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不気味な場所に迷い込んだ話
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27 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 15:45:08.88 ID:exs5tcAx0
心細いなあ


28 :も無き被検774号+:2012/11/25(日) 15:46:17.34 ID:XzvFwQtP0
みもく、右に曲がそうな道は見かっ

この直進するけにも行か引き返すとうか迷っていたとき

殿ここ!!んだ

が?とナツキ13世は口々に訊ねイチは ただた「ここ!ここ行くと興奮して叫ぶばか

ダイチの指差した道は坂の斜が少しきつなってお、両に枝葉を広が黒々そびえ薄気味悪い気が流れて

んなところに行く気が引け、ここから逆向きに帰ろうにも来こと無い路

田んぼのあぜ道をり坂を上って川沿いの道出て、こからまに引き返れた小学生とって方も無くく思え

皆が立ち尽くす中、「ここ寺にんだな」た2世一人でに向かって歩き出した


29 :名も体774号+:2012/11/25(日) 15:51:03.16 ID:KDh8w63P0
むふむ


30 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 15:53:12.15 ID:XzvFwQtP0
一人が歩き出せば付いていくしかないのが小学生の性

ダイチもすぐ2世を追いかけ、本気で行くのかよと3世が後に続いた

1もどうしようもないので一番後ろを付いていこうとして一度後ろを振り返ると はるか遠くに ちいさくなった小学校の赤い屋根が見えた

上り始めた坂は陽も当たらず ひんやりと湿った空気で背筋の冷えた1は 最後尾にいるのが怖くなり2世の後ろまで走った

左側は坂にはなっているが ほぼ崖のように険しく、右側は下ると水が枯れた小川の跡があった

崖の下に生えている見たこともない草を眺めながら恐る恐る上っていると これまたはじめて見るものが目に入った

道沿いに幾重にも積まれた石だった





31 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 15:54:06.38 ID:lN/iek580
2世かっこいいな


32 :名も無き被774号+:2012/11/25(日) 15:58:18.27 ID:XzvFwQtP0
たい石が何年前から積れてたよに道沿いに置かれてあ

誰も付いたことがなさそこの山道で来 こんなした人がいるのか

稿とだが何故か人したことに思えず、背筋が

はただを見てと坂を上っている

人がこれを見てし綿周りに報告すもなれなかった

かし このまま上ていも気が引け、2世に「もりない?」おっびっく声をたが「もうちょ」と振り向ないまま ずんずん進って

もう余所見をしないよう足元だがら2世のあとに付いていっが ふ度はに積み上げられた石を見った

まれたようでもう心臓が止まりそ


33 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:04:32.24 ID:XzvFwQtP0
「なんだあれ」と後方から3世の声が聞こえた

3世も石を見たらしい

声色からして怯えているようだった

もしかしたら2世も気付いていたのかもしれないが、ただ無言で坂を上っていた

ここまで上っても右側に進めそうな気配は一向に無く、なぜダイチがここだと言い出したのかも分からないまま 2世の進む道を付いていった

手に汗をかき、ただ うつむいて歩いていたところで、2世が急に足を止めた

何も喋る気になれず、2世が何か言うのを皆待っていた

2世はこちらを振り返らないまま、「行き止まりだ」と言った


34 :名被検体774号+:2012/11/25(日) 16:12:58.93 ID:XzvFwQtP0
顔を上げると2世には小さいトンネルがあった

は先が見えなど真っ暗で、じっと湿感じがする黒さだった

びたで中は入いよおり、全体にコケ茂ってガが深緑になりツタが這っている

っと引き返せると内心ほっしたと、生ぬるい風がトンネルか吹き抜ける感じ

配を感じて崖のある前方上を見ると、チラホラと見えていた石が生し数え切れないほ崖の上に積上げられいた

つ一つが人間のうで、れな集団に見下ろさているようでかしな気配と威に耐えられず座にて走りだした

皆いっせいに その積まれた石に気付しく誰かもなくってを下じめ


言で、し全力で坂を駆け下り、2世と3世に追い抜かれながも 自分が一後を走ってはいけないと脅迫念のよう感じ


35 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:21:22.40 ID:XzvFwQtP0
坂を降りきろうとしたところで、なぜか上ってきた先生と鉢合わせになった

後ろには他班の生徒が こちらを覗いており、一気に緊張が解け班員から笑顔がもれた

他の班は すでにお寺にゴールしていたらしく、4班の到着を待っていたところ 遠くの川沿いの道から降りている1達を発見し、そろそろ到着かと思っていたら来ないので 探しに来たらしい



その後 意外とすぐ近くにあったお寺で ほとんど残っていなかったお菓子を食べ 皆で一番大きな道を通って学校に戻った


その間4班の中で特に会話はなく、誰も石のことは言わなかった


お寺では怖くて聞けなかったが学校に戻ったことで少し気が 大きくなりアミを無くしたことを謝るため一人職員室に向かった際、先生に石のことを聞いてみることにした


36 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:26:47.74 ID:exs5tcAx0
ふむふむ


37 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:35:56.42 ID:XzvFwQtP0
先生に石のことを聞こうとする前に「もう ああいうところに行くのはやめなさい」と釘を刺され 結局 聞こうにも聞けない空気のまま終わってしまった

それから積まれた石は自分の中でトップクラスで不気味なものとして君臨していたが

その二年後 中学二年生になり 新しく出来た町内の友人の家を訪ねたとき近隣の田んぼのコンクリートのしきりに同じく積まれた石を発見する

きれいに耕されて稲の実った田んぼが一面に広がっているのに、その間に何気なくある石だけ誰も触れていないように積みあがっているのが恐ろしく

友人に聞くと「昔からずーっとあるけどよくわかんない。絶対触っちゃだめだって言われてる」と頼りない答えしか かえってこなかった

そこの地域は邪魔になるだろうに田んぼのど真ん中に祠があったり

当たり前のように石があちこちに積まれていたりと

自分からすれば かなり不気味な場所だった





38 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:42:03.70 ID:XzvFwQtP0
何のために積まれているのか、崖の上に積みまくったのは誰なのか 真相は謎のまま今に至ります

こんなのの理由を知ってる人とか、自分の地元にもあったっていう人がいたら教えてほしい



ちなみに小学生が遊んでいた ぺんぺん草ですが、葉っぱを ちぎれるかちぎれないかくらいまで全部裂いてまわすと しゃしゃしゃしゃとしょうもなく音が鳴ります

でんでん太鼓みたいな要領です、たしか あれもぺんぺん草の太鼓って呼ばれてたような

田舎住みならやったよね


39 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:45:57.22 ID:P2YMuVT/0
>>38
謎やね。

うちも随分田舎だけど、そういう感じのものは無いなあ

ぺんぺん草は もちろんやってたよ!!


40 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:46:11.55 ID:zUUg6Vu/O
>>38
賽の河原の石積みみたいのじゃないの?

子供が事故にあった場所とか


41 :も無き検体774号+:2012/11/25(日) 16:46:40.66 ID:KDh8w63P0
石っていうのは結構大きなもなの?


43 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 17:04:08.70 ID:exs5tcAx0
触れない方がいい石積だったのか

ぺんぺん草ありがとうごさいます。

自分はやったこと無いけど言われれば あああれかとイメージできます。


44 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 17:10:33.42 ID:XzvFwQtP0
石は一番大きくて顔くらい、普通は手のひらサイズくらいですかね

上のほうに行くとほんと小石みたいなのも積まれてたと思います


まさに賽の河原のイメージですが、子供関連なんでしょうかね

ダイチにはなぜあそこに行くと言い出したのか聞けずじまいでした


ぺんぺん草のほかにもホトケノザの蜜吸ったりとかそういえば いろいろしました

干上がった池の石でチョークみたいに絵が描けたりとか


たった今思い出しましたが 小学校か中学校での宿泊学習先が幽霊が出ることで有名な場所で クラスメイトが何人も夜中に幽霊を目撃した事件がありました

それもいずれ暇なとき書こうと思います


45 :名も無被検体774号+:2012/11/25(日) 17:25:38.59 ID:exs5tcAx0
>>44
スレ出会えれば

>>1さんの思楽し

乙でした

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1353819565/




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