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バイトに出逢いなんてある訳ない
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410 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/16(日) 03:37:59.48 ID:DY8qEPTqP
その時

少しだけラッキーが起こった


舞「あとね、きn・・・きゃっ!!」

舞が凍った地面で滑った

悠人「っ!!」


すかさず正面から舞の身体を受け止める

顔が一気に近くなる


舞「あ、ありがと・・・///」

悠人「・・・///」


勢いとはいえ抱き合った形の二人

そも影をオレンジ色のNaライトの街灯が照らす

しんしんと降り続ける雪がより一層綺麗に見える


舞「ゆーちゃん・・・?」


中々身体を離さない悠人を不思議そうに見つめる舞


悠人「舞さん・・・」

舞「・・・なに?」


悠人「俺・・・舞さんが好きだ」

舞「・・・ぽぁっ!?」


舞は まさかの展開に変な声が出た


悠人「俺っ・・・空気読めなくて、不器用で・・・愛想も悪いけど・・・」

言い出したら言葉が止まらない



411 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/16(日) 03:44:36.43 ID:DY8qEPTqP
悠人「・・・それでも、受け入れてくれるなら」

舞「・・・///」

悠人「俺と・・・付き合って欲しい・・・」

言えた・・・!

準備した通りに言えたぞ・・・!!!


舞「・・・ゆーちゃんが鈍感で空気読めなくて常識が所々無いのは もうとっくに承知済み」

悠人「そこまで言ってn・・・」

舞「そんなゆーちゃんが私も大好きになったんだよ///」

悠人「まっ・・・舞さん・・・

舞「よろしくね!ゆーちゃん!」

舞の顔が更に近づき・・・

口に柔らかい感触・・・


悠人「・・・・!?」

舞「一応・・・ファーストキスだかんね」

悠人「・・・あ・・・あぁ・・・」

ざんねんだが すでにゆーとのしこうかいろはじょうきょうをはあくできなくなっていた

それもすべて

はじめてけいけんがおおかったためだとかんがえられる



413 :名も無き被検体774号+:2014/02/16(日) 06:52:40.95 ID:sVCcOxZ70
いやー

こっぱずかすぃ




414 :名も無き被検体774号+:2014/02/16(日) 09:19:18.83 ID:Pky+9v3z0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


415 :名も無き被検体774号+:2014/02/16(日) 12:28:27.08 ID:oWxR033P0
ここから期待


416 :名も無き被検体774号+:2014/02/16(日) 13:51:28.05 ID:lYVLVqFr0
いやー良いwww


417 :名も無き被検体774号+:2014/02/16(日) 14:39:33.54 ID:m5QAAzna0
ぽあっときた(°∀°)



418 :名も無き被検体774号+:2014/02/16(日) 16:48:22.33 ID:yrG8XArS0
ほわぁ…


421 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/17(月) 02:46:14.18 ID:tYH9YCddP
舞友「へぇ〜、あんたら付き合うんだ」

舞「ま、まぁね・・・///」


今日は舞の友達が舞の家に遊びに来ていた

そして今は舞の部屋にいる


舞友「随分時間かかったじゃないの」

舞「ゆーちゃん鈍感だからさ・・・」

舞友「ゆーちゃんねぇ」ニヤニヤ

舞「ちがっ・・・!これは前からっ!!」

舞友「わぁ〜ってるから。仲睦まじくていいじゃないの」ニヤニヤ

舞「ま、まだあまり変化ないけどね・・・///」

舞友「で、きっかけは?」


舞「ほら、高校の時に本田先輩っていたじゃん?」

この本田先輩が以前再会した憧れの先輩である


舞友「本田ぁ・・・?ああ、あの人気だった」

舞「そう、あの先輩に たまたまあってさ〜」

舞友「へぇ〜」

舞「あの人昔からオネェっていうか、すごく恋愛とか詳しかったじゃん?」

舞友「だったねぇ」

舞「それでちょっと相談に乗ってもらったんだ〜」



422 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/17(月) 02:52:40.58 ID:tYH9YCddP
〜回想〜

近所の某ファミレス


先輩「いやぁ〜久しぶりだな〜!」

舞「ほんとですね〜」

先輩「俺も変わったけど、三木も変わらないなぁ〜!」

舞「そういえば いつもの口調じゃ無いんですね」

先輩「一応社会人だし?昼間は出さないようにしてるんだ」

舞「昼間は・・・」

先輩「そりゃぁ帰ったらバリバリ『こっち』だけどな」

舞「あはははwそっちの方が先輩らしいですw」

先輩「ってか三木も随分綺麗になっちゃって〜」

舞「そんなことないですって///」

先輩「彼氏でも居るの?」

舞「まだ・・・///」

先輩「あら〜w気になる子はいるみたいねぇw」

舞「先輩、地が出てきてます」

先輩「おっとあぶねぇ」

舞「なんか多重人格みたいですねw」



423 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/17(月) 03:00:08.89 ID:tYH9YCddP
しばらく近況を報告しあっていたが、やがて本題に入る

先輩「なるほどねぇ・・・超鈍感な男の子を好きになったわけね」

舞「そこそこ かっこ良くて、優しくて・・・絶対に私以外にもアピールした人はいると思うんです」

先輩「難攻不落な奴だな」

舞「酔わせてもダメでしたし」


因みに酔わせようとして先に舞が壊れたのだが・・・


舞「せっかくのバレンタインも・・・最悪その人バレンタインを知らない可能性も」

先輩「さすがに それはないってw」

舞「ですよね、流石に知ってますよね」


・・・そのまさかだったのだが


舞「とにかく、このチャンスを逃したくないんです・・・」

先輩「よっぽど好きなんだな。その彼を」

舞「・・・はい///」

先輩「う〜ん・・・彼が鈍感だと三木が傷つく可能性も随分あるぞ?」

舞「・・・わかってます」

先輩「ならばもう直球だ。鈍感な奴に細かい根回しなんて意味ない」



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:青春, 胸キュン, ほのぼの,
 


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