背中には誰かが何かかけてくれて・・・

電気とエアコンがつきっぱなしのリビング

リビングで寝てしまっていた様だ


舞「・・・うわっ!」


舞の下敷きになるように悠人が寝ていた

悠人もまた爆睡している


舞「・・・うわぁ・・・どんな状況・・・?」


舞にかけられていたのは悠人のコートだった

身動きの取れない状態で手の届くものがコートしかなかったことは舞には知る由もない


舞(ゆーちゃん・・・)


男性に こんなに密着したのは初めてだ


舞「・・・ってゆーちゃん!起きて!」

悠人「うぅん・・・?あ、起きた?」

舞「ごめんね・・・!わたし酔っ払っちゃったみたいで・・・」

悠人「がっしり俺を捕獲したまま寝ちゃうもんだから大変だったよ」

舞「本当にごめんなさい・・・!」



200 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/29(水) 02:19:54.41 ID:J0VJLj+7P
悠人「・・・で、降りてくれないの?」


今だ舞は悠人にのしかかったままだ


舞「ご、ごめん!」


舞は飛び退き悠人が体を起こす


悠人「もう4時か・・・流石に帰るね」

舞「今から?」

悠人「そうだけど・・・?」

舞「どうせなら明るくなるまで居たら?」

悠人「・・・でもまだ眠いし」

舞「じゃ、二度寝する?」

悠人「ソファーで?」

舞「あと少しだけ〜!」


毛布を取り出し悠人を引き倒す舞


悠人「・・・じゃぁ・・・あと2時間寝ようかな」


悠人に毛布をかけ狭いソファーに舞も滑り込む


悠人「ま、舞さんはちゃんとベッドで寝た方が・・・」

舞「・・・もう抵抗なんてないもん。恥ずかしくなんかない」


ギュゥッと悠人にしがみつく


悠人「そういえば・・・」



201 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/29(水) 02:26:08.40 ID:J0VJLj+7P
悠人「寝る前に舞さんが・・・酔っ払ってたから覚えてないかもしれないけど、その・・・」

舞「好きだって言ったこと?」

悠人「憶えてるの?」

舞「もともと言おうと思って飲んだんだもん・・・」

悠人「じゃぁ、あれは本当に?」

舞「好きだよ」


お互い顔を赤らめ互いを直視出来なくなってしまった


悠人「・・・俺も」

舞「へ・・・?」

悠人「俺も・・・舞さんが好きだ」

舞「・・・そっ・・・えっと・・・」

悠人「こうなると・・・どうなるの?」

舞「普通は・・・両想いなら付き合ったり・・・」

悠人「付き合って・・・くれる?」

舞「・・・先に告白したのは わたしなんだからねっ!答えるのは ゆーちゃんでしょ!」

悠人「あ、そっか・・・!じゃぁ、付き合います」

舞「じゃぁはいらない!」

悠人「つ、付き合います!」


晴れて二人は恋人となったのであった



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:青春, 胸キュン, ほのぼの,
 


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