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バイトに出逢いなんてある訳ない
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268 :名も無き被検体774号+:2014/02/04(火) 17:27:07.59 ID:VQT0KGPD0
期待


270 :名も無き被検体774号+:2014/02/04(火) 22:01:50.29 ID:i8fzzw+f0
瞑想…



272 :名も無き被検体774号+:2014/02/04(火) 23:25:24.38 ID:hVFNmBvf0
瞑想3時間したら彼女出来るのか


274 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/05(水) 02:11:45.68 ID:psHtNXAiP
悠人「さっぶぅ・・・」

ストーブの前で震える今は午後9:30

悠人「・・・寝るか」

趣味のない一人暮らし野郎は暇で仕方がない

ベッドも冷たくなっている

悠人「これ雪降るぞ・・・絶対」

ベッドに潜り込み意識を超時空の彼方に飛ばす・・・

コンコン・・・

悠人「雪やコンコン・・・?」

コンコン・・・

悠人「ちがう、誰か来たのか」

玄関を開けるとそこには・・・

勝「悠人にーちゃん・・・」

悠人「ま、勝くん!?」

勝「うっ・・・うわぁぁぁぁん」


急に泣き出した


悠人「どうした!?」

勝「ま\"い\"ね\"ーち\"ぁんがぁ・・・!!」

悠人「・・・ケンカか?」

勝「うわぁぁぁぁん!」


ケンカのようだ



275 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/05(水) 02:17:04.00 ID:psHtNXAiP
勝の身体は冷えていた


悠人「ほら、飲みな」


ココアを出してやる

近所のスーパーでたまたま目に入り買ったものだ

よく美里が勝手に作って飲んでいる


勝「・・・」


泣き止んだがまだ何も話してくれていいない


悠人「舞さんとなんでケンカしたんだ?」

勝「舞ねーちゃんトマト食べろって・・・」

悠人(舞さんが確か勝くんは好き嫌いが多いといっていたな・・・)

悠人「それで勝くんは?」

勝「食べたくないって・・・残した」

悠人「ふんふん」

勝「そしたら舞ねーちゃんゲーム禁止って・・・!」

悠人「・・・それは勝くんが悪いと思うな」

勝「悠人にーちゃんは舞ねーちゃんが好きだから味方するんだ!」

悠人「おぉぅ・・・凄いこと言い出すな・・・」



276 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/05(水) 02:23:58.25 ID:psHtNXAiP
悠人「舞さんは確かに好きだけど、勝くんも同じくらい好きだぞ?」

勝「じゃぁ僕の味方もしてよ・・・」

悠人「勝くん、ご飯を作ってくれるのは誰だ?」

勝「・・・舞ねーちゃん」

悠人「そうだろ?じゃぁ舞さんが折角作ってくれた料理を残すことは良い事か?」

勝「・・・悪い」

悠人「なにも舞さんも意地悪でトマトを入れた訳じゃない。勝くんの栄養バランスとかを考えてのメニューなんだ・・・と思う」

勝「でも・・・嫌いなんだもん」

悠人「確かに嫌いなものは仕方ない・・・好きになれってのは無理だもんな」

勝「じゃぁどうすればいいの?」

悠人「頑張って嫌いじゃなくせばいい」

勝「嫌いじゃなくす・・・?」

悠人「好きでもないが嫌いでもない、まぁ普通って事だ」

勝「無理だよそんなの・・・」

悠人「慣れればそんなことないと思うぞ?」

勝「だってトマトはトマトだよ・・・」

悠人「勝くんはトマトなんかに負けるのか?」

勝「・・・え?」



277 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/05(水) 02:30:30.00 ID:psHtNXAiP
悠人「勝くんはトマトを嫌いだと思って食べるから不味く感じるんだ。トマトの何が苦手なんだ?」

勝「・・・ドロドロしたのがあるところ」

悠人「それ以外は?」

勝「・・・好きじゃないけど嫌いでもない」

悠人「食えないのはトマトのドロドロなとこだけだな」

勝「・・・うん」

悠人「じゃぁ舞さんに頼んでそこだけ取ってもらえばいい。それくらいなら舞さんなら許してくれるさ」

勝「・・・残りは食べなきゃダメ?」

悠人「そりゃな。でも嫌いなところのないトマトなんて・・・余裕だろ?」

勝「・・・頑張れば」

悠人「それに慣れたらいつか普通のトマトに挑戦してみな。あっさり克服できると思うぜ?」

勝「・・・わかった。頑張る・・・」

ピンポーン・・・

悠人「舞さんだな」


実はさっきメールがあってここにいると伝えてあったのだ

ちなみにスマートフォンは一晩でそれなりに扱えるようになった

実に便利な端末だ



278 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/05(水) 02:36:24.18 ID:psHtNXAiP
舞「こんな時間に・・・!!勝っ!!」

勝「ご・・・ごめん・・・」

悠人「別にいいよ。それより、勝くん。舞さんに謝った方がいいんじゃない?」

勝「そうだね・・・。ねーちゃん・・・ごめん」

舞「え?あ、うん・・・なんなの?いきなり」


勝が舞にトマトのドロドロ以外なら頑張って食べると宣言した


舞「何があったの?」

悠人「別に、昔俺もトマト苦手だったからさ。母親の受け売りを勝くんに偉そうに吹き込んだだけだよ」

舞「そうなんだ・・・いろいろごめんね」

悠人「別にいいよ。俺も暇だったし」

勝「また来ていい?」

悠人「おう、いつでも逃げてこい」


勝と舞が帰ったらまた部屋が静かになった


悠人「逃げるな・・・とか偉そうなこと言えねーよな・・・」


自分こそ一番逃げてるくせに・・・


悠人「・・・寝る。今度こそ」



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:青春, 胸キュン, ほのぼの,
 


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