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数年前死にそうだった自分をある人が助けてくれた話

 

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http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1384172237/


1 :き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:17:17.24 ID:ajZrtx9fi
たっ書く


2 :名無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:18:14.60 ID:ajZrtx9fi
お、たった


数年前安定で死にそだっを ある人が救てく

中で最近ひとつの区切りがついたので語らせて欲しい


4 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:18:50.54 ID:AXKwW9QW0
胸のサイズは?


8 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:20:20.53 ID:ajZrtx9fi
>>4
C


5 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:18:57.26 ID:9TFTTgBY0
おっけーどうぞ。


6 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:19:17.55 ID:zDr+rTut0
どぞ




8 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:20:20.53 ID:ajZrtx9fi
>>5>>6
ありがとうとりあえず書き溜め投下する


7 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:19:16.24 ID:ajZrtx9fi
1


現在28歳

165/50


綾野(雰囲気が何となく似てるため)


会社の3つ上の先輩

180/細身


9 :名も無被検体774号+:2013/11/11(月) 21:21:39.30 ID:ajZrtx9fi
話のじまりは今の会社に入社

タイとは直接関ないんだど整理の意味も込めて書かせても


卒22歳社して、最初の配属は地元も あ地方支店にった

そこで同じ課の先輩・綾野に出会う

最初の印象はルいいなー」「涼な顔だー」かそんな感

ちの支店に20代の男性が綾野含めて7人しかいなかその中で何となくイケメンな綾野が一身に女性社員(主に30代のパーん)の意をめてた


11 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:23:54.97 ID:ajZrtx9fi
同じ課で年が近いということもあって、配属後テンパってた私を気遣って綾野はよく声を掛けてくれた

書類を探してるとサッと横からその書類を出してくれたり、「何かあったらいつでも言ってね」って言ってくれたり

自分もあまり口数が多い方ではないし、昔つきあってた人のトラウマもあって よく喋る人は昔から何となく苦手なんだけど、綾野は喋り方が すごく穏やかだから話してて楽だったし安心できた

男の人にしては少し高めの声もなんとなく聞いてて心地よかった


15 :無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:28:44.23 ID:ajZrtx9fi
それからしばらくて、 秋頃だっと思

通の趣味こと判明して、綾野の通ークルに連行ってもらっ

野の古い友くさんいて、男の宿かりだったけ、みんな良いったからねなむこきた

の時に連を交換し稿の日にも会うようにって、仕事にな姿とか、クーうにえてぽいころとか、気付いたら綾野のこを好きになって

初は認めたくなくて綾野からすこしを置たりしてたけど、パートさんたちにガンン話しられたりディタッれたりしてるのを見るのがいつの間か辛いるようになった


18 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:38:12.41 ID:K7Ea/bl5i
みてるよ


19 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:44:51.13 ID:ajZrtx9fi
>>17>>18
ありがとう

書き溜め消えて焦った


それでも綾野は高嶺の花っていうイメージが私の中ですごく強くて、こっちからご飯に誘ったり積極的にアピールしたりは なかなかできなかった

「好きになっても無駄な人を好きになっちゃったなー」ってずっと思ってた

それ以前に私は好きだって意識すると全然話せなくなるタイプで、他の人に言える何気ない挨拶や冗談なんかを綾野には言えなくなってしまった

この可愛げのない性格のせいで今まで何度もチャンスを逃してきたから

それにも もう慣れていて、綾野のことも目の保養だって割り切ろうと思ってた

それでもクリスマスの日、綾野が会社帰りにご飯に誘ってくれて、その帰り道気持ちが溢れて仕方なくて告白してしまった

本当に ただごはんを食べて、駅前のイルミネーション通りを歩いただけのデートかどうかも分からないものだったけど、なんていうんだろうこうなんか…

性欲に近い感じの気持ちで、どうしても綾野に好きって言いたくなったんだよね

「ごめんなさい言いたかっただけです返事はいりません」

って言い逃げして帰るつもりだったけど、

綾野は「俺もずっと1さんのこといいなって思ってました。今日俺から言おうと思ってたのに先越されたー」

なんて笑って言ってくれて、こんな夢みたいなことってあるんだなって本気で思った


21 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:47:19.35 ID:ajZrtx9fi
それからは会社の人に隠しながら社内恋愛


私は昔から恋愛にわりと淡白で、会いたくて震えるなんて経験は それまでしたことがなかったけど、自分でもびっくりするくらい綾野のことが好きになった

手とか爪の形とか書く文字とか、そういう綾野に関するものが全部好きだなって思った 今思うと少し気持ち悪いw

つきあってることは ずっと周りにバレなかったけど、私が3年目になるときに綾野は本社のある東京に転勤になって、その送別会のときに課のメンバーに報告した

課長や係長なんかは私たちのことをずっとくっつけたがってたから すごく喜んでくれて、とりあえずたくさん祝福してもらった

恥ずかしかったけどそんなに祝われたのま初めてだったから、純粋にとても嬉しかった


20 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:46:08.93 ID:zDr+rTut0
wktk


22 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:50:34.40 ID:ajZrtx9fi
>>20
ありがとう

期待に添えられない話になったらすまん


それで私が24、綾野が27の春に遠距離スタート

うちの会社はだいたい4〜5年目で一旦本社に異動になるから、淋しかったけど1年我慢すれば また一緒にいられると思って そこまで頻繁会いにはいかなかった

ちょうどバタバタしてて連休が取れなかったのもあるし、1〜2か月に1回くらいは綾野が帰ってきてくれたから

それでも連絡は無理のない程度にマメにとっていて、大きなケンカもなく つきあいはじめからずーっと穏やかに続いてて、「このままいつか結婚するのかなあ」なんてこともぼんやり夢見てた

それまで結婚願望なんて全くなかったけど、綾野とやらずっと一緒にいたいって本当に思った


23 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:52:33.87 ID:ajZrtx9fi
でも東京に行って2年目の春に、綾野が事故で死んだ

私は4年目では本社に異動にならなくて、「来年だったね」「1が東京に来たら一緒に住もう」なんて話を綾野としてた矢先だった

綾野の地元もこっちだったから こっちでお葬式なんかも全部したけど、本当になんか、実感がわかなくて

眠ってる綾野の顔を見ながら「相変わらず綺麗な顔してるなあ」なんてことをぼんやり考えてた

何度かお会いしたことのある綾野のご両親とも話をして、抱きしめてもらったりしたけど、なぜだか涙は一回も出なかった

悲しいはずなのにつらいと思えなくて、どこか他人事みたいに思ってた





27 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:55:00.64 ID:ajZrtx9fi
次の日 普通に出社したら、上司や周りの人たちがすごく私を気遣ってくれてるのが分かった

「有給たくさん余ってるしまとめて休みとったら?」とか「その仕事やっとくから、今日はもう帰りなよ」とか

本当にみんながみんな、腫れ物に触るみたいに私に接してきたから、

「ああそうか私はこういう扱いを受ける立場の人なんだな」

ってそれでようやく自覚した


結局 仕事は休まなかった

やることはたくさんあったし、生活を変えちゃいけないって思ったから

周りの人にはかえって気を遣わせて申し訳ないと思ったけど、普通に振る舞ってる私を見て次第にみんなも今まで通り接してくれるようになった


28 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:55:14.63 ID:n2LD3S+i0
まぁ、じっくり語ってくれや

秋の夜は長い


29 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:56:03.70 ID:ajZrtx9fi
>>28
ありがとう

だらだら書かせてもらうね


30 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:58:11.70 ID:ajZrtx9fi
たまにパートさんから何回も「大丈夫?辛かったね」って涙ぐんで言われるくらいで、綾野がいなくなったなんて嘘みたいに日常が戻ってきた

ただひとつ、家に帰って1人になると何も口に入れることができなかった

朝晩ご飯を食べないうえ、昼も1人のときは水分くらいしかとれなかった

綾野が亡くなってから心配した母がアパートにやってきてごはんを作ってくれたりしたけど、誰かが一緒にいると普通に食べることができたから、母が来る頻度も だんだん少なくなっていった

それでもそれ以外に体の不調とかは一切なくて、「スカートのウエストがゆるくなったな〜どれだけダイエットしても痩せなかったのにな〜」くらいに考えてた


32 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 22:00:37.25 ID:ajZrtx9fi
6月、研修を終えた新入社員が配属されてきた

その年はうちの課に男の子が1人


スペック

岡島

↑自称楽天の岡島似のため。

写真見たけど そこまで似てない


175くらい/スポーツしてますって感じの体型

一浪してるため当時23歳


岡島はなんていうか人との壁が薄いタイプで、誰とでも仲良くなれちゃうし 歳上相手でも怖じ気づかずに積極的に声をかけていける人だった

それでいて相手の踏み込んじゃいけないラインはしっかり分かってて、色々なことに敏感だったから、すぐに課のメンバーに可愛がられるようになった


31 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 21:59:18.73 ID:7FTpXNGi0
こういう物語書ける人ってすごいなー想像力があるんだろうなー


34 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 22:03:11.00 ID:ajZrtx9fi
>>31
まあウソくさいよねえ


岡島は歳が近いから私には特別話しかけてくることが多くて、

「1さん飲みに連れて行って下さい!」とか

「1さん昼飯一緒に行きましょう!」

とか犬みたいに懐かれてた


お昼ごはんを一緒に食べに行ったりはしたけど会社の人と業後飲みに行くのは綾野が亡くなって以来1回もしてなくて、それはいつも何かと理由をつけて断ってた

なんとなく会社の人とプライベートな時間を過ごすのが怖くなってた

それでも8月末にやる課ごとの納涼会だけは参加しないわけには行かなかった

あまり飲み会のないうちの課でも 毎年これと忘年会だけは必ず開催することになっていて、幹事はその年の1番若手の社員

そんなわけで岡島が幹事だったけど いきなり1人に任せるわけにはいかないから、実質2人で幹事をやることになった


33 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 22:02:16.49 ID:HZ2boHwK0
何で女のやつは長くてダラダラしてんのかなあ

ブログにでも書いてくれ

つまらないんだから


35 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 22:06:57.48 ID:ajZrtx9fi
>>33
女だからっていうよりはただ単に私の国語力がないだけかと


飲み会当日は岡島が頑張って盛り上げてくれたから、私は空いたグラスやお皿を下げるくらいで基本ずっと隅でぼうっとしてた

でも岡島がいて綾野がいないこと以外は綾野がいたときの飲み会と全く同じで、なんとなくそこに居づらくなって、開始1時間くらいしたところで取引先からの電話のふりをしてお店の外に出た

しばらく外でぼうっと座っていると、「1さん何してるんですか」と岡島がやってきた

結構飲まされてたけど お酒は強いようで、顔色も呂律も全く いつも通りだった


36 :名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 22:09:11.21 ID:ajZrtx9fi
2人で座って仕事の話とかくだらない話を少ししていたら、岡島に「1さん大丈夫ですか」と真面目な顔で言われた

以下おぼろげだけど会話

1「あんまり飲んでないから大丈夫だよー。それに私お酒強いし。今度飲み比べしようか」

岡島「いやお酒じゃなくて」

岡島に手首を掴まれた

岡島「1さん、配属されて3か月経ってない俺でも明らかに痩せたって分かりますよ。ほら手首めっちゃ細い。ちゃんとごはん食べてますか?」

1「ダイエットしてたから。いやでも3か月で効果が出るなんて頑張った甲斐があるねー」

岡島「いやそうじゃないでしょう」

この時の岡島の声がすごく怖かったのを覚えてる

静かというか、凄みがあるというか




>>次のページへ続く


 


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