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バイトに出逢いなんてある訳ない
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13 :名も無き被検体774号+:2014/01/02(木) 21:18:51.15 ID:8zwbd66A0
新作早いな
主人公の名字なんて読むんだ?
14 :名も無き被検体774号+:2014/01/02(木) 22:16:29.31 ID:SLjRkeEc0
「とわざき」じゃない?
新作早いな
主人公の名字なんて読むんだ?
14 :名も無き被検体774号+:2014/01/02(木) 22:16:29.31 ID:SLjRkeEc0
「とわざき」じゃない?
15 :名も無き被検体774号+:2014/01/02(木) 22:48:12.17 ID:viJ8yMJQP
>>14
おぉ!読めた!
いちおう「とわさき」でお願いします。
31 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 03:10:59.99 ID:ehMcf9xuP
EP3:再会
それは大学での講義が終わった時だった
野茂「なぁ悠人、今回の板書とった?」
こいつは野茂(ノモ)俺の唯一の友人だ
悠人「とっていない。大体覚えたし」
野茂「ぬえぇっ!マジかよ・・・やべー!今回寝てたー!」
悠人「あの教授の試験は講義きいてないと即死だからな」
野茂「煽るなぁ!あ!武田!板書!」
野茂は俺の知らない友人が沢山いる
というより俺に友人が居ない
悠人(今日は帰って洗濯しなきゃなぁ・・・)
友人との絡みも無いので帰宅までに寄り道もない
野茂曰く俺は「ぼっち」らしい
ぞろぞろと講義室を出て行く学生の波に乗って俺も退散する
「あ、ゆーちゃん!」
悠人「ん?(誰だ?俺の小学生時代のアダ名で呼ぶ奴は?)」
舞「やっぱり ゆーちゃんだ!」
目の前に割り込んできたのはバイトの三木さんだ
悠人「同じ学校だったんですね」
舞「それに同じ学科だね!」
32 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 03:17:18.38 ID:ehMcf9xuP
悠人「あの・・・」
舞「なに?」
悠人「アダ名・・・学校ではやめて貰えますか?」
舞「え〜?なんでぇ?」
悠人(ふわふわと掴み所のない人だな)
悠人「恥ずかしいので」
舞「あ、そうか〜。じゃぁ永久崎くんでいい?」
悠人「いいです」
舞「やった〜」
エヘヘと笑う彼女はまるで子供だ
悠人「一人ですか?」
舞「今はね〜」
悠人「そうですか」
舞「ゆーちゃんは?」
悠人「・・・・」
舞「あ、ごめんね!永久崎くんは?」
悠人「見ての通り一人です。」
舞「ふ〜ん、誰か友達は?」
悠人「大学にいる名前を知っている人は教授達か、野茂って友人と あなただけです」
舞「本当に〜?それってぼ・・・ぼ・・・なんだっけ?」
悠人「ぼっち・・・ですか?」
舞「そう!それ〜!」
33 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 03:24:03.71 ID:ehMcf9xuP
悠人「ぼっちって どういう意味なんですか?」
舞「わたしもよくわかんないんだけど、一人でいる人って意味かな?」
悠人「単数形ですか?」
舞「ん?ちょっとまってね」
スマホを取り出して手慣れた動作で何かをしている
舞「え〜とね、孤独な人って意味みたい」
悠人「へぇ・・・(それって悪口なのか?)」
34 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 03:29:34.66 ID:ehMcf9xuP
EP4:パカパカ式
スマホを弄っていた舞が何かを思いついた
舞「あ、そうだ!メアド教えてよ!」
悠人「え」
舞「ほら!バイト仲間だと必要じゃない?」
悠人「なるほど」
ポケットからボロボロの折り畳み式携帯電話を取り出す
舞「ゆーちゃ・・・永久崎くんガラケーなんだ!」
悠人「柄・・・?柄はついていませんけど?」
舞「そうじゃなくって!こう、パカパカする奴!」
悠人「折り畳み式・・・ですか?」
舞「そう!パカパカ式!」
悠人「パカパカ・・・」
散々野茂にも買い換えろと言われていた携帯電話が旧式なのは知っていたが ここまで話題にされるとなんだか惨めだ
悠人「ダサい・・・ですかね?」
舞「そんなこと無いよ!物持ちのいい人はいい彼氏になるんだよ!」
悠人「そうなんですか・・・」
メールアドレスを交換し早速三木さんを登録した
舞「明日は午後でしょ?」
悠人「・・・何がですか?」
舞「シフト。知らない?」
悠人「あー・・・確か午後からでした」
舞「わたしも午後から!頑張ろうね!」
35 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 03:38:23.76 ID:ehMcf9xuP
そう言って舞は歩いて行ってしまった
悠人「パカパカ・・・」
無意味に携帯をパカパカしてみる
悠人(確かにパカパカ式だな)
野茂「悠人・・・み〜た〜ぞ〜」
悠人「どうした?板書は もういいのか?」
野茂「そんなんどぉでもいい!!なんでお前が三木さんとメアド交換してんだよ!!」
悠人「バイトが同じとこなんだ」
野茂「ぬぁー!?そのアドレス俺に回せっ!!」
悠人「個人情報だ。むやみに他人には回せない」
野茂「くっそ〜!!いいなぁ〜!」
表では平然を装っているが内心なぜがワクワクしていた
一体何にワクワクしているのかは明白な筈なのに俺の中で それを認めない自分がいた
37 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2014/01/04(土) 13:03:10.33 ID:Z8DQ1mR+0
続きはよ
38 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 13:10:38.85 ID:SrlYoQm60
きたい
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