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バイトに出逢いなんてある訳ない
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233 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 02:15:11.70 ID:wW3GZvfxP
舞「ごめんね、テレビ買うだけなら近所で済んだのに・・・」
舞の要望で色々と買いたいものがあったらしい
悠人「別にいいよな?」
美里「な、なんで私に聞くのよ〜!」
悠人「勝くんも一緒だしな」
勝「うん!」
ガチャ・・・
舞父「俺は行っちゃだめなのか・・・?」ボソボソッ
舞「来なくていいから!むしろ来ないで!」
舞父「うぅ・・・酷いよな?悠人くん!」
悠人「まぁ・・・」
寂しそうな舞父を見捨てて俺達は駅から電車に乗った
隣町に超大型ショッピングモールがあってそこに行く予定だ
勝「美里ねーちゃん!見て見て!」
美里「わー!速い!」
小学生たちははしゃぎ放題だ
舞「電車ってあまり乗らないからね〜」
悠人「そうだね」
舞「最後に乗ったのは・・・友達と遊びに行った時かな?」
悠人「俺は・・・」
234 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 02:38:28.81 ID:wW3GZvfxP
俺が一番最後に電車に乗ったのは家から飛び出したあの時だ・・・
舞「・・・どうかした?」
悠人「いや、俺もすごい久しぶりだ・・・」
俺の実家は電車でも2時間以上かかるほど遠い
いや、俺が遠くまで逃げたかったんだ
悠人「・・・(やめよう、今日は少なくとも楽しい日にするんだ。そういうことは忘れていよう)」
電車が目的の駅に着いた
舞「流石にこっちは人が多いねぇ」
悠人「はぐれないようにな」
美里「はーい」
勝「大丈夫だよ」
美里「最初はどこ行くの?」
悠人「とりあえずテレビいっていい?」
舞「それがメインだからね」
こうやってでかいショッピングモールにくるの・・・実は初めてだったりするのだが・・・
悠人「って!テレビってこんなにたくさんあるの!?」
明らかに俺の部屋に入らないような奴まである
美里「悠人!これにしたら?」
指差したのは案の定一番でかい奴
悠人「そんなん部屋に入らないし・・・高っ!」
値段も全高も高かった
237 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 17:35:54.34 ID:wW3GZvfxP
結局1万ちょいの一人暮らしサイズを買った
美里「大きい方がいいのに〜」
悠人「そんなに見ないし、でかくなくていいから」
勝「ゲームできるよ!」
悠人「そうだな。今度はゲームでも買うか」
美里「勝の言うことは聞いてくれるんだ・・・」
悠人「いや、一つぐらいいいかなって・・・」
美里「別にいいですよーだ」
勝「美里ねーちゃん、怒らないで」
美里「お、怒ってないし」
テレビを郵送してもらう手筈を済ませ・・・
悠人「あれ?舞さんは?」
勝「あそこ」
勝が指差す先でマッサージチェアーに座る舞
舞「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
マッサージチェアを満喫していた
舞「ゆ"う"ぢゃぁぁぁぁん"ごれがおぉぉぉぉ」
悠人「なんて言った?」
勝「これ買おって」
悠人「いや・・・いらないかな・・・」
238 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 17:43:19.51 ID:wW3GZvfxP
舞「う"ぢゅう"じん"だぞぉぉぉぉ」
勝「僕もやる!」
美里「あ、私も!」
展示品の3台のマッサージチェアが宇宙人だぞぉの大合唱団に占領される
舞、勝、美里「う"ぢゅう"じん"だぞぉぉぉぉ」
悠人「・・・(恥ずかしい・・・)」
野茂「あれ・・・悠人?」
悠人「ん・・・?」
そこには野茂がいた
悠人「こんなところで会うとは思わなかった」
野茂「え・・・まって、今のお前の状況を教えてほしい」
悠人「何がだ?」
野茂「あれとか・・・」
野茂の視線の先には宇宙人だぞぉ一行がいる
悠人「・・・宇宙人なんだってさ」
野茂「・・・あれ三木さんだよな?」
悠人「いや、宇宙人だって・・・」
野茂「その隣の女の子は・・・?」
悠人「隣に住んでる宇宙人・・・」
野茂「その隣の子は?」
悠人「宇宙人の・・・弟・・・」
239 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 17:55:14.30 ID:wW3GZvfxP
誤魔化しきれずに結局全てを説明した
野茂「なんだ、そういうことだったのか」
悠人「いきなりお前が湧いてくるから驚いた」
野茂「俺もさ、さっきまで例の女の子といたんだけどさ・・・」
悠人「愛想尽かされたのか?」
野茂「そうじゃねぇよ」
悠人「なんだ、迷子か。迷子なら店内放送とかで・・・」
野茂「迷子でもねぇって!」
悠人「じゃぁなんだ?」
野茂「いや、なんか急用とかで帰っちゃってさ」
悠人「・・・急用なら仕方ない」
野茂「その急用ってのが気になるんだよなぁ・・・」
舞「あれ?ゆーちゃん、知り合い?」
野茂「ゆーちゃ・・・」
悠人「同じ学科のってか舞さんと同じ学科だよ」
舞「あ、そうだっけ?ごめんね」
野茂「いや、人数多いから・・・野茂 弘樹です」
悠人「お前ひろきなんて名前だったのか」
野茂「おいおい、お前は知ってろよ」
悠人「すまんかった。今覚えた」
>>次のページへ続く
舞「ごめんね、テレビ買うだけなら近所で済んだのに・・・」
舞の要望で色々と買いたいものがあったらしい
悠人「別にいいよな?」
美里「な、なんで私に聞くのよ〜!」
悠人「勝くんも一緒だしな」
勝「うん!」
ガチャ・・・
舞父「俺は行っちゃだめなのか・・・?」ボソボソッ
舞「来なくていいから!むしろ来ないで!」
舞父「うぅ・・・酷いよな?悠人くん!」
悠人「まぁ・・・」
寂しそうな舞父を見捨てて俺達は駅から電車に乗った
隣町に超大型ショッピングモールがあってそこに行く予定だ
勝「美里ねーちゃん!見て見て!」
美里「わー!速い!」
小学生たちははしゃぎ放題だ
舞「電車ってあまり乗らないからね〜」
悠人「そうだね」
舞「最後に乗ったのは・・・友達と遊びに行った時かな?」
悠人「俺は・・・」
234 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 02:38:28.81 ID:wW3GZvfxP
俺が一番最後に電車に乗ったのは家から飛び出したあの時だ・・・
舞「・・・どうかした?」
悠人「いや、俺もすごい久しぶりだ・・・」
俺の実家は電車でも2時間以上かかるほど遠い
いや、俺が遠くまで逃げたかったんだ
悠人「・・・(やめよう、今日は少なくとも楽しい日にするんだ。そういうことは忘れていよう)」
電車が目的の駅に着いた
舞「流石にこっちは人が多いねぇ」
悠人「はぐれないようにな」
美里「はーい」
勝「大丈夫だよ」
美里「最初はどこ行くの?」
悠人「とりあえずテレビいっていい?」
舞「それがメインだからね」
こうやってでかいショッピングモールにくるの・・・実は初めてだったりするのだが・・・
悠人「って!テレビってこんなにたくさんあるの!?」
明らかに俺の部屋に入らないような奴まである
美里「悠人!これにしたら?」
指差したのは案の定一番でかい奴
悠人「そんなん部屋に入らないし・・・高っ!」
値段も全高も高かった
237 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 17:35:54.34 ID:wW3GZvfxP
結局1万ちょいの一人暮らしサイズを買った
美里「大きい方がいいのに〜」
悠人「そんなに見ないし、でかくなくていいから」
勝「ゲームできるよ!」
悠人「そうだな。今度はゲームでも買うか」
美里「勝の言うことは聞いてくれるんだ・・・」
悠人「いや、一つぐらいいいかなって・・・」
美里「別にいいですよーだ」
勝「美里ねーちゃん、怒らないで」
美里「お、怒ってないし」
テレビを郵送してもらう手筈を済ませ・・・
悠人「あれ?舞さんは?」
勝「あそこ」
勝が指差す先でマッサージチェアーに座る舞
舞「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
マッサージチェアを満喫していた
舞「ゆ"う"ぢゃぁぁぁぁん"ごれがおぉぉぉぉ」
悠人「なんて言った?」
勝「これ買おって」
悠人「いや・・・いらないかな・・・」
238 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 17:43:19.51 ID:wW3GZvfxP
舞「う"ぢゅう"じん"だぞぉぉぉぉ」
勝「僕もやる!」
美里「あ、私も!」
展示品の3台のマッサージチェアが宇宙人だぞぉの大合唱団に占領される
舞、勝、美里「う"ぢゅう"じん"だぞぉぉぉぉ」
悠人「・・・(恥ずかしい・・・)」
野茂「あれ・・・悠人?」
悠人「ん・・・?」
そこには野茂がいた
悠人「こんなところで会うとは思わなかった」
野茂「え・・・まって、今のお前の状況を教えてほしい」
悠人「何がだ?」
野茂「あれとか・・・」
野茂の視線の先には宇宙人だぞぉ一行がいる
悠人「・・・宇宙人なんだってさ」
野茂「・・・あれ三木さんだよな?」
悠人「いや、宇宙人だって・・・」
野茂「その隣の女の子は・・・?」
悠人「隣に住んでる宇宙人・・・」
野茂「その隣の子は?」
悠人「宇宙人の・・・弟・・・」
239 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/01(土) 17:55:14.30 ID:wW3GZvfxP
誤魔化しきれずに結局全てを説明した
野茂「なんだ、そういうことだったのか」
悠人「いきなりお前が湧いてくるから驚いた」
野茂「俺もさ、さっきまで例の女の子といたんだけどさ・・・」
悠人「愛想尽かされたのか?」
野茂「そうじゃねぇよ」
悠人「なんだ、迷子か。迷子なら店内放送とかで・・・」
野茂「迷子でもねぇって!」
悠人「じゃぁなんだ?」
野茂「いや、なんか急用とかで帰っちゃってさ」
悠人「・・・急用なら仕方ない」
野茂「その急用ってのが気になるんだよなぁ・・・」
舞「あれ?ゆーちゃん、知り合い?」
野茂「ゆーちゃ・・・」
悠人「同じ学科のってか舞さんと同じ学科だよ」
舞「あ、そうだっけ?ごめんね」
野茂「いや、人数多いから・・・野茂 弘樹です」
悠人「お前ひろきなんて名前だったのか」
野茂「おいおい、お前は知ってろよ」
悠人「すまんかった。今覚えた」
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