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「機械と少年」
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20 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/16(月) 23:54:27.43 ID:KtEkzd16P
リート「はい」
軍人の顔色が変わる
勇「い、いや!こいつは軍の所有物で!・・・ほら!俺も一応軍人で・・・!」
パスを見せるが・・・
軍人「これはスティーアの物だ。
馬鹿者め、偽造パスならせめてエアーホルンの物を
準備するんだな」
勇「ちg・・・」
俺たちはすぐに拘束された
勇「やめろ!俺は本当に・・・!」
軍人達は聞く耳を持たず。
まぁ結果としてエアーホルン基地に着いたのだが・・・
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21 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/16(月) 23:55:10.00 ID:KtEkzd16P
結局 俺達はそのまま楼のなかに入れられた
勇「くそ・・・聞き分けの悪い軍人だ・・・」
リート「すみません・・・私のせいで・・・」
隣の楼にはリートがいる
勇「気にするなそのうち真偽が明らかになる」
リート「だと良いんですけど・・・」
ドタドタと足音が近づいてくる
軍人「本当に・・・こいつが・・・?」
2、3人の軍人と整備兵と思わしき男が俺の楼の前に立った
勇「疑いは晴れたか?」
整備兵「むしろ逆よ。疑いが濃くなったわ」
この整備兵・・・俗にいうおネェという奴か・・・?
軍人「お前の乗っていたヴィントはVT2という特殊な物だ。
なぜお前がそれを持っている!?」
勇「与えられたからだ」
軍人「誰に?」
勇「ドレッド・・・」
軍人「誰だそれは!?お前達の親玉か!?」
うっせぇ軍人だな
整備兵「ドレッド・・・?」
勇「そうだよ。スティーアのドレッドだ。
なんなら連絡して確かめてもらった方がいい」
リート「はい」
軍人の顔色が変わる
勇「い、いや!こいつは軍の所有物で!・・・ほら!俺も一応軍人で・・・!」
パスを見せるが・・・
軍人「これはスティーアの物だ。
馬鹿者め、偽造パスならせめてエアーホルンの物を
準備するんだな」
勇「ちg・・・」
俺たちはすぐに拘束された
勇「やめろ!俺は本当に・・・!」
軍人達は聞く耳を持たず。
まぁ結果としてエアーホルン基地に着いたのだが・・・
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21 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/16(月) 23:55:10.00 ID:KtEkzd16P
結局 俺達はそのまま楼のなかに入れられた
勇「くそ・・・聞き分けの悪い軍人だ・・・」
リート「すみません・・・私のせいで・・・」
隣の楼にはリートがいる
勇「気にするなそのうち真偽が明らかになる」
リート「だと良いんですけど・・・」
ドタドタと足音が近づいてくる
軍人「本当に・・・こいつが・・・?」
2、3人の軍人と整備兵と思わしき男が俺の楼の前に立った
勇「疑いは晴れたか?」
整備兵「むしろ逆よ。疑いが濃くなったわ」
この整備兵・・・俗にいうおネェという奴か・・・?
軍人「お前の乗っていたヴィントはVT2という特殊な物だ。
なぜお前がそれを持っている!?」
勇「与えられたからだ」
軍人「誰に?」
勇「ドレッド・・・」
軍人「誰だそれは!?お前達の親玉か!?」
うっせぇ軍人だな
整備兵「ドレッド・・・?」
勇「そうだよ。スティーアのドレッドだ。
なんなら連絡して確かめてもらった方がいい」
22 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/16(月) 23:55:52.69 ID:KtEkzd16P
整備兵「馬鹿ねぇ・・・ドレは私の兄よ?
あの人がまた整備兵をやってるわけないじゃない」
どういう意味だ・・・?
勇「スティーア基地、チームブラウ所属!天霧勇だ!!直接聞けって!!」
軍人「残念だがそのスティーア基地にはチームブラウというチームは存在しなかった」
勇「・・・あっ!」
そうだった・・・
水面下の任務の為にチームブラウは一時解散状態だった・・・
勇「司令n・・・」
司令も居ない・・・
八方塞がりだ
いくらデータベースに俺の名前があっても
書き換えたといわれれば言い逃れ出来ない
勇「あんたの兄・・・ドレッドは今でも確かに整備兵をやっている・・・!」
整備兵「そんなばかな」
勇「あのヴィント・・・お前らのいうVT2もドレッドの手で作られた物だ!」
整備兵「・・・そこまで言うならいいわ。ここで連絡をとってあげる」
携帯端末を取り出して回線を繋ぎ始める
そして・・・
ドレ『なんだ?久々だな、クロム』
クロム「お久しぶり、兄さん」
本当に兄弟だったっ!!
23 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/16(月) 23:58:44.22 ID:KtEkzd16P
クロム「なんかね、あんたを知ってるっていうスパイの小僧がいるんだけど」
ドレッド『スパイ?俺の知り合いにそんなんいねぇな』
ちょ・・・このままではまずい!
勇「俺だ!!ドレッド!!天霧だ!!」
軍人「おい!静かにしろ!」
ドレッド『天霧・・・?』
こいつ・・・苗字覚えてないな・・・
勇「勇だ!!天霧・・・勇っ!!」
こんなに自分の名前を叫んだのは初めてかもしれない
ドレッド『お・・・?勇か?』
勇「そうだ!エアーホルンについた途端に拘束されて、
スパイだとかなんとか言われて・・・!」
ドレッド『がっははははは!!!』
勇「笑ってる場合じゃない!!」
ドレッド『悪りぃ悪りぃ・・・クロム、そいつは俺のとこの基地の人間だ。
スパイなんかじゃねぇ』
そのクロムという整備兵と軍人は驚いた顔をしながら
クロム「こんな子に・・・VT2を預けたの・・・?」
驚くのはそっちかよ!
リート「よかったぁ・・・」
その後俺たちは無事に釈放された
24 :名も無き被検体774号+:2013/09/17(火) 00:03:34.16 ID:KtEkzd16P
クロム「兄さん・・・整備兵に戻ったのかい?」
ドレッド『俺の居場所はここしかねぇさ・・・。
お硬い上層部なんて似合わねぇさ』
クロム「兄さんらしいな・・・」
32 :名も無き被検体774号+:2013/09/17(火) 21:12:24.28 ID:3rk6BRiCP
勇「で・・・?」
軍人「いや、「で」じゃなくって説明聞いてました?」
勇「ここ数日近くの機械軍に不穏な動きがあって、
あんた達が警戒態勢ってのは分かった。」
それであの物々しい街中の状況だった訳か
勇「俺はまずはここの司令に用があるんだが」
軍人「あいにく本国の方に呼び出されていまして・・・
戻りは3日後になります」
勇「待たせてもらう。」
軍人「そこで提案なのですが・・・」
勇「なんだ?」
軍人「次の作戦に参加してもらえないでしょうか?」
勇「・・・一応出向だからな。了承した」
軍人「それは良かった。先日我々の仲間が一人負傷しまして、
穴が空いてしまっているんです」
勇「その程度ならいくらでも・・・」
軍人「かなり大規模な作戦ですよ。」
作戦の内容を聞かされたのはしばらく後だった
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