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バイト帰りに出会った女子高生との数年間の話
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147 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:52:41.54 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・ほれ、薬。」

若干ぶっきらぼうだが これ以上は無理である。俺の目には毒だ。

「あ、うん。ありがと・・・」

「ほら、コートよこせ。マフラーも。」

「うん。」

「あと上着とズボンと・・・」

「それはダメ!」

「下着は?w」

「ならいいよ?ww」

「おい!」

ようやくいつもの調子に戻る。


「そうだ、ケーキ貰ったんなら切ってこなきゃな。ちょっと待っててくれ。」

「あ、私やるよ?」

「いいから、休んでろ。お前風邪引いたら看病に行くの大変だろうが・・・」

「・・・優しすぎww」

「うっせwとりあえず少し休んでろ」


白石の頭を乱暴に撫でながら言うと目を細めて黙って従った。

一応の買い物を済ませてはあったが「私が料理するよ!」と言っていた白石を休ませるとなると俺の料理スキルの出番になるが、自炊など米を炊いて味噌汁を作る程度しかしていない俺ではキツイ。

「あー・・・白石さ、一緒にやらん?」

「ギブアップ早すぎだよwwまあいいやお薬飲んだしww」

そんな感じで白石には申し訳なさを感じながら二人にしては少し狭い台所に立って料理を始めた。



148 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:56:16.81 ID:Q5UKg1qg.net
その日の遅めの夕食は西洋的にシチューがあったり、かと思えば仕送りで余ったいたワカサギのから揚げであったり いろいろとどうなんだという献立だった。

「そもそもこれは米で食えばいいのか?それともパンか?」

「どっちがいいだろうね・・・たぶん絶対的な回答はないと思うよ?」

「だな・・・とりあえず俺は米かな・・・」

「この後ケーキもあるって言うのがなんかねww」

二人で話しながら食べていると いつの間にか料理が無くなっていた。と言っても いつものように白石が俺よりも食っているのだが。


店長の好意でもらってきたケーキに関しても白石の胃に(正直総量だと心配になるほど食っている)入って行った。

洗い物をしながら時計を見ると10時半を少し過ぎていた。

まだあまり遅い時間でもないが送っていくのにも今日の気候だと時間がかかりそうだ。

「そういや白石、今日何時までいいんだ?」



150 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:58:48.51 ID:Q5UKg1qg.net
食器の水気を切りながら白石に声をかける。

歯磨きをしていた白石が口をゆすいでから応える。

「んー?今日?泊まってくるって言ってきたから大丈夫だよー?」

些か間延びした声がする。

・・・ん?

「・・・・・・んん?」

「んー?だからー・・・泊まるって言ってきたから大丈夫だよー」

「・・・いや!いやいやいや!」

待て。

色々待て。

俺としては非常にうれしい申し出である。であるがしかしである。

一応付き合っているとは言うもののキスすら数えるくらいの回数しかしていないし何より、

「・・・白石さん今いくつ?」

「?17だよー」

アウトだよ!駄目だよ!

いや、待て!うちに泊めること自体を強制しなければ法の上では何ら問題がない!問題はないが理性が!



149 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 10:58:03.55 ID:1A93CmFh.net
>>148
お泊まり来たな


151 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 11:01:08.26 ID:Q5UKg1qg.net
>>149
面白くないかもだが まぁ暇なら見てって


「んー?どうしたのお兄さん?」

主にお前が原因なんだが・・・まあいい。俺が我慢すればいいのだ・・・

「な、何でもない・・ふ、風呂入れてくる・・・」

よろめきながら立ち上がって風呂場に向かう。何もしないと色々と考えてしまいそうだった。

・・・いいのか?いや、しかし・・・

混乱する中風呂をいれて、顔を洗ってから白石の所に戻る。

「しらい・・・寝てんのか。」

白石は こたつに体を埋めて寝ていた

席を はずしていたのは多く見積もっても10分ほどだったはずだ。

だが考えてみれば雪の中一時間近く立ちっぱなしだったわけで、そういえば さっきも返答が間延びしていたりしていたし疲れていたのだろう。

「・・・どうするかな。」

このままという訳にもいかないのが困りものだ。

下半身だけ温めるのもよくないと聞いたことがある。

「薬飲んでたし・・・ベッドの方が良いよな。」

白石を起こすのも忍びない。

「・・・運ぶか。」

こたつにもたれる白石を背中側に倒して抱え上げる。お姫様抱っこの状態だ。



152 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 11:04:15.40 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・軽い。」

人一人なので それなりではあるが身長も標準以上で食事も結構な量を体に入れる白石は想像よりも軽かった。

ベットまでは多くても精々三、四歩の距離である。

それほどの労でもなく起こさないように白石をベットに横たえる。

「あーあー、幸せそうな顔してw」

寝息を立てる白石の頬を指の背で軽く撫でる。

意識が戻ったらしく薄目を開けてこちらを見る。

「あ、おにーさん・・・?」

「あー、いいから寝てろ。でも出来れば服脱いでくれ。皺になるから。」

「・・・襲う?ww」

「冗談言ってねーで脱げ!」

「はーい・・・」

「うわ!バカ!俺見てるのに脱ぐな!」

いきなり体を起こしてニットセーターを脱ぎ始めた白石に背を向ける。

「お、俺風呂入ってくるからお前は寝てろ!風邪ひきかけてるんだから!」

白石の返事を待たずに脱衣所の方に逃げる。



153 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 11:08:21.98 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・落ち着け、落ち着け。」

この状況自体が落ち着けるものじゃないが何とか落ち着こうと湯船につかりながら考えを整理する。

「ふー・・・」

とりあえず少しは落ち着いた。

「風呂入って早々に寝る!」

行き着いた結論はシンプルでしかしながらこれ以上ないほど明確だった。

起きていると色々考えてしまうだろうが寝ていればそんなこともあるまい。

そうと決まれば即実行である。

この時間さえも余計なことを考えてしまいそうで怖かった。



服を着て部屋の方に戻ると電気が消えていた。俺としては寝る準備は万端であり後は こたつにでも潜ろうと考えていた。

豆電球で見える様子だと白石の着ていた服が畳まれていたが幸いなことに白石は首元まで布団をかぶっていた。

「ん・・・おにーさん、あがったの?」

「起きてたのか?」

枕元まで歩いていきベットの縁に座る。

「まどろんでた・・・いまなんじかな?」

「11時半前だな。」

「そっか・・・お風呂、はいいや・・・もうなんか、凄く眠い・・・」

「うん。ごめんな・・・」

「謝んないでよ・・・私が勝手に待ってたんだよ?」

「急に決まったとはいえバイトあるって言っとけば待ってなくてよかったじゃん。だから、ごめん・・・」

白石の声のする方に手を伸ばす。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:青春, すっきりした話, 純愛,
 


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