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私を抱いた風俗嬢たちの話をしよう2
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187 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:52:56.53 ID:oTuELf8AO
——風俗にはたくさんのお客が来る。それぞれの話に合わせられるよう、広く学ぶ必要があるの。


あかなめはつぶやき風呂に入った。

ちなみにあかなめは体を洗うのがうまい。

ときどき私の体にキスをした。しかし吸い過ぎだ。キスの跡が赤く残った。


風呂に入ると彼女は私の体に寄り添った。硬い。石みたいに硬い。

「SEXって体でするものじゃないの。知ってた?」

「解説を頂こう」

「キスや抱きしめあった圧力は触覚。息遣いや体液の音、体をなめる音は聴覚で。相手の体を視覚で。耳で感じて、肌で感じて、目で感じて。でも一番なのは気持ち」

「!……気持ち」

「見えるけど」

「見えないもの」

あかなめはうなづいて、「引用元:遊戯王」といった。

「どうしたら気持ちよくなれるんだろう。一人だけ気持ち良くなっても意味がないの。二人で組み立てるもの。それが」

——SEX。

「!……二人で組み立てるもの」

私の生涯で今まで考えたことがないものだった。



188 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:55:09.95 ID:oTuELf8AO
——私にはそんな経験がなかった。

思えばヘルスでも自己中心的な思いでヘルス嬢たちのおっぱいをなめまわしていた。

相手が気持よくなかろうとどうだろうと、そんなこと考えもしなかった。

ただ射精する。それだけを私は考えてきた。

ところがどうだろうか、あかなめは。私とあかなめは金でつながれた関係だった。90分。それだけの関係だった。


しかし あかなめは、私に言った。

——SEXは気持ちでする。

思いやり。

慈しみ。

愛おしさ。

一番大切なことはテクニックでも容姿でも、年齢でもない。

気持ち。

見えるけど、見えないもの−−。




189 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:58:41.28 ID:oTuELf8AO
「なんてね。君が私が言ったこと どう考えようと どうでもいいよ。

ただ お金もらってきてもらっている以上、最善を尽くして楽しんでもらいたいだけ。

君が気持よければどうだっていい。

なんで風俗嬢にやってるか話したっけ」


「聞いていない。話すかどうかは君に任せる」


「はじめはお金。

生活費じゃない。遊ぶ金欲しさ。

演技していれば貰えたから楽だった。

だんだんムキになってきた。

夢中になる性格なんだ。

昼間の仕事、工場で技術職なんだけど、と並行して、どうやったらいやらしくキスができるか、腰の動きができるかを考えている。

同僚見ながら どんなプレイが彼は好きなのか考えている。

決して人からほめたたえられる職業なんかじゃない。

いろんな意見があるけど、私はそう思う。

だからこそ私には矜持(きょうじ・誇りのこと)がある。

一人一人満足してもらいたい。特に童貞の君にはそう思う。私には責任がある。

私とのセックルがこれからの君のソープ生活を左右するの」


「だいぶキャラが変わってきたな」


私は指摘した。

彼女は風呂の中で腕を組んで胡坐をかいた。




190 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:01:36.59 ID:oTuELf8AO
「そこなんだよなぁ。どうお客さんを迎えたらいいのかわからない。どんなキャラが一番なのかって。ましてや君、童貞でしょ。私の考えだと童貞君はAVみたいなプレイを期待して来るって思ってるんだよね。初体験どうだった」

私は素直に言った。

「うーむ。一番いい方法がわからない。ごめんね」

「なぜわからないか教えてあげようか」

「女には男の心がわからないっていうんでしょ。水と油なんだね、男女の気持ちって」

「違う。前に進んでいるからわからなくなるんだよ」

「単刀直入に答えをいいなさい」

「あまり考えすぎず、自然に向かうことだ、と思うよ」

「それが一番か」

と あかなめは目をこすった。

「まあ風俗嬢なんかに言われたかないって思うだろうね、こんなこと。でも自分で決めて続けた仕事だから、カッコつけさせて」

「なぜこの話をした」

「こう言ったら君も『偉そうなこといって手を抜いている』って文句が言いやすいでしょ」

どうもあかなめは思い込みが強いみたいだ。

一生懸命な奴は怖い。視野が狭くなってしまっている。

私はとても抗議しにくい。先ほど言った苦情に罪悪を感じた。



——しかし、この一連のやり取り、しぐさを見て、私は決めた。あかなめに童貞を贈ろう。



191 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:03:35.70 ID:oTuELf8AO
いかなることでも道がある。

その道を極めることは全裸でチョモランマを征服するのと同じくらい困難だ。

道を歩くときに出会う、吹雪、寒さもろもろの困難。

それを耐えしのぐのは何か。

——才能か

違う。

——運か。

おしい。

——んじゃなに?

答えよう。



矜持だ。誇りだ。



その道を選んだ己を尊ぶ魂だ。



192 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:07:50.78 ID:oTuELf8AO
むろん迷いはある。

なんでこんなことをしているんだろう、俺は、あたしは。

こんなことに意味はあるのだろうか、俺のやっていることは、あたしのしていることは。

当然だ。人間だもの。

でも思い出せ。

その道を選んだ時、君は、俺は、その時一番最善な道を選んだはずなんだ。

それは偶然よりも必然と表現してもいいかもしれない。

一番の不幸は失敗することでも逃げたことでもない。自分の選択を後悔することだ。

後悔は一種の自己否定を持って私たちのもとにやってくる。

だからこそ、言いたい。

自分のことをとやかくいてくれるのは他人だ。身体的暴力、精神的攻撃、罵声、嫌味などなど。

せめて自分のことくらい、自分の選んだ道くらい○をつけてやってもいいではないだろうか。

確かにどんな時でも強くなければ生きていけない。

しかし、大事な時に他人や自分に優しくなれなかったら生きてる価値はない。

矜持。それは強さと優しさを持った味方なんだ。


−—私は言った。

「貴女に、私の童貞をささげよう」




193 :オー・リー・ツXb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:11:39.89 ID:oTuELf8AO
「もうもらったよ

「違う。あれは奪われたの

じじ

う。ら貴女に贈りたいだ」

「君は本質を見よう君が私を指名したそれだけでもうったなのだよ

!」

を突かれた。

ういかな」、あかなめはのおちんちんた。

る おちんんは大きくていた

気ですなぁ」

と彼女風呂の中で私を仰た。

然だ七日オナニーをしいない。

そして、勃起理由があかに、た。


——二回が始まった。



194 :名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 23:23:52.96 ID:zNlkFHt00
まだ50レス位しか読んでないけど面白すぎるwwwwwww


197 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:20:15.87 ID:g50wNaYPO
風呂の水を一緒に吸い上げているのだろうか、ジュボジュボ音を立ててフェラをしてきた。

「今度はAVみたいな過激プレイをしないでくれ」

「フォイ」

と彼女は答えた。


このフェラは気持ちがよかった。始めからこうしてくれよ。

肉棒を舌でまんべんなくなめる。水の音が官能的だ。


風呂から出た。ベットに横になった。

そこであかなめからSEX講義を受けた。

「体はそらないこと。そった跡が痛い」

「愛撫はゆっくり。そしたら濡れてくるよ」

「指を膣に入れるときはゆっくり。よく濡れてから。湿ってなかっ
たらこうして指を舐めてもらうこと」


私は あかなめの体を背後からまさぐった。

やっぱり体が硬い。でもおっぱいは柔らかい。

膣はちょっとだけ、初めより湿っていた。

「大切にしたい人ができたら、下手でもいい、優しくしてあげて」


——あかなめは複雑な男心を掌握することにたけていた。その時私ですら分かった。でも、いい。あかなめの掌で転がされよう。



198 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:21:48.62 ID:g50wNaYPO
コンドームをあかなめが取りだして私のおちんちんに装着した。

バチン!

「あっ」

「ギョン」


私は正常位で彼女の中に入れた。自分から初めての挿入だ。ちんちんはしぼまなかったが、入れ方がわからない。

あかなめの誘導で、アナル挿入寸前で、膣から彼女の中に私は入った。

腰の動きがうまくいかず何度か抜けた。

「さあ。もういっちょ。バッチコイ」と彼女は誘導した。

彼女の膣は小さかった。きゅうきゅう入って気持ちがいい。

でも抜ける。

「10回ピストンできるまでやり直し」

スパルタだった。




>>次のページへ続く





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